16 / 32
16
しおりを挟む
スマホを眺めながら、真由美は迷っていた。杉山涼成との話を、どう愛実に伝えたらいいのか……
あなたを見込んで話した。誰に話そうと話すまいとあなたに一任します、そう真由美に言った杉山の表情は穏やかだった。
真由美が知った事実の中にスクープと言えるものも含まれる。これは誰にも言えないと思った。真由美とて会社人だ。自社に多大な利益を生み出してくれる杉山の作家生命を脅かすなんてできない。だいたい、真由美は学術書を編纂する部門だ。作家のスクープなんか欲しくもない。
それよりも、と真由美は思う。わたしは愛実と懐海のことで杉山に会いに行った。二人に関係のないこと……実際には充分関係するのだけれど、直接ではないとして、そのあたりは無視しよう、そう真由美は決めた。
それにしても、と真由美は思う。あれほどの思いを杉山から寄せられる由紀恵という女性に会ってみたいと思った。羨ましいと感じていた。
恋をしたことがないわけじゃない。結婚を考えた相手だっていた。けれど結局仕事を取った。結婚したからと言って仕事を辞める必要などないはずだけど、真由美の恋の相手はなぜか皆、真由美の仕事に理解を示さなかった。そして一様に子どもを欲しがった。
真由美の瞳に涙が滲む。わたしだって本心は子どもが欲しい。でも、わたしには子宮がない。
生理不順に悩まされ、やっとその理由が判った時、筋腫は子宮ごと取らなければ日常生活に支障をきたすほどになっていた。
そのころ付き合っていた男はそれを知って『女じゃなくなったってこと?』と、真由美の傷に塩を塗り込むような言葉を吐いた。それ以後、どんなに好きになった男にも不妊の事実を告白できず、結婚の話が出れば別れを選んだ。
愛実が妊娠し、相手の男とは別れたと聞いた時、真由美は少なからず自分の、男全体に向ける恨みのようなものを愛実のお腹の子の父親に感じた。
なんとしてでも愛実の赤ちゃんを守りたい。自分には叶えようもないこと、だけど愛実には叶えて欲しかった。
愛実と仕事のやり取りはすべてインターネットで済ませていた。時折、外で食事をすることはあったが、愛実の家に行ったことはない。真由美は愛実が同棲していたとは思いつけなかった。
子どもの父親のことを愛実は一切打ち明けてくれなかった。年齢も職業もどこで知り合ったのかも。隠さなくてはならない相手だと言うことしか真由美には判らない。
だから余計に真由美は男に腹が立った。すべてを愛実に背負わせて、自分の身は守る。許せなかった。
慰謝料や養育費を請求するべきと真由美は息巻いたが、愛実には全くその気がない。本人は動かない、相手が誰かも判らない。そんな状態で、真由美にできることはなかった
生まれたばかりの赤ちゃんを真由美が見たのは懐海が初めてだった。嬉しそうな愛実が、ナツミを見て『パパにそっくり』と幸せそうに言った時、真由美は男を責めることを断念した。別れてもなお、愛実はその男を愛していると思い知らされた。
そんなに好きなのに、なんで別れを飲んだのだろう。そう思った時、自分も同じなのかもしれないと思った。子どもを産めないことを言い出せず、別れた相手を思い出した。幸せでいて欲しい……それは愛実も同じなんだ。
だが、杉山涼成が愛実を探していると知った時、真由美の考えが変わる。ナツミの父親が杉山なのだとしたら、愛実が身を引く理由が判らなかった。
独身の成功者、それが女を妊娠させて知らんふりをするなんて許せないと思った。まだ妻帯者のほうが納得できる。独身ならば愛実を隠す必要がない。遊んで捨てたとしか思えない。
まして杉山は恋愛小説を売る作家だ。そりゃあ、自分の作品のイメージ通りに生きている作家なんて、そうそういるものじゃないだろう。けれど、愛実とのことは完全な裏切りなんじゃないのか?
杉山は愛実のことを『行方不明になった知り合いの娘』と触れ込んでいたが、怪しいもんだと思った。どちらにしても、愛実に連絡しよう。あなたを探している人がいる――
杉山との関係を尋ねると、愛実は無関係を装った。『装った』のだと真由美は思った。だけど、愛実の言葉を嘘だと言い切る確証がない。思い違いなのかしら、そう思い始める真由美に愛実が迂闊な言葉を口走った。少なくとも父親じゃない――
父親じゃないけれど、無関係ではない。そういうことだ、ならばどう関係する? そう考えた時、杉山について、もう一つ耳にしたことを思い出す。
単なる噂だけどね、と真由美に教えてくれた人は言っていた。大野懐空は杉山涼成の隠し子なんじゃないかって言われてるよ――
どこに嵌めていいか判らなかったピースが、ストンと嵌ったと思った。ナツミの父親は大野懐空だ。
だとしたらすべて辻褄が合う。愛実がナツミを妊娠した時、大野は大学を卒業したばかりで、しかも作家デビューが決まっていた。若くて爽やかなルックスも武器にできると出版社は考えたかもしれない。そうなると年上の女の存在は邪魔にされるだろう。実際にはそんな売り方はされなかったけれど、大野のルックスの良さを持てはやす向きはあった。
学生時代に付き合っていた愛実が邪魔になり、あるいは年齢差を理由に捨てた。将来が見通せるようになれば、もっと若い女のほうが自分にはあうのではないかと思っても不思議ではない。しかも妊娠し、出産を望んでいる。父親になるなんて荷が重いと逃げだした。年齢を考えれば、余計にそう思える――真由美は確信するが、それを愛実が否定した。
彼はナツミのことを知らないの――愛実は妊娠を告げずに大野のもとを離れたと言った。
その事実に真由美は混乱する。愛実は別れてから妊娠に気づいたのだろうか? いやそうじゃない。好きで好きで仕方がないと、愛実が泣いた。だから、道の先に光が見え始めた彼の重荷になりたくなかったんだ、と思った。
あぁ。やっぱりわたしと同じ。子どもが産めないことを一言も相談せずに別れたわたしと同じ。気持ちは判る。判るけれど――
でも、でも、でも! このままで本当にいいのだろうか?
あみ、あなたにはナツミちゃんがいる。だけど大野懐空はナツミちゃんの父親なんだよ? ナツミちゃんから父親を取り上げていいの?
大野懐空に事実を突きつけたいと真由美は思った。愛実のために。ナツミちゃんのために。その結果、大野が逃げるなら、それこそ養育費を分捕ってやる。DNA鑑定でも何でもして、親子関係を証明してでも!
そう思ってまずは杉山に会うことにした。杉山が愛実を探していると言うことは、愛実と大野の関係を知っているからだと思った。あるいは大野に頼まれたのかもしれない。探していると言う事実が、真相につながる糸口になるだろう。
杉山が大野の父だと言うことに関して、愛実は何も知らないと言っていた。でもあの感触は、愛実もそうなんじゃないかと疑っているのだと真由美は思った。
けれど、そんな不確実なことはこの際 置いておき、愛実の娘が大野の子だと言うことを杉山にぶつけてみようと思った。杉山が愛実を探す理由、そして大野が愛実をどうしようと思っているのか、そのあたりが判ればいいと思った。
伝手を頼って杉山のメールアドレスを入手し、『樋口愛実の件で会いたい』とメールを送った。すぐに返信が来て、自宅でなら会うと言ってきた。自宅でなら秘密の会話が外に漏れない。
杉山は真由美が驚く話をしてくれた。そして大野懐空を責めるのは間違っていると真由美は思った。理由を告げずに姿を消した愛実を、大野は今も待っている――愛実は大野のもとに帰るべきだと思った。
失踪の理由が判らないから探せない。探せばますます遠ざかる。だからじっと待つしかない。いつ帰ってきてもいいように、あるいは愛実が帰ろうと思える自分になるように、大野はその日を生きている、杉山はそう言った。
帰らない理由がないと思った。愛実自身、大野を恋しく思っている。あとは、愛実が自分を許せるかどうか、だと思った。自分は大野の傍にいていいのだと、愛実が思えるかどうかだ。
杉山は愛実が安心して大野のもとに帰ることができるようお膳立てしたいと言った。そのための企て――杉山の企てを陰ながら助けるには、わたしはあみにどこまで話せばいい? 真由美は宙を見つめる。
あみ、あなたは本当に幸せなのね。羨ましいほどよ……
