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追憶
報酬
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ぎんたたちはアーサット王国へ向かうべくケンホースをしばらく走らせていく
「にゃ!見えて来たにゃ!」
前方に見えたアーサット王国の影に気づいたぎんた
「あっ本当ですね!」
ぎんたの後ろに掴まっているエメレッタが応える
「ずいぶん長く調査していた気がするにゃね・・・」
「そうですねぇ・・・色々ありましたからねぇ」
2人は疑心の森での苦労を振り返る
「・・・にゃ!まぁもう、終わった事だし良いにゃ!」
「それもそうですね!」
だんだんとアーサット王国が近づいてくるころでエメレッタは気づく
「あっそういえば、グラム大臣が戻る時は通常門ではなく貴族専用門から入国するようにいってましたね!」
「にゃ?そうだったかにゃ分かったにゃ!」
話を聞いていたケンホースは通常門ではない方へと方向転換をして無事入り口へ到着する
通常門と違い厳重な警備がされていて見た目も大きく異なる
「ありがとう助かったにゃ!」
ケンホースは「ヒヒィ~ン!」と返事をし入り口の手前で精霊界に返った
その後、引き続き徒歩で貴族専用門まで向かうぎんたとエメレッタ
「うわぁ・・・凄いですね!」
エメレッタは貴族専用門の豪華さに目を奪われる
「そうにゃね!さすが貴族専用門にゃ!」
貴族専用門の柱には特殊な文字が刻まれていてそこを通るには予め許可を得た者か王族の血を引く者しか通ることが出来ないようになっている
「じゃ行くにゃ!」
ぎんたはエメレッタと一緒にゆっくりと門を潜る
許可を得た証として柱がポォッと淡い光を放ち、2人は一歩一歩ゆっくりと進んでいく
「おぉ・・・凄い神秘的ですね!!」
「そうにゃね・・・」
特殊な文字がぎっしり壁中に刻まれた門の中を進んでいく
しばらく歩くと先には光が漏れていて目的地が近づいている事が分かる
「フゥ・・・やっと着いたにゃ」
「そうですね・・・あっぎんたさん!あそこに誰かいますよ?」
貴族専用門を抜けた先は王城直通の道となっていてそこにはグラム大臣の使者が2人を出迎えていた
「お待ちしておりました。」
深々と一礼をした使者は2人を案内する
「にゃ何度か来た場所と言っても貴族専用門から入るとにゃんだか新鮮だにゃ」
目を輝かせわくわくするぎんた
「そ、そうですね!私も新鮮でちょっと緊張しますね」
案内役に先頭を任せて後をついて行く2人は道中、見た事のない道に心躍らせながらも付いて行く
少し歩くと見覚えのある扉へと案内役は立ち止まった
「お待たせいたしました。室内でアーサット王様が間もなくいらっしゃると思います。先に中へとお入り下さいませ。」
「分かったにゃ!」
「案内ありがとうございます。」
2人の返答を確認した案内役は一礼をし、扉の左右に待機した護衛がゆっくりと丁寧に扉を開く
ガコンッギィッと音を立てて謁見の間は開かれる
開いた先の赤い絨毯の先には既にグラム大臣が待機をし、待っていたようで2人を目で確認すると頷いて招き入れた
それを見たぎんたとエメレッタは焦らずゆっくりとグラム大臣の一歩後ろまで進み玉座の方へ向き跪く
近くに居た側近が3人の様子を見て口を開く
「アーサット王が間もなく来られる!皆そのまま待機するよう!」
その言葉を耳にしたグラム大臣と2人は跪ついたまま軽く頭を下げ返答した
少し経つと玉座の後方から扉が開く音がし、中から護衛を2人連れた王が現れて玉座へと座った
「ふぅ・・・皆よ、少しばかりか待たせてしまったようだな。許せ。」と言い終えたゆっくり瞬きをした
「それでは、2人からご報告がございます。」
グラム大臣の言葉でぎんたとエメレッタは疑心の森で起きた事の顛末を報告した
「・・・うむ、此度の疑心の森での出来事はその蛇が原因で現在は瘴気も消え元の森に戻った・・・との事だな?」
「はい。間違いありません。」
アーサット王の確認にエメレッタが答える
「・・・そうか。改めて礼を言う。ぎんた、エメレッタ共にご苦労だったありがとう。」
「は、はいにゃ!」
「いえ、私たちは依頼をこなしただけです!」
「うむ、そうか。・・・では旅に支障のない報酬を2人に授けよう。」
アーサット王は右手を挙げ側近に合図を送る
側近は予め用意をしていた箱を一人一人に受け渡す
ぎんたは受け取った箱をパカッと開けて中身を確認した
「にゃ?これは・・・?」
「我がラピス=ラット家の王印を施したメダルだ。何かと役に立つだろう」
「ありがとうにゃ!」
「して、どのくらい滞在する?」
「そうにゃねー。ぎんたたちはラクシス様を探す旅をしてるから今夜休んだから行くかにゃ?」
「・・・そうか。分かった。」
アーサット王は左手で顎を少し触り思慮した後、答えを出す
「では、旧フリード帝国に向かうと良い。」
「え?あっはい。承知致しました。」
「分かったにゃ!」
「うむ、詳細は部下に聞くが良い。」
アーサット王は部下に目線を送り指示を出し、部下は頭を下げて準備の為に席を外す
「・・・では、ラクシス様に会える事を心より祈っておる。達者でな!」
