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第5章 真実。そして真意。
5-2 興奮 ®️
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イェスルのガウンとマントを纏めて脱がせ、胸に顔を埋める。舌先で乳首に小さな円を描き、もう片方の乳首をきつく摘む。……舌は優しく、指は激しく。
「……うっ、うっ」
次第に漏れ始めるイェスル声。舌を胸から首筋そして耳へと滑らせた後、数度耳を甘噛みする。漏れ続ける声を塞ぐように唇を合わせ唾液を移す。イェスルの体を返し背中に舌を這わせる。後ろから回した腕。両手で両方の乳首を弄る。
「……うっ、うっ。はぁ」
「寝所へ」
乳首を弄りながら寝所へイェスルを押し倒す。その時。きっと寝ている間に用意してあっただろう香油が目に入った。……イェスルを俯せに伏せたまま香油を指先に絡ませる。何度もイェスルにされた事を今はやり返す。
「あ、あん」
もしアールズが聞いたら良い啼き声だと言うだろう。もう一度香油を絡めた指をイェスルの尻に捻じ入れる。
「あ、あ、あん」
漏れる声に自分の物が膨れ上がっていくのが分かった。二本目の指を捻じ入れる。
「あっ、あーん!」
イェスルの声が一段と大きくなる。……香油を器ごと手にイェスルの尻に流す。そして膨れ上がった物を一気に差し入れる。
「あーーー!」
絶叫に近い声に気持ちが昂ってきていた。イェスルの声に誘われた興奮。次第に息が荒くなっていく。……イェスルを悦ばせるためじゃない。ただ欲望のままに激しく腰を動かす。だけどこれじゃダメだ。これじゃイェスルの精は吸い尽くせない。……体勢を変える。イェスルに差したまま仰向けになる。
「あー、あん。あん。あー」
手を伸ばしたイェスルの物も硬く熱く膨れ上がっている。戻れないなら突き進むしかない。だけど今は未来を見る必要なんてない。ただ欲望のままに。そう獣のようにただ盛るだけでいい。……掌にたっぷり香油を流し、イェスルの膨れ上がった物を激しく扱く。
「……ゔっ、ゔっ」
声にならないイェスルの声に終わりが見えていた。柔らかくなったイェスルに包まれ限界が近付く。
「……イェスルさんの中に俺の精をぶち撒くよ。だからイェスルさんも一緒に……」
言い切る前に終わりが来ていた。だけどそれはイェスルも同じだった。ビクビクッと体が跳ね、手の内が放たれたイェスルの液で満たされた。
「……イェスルの精は放たれたようだな」
「……えっ?」
アールズの声が頭の後ろで響いた。一体アールズはいつからいたんだろう。気付かなかった。いや、気付けなかった。イェスルとの行為に没頭しすぎてアールズの存在なんて、その気配すら感じる事が出来なかった。
「……アールズ様。ご覧の通りです」
「そのようだな。……ハヤットの手にお前の精が吸い取られたのは分かったが。お前は悦びを与えられたのか?」
「はい。私の体は悦びの悲鳴を上げておりましたよ」
上に乗ったままだったイェスルが体から下り、右肩のすぐ横で正座をした。すると頭の方に居ただろうアールズが左肩のすぐ横で尻を付け胡座をかいた。……二人に挟まれ急に恥ずかしさが込み上げてきた。
どんな顔をしてアールズを見ればいいのか分からない。首を右に回す。穏やかに笑うイェスル。その顔に恥ずかしさが増し、逸らすように首を左に回す。だけどそこにも穏やかに笑う顔があった。
「……アールズ様。お願いがあります」
「何だ?」
「ハヤット様に口付けする事をお許しください」
「イェスル。それはお前の意思なんだな」
「はい」
「許してやるが俺を交えてだ」
唇にイェスルの唇が近付き舌で口を開かれる。反対側からアールズの舌が伸びてくる。何も言えずただ二人の舌を受け入れる。三人の熱が合わさっていくように思え体の力が抜けていく。だけど支えて欲しくて伸ばした腕は、自然とアールズの首に回っていた。……分かっている。それは愛しているのはアールズだと言う裏付け。そして愛なんてなくても交われると言う裏付けだ。
