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幼女編
第5話 修行開始
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「ジェシカ、お夕飯よ」
ジェシーお姉ちゃんが起こしに来た。
「ふぁー。おはようございます。」
ちょっと寝て、神聖魔法や、鑑定板を使った疲れはすっかり取れた。
ステータスにマジックポイントみたいなものは無いが、魔力が決まっており、基本的に成長しない。成長するのは魔恵とよばれる魔法、事象に対する知識、理解度と、魔錬と呼ばれる魔法回路に魔力をどれだけスムーズに流せるかの度合、この二つと魔力で一回の実際の魔法の強さが決まる。その上で、何度も何度も魔法を使い魔法回路自身を鍛えることにより、回路の強度が高まり、魔法を打てる回数、無茶できる度合いが変わってくる。私は、魔錬が低く、魔法回路の強度も弱い。これを鍛えるには無茶をするしかない。私は、加護の力で、やばい時には、自動的に発動し、魔法回路が一気に強化される。そうすると、鍛えられないので、やばくなる直前までをやり続けるしかない。
「お姉ちゃん。お夕飯食べたら鑑定の続きしようね。鑑定板を鍛えて鍛えて鍛えないとね・・・。」
「ジェシカちゃんやる気ね。」
「ええ、しっかり鍛えて、皆の生活を楽にしないとね・・。」
「そうね。それと、彫り物作りも勉強しないとね・・・。」
「はーい。頑張ります。」
「いい返事ね。よしよし」
私はお姉ちゃんに頭をナデナデされなてから、ダイニングに行った。この歳?で頭ナデナデも悪くないものだ。
ダイニングに降りて行くと、お父さん達も席に着いていた。
「ジェシカちゅわーん。聞いたよ。グランデ様の加護に神具だって。これはお父さん、ジェシカちゅわーんのこと、お嫁に出せないよ~。」
「あなた、何を言ってるの?ジェシカには、貴族や王族に囲われない様に気をつけて守らないと。何せ鑑定板を持ってるだけでも、もんすごい価値があるのに、グランデ様の加護なんて、適当な理由をつけられて、すぐに囲われるわよ。」
「えっ、私王子様や貴族様に囲われちゃうの?お姫様??」
「ジェシカ、そんなもんじゃないわよ。良い様に使われて飼い殺しよ。」
「いやん」
「だから、そうならない為に、明日から修行よ。捕まらず、何かあっても逃げられる様に。」
「えー。逃げるの。」
「逃げるの。逃げてる間に、お母さん達がなんとかするから。」
「どうやって?」
「それは、大人になってから教えてあげる。」
私とお母さんのやりとりをみんなは眺めているだけだった。
「さて、ご飯にしますか。その前に、ジェシカは、明日からお母さんに訓練を受ける。これは兄妹みんなで受けようか?えーとお母さんの仕事を考えると、朝4時起きね。「「「えー。」」」良いわね。「「「はい。」」」」
仕切り出したお姉ちゃんの凄みに、みんな従わざるを得ない。
「ハーバードもよ。」
「へ?」
こんな時のお姉ちゃんには、ハーバードお兄ちゃんも、従わざるを得ない。
「それと、ジェシカは、神像作りと、鑑定を毎日ね。鑑定魔法より鑑定板の方が効率的だから、お父さんの仕入れについて行ってね。お母さんの訓練の後でね。それからお勉強も始めないとね。アイル毎日見てあげてね。貴方のお勉強になるから。あと、ダイアンは、鍛冶の師匠を早く見つけること。みんなわかった。」
「「「「「はーい。」」」」」
お母さんは苦笑し、お父さんを含めたみんなはお姉ちゃんに従った。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
チュンチュン
小鳥か鳴き始めまだ太陽が顔を出さない、薄暗い朝。
「次、素振り縦200回」
「「「「「ハイ。」」」」」
私達5人は、お母さんの言う通り、丁寧にフォームを気をつけながら、木刀を振っている。
「ジェシカちゃん。もう少し上まで上げようね。」
「ハイ。」
「ダイアンは、重り追加。」
「ハイ。」
「ハーバード、素早さを意識しすぎて剣先が乱れている。」
「ハイ。」
お母さんの指導を受けながら、しんどいながらもみんなで剣を振り続ける。
「ハイ。辞め。次は5分瞑想。胡座を組んで、目を瞑って魔力を感じてね。」
「ジェシカ。魔力をを巡らすの。心静かにして、感じなさい。」
