36 / 59
第6章 招待されただけなのに
6-3 恥ずかしい朝
しおりを挟む
「おーい、起きろー」
遠くの方から誰かの声がした。もう朝かと思ったが、意識がぼんやりして、目が開けられなかった。
「お母さん…もう少し」
ベッドにあるはずの時計を見ようと、手を動かしたが、そこには何もなかった。
(そうか、家、…じゃなかった、ここ、どこだっけ…)
するとまた声が聞こえた。
「どうしたの?」
「寝ぼけてるんじゃない? 布団取っちゃおうか」
掛け布団を取られて、僕は目を覚ました。しかし、しばらくそこがどこか分からず、2人の顔を見て、ここが家ではないことをようやく理解した。
そしてどんなに恥ずかしい状態なのかもわかった。
横寝で、お尻をプリンセスに向け、朝立ちしたペニスを左手で握り、右手であるはずもない時計を探している。
しかも全裸だった。
僕はなんとかしたいと思ったが、体が目覚めていないのか、金縛りにあったかと思うほど体が動かなかった。
「早く行くよ」
赤毛の子、メイが言った。見るとヒモのようなものを右手に持っていた。
そのヒモは僕の首輪につながっていた。
「行くってどこへですか? それにそのリードみたいなの、ぼくをどうするんですか?」
ようやく意識がはっきりして、体も動き始めた。
「質問の多い子ね。行けばわかるから、ついてらっしゃい」
メイがリードを引っ張るので、仕方なく体を起こした。
体が起きると、僕は尿意をもよおした。毎朝起きたらおしっこに行くというのが習慣になっていたのだ。
「ついて行くから、その前にトイレ」
「おしっこ? うんち?」
ソラが尋ねた。
「おしっこです」
「それじゃあ、さっさとすませていきましょう」
僕は両手でペニスを隠しながら立ち、トイレに向かった。
リードにつながれた自分がペットのようで、なさけなかった。
部屋からすぐのところにトイレはあった。
「トイレ行きます」
トイレの前でメイに言った。
「いいよ。まだトイレのお許しを請わなくて」
「リード外して欲しいんじゃないの?」
ソラが感づいてくれたので、僕はほっとした。
「そうなんです。リードを……」
「ダメダメ、リード外すのなら、外でおしっこさせるよ」
「いいね、それ。メイちゃんグッドアイディア!」
僕はこの時点で、尿意が最高に達していたこともあり、外でさせられるくらいならと決心して、リードをしたままトイレに入った。
ところが、後ろで2人の女の子に見られていると思うと、なかなかおしっこは出てこなかった。
そしてようやく出たかと思うと、なかなか止まらない長いトイレタイムとなった。
全裸でリードをつけ、後ろからとはいえ、それほど歳の変わらない女子におしっこする姿を見られるという屈辱的な時間は、途方もなく長く感じられた。
「もう出ない? いい? 行くよ!」
遠くの方から誰かの声がした。もう朝かと思ったが、意識がぼんやりして、目が開けられなかった。
「お母さん…もう少し」
ベッドにあるはずの時計を見ようと、手を動かしたが、そこには何もなかった。
(そうか、家、…じゃなかった、ここ、どこだっけ…)
するとまた声が聞こえた。
「どうしたの?」
「寝ぼけてるんじゃない? 布団取っちゃおうか」
掛け布団を取られて、僕は目を覚ました。しかし、しばらくそこがどこか分からず、2人の顔を見て、ここが家ではないことをようやく理解した。
そしてどんなに恥ずかしい状態なのかもわかった。
横寝で、お尻をプリンセスに向け、朝立ちしたペニスを左手で握り、右手であるはずもない時計を探している。
しかも全裸だった。
僕はなんとかしたいと思ったが、体が目覚めていないのか、金縛りにあったかと思うほど体が動かなかった。
「早く行くよ」
赤毛の子、メイが言った。見るとヒモのようなものを右手に持っていた。
そのヒモは僕の首輪につながっていた。
「行くってどこへですか? それにそのリードみたいなの、ぼくをどうするんですか?」
ようやく意識がはっきりして、体も動き始めた。
「質問の多い子ね。行けばわかるから、ついてらっしゃい」
メイがリードを引っ張るので、仕方なく体を起こした。
体が起きると、僕は尿意をもよおした。毎朝起きたらおしっこに行くというのが習慣になっていたのだ。
「ついて行くから、その前にトイレ」
「おしっこ? うんち?」
ソラが尋ねた。
「おしっこです」
「それじゃあ、さっさとすませていきましょう」
僕は両手でペニスを隠しながら立ち、トイレに向かった。
リードにつながれた自分がペットのようで、なさけなかった。
部屋からすぐのところにトイレはあった。
「トイレ行きます」
トイレの前でメイに言った。
「いいよ。まだトイレのお許しを請わなくて」
「リード外して欲しいんじゃないの?」
ソラが感づいてくれたので、僕はほっとした。
「そうなんです。リードを……」
「ダメダメ、リード外すのなら、外でおしっこさせるよ」
「いいね、それ。メイちゃんグッドアイディア!」
僕はこの時点で、尿意が最高に達していたこともあり、外でさせられるくらいならと決心して、リードをしたままトイレに入った。
ところが、後ろで2人の女の子に見られていると思うと、なかなかおしっこは出てこなかった。
そしてようやく出たかと思うと、なかなか止まらない長いトイレタイムとなった。
全裸でリードをつけ、後ろからとはいえ、それほど歳の変わらない女子におしっこする姿を見られるという屈辱的な時間は、途方もなく長く感じられた。
「もう出ない? いい? 行くよ!」
0
あなたにおすすめの小説
月弥総合病院
僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
医者兄と病院脱出の妹(フリー台本)
在
ライト文芸
生まれて初めて大病を患い入院中の妹
退院が決まり、試しの外出と称して病院を抜け出し友達と脱走
行きたかったカフェへ
それが、主治医の兄に見つかり、その後体調急変
ふたなり治験棟 企画12月31公開
ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。
男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!
こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
診察室の午後<菜の花の丘編>その1
スピカナ
恋愛
神的イケメン医師・北原春樹と、病弱で天才的なアーティストである妻・莉子。
そして二人を愛してしまったイケメン御曹司・浅田夏輝。
「菜の花クリニック」と「サテライトセンター」を舞台に、三人の愛と日常が描かれます。
時に泣けて、時に笑える――溺愛とBL要素を含む、ほのぼの愛の物語。
多くのスタッフの人生がここで楽しく花開いていきます。
この小説は「医師の兄が溺愛する病弱な義妹を毎日診察する甘~い愛の物語」の1000話以降の続編です。
※医学描写はすべて架空です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる