大アジア戦争

ツカサメイ

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60話 ドイツ、モスクワ、ウラジオ軍消耗

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        60話 ドイツ、モスクワ、ウラジオ軍消耗

ウラジオ軍が北上する時期はドイツ軍攻勢の大きなチャンス
だったが南方軍の帰還と補給に日数を費やし大戦力はすでに
モスクワの防衛体制構築に入った為、撃破は不能だが
ウクライナはほぼ無防備でいつでも侵攻できるはずだが
問題はポーランド戦線。
逃げ出したスターリンの戦力はドイツより少ないが侵攻軍団
の後方攻撃には強力で重大な戦闘力を維持してる。
撃滅出来ずともスターリンの戦力を半減させれば脅威は無視
して良い規模と言える。
珍しく軍司令部とヒトラーの考えが一致。
1943年6月大攻勢が始まった!
新編成ドイツ南方軍12個師団、SS機甲師団2個、旅団6個
新編成自動車化歩兵師団6個、総兵力46万が進撃を開始。
ドイツ空軍はようやく優位を得た。
戦車の数はこちらの2倍だが平原戦車戦なら勝利確実。
状況判断と作戦に間違いは無い。
勝利を信じたドイツ軍部隊の士気は高い。
ポーランドの空にソ連空軍の墜落が続いた・・・
戦車戦無敵のドイツ機甲軍は前進する。

6月15日。
突如として全戦線にソ連空軍数百機が現れてドイツ空軍を
圧倒。半数以下に減らした筈の戦車も数百両が戦闘に参加。
ソ連軍防御陣地に多数の対戦車砲が確認。
突出した戦車部隊が敵攻撃機に破壊され壊滅・・・
進撃は停止した・・・
秘密裏に6月10日、航空機400機がソ連軍に到着していた。
東方からパイロット260人が6ルートでソ連軍に参加。
組み立てられ15日には部隊編成が完了。
16日にはソ連軍の反攻勢が開始された。
ドイツ軍は制空権を大きく失い野戦飛行場多数を喪失。
部隊は爆撃と戦車の攻撃にさらされ攻勢前の前線より
60キロ後退した。
有効な障害の少ない平原では総統命令もむなしい・・・
損耗兵力は13万を超えた・・・
ドイツ軍防衛戦・・・死守命令に将兵は死を覚悟。

6月20日を最後に大規模空襲は無い。
ドイツ軍は首をひねったがスターリンは激怒していた。
「燃料が無くて飛ばせないとはどういう事だ!届いてる
筈だ!戦車の燃料まで不足とは何をしている!」
「はっ、戦闘機も戦車も多数増えたのですが・・・燃料の
消耗が多くて備蓄まで消えつつある状況です・・・」
「なんだと!東方からの補給はどうした?」
「そ、それが15日以後全く届いておりません・・・」
「なぜ報告戦のだ!」
「こ、攻勢作戦を指示するのに時間を取られ・・・」
「仕方ない・・・それで、燃料はどこまで来てるか?」
「ヴォルガ河以西に全く無い様でありまして・・・」
「馬鹿者!燃料が無くて戦争が出来るか!」
「報告」
「どうした、早く言え!」
「ほ、報告。スターリングラードにアジア総軍の大部隊」
「・・・何だと・・・本当か?」
「確実であります、広範囲にアジア総軍の南下を確認」
「どこを目指してるのか?」
「潜伏偵察隊司令部の判断は、カスピ海であります」
立ち上がってテーブルを叩いた
「カスピ海だと!東条めこれが狙いだったか!」

「報告、モスクワより航空支援の用意在り」
「今頃何だ!許せん。許せんが戦闘機を送らせろ、基地2カ所
の使用を許可する」
航空部隊を立て直したドイツ軍は損害覚悟でソ連空軍基地に
殺到、どういう訳か地上に並ぶ戦闘機等多数を破壊。
損害軽微に戦車攻撃を命令。
多数のソ連軍戦車を破壊した。
ロシア共和国空軍の補給部隊はなぜか日本帝国軍の領域を
損害無しに通り抜け燃料物資の供給は続いた。
地上の戦線は膠着し両軍部隊は戦車温存に努めていた。
上空はドイツ空軍対ロシア共和国空軍の死闘が続く・・・

東条糾弾は全国に波及・・・
「孤立した皇軍を放置し弱軍の南方攻撃とは何たる事か!」
「見殺し東条」
「鬼畜東条」
「大本営の裏切り者」
「国賊東条を殺せ」
「総理の資格無し」
「日本人の資格無し」
「腹を切れねば首を吊れ」
そして・・・とうとう・・・
東条の自宅を民衆が囲み、多数の石を投げつけられた。
どういう訳か警備の警察や軍人は見て見ぬふりを決め込んだ。