魔力を感じろって、そもそも魔力ってなんじゃい。普通、3歳児が魔法使ったり、魔力を弄ったりしない。それは、単純に、難しいから。時間をかけてゆっくりやっていくもので、間違っても3歳で使い熟すものではない。
「ジェシカ。ちょっと手を繋いで。」
「はい。」
私が手を繋ぐと、お母さんの手から暖かいものが感じられた。
「これが、純粋な魔力よ。しっかり感じて覚えるの。いい。すこーしづつ目を瞑って、手の魔力を感じて~。」
手にしっかりと、魔力を感じられた。これは、神聖魔法を使った時に感じた感じとは異なる、吸い取られる感のない、ただ純粋な暖かさだ。
「手を離すわよ~、今感じた感じを続けて~。」
私は、先程の感覚を頑張って維持した。その暖かな塊は、フラフラ揺れていて、今にも消えそうな感じだが、少しづつ、すこーしづつ大きくなっていった。そして、すこーしづつ安定していく、
「やった。」
と、思った瞬間、シューっとその塊が、手の上から消えていった。
「惜しい。ジェシカもう少しよ。初めてでここまで出来るなんて、ジェシカ天才じゃないかしら。」
「本当に魔力を動かしてた。俺は6歳までできなかったのに。」
「ダイアン兄さんが遅いだけですよ。僕は4歳ですよ。」
「どちらにしても、ジェシカより遅いじゃん。」
「何おー。」
アイルお兄ちゃんが、ダイアンお兄ちゃんに取っ組み掛かっている、いつもの兄弟喧嘩だ。
「こら~。」
お姉ちゃんの鉄拳制裁が即座に飛んび、2人は吹き飛んでいく。
「あらあら。喧嘩くらいしてもいいのに。ちゃんと戦えなければ、しごくけどね。」
お母さんの笑顔が怖い。
「それはそうと、ジェシカ天才じゃないか?属性魔法を訓練の内容に入れたらいいんじゃないか?」
「じゃ、ハーバード、貴方が教えてあげなさい。そろそろ私は仕事に行くから。教えるのも勉強よ。」
「はい。」
ハーバードお兄ちゃんに魔法を教わることが決まった。今日から、うちの裏の庭で毎日朝から、お母さんの武術の訓練と、ハーバードお兄ちゃんの魔法の訓練が日課になった。
ちなみに、ハーバードお兄ちゃんの魔法の訓練には、お姉ちゃんやお兄ちゃん達も一緒に受ける事になり、お兄ちゃん達が喧嘩し、お姉ちゃんが鉄拳制裁するのも日課になっている。
ジェシーお姉ちゃんが起こしに来た。
「ふぁー。おはようございます。」
ちょっと寝て、神聖魔法や、鑑定板を使った疲れはすっかり取れた。
ステータスにマジックポイントみたいなものは無いが、魔力が決まっており、基本的に成長しない。成長するのは魔恵とよばれる魔法、事象に対する知識、理解度と、魔錬と呼ばれる魔法回路に魔力をどれだけスムーズに流せるかの度合、この二つと魔力で一回の実際の魔法の強さが決まる。その上で、何度も何度も魔法を使い魔法回路自身を鍛えることにより、回路の強度が高まり、魔法を打てる回数、無茶できる度合いが変わってくる。私は、魔錬が低く、魔法回路の強度も弱い。これを鍛えるには無茶をするしかない。私は、加護の力で、やばい時には、自動的に発動し、魔法回路が一気に強化される。そうすると、鍛えられないので、やばくなる直前までをやり続けるしかない。
「お姉ちゃん。お夕飯食べたら鑑定の続きしようね。鑑定板を鍛えて鍛えて鍛えないとね・・・。」
「ジェシカちゃんやる気ね。」
「ええ、しっかり鍛えて、皆の生活を楽にしないとね・・。」
「そうね。それと、彫り物作りも勉強しないとね・・・。」
「はーい。頑張ります。」
「いい返事ね。よしよし」
私はお姉ちゃんに頭をナデナデされなてから、ダイニングに行った。この歳?で頭ナデナデも悪くないものだ。
ダイニングに降りて行くと、お父さん達も席に着いていた。
「ジェシカちゅわーん。聞いたよ。グランデ様の加護に神具だって。これはお父さん、ジェシカちゅわーんのこと、お嫁に出せないよ~。」
「あなた、何を言ってるの?ジェシカには、貴族や王族に囲われない様に気をつけて守らないと。何せ鑑定板を持ってるだけでも、もんすごい価値があるのに、グランデ様の加護なんて、適当な理由をつけられて、すぐに囲われるわよ。」
「えっ、私王子様や貴族様に囲われちゃうの?お姫様??」
「ジェシカ、そんなもんじゃないわよ。良い様に使われて飼い殺しよ。」
「いやん」
「だから、そうならない為に、明日から修行よ。捕まらず、何かあっても逃げられる様に。」