ふぅ……と深く息を吐き、時計を見る。二十一時半だ。ナツミちゃんはもう寝ただろう。そろそろ愛実に電話しよう。
スマホで、登録された愛実の番号を選びながら、そういえば杉山に一つ伝え忘れていたことがあったと思い出す。でも、今更いいか。噂なんてどうでもいい。噂も憶測もなんの役にも立たない。人の心を惑わすことはできても、真実のように人の心を動かすことなんかできない。『大野懐空が先生の隠し子なんじゃないかって噂になってますよ』なんて言ったら、杉山が嫌な思いをするだけだろう。
呼び出し音が聞こえ始め、すぐに愛実が電話に出た。
「あみ? わたしよ、真由美」
さて、どこから話そうか……真由美は愛実の顔を思い浮かべた。
あなたを見込んで話した。誰に話そうと話すまいとあなたに一任します、そう真由美に言った杉山の表情は穏やかだった。
真由美が知った事実の中にスクープと言えるものも含まれる。これは誰にも言えないと思った。真由美とて会社人だ。自社に多大な利益を生み出してくれる杉山の作家生命を脅かすなんてできない。だいたい、真由美は学術書を編纂する部門だ。作家のスクープなんか欲しくもない。
それよりも、と真由美は思う。わたしは愛実と懐海のことで杉山に会いに行った。二人に関係のないこと……実際には充分関係するのだけれど、直接ではないとして、そのあたりは無視しよう、そう真由美は決めた。
それにしても、と真由美は思う。あれほどの思いを杉山から寄せられる由紀恵という女性に会ってみたいと思った。羨ましいと感じていた。
恋をしたことがないわけじゃない。結婚を考えた相手だっていた。けれど結局仕事を取った。結婚したからと言って仕事を辞める必要などないはずだけど、真由美の恋の相手はなぜか皆、真由美の仕事に理解を示さなかった。そして一様に子どもを欲しがった。
真由美の瞳に涙が滲む。わたしだって本心は子どもが欲しい。でも、わたしには子宮がない。
生理不順に悩まされ、やっとその理由が判った時、筋腫は子宮ごと取らなければ日常生活に支障をきたすほどになっていた。
そのころ付き合っていた男はそれを知って『女じゃなくなったってこと?』と、真由美の傷に塩を塗り込むような言葉を吐いた。それ以後、どんなに好きになった男にも不妊の事実を告白できず、結婚の話が出れば別れを選んだ。
愛実が妊娠し、相手の男とは別れたと聞いた時、真由美は少なからず自分の、男全体に向ける恨みのようなものを愛実のお腹の子の父親に感じた。
なんとしてでも愛実の赤ちゃんを守りたい。自分には叶えようもないこと、だけど愛実には叶えて欲しかった。
愛実と仕事のやり取りはすべてインターネットで済ませていた。時折、外で食事をすることはあったが、愛実の家に行ったことはない。真由美は愛実が同棲していたとは思いつけなかった。
子どもの父親のことを愛実は一切打ち明けてくれなかった。年齢も職業もどこで知り合ったのかも。隠さなくてはならない相手だと言うことしか真由美には判らない。
だから余計に真由美は男に腹が立った。すべてを愛実に背負わせて、自分の身は守る。許せなかった。
慰謝料や養育費を請求するべきと真由美は息巻いたが、愛実には全くその気がない。本人は動かない、相手が誰かも判らない。そんな状態で、真由美にできることはなかった
生まれたばかりの赤ちゃんを真由美が見たのは懐海が初めてだった。嬉しそうな愛実が、ナツミを見て『パパにそっくり』と幸せそうに言った時、真由美は男を責めることを断念した。別れてもなお、愛実はその男を愛していると思い知らされた。
そんなに好きなのに、なんで別れを飲んだのだろう。そう思った時、自分も同じなのかもしれないと思った。子どもを産めないことを言い出せず、別れた相手を思い出した。幸せでいて欲しい……それは愛実も同じなんだ。
だが、杉山涼成が愛実を探していると知った時、真由美の考えが変わる。ナツミの父親が杉山なのだとしたら、愛実が身を引く理由が判らなかった。
独身の成功者、それが女を妊娠させて知らんふりをするなんて許せないと思った。まだ妻帯者のほうが納得できる。独身ならば愛実を隠す必要がない。遊んで捨てたとしか思えない。
まして杉山は恋愛小説を売る作家だ。そりゃあ、自分の作品のイメージ通りに生きている作家なんて、そうそういるものじゃないだろう。けれど、愛実とのことは完全な裏切りなんじゃないのか?
