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追憶
旅立ち
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ガチャッ
「それではそちらの椅子にお掛け下さい。」
グラム大臣の部下に案内され連れてこられた部屋に入ったぎんたとエメレッタは言われるがまま椅子へと座る
部下は2人が掛けた事を確認して口を開く
「それでは先程、アーサット王が述べられた旧フリード帝国についてご説明させていただきます。」
「はい。よろしくお願いします。」
「はいにゃ!」
ぎんたとエメレッタがそれぞれ反応する
「かつては我らアーサット王国を凌ぐ技術と規模があったとされています。」
部下は古い地図を取り出し、机に広げる
「おぉ・・・確かに繁栄されてますね。」
「そうです。これは10年前の地図ですが、フリード帝国がどれほどかは分かると思います。」
「確かに違うにゃね。」
「そして・・・こちらが・・・」
ゴソゴソ・・・ピラッ
古い地図の上に重ねて広げられるもう一枚の地図
「今年度、製図された新しい物になります。もちろん友好国以外の国の細部は簡易化されていますが、概ねこの通りです。」
グラム大臣の部下が述べた通りアーサット王国と友好を結んでいるだろう・・・大・小国々は様々な書込みがされていて分かりやすくなっている
「・・・え!?」
「にゃ・・・!?」
2人は驚きながらもキョロキョロと目を動かし、古い地図と真新しい地図を見比べる
「そうです。あれほど強固な帝国の面影は跡形もなく消え去り、現在は・・・小国程度となっています。」
部下はさらに続ける
「・・・理由は定かではありませんが、我々は当時の行商と周囲から話を聞くにあたり・・・こう結論付けました。」
「・・・それは?」
「神の仕業・・・と」
「にゃ?」
「・・・仰りたいのは分かりますが、どうしても説明が付かないのです。突如、雷雲が蠢き空を割った後、雷鳴と共に雷が落ち、少し経ったあと闇に呑まれたのですよ??」
部下が徐々に興奮し、早口になる
「・・・そうなんですか??」
半信半疑なエメレッタ
「おっと私とした事が失礼しました。しかし、現地に居た者たちの情報や跡地を調査した者からまとめても・・・説明出来ないんですよ」
「そうですか・・・」
「それでまだまだ神裁?の傷跡の残る旧フリード帝国を国として我々含め友好国となった旧フリード帝国へ定期支援をしているのです。その為に調査を含め物資を運んで頂けたらなと思います。」
「ニャハハハ」
「ど、どうしたんですか??ぎんたさん」
唐突に目を逸らし笑いだすぎんた
それを心配するエメレッタ
「なっ何がおかしいのでしょうか?至らないところがございましか?」
自身に落ち度があったのか、失礼があったのではないか?と心配する部下
「いやいやいや・・・にゃんにもないにゃ!少し思う節があっただけにゃ!気にしないで欲しいにゃ!ごめんにゃ!」
明らかに動揺している
「・・・そうですか、詮索は辞めておきます。それでは説明は以上となりますので、改めてよろしくお願い致します。」
深々と頭を下げるグラム大臣の部下
「あっはい。こちらこそ。」
「はいにゃ!」
「では、明日ご出発されるとご報告させてご報告させて頂いても?」
「それで大丈夫にゃ!場所も分かったし、後で物資を受け取りに行くにゃ!」
「そうですね。では明日に出発します。」
「ありがとうございます。それでは私は退室いたしますね。ぎんた様、エメレッタ様はご自身のタイミングで退室していただいて構いませんので。」
部下は丁寧に一礼をして部屋を後にした
ガチャッバタンッ
「さて、今夜はグラム大臣御用達のあの宿屋で寛いで明日、出発するにゃ!」
「あっ!そうですね!では受け取る物を受け取ってあの宿屋に行っちゃいましょう!」
