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41話 自分がいかに愚かか思いしる
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「何かあったようですね」
礼拝堂の中を覗くと、入り口付近の長椅子に通路側を向いて、トイ爺が頭を抱えて座っていた。その奥にセメレとマイヤがシンシアと初めて見る女性とで、話し込んでいた。その四人を取り囲んで子供達が、泣いている。
ヤスオは、礼拝堂に入りトイ爺に近づいた。
「ヤスオ」
誰かがヤスオの腰のあたりに飛びつき、抱きついた。
「リンか、どうした。何があった」
「アイルが、アイルがさらわれちゃった。うわぁぁぁん」
(なんですってぇ。私の娘をさらうなんてどこの大馬鹿よ。誰?誰なの?)
「リン、落ち着いてくれ。それで、誰がアイルをさらった?」
リンは泣いていて、返事ができない。なんとか落ち着かせようと何度も頭をさすったが落ち着く様子がない。
「小鬼じゃ」
頭を抱えていたトイ爺が、顔を上げて答えてくれた。
「突然5匹の小鬼に襲われて、わしとボンで対応した。じゃが、別の5匹に子供達が襲われアイルがさらわれた。まさか、小鬼共が陽動作戦を仕掛けるとは思わなかった。すまん、わしのミスじゃ」
「ううん。トイ爺は悪くない。悪いのは仮病を使って休んだ私達。そのせいで、年少組を守り切れなかった」
ビル、トム、リンは年長組で、この3人がいれば、違った結果になったかもしれない。だが悪いのはさらったゴブリンであって、子供達ではない。子供達を苦しめるゴブリンに憤りを感じる。
ゴブリンのオスとメスはそれぞれパーティーを組み、別に行動する。オスがトイ爺と対峙しているときに、メスが子供達を見つけ襲った。それが偶然にも陽動になり、トイ爺の意表をついた。さらに、たまたま3人休んでいて4人で年少組を守ることになる。
相手は一体多かった為、1人さらわれてしまった。トイ爺の話から、アリアドネはそう予想した。
シンシアがヤスオに気づき、見慣れぬ女性と共に近づいてきた。見慣れぬ女性は冒険者組合の制服を身に着けている。おそらくシンシアの同僚だろう。
「ヤスオさん。随分耳が早いですね。もう駆けつけてくれたのですか?」
「いえ。偶然です。たまたま子供達に会いに来ただけです。大変な事になりましたね」
「ええ。今、組合長と手の空いた冒険者で小鬼共を追跡しています。私達はここで情報収集と念の為の護衛をしています」
「護衛ですか?」
「こんにちは、初めまして。あたしはシンシアの同僚のイーシアよ。こう見えてもあたし達、同じパーティーのB級上位の冒険者だったのですよ。ところで、おたくは誰?」
「何を言っているの、イーシア。ヤスオさんよ」
「ヤスオって誰よ?」
「初めまして、イーシアさん。G級と言えば分かってもらえますか?」
「まさか、G級ヤスオ。こんな所で有名人に会えるなんて。うれしー。あ、でも変態だった」
ヤスオにしがみついていたリンがイーシアを睨む。イーシアはリンの視線に気づき、口をふさぐ。
「イーシアそんな事、言っている場合じゃないでしょ。ヤスオさんごめんなさい」
「こりゃ、失礼」
二人は一礼をしてトイ爺の方へ向かい、話し始めた。
ヤスオはリンの手を取り、セメレとマイヤの元へ向かう。
「院長先生。大変な事になりましたね。それで、他の子供達は無事だったのですか?」
「それが、エガートがこん棒で殴られ重傷で、治癒中薬を手配しています。ですが、アリアドネ様が亡くなって以降この街は治癒薬が不足しているので、手に入るかどうか」
エガートは年長組の男の子。年長組では一番年下だが責任感の強い子だ。
(セルジュのイライラの原因ね。様子を見た限り、手に入れるのは無理ね。迂闊だったわ、今回納品したのは小薬のみ。中薬も作っておけばよかった)
「そうですか。それで、エガートはどこに?」
「部屋に休ませて、アンナが看病についています」
「見舞ってもよろしいですか?」
「はい、命に関わる程ではありませんから。会えますよ」
「ヤスオさん。私達はどうしたら良いのでしょう」
マイヤがヤスオに詰め寄り、どうしていいかわからず、藁をもつかむ思いで聞いてきた。セメレも同じ気持ちのようで二人はヤスオを見つめた。
「(アイルは無事だと信じる事です。そして、心配しすぎて他にも子供がいるのを忘れないで下さい)」