杉山は愛実のことを『行方不明になった知り合いの娘』と触れ込んでいたが、怪しいもんだと思った。どちらにしても、愛実に連絡しよう。あなたを探している人がいる――
杉山との関係を尋ねると、愛実は無関係を装った。『装った』のだと真由美は思った。だけど、愛実の言葉を嘘だと言い切る確証がない。思い違いなのかしら、そう思い始める真由美に愛実が迂闊な言葉を口走った。少なくとも父親じゃない――
父親じゃないけれど、無関係ではない。そういうことだ、ならばどう関係する? そう考えた時、杉山について、もう一つ耳にしたことを思い出す。
単なる噂だけどね、と真由美に教えてくれた人は言っていた。大野懐空は杉山涼成の隠し子なんじゃないかって言われてるよ――
どこに嵌めていいか判らなかったピースが、ストンと嵌ったと思った。ナツミの父親は大野懐空だ。
だとしたらすべて辻褄が合う。愛実がナツミを妊娠した時、大野は大学を卒業したばかりで、しかも作家デビューが決まっていた。若くて爽やかなルックスも武器にできると出版社は考えたかもしれない。そうなると年上の女の存在は邪魔にされるだろう。実際にはそんな売り方はされなかったけれど、大野のルックスの良さを持てはやす向きはあった。
学生時代に付き合っていた愛実が邪魔になり、あるいは年齢差を理由に捨てた。将来が見通せるようになれば、もっと若い女のほうが自分にはあうのではないかと思っても不思議ではない。しかも妊娠し、出産を望んでいる。父親になるなんて荷が重いと逃げだした。年齢を考えれば、余計にそう思える――真由美は確信するが、それを愛実が否定した。
彼はナツミのことを知らないの――愛実は妊娠を告げずに大野のもとを離れたと言った。
その事実に真由美は混乱する。愛実は別れてから妊娠に気づいたのだろうか? いやそうじゃない。好きで好きで仕方がないと、愛実が泣いた。だから、道の先に光が見え始めた彼の重荷になりたくなかったんだ、と思った。
あぁ。やっぱりわたしと同じ。子どもが産めないことを一言も相談せずに別れたわたしと同じ。気持ちは判る。判るけれど――
でも、でも、でも! このままで本当にいいのだろうか?
あみ、あなたにはナツミちゃんがいる。だけど大野懐空はナツミちゃんの父親なんだよ? ナツミちゃんから父親を取り上げていいの?
大野懐空に事実を突きつけたいと真由美は思った。愛実のために。ナツミちゃんのために。その結果、大野が逃げるなら、それこそ養育費を分捕ってやる。DNA鑑定でも何でもして、親子関係を証明してでも!
そう思ってまずは杉山に会うことにした。杉山が愛実を探していると言うことは、愛実と大野の関係を知っているからだと思った。あるいは大野に頼まれたのかもしれない。探していると言う事実が、真相につながる糸口になるだろう。
杉山が大野の父だと言うことに関して、愛実は何も知らないと言っていた。でもあの感触は、愛実もそうなんじゃないかと疑っているのだと真由美は思った。
けれど、そんな不確実なことはこの際 置いておき、愛実の娘が大野の子だと言うことを杉山にぶつけてみようと思った。杉山が愛実を探す理由、そして大野が愛実をどうしようと思っているのか、そのあたりが判ればいいと思った。
伝手を頼って杉山のメールアドレスを入手し、『樋口愛実の件で会いたい』とメールを送った。すぐに返信が来て、自宅でなら会うと言ってきた。自宅でなら秘密の会話が外に漏れない。
杉山は真由美が驚く話をしてくれた。そして大野懐空を責めるのは間違っていると真由美は思った。理由を告げずに姿を消した愛実を、大野は今も待っている――愛実は大野のもとに帰るべきだと思った。
失踪の理由が判らないから探せない。探せばますます遠ざかる。だからじっと待つしかない。いつ帰ってきてもいいように、あるいは愛実が帰ろうと思える自分になるように、大野はその日を生きている、杉山はそう言った。
帰らない理由がないと思った。愛実自身、大野を恋しく思っている。あとは、愛実が自分を許せるかどうか、だと思った。自分は大野の傍にいていいのだと、愛実が思えるかどうかだ。
