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第一章 はじまりの物語
第17話 ロッシのことか〜
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トントントン
「アレックスです。」
「入りなさい。」
僕は扉を開けると、大きく豪華なデスクに向かい執務を行なっているギルド長が立ち上がって、僕を迎えてくれた。
「座りたまえ。」
「はい。」
皮張りのソファーに促されると、僕はソファーに座り、ギルド長も反対側のソファーに座った。
パンパン
ギルト長が手を叩くと、メイド服を着た女性が入ってきて、お茶を入れて出て行った。
「アレックス君おめでとう。詳細は、警備隊と、アリシア様よりお聞きしている。冒険者ギルドセイレーン支部長は、基本的に、Cランク以上の冒険者の資格を持つ、セイレーン公爵家ゆかりの者がつくことになっており、私はセイレーン公爵家のいわゆる寄子だ。子爵家の当主であるが、子爵家の3男として冒険者を15年勤めた後、ギルド支部長になり、兄達が子をなさずに他界したため、私が子爵となった。君の家もセイレーン公爵家の寄子筋に当たるから、将来ギルド長をお願いするかもしれんな。」
「子爵、今日はその話を?」
「いや、私の立場、セイレーン公爵家の意向を汲んでいまの地位にいることを理解した上できいてくれ。まずは、」
そう言うと、赤く丸いスイッチがついた黒い箱を机に置いて、スイッチを押した。そうすると、ブーンと音が鳴り出した。
「これは、盗聴防止の魔導具だ。ロッシ君のことを含め、いくつか伝えないといけないことがある。聞いてくれて。」
「はい。」
「はじめに話さないといけないが、情けない話だが、君達が捉えた3人が逃げた。」
「あの3人が、警備隊に渡したはずでは?」
「そうだ、冒険者ギルドには落ち度はないが、警備隊の牢屋が破られたんだ。」
「破られたんですか。」
「そう、セイレーン警備隊本部の牢屋が襲われ、3人が逃亡した。本部では死人は出なかったものの、10人以上が治療院に入院している。全員黒ずくめで、顔も隠しており、犯人は分からなかった。とのことだ。」
「こんなことってよくあるんですか?」
子爵が、髭を蓄えた顎に手を置き、一瞬考えた仕草を見せた。
「実はな、初めてでは無いんじゃ。」
「初めてでない?」
「公式に発表してないが、ブラックタイガー絡みで、何度かあった。ブラックタイガーの構成員が捕まると必ずこんなことが起きてるわけでは無いから、ブラックタイガーが主犯かどうかもわからない。全員尾行することも無理だしな。次にロッシの事だが、今回のことも踏まえ、公爵家での預かりとなった。」
「口止め料ですか?」
「そう怒るな、日に500ゴールド、入院費だけで、高価なポーションや、いくらかかるかわからん。また、特例としてロッシ君の宿舎は、そのままで良い。君も自分の宿舎整理で忙しいだろうし。」
「そうですね。わかりました。」
「よろしい。最後にだが、お主がクラン長代理となるアクアだが、今週中に承認が降りる。アリア様た、スノーさんの手続きはもう終わっているから、あとは君の分だけだ。まあ二人は書類1枚で、君だけ200枚程度あるがな、白き薔薇団のアリシア様から、盟約申請があり、君達4人についてクランが出来るまでの所属と、クラン設立の全面サポートも合わせて申し出てくれた。あそこは、事務官が何人もいるから相談しながら、書類を作ると良い。」
「ありがとうございます。どこで盟約って、提携では?」
「あぁ、盟約は提携の一種で、提携では、親役がフィーを貰い、税務等を代行したり、販路の提供等をしてくれるが、盟約はフィーも取らない代わりに、役割分担するんだが、役割は全て白き薔薇団となっている。何があったんだ?」
「いや、わかりませんが、アリア様とアリシア様のご関係では?」
「そうか。手続きは、受付で準備している書類を受け取って行ってくれ。」
