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115.悪女
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そうなるとキャシーにとって邪魔なのが、これまでクランジャンと関係を持った女達と、我が子我が夫だ。
同じ商人である夫に2人の女性を知らないかと尋ねると、姉だと言われた時は心臓が飛び出るほど驚いた。どうでもいいので気にしてなかったが、思い起こせば夫の家族に会ったことがない。そう言えば、食堂を継いで欲しい両親と商人になりたい夫が反発して家を出たと言っていたような。と言うかお前、姉がいたのかよ、と驚いたがそれ以上にムカついた。だが、そのおかげで義姉2人の居所と亭主との間に子供がいる事が、容易に知ることができた。クランジャンの子供2人の居所は、義姉がたまに会って欲しいと、両親に預けたことを教えていたので分かる。
キャシーは自身の子レンをクランジャンに預け幽閉させると、夫にさらわれたと伝え、4人の子供を誘拐させた。そして、自身の子供を含むクランジャンの子供3人の処分と、義姉達の口を永遠に封じる為の人質2人、計5人を人身売買組織に売りつけた。こうすれば、5人は永遠に行方不明になり、マリナとボイは永遠に人質になる。これで、証拠はなくなり、義姉達が話さなければ、不貞は無かった事にできる。あとは名前を変え、マルシャンの元から消えればいいし、しつこく探し回るようであれば、マルシャンを始末してもいい。ここまで何もかもが順調で、まるで神の祝福を受けているような気がした。
だがここから、キャシーの計画が狂いだす。ダニエル、ニーニョの保護者でキャシーの義母オーデフラウが、2人の子を探して、父クランジャンの居場所を突き止め、酒場にやって来た。迂闊だった。義母が娘達から、この酒場で密会していた事を聞いていても不思議ではない。その場は居留守を使い、やり過ごしたが、このままでは、義母が衛兵に相談して事件が露呈してしまう。
そう恐れたキャシーは酒場の男1人を雇い、クランジャンと組んで、義母をさらい冒険者が帰宅する夕方の時間帯に西の森へ連れて行き、放置した。
その後、森で迷う老婆は、ゴブリンにさらわれ、命を落とす事になる。
さらに計画が狂う。子供達を乗せた馬車がミノタウロスに襲われ馬と仲間2人が喰われた事を、その場から逃げ延びた男から聞いた。すでに、5人分の料金を貰っているので、当初は気にしなかった。むしろ子供達がミノタウロスに喰われていて欲しいと願っていた。だが、万が一マリナかボイが帰宅するような事になれば、義姉が訴え出るかもしれない。念の為、2人の義姉に不貞の黙認を条件に、雇った男とマルシャンを専属冒険者として雇い入れさせた。
義姉達は、理由も知らず言われた通りにした。この時、さらった子供ではなく、不貞の黙認を条件にしたのは、誰にも相談させないためで、子供を条件にすると亭主に相談する可能性があるから。
──5日ほど、見張って帰って来なければ、死んでいるでしょう。
そう思っていたが、なんと3日目にヤスオがマリナを連れて帰ってきた。しかも見張っていたマルシャンがヤスオの手によって捕まってしまった。幸いマルシャンは口を割る事がなく、義姉も自身の不貞が露見することを恐れ、訴え出る事はなかった。だが、誘拐事件は明るみになり衛兵団の捜査が始まった。すでに、賄賂を贈った門番は処罰されたのか、見なくなっている。キャシーは焦ったが、まだ希望があった。我が子レンだ。この子さえ、見つからなければマルシャンは口を割らない。
そう思っていると、6日目に衛兵団長がレンを連れて訪ねてきた。キャシーの血の気は引いたが、我が子の生還に一応は喜んで見せ抱きしめた。
──その時の我が子レンの冷めた眼は、思い出すたびに腹が立つ。
レンは母親を庇い一切母に触れることを言わず、架空の男にさらわれたと嘘をついた。その気持ちは、母には届かず再びレンをクランジャンに預ける計画を立てた。
「念の為、しばらくは、息子さんに護衛を付けます。気を遣わぬよう、忍ばせて付けますので安心して下さい。」
