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48話 目標と必要戦力
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48話 目標と必要戦力
1942年9月、到達目標と必要戦力の検討が行われた。
現状拠点カザン確保、ウファ確保。駐屯兵力40万。
ソ連軍が攻撃してくれば1か月で前線は崩壊・・・
いや、それどころか前線構築でさえも不能・・・
ドイツと停戦すれば4000機の航空機と戦車3000両、
兵力300万が押し寄せて来る。
兵站・・・兵力40万の食料だけでも月に12000トン。
10万に対し3000トンの食料は必須、充足なら5000トン。
2万トン・・・1000トン積み列車20本を要す。
派遣兵力340万なら1月に食料輸送で170万トン、
列車1700本。毎日運航して日に57本以上・・・
武器弾薬等を兵力相当に換算し一人0.06トン、
340万では204000トンで列車20400本を要する。
兵站面から戦闘準備に2~3月を必要とする。
兵力340万計画案。
兵力340万はバクー油田占領作戦と拠点維持に要す。
(1)食料6カ月分62~70万トンを拠点に備蓄
(2)拠点施設の充実
(3)陸軍武器弾薬の持続した分割輸送
(4)地上兵力の6分割輸送
(5)戦域輜重部隊の早期展開
(6)戦車、装甲車、自走砲、砲兵隊、高射砲の輸送
(7)戦闘機部隊の輸送
(8)防空警戒部隊の充実
(9)爆撃機部隊の輸送
(10)進撃予想地域に秘密の物資集積所を準備
占領地行政と物資損耗から100万トン集積を推奨す。
シナ戦線の兵力抽出を可能とする策を推奨す。
共産党軍シンパの大規模排除を推奨す。
敵の航空攻撃に対する輜重隊防護を推奨す。
ドイツ、モスクワ、ウラジオ連合軍対策を推奨す。
(情報により3者講和合意の可能性在り)
総理を睨んだ・・・
「陸軍大臣として講和合意など聞いてはおらぬぞ」
「海軍も聞いておらん!つんぼさじき扱いか!」
発言もざわめきも東条は無視した
「確たる知らせで無いからこそ、この場で出したのだ。
確たる物で無くとも・・・大戦略策定に必須である!
我が国が、いやアジア総軍がドイツとモスクワと
ウラジオ軍を阻止しバクー油田を占領確保しアゼル
バイジャン全域を得る事が肝要。さすれば周囲の山脈
に防御施設を構築し戦力を配備すれば防衛充分である。
ここに戦略目標としてカザンからバクーまでの領域を
占領支配し侵攻したる敵軍を撃退する事を提案する」
「陸軍として言うが長大で広大な領域の支配は困難だ」
「海軍をどこに用いるおつもりか?」
「そのような大兵力を国民から招集されては民間が
・・・」
天上の一角を見つめた
「難しく困難だが実現の策をどうするかだ・・・
(1)モスクワとウラジオ軍に80万トンの食料支援
(2)共産党シンパをシナからモスクワとウラジオ軍
に送り出す。
(3)入国する捕虜難民から男女別なく兵員を募る
(4)シナで男女別なく兵員を募る
(5)シナ派遣軍から兵力を抽出しカザン方面軍を増強
(6)航空戦力の早期充実を図る。
これらを関連付け速やかに実行が肝要と考える」
「なぜ食料80万トンをただで差し出すのか?」
「文字通り餌にして共産兵をシナからウクライナに
送り出す為である・・・腹ペコの共産兵ならそう動く」
「シナで集めた者に武装させて反乱は?」
「配置はドイツ、モスクワ、ウラジオ方面で反乱の
余地無し」
「ソ連兵捕虜の反乱は?」
「アゼルバイジャン進撃に、多民族の恨みを利用する」
「シナ派遣軍から抽出した兵は?」
「アゼルバイジャン駐屯軍を構成する」
「方法として、なぜ食料を選んだのか?」
「・・・ ・・・ 秘密情報であるが・・・
ドイツ、モスクワの支配地において多くの食人行為が
・・・起きている。輜重の不備と生産縮小が誘因」
「そうか、ドイツとモスクワは相互に相手が食料を
大量に持つと判断してるのか」
「そうと想う、でなければ10回を超える講和交渉で
合意せぬはずは無い、大きい弱みは互いに隠すが常識」
東条が茶を飲んで口を開いた
「80万トンの食糧でドイツ、モスクワ、ウラジオ軍を
油断させ、同時に共産兵150万をシナから放逐する!
ついで残虐なる中華兵150万もウクライナに放逐!
