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いざ、海水浴へ
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そして、待ちに待った海に行く日がやってきた。
「うわー、快晴! それに、人がいっぱいだね!」
小学生ぶりの海水浴場に、心が踊る。
早めに出たおかげで渋滞も駐車場待ちもなく、すんなりビーチへ。さすが蒼真くんの計画力。車の数は多くなかったのに、砂浜はぎっしり。地元の人が多いのかもしれない。白い砂の上にはレジャーシートが所狭しと並び、色とりどりに染め上げている。
蒼真くんはワンボックスカーで迎えに来てくれた。
しかし、約束の時刻になっても到着しなかった。心配になって玄関に出ると、門のところで父さんと蒼真くんが話していた。
僕に気づいた父さんは、悪びれもなく笑う。
「日向くんからお菓子をいただいたよ。礼儀正しい、いいお友達だね」
隣の蒼真くんは、緊張で直立不動。まるで鬼教官の前の新兵みたいに背筋が伸びている。
「そんな気を使わせて、ごめんね。僕のほうこそ車に乗せてもらうのに、ありがとう」
父さんに見送られ、手を振り返して出発した。
車は、蒼真くんのお母さんの趣味がサーフィンだそうで、ルーフにサーフボードを積めるラック付き。後部座席はフルフラットにできるから、僕らは交代で車内で水着に着替えた。
「琉生くん、白すごく似合う。めちゃくちゃ爽やか」
そう言うと蒼真くんは、僕のラッシュガードのジップを胸元から首までそっと上げきった。
「焼けちゃうよ?」
えくぼとやわらかい眼差しに、また体温が上がる。
ふたりでポップアップテントを組み立てると、あっという間に日陰ができた。続けて、蒼真くんが家から持ってきた黒いタイヤ型の浮き輪に空気を入れる。ダンプカーのタイヤくらいビックだ。
「これ、“ダプティー”みたい」
思わず口にすると、蒼真くんが笑って頷く。
「あ、バレた? 『安全確認、ヨシ! ビルドアップ!』ってやつ」
保育園のころによく真似した合言葉が、喉の奥で懐かしく転がる。重機合体ヒーロー『ギガビルド』。前に電車で話したっけ──蒼真くんはリーダーのダプティー派、僕はショベロン派。クールに仲間のピンチを助けるナイスガイだ。
「小さいころ、母さんと海に来たときに買ってもらったやつで、まだ現役」
ダプティー浮き輪をふたりで左右から支え、波打ち際へ。濡れた砂が足裏にひんやり絡み、潮の匂いが胸いっぱいに満ちていく。
こんなに気温は暑いのに海の冷たさにつま先が震えた。
「冷た!」
思わず声が漏れた。さーっと波が引いて行く。たまらず及び腰になってしまう。
「少しずつ慣らしていこうね、急に浸かると心臓がびっくりしちゃうよ」
蒼真くんは僕の腕から、浮き輪を抜き取り一人で抱え、僕に片手を差し出した。
太陽みたいな眩しい笑顔に迷わず手を繋いだ。思った通り暖かい手のひらに心が落ち着いて行く。今ならなんでもできる気がしてきた。
波が戻ってきた。蒼真くんと並んで波を受ける。膝まで浸かったが、我慢できた。
「大丈夫そう?」
「ゆっくりとなら進めそうだよ」
──この手があればね。恥ずかしくて、言えない台詞をギュッと手の力に込めた。
二歩進む、太ももまで海水に浸かった。また二歩進む。ザパーンと今までにない大波が僕たちを襲い、頭までずぶ濡れになった。
二人でお互いの姿を見て笑う。
「お腹をつける勇気が出なかったけど、もう大丈夫そう。蒼真くん行こう!」
蒼真くんが僕の頭から浮き輪を通す。二人で肩までつかる。
「どこまで行こうか?」
「あの沖にあるフロート、行ってみよう」
「いいよ。琉生くんはこのまま浮き輪につかまってて。俺が琉生くんの“モーター”になる」
どういうこと? と首をかしげた次の瞬間、すぐに意味がわかった。蒼真くんが全力のバタ足で、浮き輪をぐいぐい押し始めたからだ。
「すごーい! はやーい!」
あっという間に海に浮かぶ樹脂製のフロートへ到着。二畳ほどの水色の浮島の上には、すでに三人の先客がいる——地元の中学生だろうか。口々に「速ぇー」「すげー」と蒼真くんを見下ろしている。
「登れる?」
ひとりの男の子が片手を差し出してくれた。確かに、この浮島に自力で上がるのは骨が折れそうだ。お言葉に甘えて手を取ろうとした——その瞬間、水しぶきが跳ねる。蒼真くんが軽々とフロートに上がったのだ。彼の体重で島がぐわん、と揺れる。三十センチの高さでも、海面と地上では訳が違う。足場のない三十センチを腕力だけで、上ってみせた。
「琉生くん、おいで」
蒼真くんが僕の脇の下をつかんで、ひょいと持ち上げた。二人分の重みでさらに揺れたが、うまく体勢を作ってくれたおかげで、危なげなく“上陸”に成功。
さっきの優しい少年たちは、左右に揺れるフロートを楽しみながら「わー」とはしゃいでいる。浮き輪は邪魔になるので海に浮かべたまま、流されないよう付属のひもを片手でしっかり握った。
「ありがとね」
手を差し出してくれた子に笑いかけると、顔がぱっと真っ赤になった。仲間が「おい」「やるなぁ」と肩を寄せて冷やかす。
——そうだよね。思春期は、いいことをするのも少し照れくさい。率先して手を差し伸べるなんて、ほんとにいい子だ。
そのまま二人で、フロートの縁に腰掛けた。
「あっ」
蒼真くんが僕を見下ろしながら小さく声を上げ、すぐ自分のラッシュガードを脱いで僕の肩に掛けてくれる。
「ん? どうしたの」
「……白だと紫外線、通しそうで。俺のも着ておいて」
「え、でも蒼真くんが焼けちゃうよ?」
「俺は平気。焼こうかと思って。ほら、腕と比べると腹のほうがまだ白いし……パンダみたいでちょっと恥ずかしいから」
そう言われて視線が吸い寄せられる。日焼けの濃淡なんて気にならない、日差しに縁どられた腹筋はくっきり割れ、首から胸、ウエストへと滑らかに落ちる線が、見事な逆三角形を描いていた。心拍が一気に上がる。——この胸に抱かれたんだ、と思うだけで頭の中が桃色に染まりそうだ。これは、見放題というやつでは? ありがたく借りることにする。
ラッシュガードに腕を通しながら、つい口に出た。
「改めて……すごい体だね」
蒼真くんは、どこかほっとしたように笑って、えくぼを深くした。
「鍛えてるからね」
「僕のぺたんこのお腹と全然違う!」
二人で話していると、中学生たちが「すげー筋肉!」「スポーツ選手?」と話しかけてきた。
蒼真くんが「ただの公務員だよ」と返すと、
「警察官!」「SPじゃね?」と好き勝手に盛り上がる。笑いが止まらない。
たまらず僕が、「悪と戦う公務員じゃなくて、守るほうだよ?」と言うと、
「海上保安官!」
と元気な返事。たしかに、この海の街なら一番のヒーローだ。思わず声を出して笑ってしまう。
「全部ハズレ。消防士だよ」
蒼真くんがそう答えると、「かっけー!」と感嘆の声が上がった。
「というわけで、今日はオフだから」
と言って、蒼真くんはそっと僕の腰に腕を回す。
少年たちは目をきらきらさせ、「ヒューッ」「恋人ほしー!」と叫びながら、その勢いのまま海へ飛び込んでいった。
──恋人同士に見えるのか……。ちょっと嬉しい。調子に乗って、蒼真くんの胸にもたれかかってみる。髪に、蒼真くんの顎先がふっと触れた気がした。
「お兄さんたち! あそこの岩、度胸試しの飛び込みスポットだよ!」
「願いが叶うんだって! 行ってみなよ!」
そう言い残し、彼らは見事なクロールで消えていく。
「度胸を試したら願いが叶う……不思議なスポットだね。行ってみる?」
見上げてたずねると、蒼真くんは太陽みたいに熱い瞳で、こくりと頷いた。
「うわー、快晴! それに、人がいっぱいだね!」
小学生ぶりの海水浴場に、心が踊る。
早めに出たおかげで渋滞も駐車場待ちもなく、すんなりビーチへ。さすが蒼真くんの計画力。車の数は多くなかったのに、砂浜はぎっしり。地元の人が多いのかもしれない。白い砂の上にはレジャーシートが所狭しと並び、色とりどりに染め上げている。
蒼真くんはワンボックスカーで迎えに来てくれた。
しかし、約束の時刻になっても到着しなかった。心配になって玄関に出ると、門のところで父さんと蒼真くんが話していた。
僕に気づいた父さんは、悪びれもなく笑う。
「日向くんからお菓子をいただいたよ。礼儀正しい、いいお友達だね」
隣の蒼真くんは、緊張で直立不動。まるで鬼教官の前の新兵みたいに背筋が伸びている。
「そんな気を使わせて、ごめんね。僕のほうこそ車に乗せてもらうのに、ありがとう」
父さんに見送られ、手を振り返して出発した。
車は、蒼真くんのお母さんの趣味がサーフィンだそうで、ルーフにサーフボードを積めるラック付き。後部座席はフルフラットにできるから、僕らは交代で車内で水着に着替えた。
「琉生くん、白すごく似合う。めちゃくちゃ爽やか」
そう言うと蒼真くんは、僕のラッシュガードのジップを胸元から首までそっと上げきった。
「焼けちゃうよ?」
えくぼとやわらかい眼差しに、また体温が上がる。
ふたりでポップアップテントを組み立てると、あっという間に日陰ができた。続けて、蒼真くんが家から持ってきた黒いタイヤ型の浮き輪に空気を入れる。ダンプカーのタイヤくらいビックだ。
「これ、“ダプティー”みたい」
思わず口にすると、蒼真くんが笑って頷く。
「あ、バレた? 『安全確認、ヨシ! ビルドアップ!』ってやつ」
保育園のころによく真似した合言葉が、喉の奥で懐かしく転がる。重機合体ヒーロー『ギガビルド』。前に電車で話したっけ──蒼真くんはリーダーのダプティー派、僕はショベロン派。クールに仲間のピンチを助けるナイスガイだ。
「小さいころ、母さんと海に来たときに買ってもらったやつで、まだ現役」
ダプティー浮き輪をふたりで左右から支え、波打ち際へ。濡れた砂が足裏にひんやり絡み、潮の匂いが胸いっぱいに満ちていく。
こんなに気温は暑いのに海の冷たさにつま先が震えた。
「冷た!」
思わず声が漏れた。さーっと波が引いて行く。たまらず及び腰になってしまう。
「少しずつ慣らしていこうね、急に浸かると心臓がびっくりしちゃうよ」
蒼真くんは僕の腕から、浮き輪を抜き取り一人で抱え、僕に片手を差し出した。
太陽みたいな眩しい笑顔に迷わず手を繋いだ。思った通り暖かい手のひらに心が落ち着いて行く。今ならなんでもできる気がしてきた。
波が戻ってきた。蒼真くんと並んで波を受ける。膝まで浸かったが、我慢できた。
「大丈夫そう?」
「ゆっくりとなら進めそうだよ」
──この手があればね。恥ずかしくて、言えない台詞をギュッと手の力に込めた。
二歩進む、太ももまで海水に浸かった。また二歩進む。ザパーンと今までにない大波が僕たちを襲い、頭までずぶ濡れになった。
二人でお互いの姿を見て笑う。
「お腹をつける勇気が出なかったけど、もう大丈夫そう。蒼真くん行こう!」
蒼真くんが僕の頭から浮き輪を通す。二人で肩までつかる。
「どこまで行こうか?」
「あの沖にあるフロート、行ってみよう」
「いいよ。琉生くんはこのまま浮き輪につかまってて。俺が琉生くんの“モーター”になる」
どういうこと? と首をかしげた次の瞬間、すぐに意味がわかった。蒼真くんが全力のバタ足で、浮き輪をぐいぐい押し始めたからだ。
「すごーい! はやーい!」
あっという間に海に浮かぶ樹脂製のフロートへ到着。二畳ほどの水色の浮島の上には、すでに三人の先客がいる——地元の中学生だろうか。口々に「速ぇー」「すげー」と蒼真くんを見下ろしている。
「登れる?」
ひとりの男の子が片手を差し出してくれた。確かに、この浮島に自力で上がるのは骨が折れそうだ。お言葉に甘えて手を取ろうとした——その瞬間、水しぶきが跳ねる。蒼真くんが軽々とフロートに上がったのだ。彼の体重で島がぐわん、と揺れる。三十センチの高さでも、海面と地上では訳が違う。足場のない三十センチを腕力だけで、上ってみせた。
「琉生くん、おいで」
蒼真くんが僕の脇の下をつかんで、ひょいと持ち上げた。二人分の重みでさらに揺れたが、うまく体勢を作ってくれたおかげで、危なげなく“上陸”に成功。
さっきの優しい少年たちは、左右に揺れるフロートを楽しみながら「わー」とはしゃいでいる。浮き輪は邪魔になるので海に浮かべたまま、流されないよう付属のひもを片手でしっかり握った。
「ありがとね」
手を差し出してくれた子に笑いかけると、顔がぱっと真っ赤になった。仲間が「おい」「やるなぁ」と肩を寄せて冷やかす。
——そうだよね。思春期は、いいことをするのも少し照れくさい。率先して手を差し伸べるなんて、ほんとにいい子だ。
そのまま二人で、フロートの縁に腰掛けた。
「あっ」
蒼真くんが僕を見下ろしながら小さく声を上げ、すぐ自分のラッシュガードを脱いで僕の肩に掛けてくれる。
「ん? どうしたの」
「……白だと紫外線、通しそうで。俺のも着ておいて」
「え、でも蒼真くんが焼けちゃうよ?」
「俺は平気。焼こうかと思って。ほら、腕と比べると腹のほうがまだ白いし……パンダみたいでちょっと恥ずかしいから」
そう言われて視線が吸い寄せられる。日焼けの濃淡なんて気にならない、日差しに縁どられた腹筋はくっきり割れ、首から胸、ウエストへと滑らかに落ちる線が、見事な逆三角形を描いていた。心拍が一気に上がる。——この胸に抱かれたんだ、と思うだけで頭の中が桃色に染まりそうだ。これは、見放題というやつでは? ありがたく借りることにする。
ラッシュガードに腕を通しながら、つい口に出た。
「改めて……すごい体だね」
蒼真くんは、どこかほっとしたように笑って、えくぼを深くした。
「鍛えてるからね」
「僕のぺたんこのお腹と全然違う!」
二人で話していると、中学生たちが「すげー筋肉!」「スポーツ選手?」と話しかけてきた。
蒼真くんが「ただの公務員だよ」と返すと、
「警察官!」「SPじゃね?」と好き勝手に盛り上がる。笑いが止まらない。
たまらず僕が、「悪と戦う公務員じゃなくて、守るほうだよ?」と言うと、
「海上保安官!」
と元気な返事。たしかに、この海の街なら一番のヒーローだ。思わず声を出して笑ってしまう。
「全部ハズレ。消防士だよ」
蒼真くんがそう答えると、「かっけー!」と感嘆の声が上がった。
「というわけで、今日はオフだから」
と言って、蒼真くんはそっと僕の腰に腕を回す。
少年たちは目をきらきらさせ、「ヒューッ」「恋人ほしー!」と叫びながら、その勢いのまま海へ飛び込んでいった。
──恋人同士に見えるのか……。ちょっと嬉しい。調子に乗って、蒼真くんの胸にもたれかかってみる。髪に、蒼真くんの顎先がふっと触れた気がした。
「お兄さんたち! あそこの岩、度胸試しの飛び込みスポットだよ!」
「願いが叶うんだって! 行ってみなよ!」
そう言い残し、彼らは見事なクロールで消えていく。
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