大アジア戦争

ツカサメイ

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24話 ソ連平和宣言

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              24話 ソ連平和宣言

1942年4月8日10時00分 スターリン特別放送。
「ソビエト社会主義連邦共和国は世界平和回復
の希求をここに高く誇りを持って宣言する」

「社会主義は平和を求め希求する心でこそ建設
出来るのだ!襲来には復讐で無く寛容と忍耐で
応える事を広く同志同胞に伝えたい」

「平和の建設こそソビエト連邦の道である!」

4月8日12時00分
スターリンは飲み過ぎてどなり散らしていた。
不機嫌の理由は誰も知らない・・・
東条の親書…
激怒で心臓が止まりそうに成った。

謹んで親書を送る。 総理大臣 東条。
ハバロフスクを焦土にする戦闘力を持つ
ウラジオストクを撃滅する手立てを持つ
シベリア鉄道を3000キロに渡って消滅可能
ドイツ側で宣戦布告の用意が在る

政治力で止めているが軍の要求は厳しい。
総理としての交渉も提案も不可能である。
しかし・・・
東条として案を示す。
大戦闘で両軍被害膨大と成れば国が滅びる。
大戦闘を今後行わない事が両国の国益だ。
私は政治とは表面の調節と考えている。
明確単純に記すと、政治家としての面子。

秘密の具体策。

ハバロフスク・ウラジオストクを含めた
ハバロフスク地域全てに戦闘禁止を命令し
日本軍の占領に任せる事。

シベリアを西進する日本軍に攻撃せず退避
させる事。

ウラジオストクに集積した兵器、物資、艦艇
など全てを手放す事。

激怒して焼き捨てる前に続きを読む事が重要。
東条の本音である。

ソビエト連邦を滅ぼしたく無い!
ドイツと正面対決の戦力は日本に無い。
軍と外交の対ソ宣戦布告の要求に抗しがたい。
表面でソ連を攻撃するが実害を出したく無い。
雪と氷の大地に数百万の屍を埋めたく無い。
大戦争を東条一人で止めるのは不可能である!

以下は特別の秘密である。
大日本帝国はシベリア全域の占領支配を目的
として強力な軍隊の進撃を開始する・・・・
しかし…
T34生産は持続、秘密裏にソビエトに移送する。
くれぐれもドイツに知られる事の無き様に・・
2人の連絡を取る特使の任命を願う。

シベリア地域は降伏許可願を許す事で充分。
組織強大で技術が高い、真に脅威なのはドイツ。
秘密の協力関係が成立する事を心底願っている。

激怒した…激怒したが… … …
ドイツを少し押し返したが軍部隊は崩壊寸前。
時間を過ぎれば補給が届き敵は攻勢に出る・・
これまでに届いた支援物資や兵器は全て消えた。
日本による封鎖で支援は…
ハバロフスクを失う。支援は全く来ない…
戦車生産の根幹はハバロフスクなのだ… …

提案を認めれば戦車は来る。

これが飲まずにいられるか!

東条は単純で物憶えの良い秀才に過ぎないと
報告した奴を銃殺してやる!
後日理由も告げられず、まじめで正確な将校が
一人荒野で銃殺された・・・・・





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