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44話 アメリカ 9月11日
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44話 アメリカ 9月11日
ニューヨーク州ニューヨークから1隻のタンカー
が出港、指示された航路はイギリスに向かう・・
特別収入で引き受けたが・・・戦闘地域・・・
ロバート船長が不安を隠し航行10時間いつの間に
か船舶が合流しタンカー4隻貨物船8隻の船団。
指示によれば貨物船ローリアが司令船。
無線封しを厳命された。付いて行くしかない・・
ホワイトハウスの外から室内に視線を戻した
「将軍、例の船団は予定通りかね?」
「計画通りで目的地の秘密は保たれてます」
「知られてはならん!政治生命が終わる」
「承知しております、しかし目的地が・・」
「イギリスでも知っているのはチャーチルと3人
だけ・・・こちらでも6人だけだ・・・」
「ソ連のポーランド将兵大虐殺国際調査団派遣
をヒトラーから求められた時は驚きました」
「数万人の捕虜虐殺は事実との報告書を見た私は
驚きはしなかったがヒトラーの要請に驚いたよ」
「要請に応えて英米による調査団派遣の意味と
価値に疑問だったのですが・・・」
「イギリスとフランスに配慮を要するのでドイツ
と大々的に外交する訳にいかんのだよ・・・
人権問題・・・これなら名分に充分使えるのだよ」
「はあ・・・交渉で我が国に益がえられますか?」
「ドイツがヨーロッパを統一支配したら脅威だよ。
ソ連だとドイツより脅威だ・・・そこでだ・・・
ドイツの不足を補いソ連と潰しあいをさせる、
イギリスに向くドイツの戦力をソ連で消耗させイギ
リスが望む兵器と資源を提供する見返りに大量の
金塊を我が国が、得るのだ!」
「・・・船団がドイツに向かう理由・・・」
「威勢の良い放送をしてもドイツに戦争資材は無い
よ・・・タングステン、燃料さえ不足だよ・・・」
「それで燃料、潤滑油、戦略資材、大量の食糧・・」
「秘密裏にドイツを支援し戦力再建という訳だ」
「ドイツとソ連が消耗したら・・・」
「我が国の戦時計画による生産転換はまだ3分の1程
だ・・・後1年たてば転換は終了する、大規模で大量
の兵器を生み出すだろう、将兵の用意も整う。
我が国がドイツとソ連を踏みつぶす!」
「日本の脅威は無いのですか?」
「ふん、小さな猿がわずかな兵力をカザンに置いて
るがドイツでもソ連でも残存戦力でゴミにされるさ」
「では・・・1年後・・・」
「うむ、我が国に対抗出来る国は世界中に無い!」
ロバート船長は死を覚悟した・・・
船団はイギリスに向かわず海峡を北上し続ける・・
このままではドイツの勢力圏。
撃沈されるか・・・拿捕拘留・・・悪ければ死刑。
とうとうドイツ軍の軍艦2隻に命令されドイツ領海に。
デンマークの北を東に進む・・・もう帰れない。
キール軍港に入り接岸。
妙だ・・歓迎されないのは当然だが待遇が良過ぎる。
「海軍卿・・・例の船団は無事に北上したかね?」
「海軍を遠ざけたので問題無く通過しました」
「アメリカの決断か・・・気に入らん・・・
我が国の金塊を狙ってる事は明白だ、しかし・・・
ドイツに対抗する我が大英帝国に他の手は無い・・」
「日本を外交で利用出来れば・・・」
「日本か・・・カザンまで占領したら日本は破綻する
よ・・・シナ戦線も在る。産業力、軍事力、科学力
どれもドイツやソ連に劣る。それに所詮は黄色い猿、
本気で協力しようという国は世界に無い。」
「日本は広く成り過ぎました・・・考え無しに資源、
石油を求めてのあがき、敗北は必然でしょう・・・」
「日本は我が大英帝国の一つに成るのが最適の政策
と言うのに・・・馬鹿は外交を無視したあげくカザン
だ。我が国は金塊を失う・・・代わりに日本を得る。
この程度はアメリカの連中に認めさせて見せる!」