「わかりました、ありがとうございました。」
そう言って、部屋を出て行った。受付で書類を受け取り、宿舎に戻った。宿舎は、後2日で出ないといけない。整理しつつ、アクアの拠点探しがどうなっているか気になってきた。
トントントン
「何でしょう?」
「アリアです。」
「アリア様、どうぞ。」
そう言うと、アリア様とスノーさんが入ってきた。
「あー。」
スノーさんが、僕の机の上の書類の束を見て、可哀想な人を見る目になった。
「アリア様、如何されましたか?」
「スノーさん。」
「はい。アレックスさん。これを。」
そう言うと、スノーさんが、5つの鍵と、紙を渡してくれた。
「この鍵は、右からアクアの拠点、セイレーンの拠点、セイレーンの拠点のアレックス君の執務室の鍵、アクアの拠点、セイレーンの拠点の門の鍵です。アクアとセイレーンの宿舎の鍵、執務室の鍵は、セイレーンの拠点のアレックス君の部屋の金庫に入れてあります。各拠点で働くメイドさんを二人づつ雇っていますので、その人の経歴と、各拠点の地図、図面は、この紙の束を見てください。セイレーンのメイドさん達は明日から来る予定です。」
「はい、ありがとうございます。」
「では、私達は次がありますので、明後日の昼に一度、白き薔薇団のセイレーン拠点に行きますので、それまでに、アリシア様のところに協力してもらって書類を出来るところまでやっておいて下さい。」
「はい。」
「では。」
そう言うと、2人はバタバタ出て行った。忙しいんだろうな。僕は、荷物をまとめて、部屋の鍵を受付に返し、拠点に向かった。拠点は、白き薔薇団の2つ隣の建物で、大規模クランと言ってもおかしく無い大きさだった。門から建物までのスロープも30メール位あり、貴族の邸宅の様だった。
僕は、門を鍵を使って開けて入ると、急に鋭い殺気を感じた。
「誰だ。」
そう叫ぶと、4人の人影が現れた。
「あーん。アレックスか?」
「何故、サリークスさん達、牢屋を抜けて逃げたと聞きましたが、」
「丁度いいや、お前も倒してやるよ。」
「お前も・・・、誰を狙っているんだ。」
「お前の仲間だよ。」
僕は仲間を殺される恐怖から大声で叫んだ。
「ロッシのことか~」
その場を静寂が支配した。後ろにいる黒マントの男の上にクエッションマークが回転している様に見える。小声で、低い声でサリークスさんに
「誰?」
「いや、アレックス、あの小僧で、俺たちを捕まえた奴なんですけど、そいつの仲間で、キャリオットが腕を切った奴です。」
「はぁ、で、お前達あんな餓鬼にやられたの、マジか?」
「すいませんね。餓鬼にやられて。」
4人の会話が終わり、
「違うわ。お前がここに来ることが予定外だったのに、何故ロッシを狙わにゃならない。」
「そうか~くそ~」
「そうだよ、お前の仲間」
「スノーさんのことか~」
「は?」
その場をまた、静寂が支配した。後ろにいる黒マントの男の上にクエッションマークが回転している様に見える。小声で、低い声でサリークスさんに
「誰?」
「すみません。知らないです。」
「俺も知りません。」
「おりもです。」
「知らんか。」
4人の会話が終わり、
「誰だよ。スノーって。」
「我が、クランのクラン長だ。」
「クラン長、そんな小さなクラン知らん。」
「何!じゃ誰だよ。」
「だから、この館の」
「そうか、クソソソのことか~」
「だ・か・ら、メイドのクソソソさんじゃない!」
って、サリークスさんが大声で怒鳴った。
「えっ、何でメイドのクソソソさんを知っているの・・・。」
「えっいやー。」
「何でかな~」
「うううう」
「どうしてかな~」
僕が詰めると、サリークスさんは怒りだし
「えーい、、面倒くさい。冥土の土産に教えてやろう。クソソソは、我らが手の者だ」
「それで、情報を取って、アリア様を」
「アリアが狙いだと、分かっていたのか。」
「そうでしょう。そりゃ。」
「俺たちを馬鹿にしやがって、ぜってえ殺す。」
そう言って、サリークスさん達は剣を抜いた。