1943年7月15日。
アジア総軍は多数小艦艇でカスピ海北部制圧、周辺に軍展開。
アストラハン、スターリングラード、ロストフ、サポリージャ、リフ、ムィコラーイウ、キシナウを占領制圧。統治開始。
12個師団がチェルノフツィ、イパノフランコフスク、ストルイ
に進撃、ウクライナ南方領域支配確立を目指した。
前線飛行場の建設を進め戦闘機1200機がぞくぞくと進出。
アジア総軍ウクライナ軍団60万が40キロに接近・・・
スターリングラード降伏。
西方進撃に部隊展開。


1943年7月20日。
秘密裏にドイツとソ連、18回目の停戦交渉。
互いに戦力を消耗してる点を憂慮、大日本帝国攻撃を決定。
ヒトラー、スターリン秘密合意成立、ロシア共和国賛同。
8月10日を期し両国は大日本帝国に宣戦通告、戦闘開始の事。

7月21日。
ロシア共和国はアジア総軍との密約に基づき収監されていた
工業技術者等専門家1600人を総軍に身柄送致。
22日総軍は全員をカザンに収容し手当の後警護。
24日、鉄道使用最優先で直江津の技術者収容所に出発。

7月29日。
アジア総軍、ヴォロネジ、ハリコフ、ポルタバ、スムイ占領。
8月4日。
ドニエプロペトロフスク降伏。

8月8日。
モロヴォフラート、クルスク占領。

8月9日。
ホルテン実験機、ラムジェット推進で音速突破成功、
軸流ジェットエンジンで飛行成功、エンジン耐久12時間。
軸流ジェットエンジン200台の生産開始。
ホルテン戦闘機1000機の量産開始。
700馬力4発上翼輸送機、第一次量産開始400機。

戦闘回転翼機500配備完了、訓練機200、製造中700機。
新編成対戦車飛行隊創設。
2000馬力級戦闘機、部品2000機製造完了。
2000馬力エンジン冷却兼用小型ラムジェットエンジン開発
開始。

ホルテン雷爆撃機91式魚雷850×2開発開始。
ホルテン3座偵察機開発開始。

石炭液化燃料開発失敗。
高速魚雷艇開発失敗。
長距離電探開発失敗。
新型重戦車開発失敗。
新形状プロペラ量産失敗。
新型爆撃照準器開発失敗。
無線航法装置開発失敗。
新型ソナー開発失敗。
対空電探開発失敗。
通信機用新型電子管量産失敗。
新型オイルクリーナー量産失敗。
合成ゴム開発失敗。
高初速20ミリ機関砲量産失敗。













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みんなの感想(2件)

bombzagiwaki
2021.08.09 bombzagiwaki

着想は面白いですが、日本語になっておらず難解な文章の為途中で諦めました。

解除
Ittoh
2019.04.02 Ittoh

Ittohです。日ソ中立条約に関するお爺ぃの推論です。

 日ソ中立条約は、ソビエト連邦としては、シベリア出兵を日本にさせないことにあったと思います。

 独ソ戦では、百万を単位にするような人的被害を、独ソ両方が背負い込んで戦っていたのです。モスクワが陥落しても、ソビエト連邦が降伏することは無かったと思います。ウラル山脈東方、バイカル湖周辺まで追われても、ドイツに対して反撃できなくなるかもしれませんが、ドイツに降伏する選択肢がスターリンにあったとは思えません。

 ソビエト連邦が怯えていたのは、大日本帝国が、シベリアに出兵をすることも、太平洋ルートの対ソ支援を阻止されることも、避けたかったハズです。つまり、ドイツ軍の進撃によって、黒海沿岸が陥落し、バルト海沿岸地域も喪失し、ウラル山脈東方へ撤退させられた場合、ソビエト連邦への支援ルートは、ウラジオストックからのルートにほぼ限定されます。この状況は、戦略上、ソビエトにとって、最悪の危機となります。

 だからこその日ソ中立条約です。ソビエト連邦にとっての中立条約の期限は、ドイツに勝利するまでの間、ソビエト東方地域の安全を確保するための期限条約であり、アメリカからソ連への支援ルートを確保することが目的の条約です。ドイツに勝利したら、日ソ中立条約を守る理由は無くなります。

 ソビエトは、上記の条件下で行動したとお爺ぃは考えています。

 正直に言えば、日ソ中立条約は、ソビエト側に非常に有利な条件となっています。

 大日本帝国としては、ソビエト連邦を中立にすることで、満洲を後方地域として安全を確保し、陸軍を引き抜けるようにすること、大日本帝国の生産工場として満洲国を確立することにあったと思います。



 ツカサメイさんの描く、大日本帝国による対ソ戦が、どのような結果となるか、面白く読ませていただいています。

 頑張ってください。

2019.04.05 ツカサメイ

日ソ中立条約は外務大臣の独断専行によると言われてます。
ドイツとソ連の2国同盟軍とイギリス、フランス、アメリカの戦争で日本は安全圏。
そのうちイギリスとアメリカからソ連攻撃を要請される。
日本から条件を持ち出して優位にたつ。

しかしドイツがソ連を攻撃した。

今さら日本が対ドイツ戦に乗り出しても喜ぶ国は無い。

おら知らね!と政府も外務大臣も仕事を放り出して夢の中。


解除

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