この衛兵団長の発言に、キャシーは打つ手を失った。護衛がいなくなるまで待つしかない。その後、レンを助けたのがG級ヤスオだと聞いた。一応、感謝の言葉を伝えたが内心は、はらわたが煮えくり返る気分だ。
──いったい、あのG級ヤスオは、わたしに何の恨みがあって邪魔するの。
それからの数日は、地獄だった。衛兵を忍ばせると言っていたが、誰なのか分からない。家の外にいる男すべてが、衛兵に見える。衛兵の手前、息子の世話をしなければならない。冷めた視線を送る息子の世話は苦痛でしかない。息子が帰宅して5日目。キャシーは耐え切れず、息子に留守番を押しつけ外出する。
──よし、家からついてくる奴はいない。
キャシーは、酒場にいるクランジャンを訪問し、今後の対策を練る。
「大丈夫だよ。あいつがマルシャンだなんて、衛兵共には、分かりはしねえ。ガキが救い出されたなんて聞かされねぇよ。あと1か月待てば、俺は貴族様だ。そうなればガキを始末して、お前は名前を変えて晴れてお妾様だよ。」
そう言うとクソ野郎は身体ばかり望んでくる。
──本当にそうなって欲しい。
キャシーは、心からそう思いクランジャンに身を預け、5日間のストレスを発散した。
──ドタ、バタ、バタバタ。
[年増めぇ。げひっ、ごほっ。うごっ。]
何やら1階が騒がしい。男達の叫ぶ声に、物が壊れる音。激しい乱闘が起きているように思える。
「ちょっと様子を見てくる。」
とりあえずパンツだけ履いて、クランジャンは外の様子見に行った。
[なんなんだぁ、これはぁ?]
クランジャンが慌てて部屋に戻ってきて、掛けてある衣服からナイフを取り出すと、キャシーの手首を引きベッドから引きずり出す。
「ちょっとぉ、何?」
クランジャンは、キャシーの背後に隠れ、喉元にナイフを突きつけた。すると、部屋の扉が激しく開く。キャシーは慌てて両手を使って、胸と下半身を隠す。部屋に入ってきたのは2人の女で安堵した。1人は以前レンを連れて来た衛兵団長。キャシーは己のたくらみが終わったのだと理解した。
「動くな。この女を殺すぞ。」
「あんた、これはどういう事。わたしを盾にする気?」
──この状況から、どう逃げる気?
同じ商人である夫に2人の女性を知らないかと尋ねると、姉だと言われた時は心臓が飛び出るほど驚いた。どうでもいいので気にしてなかったが、思い起こせば夫の家族に会ったことがない。そう言えば、食堂を継いで欲しい両親と商人になりたい夫が反発して家を出たと言っていたような。と言うかお前、姉がいたのかよ、と驚いたがそれ以上にムカついた。だが、そのおかげで義姉2人の居所と亭主との間に子供がいる事が、容易に知ることができた。クランジャンの子供2人の居所は、義姉がたまに会って欲しいと、両親に預けたことを教えていたので分かる。
キャシーは自身の子レンをクランジャンに預け幽閉させると、夫にさらわれたと伝え、4人の子供を誘拐させた。そして、自身の子供を含むクランジャンの子供3人の処分と、義姉達の口を永遠に封じる為の人質2人、計5人を人身売買組織に売りつけた。こうすれば、5人は永遠に行方不明になり、マリナとボイは永遠に人質になる。これで、証拠はなくなり、義姉達が話さなければ、不貞は無かった事にできる。あとは名前を変え、マルシャンの元から消えればいいし、しつこく探し回るようであれば、マルシャンを始末してもいい。ここまで何もかもが順調で、まるで神の祝福を受けているような気がした。
だがここから、キャシーの計画が狂いだす。ダニエル、ニーニョの保護者でキャシーの義母オーデフラウが、2人の子を探して、父クランジャンの居場所を突き止め、酒場にやって来た。迂闊だった。義母が娘達から、この酒場で密会していた事を聞いていても不思議ではない。その場は居留守を使い、やり過ごしたが、このままでは、義母が衛兵に相談して事件が露呈してしまう。
そう恐れたキャシーは酒場の男1人を雇い、クランジャンと組んで、義母をさらい冒険者が帰宅する夕方の時間帯に西の森へ連れて行き、放置した。