「はい!ありがとうございます。では失礼します。」
2人はグラム大臣を残して部下から詳細を聞くため、席を外した
「にゃ!見えて来たにゃ!」
前方に見えたアーサット王国の影に気づいたぎんた
「あっ本当ですね!」
ぎんたの後ろに掴まっているエメレッタが応える
「ずいぶん長く調査していた気がするにゃね・・・」
「そうですねぇ・・・色々ありましたからねぇ」
2人は疑心の森での苦労を振り返る
「・・・にゃ!まぁもう、終わった事だし良いにゃ!」
「それもそうですね!」
だんだんとアーサット王国が近づいてくるころでエメレッタは気づく
「あっそういえば、グラム大臣が戻る時は通常門ではなく貴族専用門から入国するようにいってましたね!」
「にゃ?そうだったかにゃ分かったにゃ!」
話を聞いていたケンホースは通常門ではない方へと方向転換をして無事入り口へ到着する
通常門と違い厳重な警備がされていて見た目も大きく異なる
「ありがとう助かったにゃ!」
ケンホースは「ヒヒィ~ン!」と返事をし入り口の手前で精霊界に返った
その後、引き続き徒歩で貴族専用門まで向かうぎんたとエメレッタ
「うわぁ・・・凄いですね!」
エメレッタは貴族専用門の豪華さに目を奪われる
「そうにゃね!さすが貴族専用門にゃ!」
貴族専用門の柱には特殊な文字が刻まれていてそこを通るには予め許可を得た者か王族の血を引く者しか通ることが出来ないようになっている
「じゃ行くにゃ!」
ぎんたはエメレッタと一緒にゆっくりと門を潜る
許可を得た証として柱がポォッと淡い光を放ち、2人は一歩一歩ゆっくりと進んでいく
「おぉ・・・凄い神秘的ですね!!」
「そうにゃね・・・」
特殊な文字がぎっしり壁中に刻まれた門の中を進んでいく
しばらく歩くと先には光が漏れていて目的地が近づいている事が分かる
「フゥ・・・やっと着いたにゃ」
「そうですね・・・あっぎんたさん!あそこに誰かいますよ?」
貴族専用門を抜けた先は王城直通の道となっていてそこにはグラム大臣の使者が2人を出迎えていた
「お待ちしておりました。」
深々と一礼をした使者は2人を案内する
「にゃ何度か来た場所と言っても貴族専用門から入るとにゃんだか新鮮だにゃ」
目を輝かせわくわくするぎんた
「そ、そうですね!私も新鮮でちょっと緊張しますね」
案内役に先頭を任せて後をついて行く2人は道中、見た事のない道に心躍らせながらも付いて行く
少し歩くと見覚えのある扉へと案内役は立ち止まった
「お待たせいたしました。室内でアーサット王様が間もなくいらっしゃると思います。先に中へとお入り下さいませ。」
「分かったにゃ!」
「案内ありがとうございます。」
2人の返答を確認した案内役は一礼をし、扉の左右に待機した護衛がゆっくりと丁寧に扉を開く
ガコンッギィッと音を立てて謁見の間は開かれる
開いた先の赤い絨毯の先には既にグラム大臣が待機をし、待っていたようで2人を目で確認すると頷いて招き入れた
それを見たぎんたとエメレッタは焦らずゆっくりとグラム大臣の一歩後ろまで進み玉座の方へ向き跪く
近くに居た側近が3人の様子を見て口を開く
「アーサット王が間もなく来られる!皆そのまま待機するよう!」
その言葉を耳にしたグラム大臣と2人は跪ついたまま軽く頭を下げ返答した
少し経つと玉座の後方から扉が開く音がし、中から護衛を2人連れた王が現れて玉座へと座った
「ふぅ・・・皆よ、少しばかりか待たせてしまったようだな。許せ。」と言い終えたゆっくり瞬きをした
「それでは、2人からご報告がございます。」
グラム大臣の言葉でぎんたとエメレッタは疑心の森で起きた事の顛末を報告した
「・・・うむ、此度の疑心の森での出来事はその蛇が原因で現在は瘴気も消え元の森に戻った・・・との事だな?」
「はい。間違いありません。」
アーサット王の確認にエメレッタが答える
「・・・そうか。改めて礼を言う。ぎんた、エメレッタ共にご苦労だったありがとう。」
「は、はいにゃ!」
「いえ、私たちは依頼をこなしただけです!」
「うむ、そうか。・・・では旅に支障のない報酬を2人に授けよう。」
アーサット王は右手を挙げ側近に合図を送る
側近は予め用意をしていた箱を一人一人に受け渡す
ぎんたは受け取った箱をパカッと開けて中身を確認した
「にゃ?これは・・・?」
「我がラピス=ラット家の王印を施したメダルだ。何かと役に立つだろう」
「ありがとうにゃ!」
「して、どのくらい滞在する?」
「そうにゃねー。ぎんたたちはラクシス様を探す旅をしてるから今夜休んだから行くかにゃ?」
「・・・そうか。分かった。」
アーサット王は左手で顎を少し触り思慮した後、答えを出す
「では、旧フリード帝国に向かうと良い。」
「え?あっはい。承知致しました。」
「分かったにゃ!」
「うむ、詳細は部下に聞くが良い。」
アーサット王は部下に目線を送り指示を出し、部下は頭を下げて準備の為に席を外す
「・・・では、ラクシス様に会える事を心より祈っておる。達者でな!」
「はい!ありがとうございます。では失礼します。」
2人はグラム大臣を残して部下から詳細を聞くため、席を外した
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