しな方面軍から戦力を抽出し部隊を新設する。」
「陸軍はシナから敵300万が消えるなら同意する」
「海軍はどうなる?」
「海軍はカスピ海で活躍出来るであろうな・・・」
「うむ・・・海軍も同意する」
東条の指示で動き出した。
大日本政府発表
「帝国は欧州方面の住民困窮を考慮し食料80万トン
を無償で支援する事を決定した」
宣言当日から大規模な食糧の鉄道輸送が始まった。
モスクワとウラジオ軍に秘密連絡・・・
「1月後シナから兵300万人を輸送する」
モスクワから共産党兵に秘密連絡・・・
「全力でモスクワに移動せよ!」
アジア総軍より共産党兵に秘密連絡・・・
「観光旅行名目で移動を許可する、武装は盗賊対処
で許可するが重兵器は認めない」
アジア総軍に対し2か月以内の300万人移送完了を命令。
同時に共産党兵のシナと満州国内の通過許可を公表。
満鉄とシベリア鉄道の無料運行が始まった。
1942年9月、到達目標と必要戦力の検討が行われた。
現状拠点カザン確保、ウファ確保。駐屯兵力40万。
ソ連軍が攻撃してくれば1か月で前線は崩壊・・・
いや、それどころか前線構築でさえも不能・・・
ドイツと停戦すれば4000機の航空機と戦車3000両、
兵力300万が押し寄せて来る。
兵站・・・兵力40万の食料だけでも月に12000トン。
10万に対し3000トンの食料は必須、充足なら5000トン。
2万トン・・・1000トン積み列車20本を要す。
派遣兵力340万なら1月に食料輸送で170万トン、
列車1700本。毎日運航して日に57本以上・・・
武器弾薬等を兵力相当に換算し一人0.06トン、
340万では204000トンで列車20400本を要する。
兵站面から戦闘準備に2~3月を必要とする。
兵力340万計画案。
兵力340万はバクー油田占領作戦と拠点維持に要す。
(1)食料6カ月分62~70万トンを拠点に備蓄
(2)拠点施設の充実
(3)陸軍武器弾薬の持続した分割輸送
(4)地上兵力の6分割輸送
(5)戦域輜重部隊の早期展開
(6)戦車、装甲車、自走砲、砲兵隊、高射砲の輸送
(7)戦闘機部隊の輸送
(8)防空警戒部隊の充実
(9)爆撃機部隊の輸送
(10)進撃予想地域に秘密の物資集積所を準備
占領地行政と物資損耗から100万トン集積を推奨す。
シナ戦線の兵力抽出を可能とする策を推奨す。
共産党軍シンパの大規模排除を推奨す。
敵の航空攻撃に対する輜重隊防護を推奨す。
ドイツ、モスクワ、ウラジオ連合軍対策を推奨す。
(情報により3者講和合意の可能性在り)
総理を睨んだ・・・
「陸軍大臣として講和合意など聞いてはおらぬぞ」
「海軍も聞いておらん!つんぼさじき扱いか!」
発言もざわめきも東条は無視した
「確たる知らせで無いからこそ、この場で出したのだ。
確たる物で無くとも・・・大戦略策定に必須である!
我が国が、いやアジア総軍がドイツとモスクワと
ウラジオ軍を阻止しバクー油田を占領確保しアゼル
バイジャン全域を得る事が肝要。さすれば周囲の山脈
に防御施設を構築し戦力を配備すれば防衛充分である。
ここに戦略目標としてカザンからバクーまでの領域を
占領支配し侵攻したる敵軍を撃退する事を提案する」
「陸軍として言うが長大で広大な領域の支配は困難だ」
「海軍をどこに用いるおつもりか?」
「そのような大兵力を国民から招集されては民間が
・・・」
天上の一角を見つめた
「難しく困難だが実現の策をどうするかだ・・・
(1)モスクワとウラジオ軍に80万トンの食料支援
(2)共産党シンパをシナからモスクワとウラジオ軍
に送り出す。
(3)入国する捕虜難民から男女別なく兵員を募る
(4)シナで男女別なく兵員を募る
(5)シナ派遣軍から兵力を抽出しカザン方面軍を増強
(6)航空戦力の早期充実を図る。
これらを関連付け速やかに実行が肝要と考える」
「なぜ食料80万トンをただで差し出すのか?」
「文字通り餌にして共産兵をシナからウクライナに
送り出す為である・・・腹ペコの共産兵ならそう動く」
「シナで集めた者に武装させて反乱は?」
「配置はドイツ、モスクワ、ウラジオ方面で反乱の
余地無し」
「ソ連兵捕虜の反乱は?」
「アゼルバイジャン進撃に、多民族の恨みを利用する」
「シナ派遣軍から抽出した兵は?」
「アゼルバイジャン駐屯軍を構成する」
「方法として、なぜ食料を選んだのか?」
「・・・ ・・・ 秘密情報であるが・・・
ドイツ、モスクワの支配地において多くの食人行為が
・・・起きている。輜重の不備と生産縮小が誘因」
「そうか、ドイツとモスクワは相互に相手が食料を
大量に持つと判断してるのか」
「そうと想う、でなければ10回を超える講和交渉で
合意せぬはずは無い、大きい弱みは互いに隠すが常識」
東条が茶を飲んで口を開いた
「80万トンの食糧でドイツ、モスクワ、ウラジオ軍を
油断させ、同時に共産兵150万をシナから放逐する!
ついで残虐なる中華兵150万もウクライナに放逐!
しな方面軍から戦力を抽出し部隊を新設する。」
「陸軍はシナから敵300万が消えるなら同意する」
「海軍はどうなる?」
「海軍はカスピ海で活躍出来るであろうな・・・」
「うむ・・・海軍も同意する」
東条の指示で動き出した。
大日本政府発表
「帝国は欧州方面の住民困窮を考慮し食料80万トン
を無償で支援する事を決定した」
宣言当日から大規模な食糧の鉄道輸送が始まった。
モスクワとウラジオ軍に秘密連絡・・・
「1月後シナから兵300万人を輸送する」
モスクワから共産党兵に秘密連絡・・・
「全力でモスクワに移動せよ!」
アジア総軍より共産党兵に秘密連絡・・・
「観光旅行名目で移動を許可する、武装は盗賊対処
で許可するが重兵器は認めない」
アジア総軍に対し2か月以内の300万人移送完了を命令。
同時に共産党兵のシナと満州国内の通過許可を公表。
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