その後、森で迷う老婆は、ゴブリンにさらわれ、命を落とす事になる。
さらに計画が狂う。子供達を乗せた馬車がミノタウロスに襲われ馬と仲間2人が喰われた事を、その場から逃げ延びた男から聞いた。すでに、5人分の料金を貰っているので、当初は気にしなかった。むしろ子供達がミノタウロスに喰われていて欲しいと願っていた。だが、万が一マリナかボイが帰宅するような事になれば、義姉が訴え出るかもしれない。念の為、2人の義姉に不貞の黙認を条件に、雇った男とマルシャンを専属冒険者として雇い入れさせた。
義姉達は、理由も知らず言われた通りにした。この時、さらった子供ではなく、不貞の黙認を条件にしたのは、誰にも相談させないためで、子供を条件にすると亭主に相談する可能性があるから。
──5日ほど、見張って帰って来なければ、死んでいるでしょう。
そう思っていたが、なんと3日目にヤスオがマリナを連れて帰ってきた。しかも見張っていたマルシャンがヤスオの手によって捕まってしまった。幸いマルシャンは口を割る事がなく、義姉も自身の不貞が露見することを恐れ、訴え出る事はなかった。だが、誘拐事件は明るみになり衛兵団の捜査が始まった。すでに、賄賂を贈った門番は処罰されたのか、見なくなっている。キャシーは焦ったが、まだ希望があった。我が子レンだ。この子さえ、見つからなければマルシャンは口を割らない。
そう思っていると、6日目に衛兵団長がレンを連れて訪ねてきた。キャシーの血の気は引いたが、我が子の生還に一応は喜んで見せ抱きしめた。
──その時の我が子レンの冷めた眼は、思い出すたびに腹が立つ。
レンは母親を庇い一切母に触れることを言わず、架空の男にさらわれたと嘘をついた。その気持ちは、母には届かず再びレンをクランジャンに預ける計画を立てた。
「念の為、しばらくは、息子さんに護衛を付けます。気を遣わぬよう、忍ばせて付けますので安心して下さい。」
この衛兵団長の発言に、キャシーは打つ手を失った。護衛がいなくなるまで待つしかない。その後、レンを助けたのがG級ヤスオだと聞いた。一応、感謝の言葉を伝えたが内心は、はらわたが煮えくり返る気分だ。
──いったい、あのG級ヤスオは、わたしに何の恨みがあって邪魔するの。
それからの数日は、地獄だった。衛兵を忍ばせると言っていたが、誰なのか分からない。家の外にいる男すべてが、衛兵に見える。衛兵の手前、息子の世話をしなければならない。冷めた視線を送る息子の世話は苦痛でしかない。息子が帰宅して5日目。キャシーは耐え切れず、息子に留守番を押しつけ外出する。
──よし、家からついてくる奴はいない。
キャシーは、酒場にいるクランジャンを訪問し、今後の対策を練る。
「大丈夫だよ。あいつがマルシャンだなんて、衛兵共には、分かりはしねえ。ガキが救い出されたなんて聞かされねぇよ。あと1か月待てば、俺は貴族様だ。そうなればガキを始末して、お前は名前を変えて晴れてお妾様だよ。」
そう言うとクソ野郎は身体ばかり望んでくる。
──本当にそうなって欲しい。
キャシーは、心からそう思いクランジャンに身を預け、5日間のストレスを発散した。
──ドタ、バタ、バタバタ。
[年増めぇ。げひっ、ごほっ。うごっ。]
何やら1階が騒がしい。男達の叫ぶ声に、物が壊れる音。激しい乱闘が起きているように思える。
「ちょっと様子を見てくる。」
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[なんなんだぁ、これはぁ?]
クランジャンが慌てて部屋に戻ってきて、掛けてある衣服からナイフを取り出すと、キャシーの手首を引きベッドから引きずり出す。
「ちょっとぉ、何?」
クランジャンは、キャシーの背後に隠れ、喉元にナイフを突きつけた。すると、部屋の扉が激しく開く。キャシーは慌てて両手を使って、胸と下半身を隠す。部屋に入ってきたのは2人の女で安堵した。1人は以前レンを連れて来た衛兵団長。キャシーは己のたくらみが終わったのだと理解した。
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