2人は意気揚々とご機嫌に部屋を後にし、あの宿屋へと向かうのであった
「それではそちらの椅子にお掛け下さい。」
グラム大臣の部下に案内され連れてこられた部屋に入ったぎんたとエメレッタは言われるがまま椅子へと座る
部下は2人が掛けた事を確認して口を開く
「それでは先程、アーサット王が述べられた旧フリード帝国についてご説明させていただきます。」
「はい。よろしくお願いします。」
「はいにゃ!」
ぎんたとエメレッタがそれぞれ反応する
「かつては我らアーサット王国を凌ぐ技術と規模があったとされています。」
部下は古い地図を取り出し、机に広げる
「おぉ・・・確かに繁栄されてますね。」
「そうです。これは10年前の地図ですが、フリード帝国がどれほどかは分かると思います。」
「確かに違うにゃね。」
「そして・・・こちらが・・・」
ゴソゴソ・・・ピラッ
古い地図の上に重ねて広げられるもう一枚の地図
「今年度、製図された新しい物になります。もちろん友好国以外の国の細部は簡易化されていますが、概ねこの通りです。」
グラム大臣の部下が述べた通りアーサット王国と友好を結んでいるだろう・・・大・小国々は様々な書込みがされていて分かりやすくなっている
「・・・え!?」
「にゃ・・・!?」
2人は驚きながらもキョロキョロと目を動かし、古い地図と真新しい地図を見比べる
「そうです。あれほど強固な帝国の面影は跡形もなく消え去り、現在は・・・小国程度となっています。」
部下はさらに続ける
「・・・理由は定かではありませんが、我々は当時の行商と周囲から話を聞くにあたり・・・こう結論付けました。」
「・・・それは?」
「神の仕業・・・と」
「にゃ?」
「・・・仰りたいのは分かりますが、どうしても説明が付かないのです。突如、雷雲が蠢き空を割った後、雷鳴と共に雷が落ち、少し経ったあと闇に呑まれたのですよ??」
部下が徐々に興奮し、早口になる
「・・・そうなんですか??」
半信半疑なエメレッタ
「おっと私とした事が失礼しました。しかし、現地に居た者たちの情報や跡地を調査した者からまとめても・・・説明出来ないんですよ」
「そうですか・・・」
「それでまだまだ神裁?の傷跡の残る旧フリード帝国を国として我々含め友好国となった旧フリード帝国へ定期支援をしているのです。その為に調査を含め物資を運んで頂けたらなと思います。」
「ニャハハハ」
「ど、どうしたんですか??ぎんたさん」
唐突に目を逸らし笑いだすぎんた
それを心配するエメレッタ
「なっ何がおかしいのでしょうか?至らないところがございましか?」
自身に落ち度があったのか、失礼があったのではないか?と心配する部下
「いやいやいや・・・にゃんにもないにゃ!少し思う節があっただけにゃ!気にしないで欲しいにゃ!ごめんにゃ!」
明らかに動揺している
「・・・そうですか、詮索は辞めておきます。それでは説明は以上となりますので、改めてよろしくお願い致します。」
深々と頭を下げるグラム大臣の部下
「あっはい。こちらこそ。」
「はいにゃ!」
「では、明日ご出発されるとご報告させてご報告させて頂いても?」
「それで大丈夫にゃ!場所も分かったし、後で物資を受け取りに行くにゃ!」
「そうですね。では明日に出発します。」
「ありがとうございます。それでは私は退室いたしますね。ぎんた様、エメレッタ様はご自身のタイミングで退室していただいて構いませんので。」
部下は丁寧に一礼をして部屋を後にした
ガチャッバタンッ
「さて、今夜はグラム大臣御用達のあの宿屋で寛いで明日、出発するにゃ!」
「あっ!そうですね!では受け取る物を受け取ってあの宿屋に行っちゃいましょう!」
2人は意気揚々とご機嫌に部屋を後にし、あの宿屋へと向かうのであった
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