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第1章:序章 ― 臨危の知見
第2話「政府の壁とラノベ脳」
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渋谷のスターバックスで森下優斗と初めて対面した時、宅男は相手が思っていたよりもずっと普通の青年だということに安堵した。三十代前半と思われる森下は、落ち着いた物腰で宅男の緊張をほぐしてくれた。
「昨夜のリーク情報、僕なりに裏を取ろうとしたんですが……」森下はノートパソコンを開きながら言った。「技術的な部分は宅男さんの方が詳しそうですね」
宅男は持参したプリントアウトを森下に渡した。リーク情報を整理し、軍事技術系のライトノベルで得た知識と照合した結果をまとめたものだ。
「このミサイルの弾道計算、現実的すぎるんです」宅男は震え声で説明した。「普通の愉快犯なら、こんな精密な軌道データは作れません。それに、迎撃困難な低高度飛行パターンまで考慮されている」
森下は資料に目を通しながら頷いた。「確かに。僕も軍事関係者に聞いてみましたが、このレベルの情報は相当な専門知識がないと書けないと言われました」
「でも、証拠が足りませんよね」宅男は項垂れた。「匿名掲示板の書き込みだけじゃ、誰も信じてくれない」
「だからこそ、正攻法で行きましょう」森下は真剣な表情を見せた。「防衛省に直接通報するんです。僕の記者としてのコネクションも使えます」
翌朝、宅男は市ヶ谷の防衛省に向かっていた。電車の中で何度も資料を見直し、説明の練習をした。しかし、巨大な官庁建築物を前にすると、足がすくんでしまった。
「場違いだ……」
警備の厳重さ、背広姿の職員たちの足音、全てが宅男には異世界のように感じられた。受付で要件を伝えると、たらい回しにされること三回。ようやく情報官の早川修一という人物との面談が設定された。
早川は四十代半ばの痩身の男性で、眼鏡の奥の瞳は冷静そのものだった。会議室に通された宅男は、準備した資料を震える手で差し出した。
「間二屋さん、でしたね」早川は資料をさらりと眺めた。「この情報の一次ソースは?」
「匿名掲示板の書き込みです」
「書き込み主の身元は?」
「不明です」
「情報の真偽を裏付ける物的証拠は?」
「ありません」
早川は資料を机に置いた。「間二屋さん、お気持ちは分かります。しかし、我々としては確実な情報でなければ動けないのが現実です」
「でも、この技術仕様の精度を見てください!」宅男は必死に食い下がった。「普通の人間には書けない内容です!」
「確かに詳細ですが」早川は淡々と続けた。「専門書やネット情報を組み合わせれば、不可能ではありません。むしろ、本物の機密情報なら、これほど詳細に書かれることはないでしょう」
宅男は言葉に詰まった。早川の指摘は論理的で、反論の余地がない。
「一応、調査はいたします」早川は立ち上がった。「しかし優先度は高くありません。他にも多くの案件を抱えておりますので」
それは事実上の門前払いだった。宅男は頭を下げて会議室を出たが、足取りは重かった。
建物の外で森下が待っていた。
「どうでした?」
「駄目でした」宅男は力なく答えた。「調査すると言ってくれましたが、本気じゃありません」
森下は宅男の肩を叩いた。「まあ、予想はしていました。政府機関は慎重ですから」
「じゃあ、どうすればいいんですか?」宅男の声に絶望が滲んだ。「このまま十日後を待つしかないんですか?」
「いいえ」森下は意外にも落ち着いていた。「別のアプローチがあります」
二人は近くのカフェに移動した。森下はコーヒーを一口飲んでから話し始めた。
「昨夜、宅男さんが検索していた『異世界帰還者』の件、覚えていますか?」
「ええ、でもあれは都市伝説じゃ……」
「そうでもないかもしれません」森下はスマートフォンを取り出した。「僕なりに調べてみたんですが、証言の数が異常に多い。しかも、証言者たちの間に面識がないのに、話の辻褄が合っている部分がある」