「アレックスです。」
「入りなさい。」
僕は扉を開けると、大きく豪華なデスクに向かい執務を行なっているギルド長が立ち上がって、僕を迎えてくれた。
「座りたまえ。」
「はい。」
皮張りのソファーに促されると、僕はソファーに座り、ギルド長も反対側のソファーに座った。
パンパン
ギルト長が手を叩くと、メイド服を着た女性が入ってきて、お茶を入れて出て行った。
「アレックス君おめでとう。詳細は、警備隊と、アリシア様よりお聞きしている。冒険者ギルドセイレーン支部長は、基本的に、Cランク以上の冒険者の資格を持つ、セイレーン公爵家ゆかりの者がつくことになっており、私はセイレーン公爵家のいわゆる寄子だ。子爵家の当主であるが、子爵家の3男として冒険者を15年勤めた後、ギルド支部長になり、兄達が子をなさずに他界したため、私が子爵となった。君の家もセイレーン公爵家の寄子筋に当たるから、将来ギルド長をお願いするかもしれんな。」
「子爵、今日はその話を?」
「いや、私の立場、セイレーン公爵家の意向を汲んでいまの地位にいることを理解した上できいてくれ。まずは、」
そう言うと、赤く丸いスイッチがついた黒い箱を机に置いて、スイッチを押した。そうすると、ブーンと音が鳴り出した。
「これは、盗聴防止の魔導具だ。ロッシ君のことを含め、いくつか伝えないといけないことがある。聞いてくれて。」
「はい。」
「はじめに話さないといけないが、情けない話だが、君達が捉えた3人が逃げた。」
「あの3人が、警備隊に渡したはずでは?」
「そうだ、冒険者ギルドには落ち度はないが、警備隊の牢屋が破られたんだ。」
「破られたんですか。」
「そう、セイレーン警備隊本部の牢屋が襲われ、3人が逃亡した。本部では死人は出なかったものの、10人以上が治療院に入院している。全員黒ずくめで、顔も隠しており、犯人は分からなかった。とのことだ。」
「こんなことってよくあるんですか?」
子爵が、髭を蓄えた顎に手を置き、一瞬考えた仕草を見せた。
「実はな、初めてでは無いんじゃ。」
「初めてでない?」
「公式に発表してないが、ブラックタイガー絡みで、何度かあった。ブラックタイガーの構成員が捕まると必ずこんなことが起きてるわけでは無いから、ブラックタイガーが主犯かどうかもわからない。全員尾行することも無理だしな。次にロッシの事だが、今回のことも踏まえ、公爵家での預かりとなった。」
「口止め料ですか?」
「そう怒るな、日に500ゴールド、入院費だけで、高価なポーションや、いくらかかるかわからん。また、特例としてロッシ君の宿舎は、そのままで良い。君も自分の宿舎整理で忙しいだろうし。」
「そうですね。わかりました。」
「よろしい。最後にだが、お主がクラン長代理となるアクアだが、今週中に承認が降りる。アリア様た、スノーさんの手続きはもう終わっているから、あとは君の分だけだ。まあ二人は書類1枚で、君だけ200枚程度あるがな、白き薔薇団のアリシア様から、盟約申請があり、君達4人についてクランが出来るまでの所属と、クラン設立の全面サポートも合わせて申し出てくれた。あそこは、事務官が何人もいるから相談しながら、書類を作ると良い。」
「ありがとうございます。どこで盟約って、提携では?」
「あぁ、盟約は提携の一種で、提携では、親役がフィーを貰い、税務等を代行したり、販路の提供等をしてくれるが、盟約はフィーも取らない代わりに、役割分担するんだが、役割は全て白き薔薇団となっている。何があったんだ?」
「いや、わかりませんが、アリア様とアリシア様のご関係では?」
「そうか。手続きは、受付で準備している書類を受け取って行ってくれ。」
「わかりました、ありがとうございました。」
そう言って、部屋を出て行った。受付で書類を受け取り、宿舎に戻った。宿舎は、後2日で出ないといけない。整理しつつ、アクアの拠点探しがどうなっているか気になってきた。
トントントン
「何でしょう?」
「アリアです。」