1942年9月11日
世界中で最も楽しい未来を予想していたのは大統領。
ニューヨーク州ニューヨークから1隻のタンカー
が出港、指示された航路はイギリスに向かう・・
特別収入で引き受けたが・・・戦闘地域・・・
ロバート船長が不安を隠し航行10時間いつの間に
か船舶が合流しタンカー4隻貨物船8隻の船団。
指示によれば貨物船ローリアが司令船。
無線封しを厳命された。付いて行くしかない・・
ホワイトハウスの外から室内に視線を戻した
「将軍、例の船団は予定通りかね?」
「計画通りで目的地の秘密は保たれてます」
「知られてはならん!政治生命が終わる」
「承知しております、しかし目的地が・・」
「イギリスでも知っているのはチャーチルと3人
だけ・・・こちらでも6人だけだ・・・」
「ソ連のポーランド将兵大虐殺国際調査団派遣
をヒトラーから求められた時は驚きました」
「数万人の捕虜虐殺は事実との報告書を見た私は
驚きはしなかったがヒトラーの要請に驚いたよ」
「要請に応えて英米による調査団派遣の意味と
価値に疑問だったのですが・・・」
「イギリスとフランスに配慮を要するのでドイツ
と大々的に外交する訳にいかんのだよ・・・
人権問題・・・これなら名分に充分使えるのだよ」
「はあ・・・交渉で我が国に益がえられますか?」
「ドイツがヨーロッパを統一支配したら脅威だよ。
ソ連だとドイツより脅威だ・・・そこでだ・・・
ドイツの不足を補いソ連と潰しあいをさせる、
イギリスに向くドイツの戦力をソ連で消耗させイギ
リスが望む兵器と資源を提供する見返りに大量の
金塊を我が国が、得るのだ!」
「・・・船団がドイツに向かう理由・・・」
「威勢の良い放送をしてもドイツに戦争資材は無い
よ・・・タングステン、燃料さえ不足だよ・・・」
「それで燃料、潤滑油、戦略資材、大量の食糧・・」
「秘密裏にドイツを支援し戦力再建という訳だ」
「ドイツとソ連が消耗したら・・・」
「我が国の戦時計画による生産転換はまだ3分の1程
だ・・・後1年たてば転換は終了する、大規模で大量
の兵器を生み出すだろう、将兵の用意も整う。
我が国がドイツとソ連を踏みつぶす!」
「日本の脅威は無いのですか?」
「ふん、小さな猿がわずかな兵力をカザンに置いて
るがドイツでもソ連でも残存戦力でゴミにされるさ」
「では・・・1年後・・・」
「うむ、我が国に対抗出来る国は世界中に無い!」
ロバート船長は死を覚悟した・・・
船団はイギリスに向かわず海峡を北上し続ける・・
このままではドイツの勢力圏。
撃沈されるか・・・拿捕拘留・・・悪ければ死刑。
とうとうドイツ軍の軍艦2隻に命令されドイツ領海に。
デンマークの北を東に進む・・・もう帰れない。
キール軍港に入り接岸。
妙だ・・歓迎されないのは当然だが待遇が良過ぎる。
「海軍卿・・・例の船団は無事に北上したかね?」
「海軍を遠ざけたので問題無く通過しました」
「アメリカの決断か・・・気に入らん・・・
我が国の金塊を狙ってる事は明白だ、しかし・・・
ドイツに対抗する我が大英帝国に他の手は無い・・」
「日本を外交で利用出来れば・・・」
「日本か・・・カザンまで占領したら日本は破綻する
よ・・・シナ戦線も在る。産業力、軍事力、科学力
どれもドイツやソ連に劣る。それに所詮は黄色い猿、
本気で協力しようという国は世界に無い。」
「日本は広く成り過ぎました・・・考え無しに資源、
石油を求めてのあがき、敗北は必然でしょう・・・」
「日本は我が大英帝国の一つに成るのが最適の政策
と言うのに・・・馬鹿は外交を無視したあげくカザン
だ。我が国は金塊を失う・・・代わりに日本を得る。
この程度はアメリカの連中に認めさせて見せる!」
1942年9月11日
世界中で最も楽しい未来を予想していたのは大統領。
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