宅男は身を乗り出した。「どんな証言ですか?」
「氷を自在に操る女性、見えない剣を使う男性、空を飛ぶ小さなドラゴンを連れた男性……」森下は画面をスクロールしながら続けた。「どれも荒唐無稽ですが、目撃情報が具体的すぎる」
「まさか……」宅男の頭の中で、愛読するライトノベルの設定がフラッシュバックした。「本当に異世界から帰ってきた人たちがいるってことですか?」
「可能性は否定できません」森下は真剣だった。「そして、もし彼らが本当に超常的な力を持っているなら……」
「核ミサイルを迎撃できるかもしれない」宅男が森下の言葉を引き継いだ。
二人は顔を見合わせた。馬鹿げているが、他に手がない。
「でも、どうやって見つけるんですか?」宅男は疑問を口にした。「彼らが存在するとしても、隠れて暮らしているでしょうし」
森下はニヤリと笑った。「記者のネットワークを舐めちゃいけませんよ。情報屋、闇市、地下コミュニティ……表のメディアが拾わない情報が流れる場所があるんです」
宅男は興奮し始めた。頭の中で、様々なライトノベルの設定が組み合わさっていく。
「もし本当にいるなら、役割分担ができそうですね」宅男は手帳を取り出してメモし始めた。「防御担当、攻撃担当、支援担当……」
「おお、戦略的思考ですね」森下は感心した。
「氷を操る人なら防御結界、見えない剣の人なら直接攻撃、ドラゴンの人なら空中戦……」宅男の筆は止まらなかった。「それに生産系、諜報系、兵站系の能力者もいるかもしれません」
森下は宅男の変化に驚いた。さっきまで落ち込んでいた青年が、急に輝いて見える。
「宅男さん、その発想力、すごいじゃないですか」
「え?」宅男は手を止めた。「でも、僕には力がありません。戦えませんし、魔法も使えません」
「だからこそです」森下は真剣に言った。「力のない人間だからこそ、力のある人たちを適材適所で動かせるんです。司令塔として」
宅男の胸に小さな灯りが点った。確かに、多くのライトノベルで主人公は「力なき参謀」として活躍している。知恵と言葉の力で、強大な敵に立ち向かう……
「でも、僕なんかが……」
「自信を持ってください」森下は断言した。「昨夜のあなたの分析、プロの軍事関係者も感心していました。その知識と発想力が、日本を救うかもしれないんです」
宅男は深呼吸をした。怖い。とても怖い。しかし、逃げるわけにはいかない。
「分かりました」宅男は手帳を閉じた。「異世界帰還者を探しましょう。僕の知識が本当に役に立つかは分かりませんが、やってみます」
森下は満足そうに頷いた。「その意気です。僕の方でも情報収集を続けます。今夜、例の掲示板で情報交換しましょう」
カフェを出る時、宅男は振り返って防衛省の建物を見た。あの冷たい官庁の壁を、外側から突破してみせる。
「政府を動かす材料を、僕たちで集めるんですね」
「そういうことです」森下は歩きながら答えた。「氷の魔法使い、見えない剣士、ドラゴン使い……彼らが実在するなら、間違いなく政府も注目せざるを得なくなります」
夕方、自宅に戻った宅男は、パソコンの前で新たな検索を開始した。今度は異世界帰還者に関する情報を体系的に整理していく。
北海道で目撃された氷の女性、関西で噂される剣の男性、九州に現れたという空飛ぶドラゴン……断片的な情報が、少しずつパズルのピースのように組み合わさっていく。
「本当にいるんだ……」
宅男は確信を深めていった。そして同時に、自分の役割も明確になってきた。彼は戦士ではない。しかし、戦士たちを正しい場所に導く参謀になることはできるかもしれない。
深夜、森下からメッセージが届いた。
『宅男さん、面白い情報が入りました。明日、重要な人物と会えるかもしれません。詳しくは明朝連絡します。』
宅男は画面を見詰めながら、小さくつぶやいた。
「始まったんだ……」