「……うっ、うっ」
次第に漏れ始めるイェスル声。舌を胸から首筋そして耳へと滑らせた後、数度耳を甘噛みする。漏れ続ける声を塞ぐように唇を合わせ唾液を移す。イェスルの体を返し背中に舌を這わせる。後ろから回した腕。両手で両方の乳首を弄る。
「……うっ、うっ。はぁ」
「寝所へ」
乳首を弄りながら寝所へイェスルを押し倒す。その時。きっと寝ている間に用意してあっただろう香油が目に入った。……イェスルを俯せに伏せたまま香油を指先に絡ませる。何度もイェスルにされた事を今はやり返す。
「あ、あん」
もしアールズが聞いたら良い啼き声だと言うだろう。もう一度香油を絡めた指をイェスルの尻に捻じ入れる。
「あ、あ、あん」
漏れる声に自分の物が膨れ上がっていくのが分かった。二本目の指を捻じ入れる。
「あっ、あーん!」
イェスルの声が一段と大きくなる。……香油を器ごと手にイェスルの尻に流す。そして膨れ上がった物を一気に差し入れる。
「あーーー!」
絶叫に近い声に気持ちが昂ってきていた。イェスルの声に誘われた興奮。次第に息が荒くなっていく。……イェスルを悦ばせるためじゃない。ただ欲望のままに激しく腰を動かす。だけどこれじゃダメだ。これじゃイェスルの精は吸い尽くせない。……体勢を変える。イェスルに差したまま仰向けになる。
「あー、あん。あん。あー」
手を伸ばしたイェスルの物も硬く熱く膨れ上がっている。戻れないなら突き進むしかない。だけど今は未来を見る必要なんてない。ただ欲望のままに。そう獣のようにただ盛るだけでいい。……掌にたっぷり香油を流し、イェスルの膨れ上がった物を激しく扱く。
「……ゔっ、ゔっ」
声にならないイェスルの声に終わりが見えていた。柔らかくなったイェスルに包まれ限界が近付く。
「……イェスルさんの中に俺の精をぶち撒くよ。だからイェスルさんも一緒に……」
言い切る前に終わりが来ていた。だけどそれはイェスルも同じだった。ビクビクッと体が跳ね、手の内が放たれたイェスルの液で満たされた。
「……イェスルの精は放たれたようだな」
「……えっ?」
アールズの声が頭の後ろで響いた。一体アールズはいつからいたんだろう。気付かなかった。いや、気付けなかった。イェスルとの行為に没頭しすぎてアールズの存在なんて、その気配すら感じる事が出来なかった。
「……アールズ様。ご覧の通りです」
「そのようだな。……ハヤットの手にお前の精が吸い取られたのは分かったが。お前は悦びを与えられたのか?」
「はい。私の体は悦びの悲鳴を上げておりましたよ」
上に乗ったままだったイェスルが体から下り、右肩のすぐ横で正座をした。すると頭の方に居ただろうアールズが左肩のすぐ横で尻を付け胡座をかいた。……二人に挟まれ急に恥ずかしさが込み上げてきた。
どんな顔をしてアールズを見ればいいのか分からない。首を右に回す。穏やかに笑うイェスル。その顔に恥ずかしさが増し、逸らすように首を左に回す。だけどそこにも穏やかに笑う顔があった。
「……アールズ様。お願いがあります」
「何だ?」
「ハヤット様に口付けする事をお許しください」
「イェスル。それはお前の意思なんだな」
「はい」
「許してやるが俺を交えてだ」
唇にイェスルの唇が近付き舌で口を開かれる。反対側からアールズの舌が伸びてくる。何も言えずただ二人の舌を受け入れる。三人の熱が合わさっていくように思え体の力が抜けていく。だけど支えて欲しくて伸ばした腕は、自然とアールズの首に回っていた。……分かっている。それは愛しているのはアールズだと言う裏付け。そして愛なんてなくても交われると言う裏付けだ。
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