「アリア様、どうぞ。」
そう言うと、アリア様とスノーさんが入ってきた。
「あー。」
スノーさんが、僕の机の上の書類の束を見て、可哀想な人を見る目になった。
「アリア様、如何されましたか?」
「スノーさん。」
「はい。アレックスさん。これを。」
そう言うと、スノーさんが、5つの鍵と、紙を渡してくれた。
「この鍵は、右からアクアの拠点、セイレーンの拠点、セイレーンの拠点のアレックス君の執務室の鍵、アクアの拠点、セイレーンの拠点の門の鍵です。アクアとセイレーンの宿舎の鍵、執務室の鍵は、セイレーンの拠点のアレックス君の部屋の金庫に入れてあります。各拠点で働くメイドさんを二人づつ雇っていますので、その人の経歴と、各拠点の地図、図面は、この紙の束を見てください。セイレーンのメイドさん達は明日から来る予定です。」
「はい、ありがとうございます。」
「では、私達は次がありますので、明後日の昼に一度、白き薔薇団のセイレーン拠点に行きますので、それまでに、アリシア様のところに協力してもらって書類を出来るところまでやっておいて下さい。」
「はい。」
「では。」
そう言うと、2人はバタバタ出て行った。忙しいんだろうな。僕は、荷物をまとめて、部屋の鍵を受付に返し、拠点に向かった。拠点は、白き薔薇団の2つ隣の建物で、大規模クランと言ってもおかしく無い大きさだった。門から建物までのスロープも30メール位あり、貴族の邸宅の様だった。
僕は、門を鍵を使って開けて入ると、急に鋭い殺気を感じた。
「誰だ。」
そう叫ぶと、4人の人影が現れた。
「あーん。アレックスか?」
「何故、サリークスさん達、牢屋を抜けて逃げたと聞きましたが、」
「丁度いいや、お前も倒してやるよ。」
「お前も・・・、誰を狙っているんだ。」
「お前の仲間だよ。」
僕は仲間を殺される恐怖から大声で叫んだ。
「ロッシのことか~」
その場を静寂が支配した。後ろにいる黒マントの男の上にクエッションマークが回転している様に見える。小声で、低い声でサリークスさんに
「誰?」
「いや、アレックス、あの小僧で、俺たちを捕まえた奴なんですけど、そいつの仲間で、キャリオットが腕を切った奴です。」
「はぁ、で、お前達あんな餓鬼にやられたの、マジか?」
「すいませんね。餓鬼にやられて。」
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「違うわ。お前がここに来ることが予定外だったのに、何故ロッシを狙わにゃならない。」
「そうか~くそ~」
「そうだよ、お前の仲間」
「スノーさんのことか~」
「は?」
その場をまた、静寂が支配した。後ろにいる黒マントの男の上にクエッションマークが回転している様に見える。小声で、低い声でサリークスさんに
「誰?」
「すみません。知らないです。」
「俺も知りません。」
「おりもです。」
「知らんか。」
4人の会話が終わり、
「誰だよ。スノーって。」
「我が、クランのクラン長だ。」
「クラン長、そんな小さなクラン知らん。」
「何!じゃ誰だよ。」
「だから、この館の」
「そうか、クソソソのことか~」
「だ・か・ら、メイドのクソソソさんじゃない!」
って、サリークスさんが大声で怒鳴った。
「えっ、何でメイドのクソソソさんを知っているの・・・。」
「えっいやー。」
「何でかな~」
「うううう」
「どうしてかな~」
僕が詰めると、サリークスさんは怒りだし
「えーい、、面倒くさい。冥土の土産に教えてやろう。クソソソは、我らが手の者だ」
「それで、情報を取って、アリア様を」
「アリアが狙いだと、分かっていたのか。」
「そうでしょう。そりゃ。」
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そう言って、サリークスさん達は剣を抜いた。
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