窓の外で、東京の夜景が静かに輝いている。あと九日。時間は刻一刻と過ぎているが、諦めるつもりはない。
力なき司令塔として、日本を救う作戦を練り上げてみせる。それが、間二屋宅男という男の新たな戦いの始まりだった。
第2話 終わり
「昨夜のリーク情報、僕なりに裏を取ろうとしたんですが……」森下はノートパソコンを開きながら言った。「技術的な部分は宅男さんの方が詳しそうですね」
宅男は持参したプリントアウトを森下に渡した。リーク情報を整理し、軍事技術系のライトノベルで得た知識と照合した結果をまとめたものだ。
「このミサイルの弾道計算、現実的すぎるんです」宅男は震え声で説明した。「普通の愉快犯なら、こんな精密な軌道データは作れません。それに、迎撃困難な低高度飛行パターンまで考慮されている」
森下は資料に目を通しながら頷いた。「確かに。僕も軍事関係者に聞いてみましたが、このレベルの情報は相当な専門知識がないと書けないと言われました」
「でも、証拠が足りませんよね」宅男は項垂れた。「匿名掲示板の書き込みだけじゃ、誰も信じてくれない」
「だからこそ、正攻法で行きましょう」森下は真剣な表情を見せた。「防衛省に直接通報するんです。僕の記者としてのコネクションも使えます」
翌朝、宅男は市ヶ谷の防衛省に向かっていた。電車の中で何度も資料を見直し、説明の練習をした。しかし、巨大な官庁建築物を前にすると、足がすくんでしまった。
「場違いだ……」
警備の厳重さ、背広姿の職員たちの足音、全てが宅男には異世界のように感じられた。受付で要件を伝えると、たらい回しにされること三回。ようやく情報官の早川修一という人物との面談が設定された。
早川は四十代半ばの痩身の男性で、眼鏡の奥の瞳は冷静そのものだった。会議室に通された宅男は、準備した資料を震える手で差し出した。
「間二屋さん、でしたね」早川は資料をさらりと眺めた。「この情報の一次ソースは?」
「匿名掲示板の書き込みです」
「書き込み主の身元は?」
「不明です」
「情報の真偽を裏付ける物的証拠は?」
「ありません」
早川は資料を机に置いた。「間二屋さん、お気持ちは分かります。しかし、我々としては確実な情報でなければ動けないのが現実です」
「でも、この技術仕様の精度を見てください!」宅男は必死に食い下がった。「普通の人間には書けない内容です!」
「確かに詳細ですが」早川は淡々と続けた。「専門書やネット情報を組み合わせれば、不可能ではありません。むしろ、本物の機密情報なら、これほど詳細に書かれることはないでしょう」
宅男は言葉に詰まった。早川の指摘は論理的で、反論の余地がない。
「一応、調査はいたします」早川は立ち上がった。「しかし優先度は高くありません。他にも多くの案件を抱えておりますので」
それは事実上の門前払いだった。宅男は頭を下げて会議室を出たが、足取りは重かった。
建物の外で森下が待っていた。
「どうでした?」
「駄目でした」宅男は力なく答えた。「調査すると言ってくれましたが、本気じゃありません」
森下は宅男の肩を叩いた。「まあ、予想はしていました。政府機関は慎重ですから」
「じゃあ、どうすればいいんですか?」宅男の声に絶望が滲んだ。「このまま十日後を待つしかないんですか?」
「いいえ」森下は意外にも落ち着いていた。「別のアプローチがあります」
二人は近くのカフェに移動した。森下はコーヒーを一口飲んでから話し始めた。
「昨夜、宅男さんが検索していた『異世界帰還者』の件、覚えていますか?」
「ええ、でもあれは都市伝説じゃ……」
「そうでもないかもしれません」森下はスマートフォンを取り出した。「僕なりに調べてみたんですが、証言の数が異常に多い。しかも、証言者たちの間に面識がないのに、話の辻褄が合っている部分がある」
宅男は身を乗り出した。「どんな証言ですか?」
「氷を自在に操る女性、見えない剣を使う男性、空を飛ぶ小さなドラゴンを連れた男性……」森下は画面をスクロールしながら続けた。「どれも荒唐無稽ですが、目撃情報が具体的すぎる」
「まさか……」宅男の頭の中で、愛読するライトノベルの設定がフラッシュバックした。「本当に異世界から帰ってきた人たちがいるってことですか?」
「可能性は否定できません」森下は真剣だった。「そして、もし彼らが本当に超常的な力を持っているなら……」
「核ミサイルを迎撃できるかもしれない」宅男が森下の言葉を引き継いだ。
二人は顔を見合わせた。馬鹿げているが、他に手がない。
「でも、どうやって見つけるんですか?」宅男は疑問を口にした。「彼らが存在するとしても、隠れて暮らしているでしょうし」
森下はニヤリと笑った。「記者のネットワークを舐めちゃいけませんよ。情報屋、闇市、地下コミュニティ……表のメディアが拾わない情報が流れる場所があるんです」
宅男は興奮し始めた。頭の中で、様々なライトノベルの設定が組み合わさっていく。
「もし本当にいるなら、役割分担ができそうですね」宅男は手帳を取り出してメモし始めた。「防御担当、攻撃担当、支援担当……」
「おお、戦略的思考ですね」森下は感心した。
「氷を操る人なら防御結界、見えない剣の人なら直接攻撃、ドラゴンの人なら空中戦……」宅男の筆は止まらなかった。「それに生産系、諜報系、兵站系の能力者もいるかもしれません」
森下は宅男の変化に驚いた。さっきまで落ち込んでいた青年が、急に輝いて見える。
「宅男さん、その発想力、すごいじゃないですか」
「え?」宅男は手を止めた。「でも、僕には力がありません。戦えませんし、魔法も使えません」
「だからこそです」森下は真剣に言った。「力のない人間だからこそ、力のある人たちを適材適所で動かせるんです。司令塔として」
宅男の胸に小さな灯りが点った。確かに、多くのライトノベルで主人公は「力なき参謀」として活躍している。知恵と言葉の力で、強大な敵に立ち向かう……
「でも、僕なんかが……」
「自信を持ってください」森下は断言した。「昨夜のあなたの分析、プロの軍事関係者も感心していました。その知識と発想力が、日本を救うかもしれないんです」
宅男は深呼吸をした。怖い。とても怖い。しかし、逃げるわけにはいかない。
「分かりました」宅男は手帳を閉じた。「異世界帰還者を探しましょう。僕の知識が本当に役に立つかは分かりませんが、やってみます」
森下は満足そうに頷いた。「その意気です。僕の方でも情報収集を続けます。今夜、例の掲示板で情報交換しましょう」
カフェを出る時、宅男は振り返って防衛省の建物を見た。あの冷たい官庁の壁を、外側から突破してみせる。
「政府を動かす材料を、僕たちで集めるんですね」
「そういうことです」森下は歩きながら答えた。「氷の魔法使い、見えない剣士、ドラゴン使い……彼らが実在するなら、間違いなく政府も注目せざるを得なくなります」
夕方、自宅に戻った宅男は、パソコンの前で新たな検索を開始した。今度は異世界帰還者に関する情報を体系的に整理していく。
北海道で目撃された氷の女性、関西で噂される剣の男性、九州に現れたという空飛ぶドラゴン……断片的な情報が、少しずつパズルのピースのように組み合わさっていく。
「本当にいるんだ……」
宅男は確信を深めていった。そして同時に、自分の役割も明確になってきた。彼は戦士ではない。しかし、戦士たちを正しい場所に導く参謀になることはできるかもしれない。
深夜、森下からメッセージが届いた。
『宅男さん、面白い情報が入りました。明日、重要な人物と会えるかもしれません。詳しくは明朝連絡します。』
宅男は画面を見詰めながら、小さくつぶやいた。
「始まったんだ……」
窓の外で、東京の夜景が静かに輝いている。あと九日。時間は刻一刻と過ぎているが、諦めるつもりはない。
力なき司令塔として、日本を救う作戦を練り上げてみせる。それが、間二屋宅男という男の新たな戦いの始まりだった。
第2話 終わり
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