「…はい。そうですね。そういえばそろそろ夕飯の支度をしないと。マイヤもリンも手伝って」
「はい」「うん」
「(セメレとマイヤは、それでいいのですよ。あとは、まかせて)」
ヤスオはそう告げると、教会と孤児院を結ぶ廊下を通って、エガートの部屋に向かった。
『アリアドネ様?』
セメレとマイヤは、ヤスオからアリアドネの気配を感じた。
──コン、コン。
「入るよ」
「ヤスオォ。エガートが」
ヤスオが部屋に入るとアンナが泣きながら抱きついた。アンナは、いつも料理、裁縫の授業を選択している、おとなしい性格の年長組の女の子だ。
「大丈夫だよ。エガートは、寝てないかい?」
「うん。苦しそうだけど、起きているよ」
「じゃ、少しエガートと話したいから、部屋の外で待っていてくれないか」
「うん、わかった」
アンナは、心配そうに何度も振り返りながら、部屋を出ていった。ヤスオはエガートに歩み寄り、そばにあった椅子に腰を下ろす。
「エガート、大丈夫か?」
「ヤスオ、ごめんよ。アイルがさらわれた」
「気にするな。お前のせいじゃない」
「俺、油断した。相手がメスで、しかも片方の手首がなかったから、楽勝だって」
──なんだって。
ヤスオに衝撃が走った。あの時、見逃したメスゴブリンが子供達を襲っていた。アリアドネの懸念が、現実になってしまった。
エガートは、たどたどしく、それでも懸命にヤスオにその時の事を説明した。
片手ゴブリンはこん棒を、地面に置いて石を拾い投げてきた。石がエガートに当たってひるんでいたら、こん棒を拾いアンナに襲いかかっていた。エガートは、慌ててアンナをかばい殴られてしまう。さらに、殴ろうとするが、アイルが体当たりして次の攻撃を防いでくれた。だが、別のゴブリンが倒れたアイルの足首をつかんで引きずって連れていこうとする。アイルは草を握って必死に抵抗したが、それに同調したゴブリンが、2匹、3匹、4匹とアイルの手足をつかんで、あっという間に連れて行ってしまった。
エガートの説明にヤスオは天を仰ぎ、うろたえた。
──しまったぁ。
なんという事だ。奴はヤスオから石を拾い投げることを学んでいた。そのことが、アイル誘拐に貢献していた。今更だが、奴を見逃したのを後悔し、自分の愚かさに腹が立ってきた。
「何度も言うがお前に責任はない。さぁ、あとは任せて少し眠るといい。起きる頃には、楽になっているから」
エガートは目を閉じ眠ろうとする。
礼拝堂の中を覗くと、入り口付近の長椅子に通路側を向いて、トイ爺が頭を抱えて座っていた。その奥にセメレとマイヤがシンシアと初めて見る女性とで、話し込んでいた。その四人を取り囲んで子供達が、泣いている。
ヤスオは、礼拝堂に入りトイ爺に近づいた。
「ヤスオ」
誰かがヤスオの腰のあたりに飛びつき、抱きついた。
「リンか、どうした。何があった」
「アイルが、アイルがさらわれちゃった。うわぁぁぁん」
(なんですってぇ。私の娘をさらうなんてどこの大馬鹿よ。誰?誰なの?)
「リン、落ち着いてくれ。それで、誰がアイルをさらった?」
リンは泣いていて、返事ができない。なんとか落ち着かせようと何度も頭をさすったが落ち着く様子がない。
「小鬼じゃ」
頭を抱えていたトイ爺が、顔を上げて答えてくれた。
「突然5匹の小鬼に襲われて、わしとボンで対応した。じゃが、別の5匹に子供達が襲われアイルがさらわれた。まさか、小鬼共が陽動作戦を仕掛けるとは思わなかった。すまん、わしのミスじゃ」
「ううん。トイ爺は悪くない。悪いのは仮病を使って休んだ私達。そのせいで、年少組を守り切れなかった」
ビル、トム、リンは年長組で、この3人がいれば、違った結果になったかもしれない。だが悪いのはさらったゴブリンであって、子供達ではない。子供達を苦しめるゴブリンに憤りを感じる。
ゴブリンのオスとメスはそれぞれパーティーを組み、別に行動する。オスがトイ爺と対峙しているときに、メスが子供達を見つけ襲った。それが偶然にも陽動になり、トイ爺の意表をついた。さらに、たまたま3人休んでいて4人で年少組を守ることになる。
相手は一体多かった為、1人さらわれてしまった。トイ爺の話から、アリアドネはそう予想した。
シンシアがヤスオに気づき、見慣れぬ女性と共に近づいてきた。見慣れぬ女性は冒険者組合の制服を身に着けている。おそらくシンシアの同僚だろう。
「ヤスオさん。随分耳が早いですね。もう駆けつけてくれたのですか?」
「いえ。偶然です。たまたま子供達に会いに来ただけです。大変な事になりましたね」