杉山は愛実が安心して大野のもとに帰ることができるようお膳立てしたいと言った。そのための企て――杉山の企てを陰ながら助けるには、わたしはあみにどこまで話せばいい? 真由美は宙を見つめる。
あみ、あなたは本当に幸せなのね。羨ましいほどよ……
ふぅ……と深く息を吐き、時計を見る。二十一時半だ。ナツミちゃんはもう寝ただろう。そろそろ愛実に電話しよう。
スマホで、登録された愛実の番号を選びながら、そういえば杉山に一つ伝え忘れていたことがあったと思い出す。でも、今更いいか。噂なんてどうでもいい。噂も憶測もなんの役にも立たない。人の心を惑わすことはできても、真実のように人の心を動かすことなんかできない。『大野懐空が先生の隠し子なんじゃないかって噂になってますよ』なんて言ったら、杉山が嫌な思いをするだけだろう。
呼び出し音が聞こえ始め、すぐに愛実が電話に出た。
「あみ? わたしよ、真由美」
さて、どこから話そうか……真由美は愛実の顔を思い浮かべた。
10
あなたにおすすめの小説
愛人を選んだ夫を捨てたら、元婚約者の公爵に捕まりました
由香
恋愛
伯爵夫人リュシエンヌは、夫が公然と愛人を囲う結婚生活を送っていた。
尽くしても感謝されず、妻としての役割だけを求められる日々。
けれど彼女は、泣きわめくことも縋ることもなく、静かに離婚を選ぶ。
そうして“捨てられた妻”になったはずの彼女の前に現れたのは、かつて婚約していた元婚約者――冷静沈着で有能な公爵セドリックだった。
再会とともに始まるのは、彼女の価値を正しく理解し、決して手放さない男による溺愛の日々。
一方、彼女を失った元夫は、妻が担っていたすべてを失い、社会的にも転落していく。
“尽くすだけの妻”から、“選ばれ、守られる女性”へ。
静かに離婚しただけなのに、
なぜか元婚約者の公爵に捕まりました。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
サンスクミ〜学園のアイドルと偶然同じバイト先になったら俺を3度も振った美少女までついてきた〜
野谷 海
恋愛
「俺、やっぱり君が好きだ! 付き合って欲しい!」
「ごめんね青嶋くん……やっぱり青嶋くんとは付き合えない……」
この3度目の告白にも敗れ、青嶋将は大好きな小浦舞への想いを胸の内へとしまい込んで前に進む。
半年ほど経ち、彼らは何の因果か同じクラスになっていた。
別のクラスでも仲の良かった去年とは違い、距離が近くなったにも関わらず2人が会話をする事はない。
そんな折、将がアルバイトする焼鳥屋に入ってきた新人が同じ学校の同級生で、さらには舞の親友だった。
学校とアルバイト先を巻き込んでもつれる彼らの奇妙な三角関係ははたしてーー
⭐︎第3部より毎週月・木・土曜日の朝7時に最新話を投稿します。
⭐︎もしも気に入って頂けたら、ぜひブックマークやいいね、コメントなど頂けるととても励みになります。
※表紙絵、挿絵はAI作成です。
※この作品はフィクションであり、作中に登場する人物、団体等は全て架空です。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)
【完結】男の後輩に告白されたオレと、様子のおかしくなった幼なじみの話
須宮りんこ
BL
【あらすじ】
高校三年生の椿叶太には女子からモテまくりの幼なじみ・五十嵐青がいる。
二人は顔を合わせば絡む仲ではあるものの、叶太にとって青は生意気な幼なじみでしかない。
そんなある日、叶太は北村という一つ下の後輩・北村から告白される。
青いわく友達目線で見ても北村はいい奴らしい。しかも青とは違い、素直で礼儀正しい北村に叶太は好感を持つ。北村の希望もあって、まずは普通の先輩後輩として付き合いをはじめることに。
けれど叶太が北村に告白されたことを知った青の様子が、その日からおかしくなって――?
※本編完結済み。後日談連載中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる