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39話 甘蕉がそんなバナナになる
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「ビファイオン」
ヤスオは熟成した黄色い甘蕉をテーブルの上に出して見せた。
「セルジュさん、これを見てください」
「これは、甘蕉ですか。でも色が、黄色?」
セルジュはこの腐った甘蕉をどうしたいのか想像がつかない。
(ヤスオ、これ食べたい)
「これは、バナナと言う食べ物です」
1本ちぎり、皮をめくり中身をセルジュに見せた。
──腐っていない?
その中身が白くとても傷んでいるようには見えない。ヤスオはそれを口の中に入れ、頬張って見せた。
(美味しいー。怒った後は甘い物に限るわね)
──食べられるのか?
ヤスオはおいしそうに食べ続け、あっという間に1本食べ終えてしまった。
「セルジュさんも食後のデザートにどうぞ」
セルジュにも1本ちぎって、皮をめくって手渡した。セルジュは、疑り深く手に取り、ビクビクしながら口に入れてみる。
──うまい。
硬いはずの甘蕉が、歯がなくても食べられるような柔らかさに仰天した。それが顔に出ていたか、ヤスオはセルジュに微笑みかけていた。
「これは、すごく美味しいです」
「これをアントの夢で売れませんか?」
売るのはいいが、量が少ない。一口サイズに切って売れば、それなりの量になるが、切るのが面倒だ。などとセルジュは考えた。
「これを小さく刻んで売るのですか?」
「いえ、この束があと29房あります。1房ごと売ります」
「ビファイオン」
テーブルの上がバナナだらけになった。
──いける。
完全に眼が白金貨に変化したセルジュは、一瞬で1房の価格設定を済ませた。
「分かりました。では、1房600ドラクで買い取ります」
「この半端は、試食用に置いていきます」
(えぇ。まだ食べたぁい)
「では、この半端は300ドラクで買い取ります。それで、次はいつ納品できますか」
「バナナの生産については、見通しがついていません。次は、当分ないです」
バナナの保管場所と生産者の確保。ヤスオの次の課題になった。
「そうですか、残念です。他に用件はありますか?」
「いえ。終わりです」
「それでは、下に降りて2人を手伝ってきます。計算が終わり次第、料金を持ってきますので、しばらくお待ちください」
セルジュは頭を下げた後、階段を降りていった。
(ヤスオォ。バナナまだ食べたかった)
「また、作ればいいじゃないですか。今回はアイルのために、辛抱してください」
(わかったわよ。ところでなんで、甘蕉じゃなくてバナナなの?)
「甘蕉は食べられない印象が強いかなと思って。バナナと言い換えれば、受け入れやすくないですか」
(なるほどね。ところで、バナナってどういう意味?)
「知りません。前世でそう呼んでいましたから。ただ人に聞かれたら、食べたらそんなバナナって言ってしまうからバナナでいきますか」
(ヤスオの話が、そんなバナナね。なんか、疲れたわ)
計算を終え、セルジュ達三人が2階に上ってきた。
「では、魔力回復薬が24本で14400、治癒薬が96本86400、バナナが29房で17400と300。合計118500ドラク。白金貨2枚と金貨1枚、白銀貨1枚と銀貨3枚そして、白銅貨1枚です。ご確認ください」
それらを1枚1枚、確認し自身の巾着袋に入れた。1週間でこれだけの稼ぎ。十分自立したといえるだろう。
「先ほどから何やら独り言を話していたようですが、もしかしてアリ姉さんと話していたのですか」
「そうです。面倒な事に口に出さないと、伝わらないので」
「それで、俺達のこと何か言っていませんか」
マルとカミルが目を輝かせて詰め寄ってきた。
──お前らなぁ。
ヤスオの疑いは晴れていないのに、何もなかったかのように接してきてイラつく。そんなヤスオの気持ちをアリアドネが代弁した。
「(マル、カミル、ヤスオが女物の服を着ていたことを言いふらしたのは、あなた達ですね)だそうだ」
『あ、はい。ごめんなさい』
「(それに、先ほどのヤスオに対する態度も頂けませんよ)だって」
「ひっ。ごめんなさい。本当にアリ姉さんがいる」
マルとカミルは、怒られたのになぜか、嬉しそうだ。
「この後なのですが、冒険者組合に行くつもりだったのですが、用事ができて行けなくなりました。そこで、マルかカミルに伝言を頼みたいのですが」
「もちろん、構いませんよ」
「それでは、東の森で小鬼との遭遇多数あり。近くに巣があるかも、と伝えてもらいますか」
「承知しました。カミルよろしいですね」
「はい」
「セルジュ兄さん。僕も行こうか?ヤスオさんのおかげで午後は外出しなくて良くなったのでしょ」
「ええ。品切れ中だった治癒小薬が大量に入荷しましたから、調達の必要はなくなりました。ですが、午後から忙しくなりますよ。では、カミルが残ってマルが行って下さい」
『はい』
アントの夢に活気が戻った。どこか、ふてくされて面倒くさそうにしていた3人が、イキイキとしてきた。アリアドネの生存は、3人に希望を与えたようだ。
「では、そろそろ帰ります。休憩中に尋ねて申し訳ないです」
「とんでもない。それ以上に嬉しい事がありましたから。…アリ姉さん、また会えて嬉しかったです。また、道を外れるような事をしたら叱って下さい」
『よろしくお願いします』
三人は深々と頭を下げた。
「(拳骨が落とせなくて残念だわ)だって」
「あぁ、最後にヤスオ様。バナナとはどういう意味ですか?」
「え?それはそのぉ、食べるとそのぉなんだ。そんなバナナって言っちゃうような。
ヘヘ」
『なるほど』
「さすがヤスオさんだ。すごい発想です」
「その考えはなかったぁ。すごいですね」
三人はヤスオのダジャレに、そういうものだと納得し感服していた。
「くだらない事を言って肯定されると、こんなにも辛いのですね。誰か突っ込んでよ」
(くだらない事の自覚はあったのね)
(さて、軍資金は調達できたのでいよいよ買物ね。アイルはもちろんだけど以前、保管してもらったシンシアの服も買ったら?あとついでに、私のも)
「シンシアさんはいいですけど、アリ姉様は買っても着る体がないですよね。まさか、俺に着させようと思っていませんよね」
アリアドネはヤスオの女装を思い出し、ヤスオも同様のことを思い出した。
──おえぇぇ。
吐きそうになる。
(もう、やめてよ、気持ちの悪い。誰がそんなこと考えるのよ。気持ちの問題よ。アイルとシンシアだけ買ってもらえるのが悔しいのよ)
「何ですかそれ。諦めてください」
(いやよ、絶対、買ってもらうから)
そんなやり取りをしていたら、衣服専門店の福屋に到着した。
ヤスオは熟成した黄色い甘蕉をテーブルの上に出して見せた。
「セルジュさん、これを見てください」
「これは、甘蕉ですか。でも色が、黄色?」
セルジュはこの腐った甘蕉をどうしたいのか想像がつかない。
(ヤスオ、これ食べたい)
「これは、バナナと言う食べ物です」
1本ちぎり、皮をめくり中身をセルジュに見せた。
──腐っていない?
その中身が白くとても傷んでいるようには見えない。ヤスオはそれを口の中に入れ、頬張って見せた。
(美味しいー。怒った後は甘い物に限るわね)
──食べられるのか?
ヤスオはおいしそうに食べ続け、あっという間に1本食べ終えてしまった。
「セルジュさんも食後のデザートにどうぞ」
セルジュにも1本ちぎって、皮をめくって手渡した。セルジュは、疑り深く手に取り、ビクビクしながら口に入れてみる。
──うまい。
硬いはずの甘蕉が、歯がなくても食べられるような柔らかさに仰天した。それが顔に出ていたか、ヤスオはセルジュに微笑みかけていた。
「これは、すごく美味しいです」
「これをアントの夢で売れませんか?」
売るのはいいが、量が少ない。一口サイズに切って売れば、それなりの量になるが、切るのが面倒だ。などとセルジュは考えた。
「これを小さく刻んで売るのですか?」
「いえ、この束があと29房あります。1房ごと売ります」
「ビファイオン」
テーブルの上がバナナだらけになった。
──いける。
完全に眼が白金貨に変化したセルジュは、一瞬で1房の価格設定を済ませた。
「分かりました。では、1房600ドラクで買い取ります」
「この半端は、試食用に置いていきます」
(えぇ。まだ食べたぁい)
「では、この半端は300ドラクで買い取ります。それで、次はいつ納品できますか」
「バナナの生産については、見通しがついていません。次は、当分ないです」
バナナの保管場所と生産者の確保。ヤスオの次の課題になった。
「そうですか、残念です。他に用件はありますか?」
「いえ。終わりです」
「それでは、下に降りて2人を手伝ってきます。計算が終わり次第、料金を持ってきますので、しばらくお待ちください」
セルジュは頭を下げた後、階段を降りていった。
(ヤスオォ。バナナまだ食べたかった)
「また、作ればいいじゃないですか。今回はアイルのために、辛抱してください」
(わかったわよ。ところでなんで、甘蕉じゃなくてバナナなの?)
「甘蕉は食べられない印象が強いかなと思って。バナナと言い換えれば、受け入れやすくないですか」
(なるほどね。ところで、バナナってどういう意味?)
「知りません。前世でそう呼んでいましたから。ただ人に聞かれたら、食べたらそんなバナナって言ってしまうからバナナでいきますか」
(ヤスオの話が、そんなバナナね。なんか、疲れたわ)
計算を終え、セルジュ達三人が2階に上ってきた。
「では、魔力回復薬が24本で14400、治癒薬が96本86400、バナナが29房で17400と300。合計118500ドラク。白金貨2枚と金貨1枚、白銀貨1枚と銀貨3枚そして、白銅貨1枚です。ご確認ください」
それらを1枚1枚、確認し自身の巾着袋に入れた。1週間でこれだけの稼ぎ。十分自立したといえるだろう。
「先ほどから何やら独り言を話していたようですが、もしかしてアリ姉さんと話していたのですか」
「そうです。面倒な事に口に出さないと、伝わらないので」
「それで、俺達のこと何か言っていませんか」
マルとカミルが目を輝かせて詰め寄ってきた。
──お前らなぁ。
ヤスオの疑いは晴れていないのに、何もなかったかのように接してきてイラつく。そんなヤスオの気持ちをアリアドネが代弁した。
「(マル、カミル、ヤスオが女物の服を着ていたことを言いふらしたのは、あなた達ですね)だそうだ」
『あ、はい。ごめんなさい』
「(それに、先ほどのヤスオに対する態度も頂けませんよ)だって」
「ひっ。ごめんなさい。本当にアリ姉さんがいる」
マルとカミルは、怒られたのになぜか、嬉しそうだ。
「この後なのですが、冒険者組合に行くつもりだったのですが、用事ができて行けなくなりました。そこで、マルかカミルに伝言を頼みたいのですが」
「もちろん、構いませんよ」
「それでは、東の森で小鬼との遭遇多数あり。近くに巣があるかも、と伝えてもらいますか」
「承知しました。カミルよろしいですね」
「はい」
「セルジュ兄さん。僕も行こうか?ヤスオさんのおかげで午後は外出しなくて良くなったのでしょ」
「ええ。品切れ中だった治癒小薬が大量に入荷しましたから、調達の必要はなくなりました。ですが、午後から忙しくなりますよ。では、カミルが残ってマルが行って下さい」
『はい』
アントの夢に活気が戻った。どこか、ふてくされて面倒くさそうにしていた3人が、イキイキとしてきた。アリアドネの生存は、3人に希望を与えたようだ。
「では、そろそろ帰ります。休憩中に尋ねて申し訳ないです」
「とんでもない。それ以上に嬉しい事がありましたから。…アリ姉さん、また会えて嬉しかったです。また、道を外れるような事をしたら叱って下さい」
『よろしくお願いします』
三人は深々と頭を下げた。
「(拳骨が落とせなくて残念だわ)だって」
「あぁ、最後にヤスオ様。バナナとはどういう意味ですか?」
「え?それはそのぉ、食べるとそのぉなんだ。そんなバナナって言っちゃうような。
ヘヘ」
『なるほど』
「さすがヤスオさんだ。すごい発想です」
「その考えはなかったぁ。すごいですね」
三人はヤスオのダジャレに、そういうものだと納得し感服していた。
「くだらない事を言って肯定されると、こんなにも辛いのですね。誰か突っ込んでよ」
(くだらない事の自覚はあったのね)
(さて、軍資金は調達できたのでいよいよ買物ね。アイルはもちろんだけど以前、保管してもらったシンシアの服も買ったら?あとついでに、私のも)
「シンシアさんはいいですけど、アリ姉様は買っても着る体がないですよね。まさか、俺に着させようと思っていませんよね」
アリアドネはヤスオの女装を思い出し、ヤスオも同様のことを思い出した。
──おえぇぇ。
吐きそうになる。
(もう、やめてよ、気持ちの悪い。誰がそんなこと考えるのよ。気持ちの問題よ。アイルとシンシアだけ買ってもらえるのが悔しいのよ)
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