「ええ。今、組合長と手の空いた冒険者で小鬼共を追跡しています。私達はここで情報収集と念の為の護衛をしています」
「護衛ですか?」
「こんにちは、初めまして。あたしはシンシアの同僚のイーシアよ。こう見えてもあたし達、同じパーティーのB級上位の冒険者だったのですよ。ところで、おたくは誰?」
「何を言っているの、イーシア。ヤスオさんよ」
「ヤスオって誰よ?」
「初めまして、イーシアさん。G級と言えば分かってもらえますか?」
「まさか、G級ヤスオ。こんな所で有名人に会えるなんて。うれしー。あ、でも変態だった」
ヤスオにしがみついていたリンがイーシアを睨む。イーシアはリンの視線に気づき、口をふさぐ。
「イーシアそんな事、言っている場合じゃないでしょ。ヤスオさんごめんなさい」
「こりゃ、失礼」
二人は一礼をしてトイ爺の方へ向かい、話し始めた。
ヤスオはリンの手を取り、セメレとマイヤの元へ向かう。
「院長先生。大変な事になりましたね。それで、他の子供達は無事だったのですか?」
「それが、エガートがこん棒で殴られ重傷で、治癒中薬を手配しています。ですが、アリアドネ様が亡くなって以降この街は治癒薬が不足しているので、手に入るかどうか」
エガートは年長組の男の子。年長組では一番年下だが責任感の強い子だ。
(セルジュのイライラの原因ね。様子を見た限り、手に入れるのは無理ね。迂闊だったわ、今回納品したのは小薬のみ。中薬も作っておけばよかった)
「そうですか。それで、エガートはどこに?」
「部屋に休ませて、アンナが看病についています」
「見舞ってもよろしいですか?」
「はい、命に関わる程ではありませんから。会えますよ」
「ヤスオさん。私達はどうしたら良いのでしょう」
マイヤがヤスオに詰め寄り、どうしていいかわからず、藁をもつかむ思いで聞いてきた。セメレも同じ気持ちのようで二人はヤスオを見つめた。
「(アイルは無事だと信じる事です。そして、心配しすぎて他にも子供がいるのを忘れないで下さい)」
「…はい。そうですね。そういえばそろそろ夕飯の支度をしないと。マイヤもリンも手伝って」
「はい」「うん」
「(セメレとマイヤは、それでいいのですよ。あとは、まかせて)」
ヤスオはそう告げると、教会と孤児院を結ぶ廊下を通って、エガートの部屋に向かった。
『アリアドネ様?』
セメレとマイヤは、ヤスオからアリアドネの気配を感じた。
──コン、コン。
「入るよ」
「ヤスオォ。エガートが」
ヤスオが部屋に入るとアンナが泣きながら抱きついた。アンナは、いつも料理、裁縫の授業を選択している、おとなしい性格の年長組の女の子だ。
「大丈夫だよ。エガートは、寝てないかい?」
「うん。苦しそうだけど、起きているよ」
「じゃ、少しエガートと話したいから、部屋の外で待っていてくれないか」
「うん、わかった」
アンナは、心配そうに何度も振り返りながら、部屋を出ていった。ヤスオはエガートに歩み寄り、そばにあった椅子に腰を下ろす。
「エガート、大丈夫か?」
「ヤスオ、ごめんよ。アイルがさらわれた」
「気にするな。お前のせいじゃない」
「俺、油断した。相手がメスで、しかも片方の手首がなかったから、楽勝だって」
──なんだって。
ヤスオに衝撃が走った。あの時、見逃したメスゴブリンが子供達を襲っていた。アリアドネの懸念が、現実になってしまった。
エガートは、たどたどしく、それでも懸命にヤスオにその時の事を説明した。
片手ゴブリンはこん棒を、地面に置いて石を拾い投げてきた。石がエガートに当たってひるんでいたら、こん棒を拾いアンナに襲いかかっていた。エガートは、慌ててアンナをかばい殴られてしまう。さらに、殴ろうとするが、アイルが体当たりして次の攻撃を防いでくれた。だが、別のゴブリンが倒れたアイルの足首をつかんで引きずって連れていこうとする。アイルは草を握って必死に抵抗したが、それに同調したゴブリンが、2匹、3匹、4匹とアイルの手足をつかんで、あっという間に連れて行ってしまった。
エガートの説明にヤスオは天を仰ぎ、うろたえた。
──しまったぁ。
なんという事だ。奴はヤスオから石を拾い投げることを学んでいた。そのことが、アイル誘拐に貢献していた。今更だが、奴を見逃したのを後悔し、自分の愚かさに腹が立ってきた。
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