「えー。逃げるの。」
「逃げるの。逃げてる間に、お母さん達がなんとかするから。」
「どうやって?」
「それは、大人になってから教えてあげる。」
私とお母さんのやりとりをみんなは眺めているだけだった。
「さて、ご飯にしますか。その前に、ジェシカは、明日からお母さんに訓練を受ける。これは兄妹みんなで受けようか?えーとお母さんの仕事を考えると、朝4時起きね。「「「えー。」」」良いわね。「「「はい。」」」」
仕切り出したお姉ちゃんの凄みに、みんな従わざるを得ない。
「ハーバードもよ。」
「へ?」
こんな時のお姉ちゃんには、ハーバードお兄ちゃんも、従わざるを得ない。
「それと、ジェシカは、神像作りと、鑑定を毎日ね。鑑定魔法より鑑定板の方が効率的だから、お父さんの仕入れについて行ってね。お母さんの訓練の後でね。それからお勉強も始めないとね。アイル毎日見てあげてね。貴方のお勉強になるから。あと、ダイアンは、鍛冶の師匠を早く見つけること。みんなわかった。」
「「「「「はーい。」」」」」
お母さんは苦笑し、お父さんを含めたみんなはお姉ちゃんに従った。
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チュンチュン
小鳥か鳴き始めまだ太陽が顔を出さない、薄暗い朝。
「次、素振り縦200回」
「「「「「ハイ。」」」」」
私達5人は、お母さんの言う通り、丁寧にフォームを気をつけながら、木刀を振っている。
「ジェシカちゃん。もう少し上まで上げようね。」
「ハイ。」
「ダイアンは、重り追加。」
「ハイ。」
「ハーバード、素早さを意識しすぎて剣先が乱れている。」
「ハイ。」
お母さんの指導を受けながら、しんどいながらもみんなで剣を振り続ける。
「ハイ。辞め。次は5分瞑想。胡座を組んで、目を瞑って魔力を感じてね。」
「ジェシカ。魔力をを巡らすの。心静かにして、感じなさい。」
魔力を感じろって、そもそも魔力ってなんじゃい。普通、3歳児が魔法使ったり、魔力を弄ったりしない。それは、単純に、難しいから。時間をかけてゆっくりやっていくもので、間違っても3歳で使い熟すものではない。
「ジェシカ。ちょっと手を繋いで。」
「はい。」
私が手を繋ぐと、お母さんの手から暖かいものが感じられた。
「これが、純粋な魔力よ。しっかり感じて覚えるの。いい。すこーしづつ目を瞑って、手の魔力を感じて~。」
手にしっかりと、魔力を感じられた。これは、神聖魔法を使った時に感じた感じとは異なる、吸い取られる感のない、ただ純粋な暖かさだ。
「手を離すわよ~、今感じた感じを続けて~。」
私は、先程の感覚を頑張って維持した。その暖かな塊は、フラフラ揺れていて、今にも消えそうな感じだが、少しづつ、すこーしづつ大きくなっていった。そして、すこーしづつ安定していく、
「やった。」
と、思った瞬間、シューっとその塊が、手の上から消えていった。
「惜しい。ジェシカもう少しよ。初めてでここまで出来るなんて、ジェシカ天才じゃないかしら。」
「本当に魔力を動かしてた。俺は6歳までできなかったのに。」
「ダイアン兄さんが遅いだけですよ。僕は4歳ですよ。」
「どちらにしても、ジェシカより遅いじゃん。」
「何おー。」
アイルお兄ちゃんが、ダイアンお兄ちゃんに取っ組み掛かっている、いつもの兄弟喧嘩だ。
「こら~。」
お姉ちゃんの鉄拳制裁が即座に飛んび、2人は吹き飛んでいく。
「あらあら。喧嘩くらいしてもいいのに。ちゃんと戦えなければ、しごくけどね。」
お母さんの笑顔が怖い。
「それはそうと、ジェシカ天才じゃないか?属性魔法を訓練の内容に入れたらいいんじゃないか?」
「じゃ、ハーバード、貴方が教えてあげなさい。そろそろ私は仕事に行くから。教えるのも勉強よ。」
「はい。」
ハーバードお兄ちゃんに魔法を教わることが決まった。今日から、うちの裏の庭で毎日朝から、お母さんの武術の訓練と、ハーバードお兄ちゃんの魔法の訓練が日課になった。
ちなみに、ハーバードお兄ちゃんの魔法の訓練には、お姉ちゃんやお兄ちゃん達も一緒に受ける事になり、お兄ちゃん達が喧嘩し、お姉ちゃんが鉄拳制裁するのも日課になっている。
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