1日休んだだけなのに

東門 大

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第6章 招待されただけなのに

6-4 野外露出

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   どこへ行くかわからない僕は、今度はメイに引っぱられるようにして歩くことになった。

   しばらく歩くと、広い中央入り口に着いた。昨日は通らなかった場所だが、他の患者さんらしい人も数人いた。

   僕はすごく恥ずかしさを感じたが、他の人たちは全裸でリードにつながれた僕に、何の関心も持っていないようだった。

   病院から地下道を抜けるとスタッフルームに抜けるドアの前に着いた。

   ドアの向こうは、大きな食堂のような場所になっていて、たくさんの女性が、想い想いの方法で休憩を楽しんでいた。

「あら、珍しいわね。プリンセスたち」
「いいわね。トレイニー。わたしも見るの久しぶりよお。楽しみなさいね」

    数名の女性がプリンセスに声をかけにやってきた。僕はジロジロ見られるので、その場に座り込んでしまった。

「ここを通るんですか?街中のでかいレストランと変わらないじゃないですか。それにすごく見てくるし。こんな所、裸で通るなんて変態じゃないですか」

「こらっ! 立ちなさい。わがまま言うんじゃないの」

   メイがリードを引っ張ったが、僕はリードを持って、じっとこらえた。

「もうー、あんた重いんだからあ」

   そこへプリンセスを名前で呼ぶ人が現れた。

「メイちゃんソラちゃんご苦労様! ……どうしたの?」

「あっ、サキ先生!」

   僕を見て怒っていた2人の顔が笑顔になった。

「こいつ……このトレイニー、恥ずかしいから行けないって言うんですよ」

   メイが大げさに訴えた。

「それは大変ね。まだプログラム前だし、ここで調教するわけにもいかないしね」

   サキ先生と呼ばれる女性が僕を見た。

「大きなトレイニーさん。早く立たないと、このプリンセスに痛いことされるわよお。それとも痛いことされたくて、座り込んでるのかな?」

   それでも僕は立ちたくなかった。

「メイちゃんスマホあるでしょ。もうアレ使っちゃいなさいよ。この前教えたばかりだから覚えてるでしょう?」

「あれ使ってもいいんですか? プログラム前ですよ」

「もちろん! あれはそういう時のために、あなた達に認められた唯一の道具ですからね」

「えっ、いいなメイ、わたしがリード持てば良かった」

   ソラが羨ましそうにメイを見た。

「ちょっと、キミ、トレイニー君、早く立たないと痛い目見るよ」

   メイがスマホを中川に向けた。

「ワオ! メイカッコいい!」

   僕は状況がつかめず、メイを見ていた。

「5.4.3.2.1」

「ゼロー!」

    その瞬間、首輪から電撃が走り、その衝撃の強さから僕は気絶してしまった。
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