縁なき衆生は度し難し

三石成

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第一章

七日目

 佐々木有紗は、親がローンで購入した立派な一軒家から、電車で二駅の距離にある公立高校に通う、十七歳のごく平凡な少女だった。

 父親は大手銀行員。母親はパートなどもしていない完全な専業主婦。両親は躾に少し厳しいところもあるが真っ当な人間であり、一人っ子の有紗は家庭の中でいつも最優先にされ、幼い頃から何かに不自由をしたという記憶はない。

 曜日ごとに決められた複数の習い事をし、厳しい門限に従っていたため非行とは無縁。思春期に入っても大きな反抗期は訪れなかった。勉学はあまり好きではなかったが、やれと言われたことに関しては真面目にやる性格が幸いし、成績は中の上を維持できていた。

 特別親しい相手はいないが、友人ともそつなく付き合い、親と先生の言うことを大人しく聞く、絵に描いたような良い子。それが、佐々木有紗という少女だった。

 有紗に大きな転機が訪れたのは、高校に入学し、新人の男性教諭に出会ったことによる。

「僕は今年から、子供の頃からの夢だった学校の先生になりました、教師一年生の田所優馬です。今年から高校一年生になった皆さんとは同期ということになりますね。どうぞよろしく!」

 教室にいる生徒三十名に対しそう爽やかに挨拶をした優馬を見た瞬間。年上の大人でありながら、やんちゃで無邪気な少年のような雰囲気を持ち合わせた新任教師に、有紗は強く心惹かれた。

 有紗は優馬の授業を熱心に聞き、授業終わりには頻繁に質問をしに行った。何かと理由をつけ、あるいは理由がなくとも、優馬に会うため職員室に入り浸った。

 二年生に上がり、そんな愛しの優馬が有紗のクラスの担任になった時。有紗は彼と自身との運命を確信した。そして、一年続いた有紗の可愛らしい恋慕を、優馬もしっかりと感じ取っていた。

 まだ肌寒い春、有紗が日直として日誌を書いていたその日。二人の他には誰もいなくなった放課後の教室で、優馬は、いつものように自身への好意を無邪気に語る有紗の肩を抱き、キスをした。人目を避けながらされた背徳の口付けは、有紗にとって陶酔するほどに甘く、無垢だった彼女を魅了した。

 それから二人の仲は急速に縮まり、優馬と有紗は教師と教え子の一線を超えた。優馬の言いつけを有紗がよく聞いたこともあり、二人の関係は安定して続く。有紗は、自分の恋人が大人であることや、禁断の恋をしているということ自体にも優越感を持っていた。


 それは、夏休みが終わったばかりのある日の放課後だった。いつものように何気なく昇降口へと向かった有紗が目撃したのは、女生徒の肩を抱く優馬の姿だった。

「優馬!」

 有紗はすぐさま、鋭い口調で彼を呼び咎めた。

 優馬に肩を抱かれていた女生徒は、有紗の声にというより、教師に馴れ馴れしく触れられたこと自体に驚いた様子で優馬を退け、逃げるように走って校舎から出ていった。

「ちょっと優馬、何やってんの?」

 周囲に他の人影がないことを確認した上で、有紗は優馬に詰め寄った。

「学校では田所先生って呼べって言っただろ」

「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ。浮気だよ!」

「馬鹿、お前と間違えたんだよ。ただ、やっちゃったな……。なあ有紗、明日高浜に取り繕っといてくれよ。俺に触られたこと変に思わないでくれって」

「私と間違えたって……あれ、梨花だよね?」

「ああ。前々から思ってたが、高浜って妙にお前に似てるよな。後ろ姿だけならほとんど見分けがつかないよ」

 恋人の口から出た、何気ない言葉。しかしその瞬間有紗は、腹の底から湧き上がるような不快感を覚えた。

「は……?」

 漏れたのは、有紗が今までの人生で出したこともなかったような低い声。

 梨花と有紗は、確かに背格好がよく似ていた。身長と体型がほぼ変わらず、同じくストレートで長い黒髪をしているので、制服の後ろ姿では見分けがつけにくい。

 しかし有紗は、実は元々癖の強い髪質だった。丁寧な手入れをして伸ばしている髪は、東京の青山にある美容院で、度々高い金額を払ってストレートパーマをかけているのだ。

 一方、梨花の髪質は生まれつきの直毛だ。ただし有紗ほど手入れをしているわけではないので、よくよく見れば全体的に痛んでいることがわかる。

 美容に熱心な有紗の目から見て、美容に無頓着で、化粧はおろか眉毛すら整えていない梨花は『ダサい子』という印象だった。

 クラスメイトとして言葉を交わすことはあったが、勉強ばかりして常に疲れた様子をし、時に妙な臭気を漂わせている梨花とはそれなりに距離を置いていた。そんな梨花と自分が『似ている』と恋人に評されたことは、有紗にとっては非常に腹立たしいことだったのだ。

 次の日から、有紗は毎朝、梨花の上履きに画鋲を入れることにした。クラスの友人たちに根回しし、全員で彼女を徹底的に無視する。今まで気になっても特に口には出さなかった、梨花に感じていた違和感を大きな声で吹聴した。

 梨花の教科書やノートに嫌がらせの書き込みをし、教室に置かれていた梨花の私物をたびたび女子トイレの便器の中に浸けておいた。

 初めは、優馬に近づかれたことの腹いせに、何気なくはじめたことだった。ただ、梨花が学校に来なくなれば良いと思っていた。どんなことをしても梨花がしぶとく毎日学校に来るものだから、嫌がらせがエスカレートするのも、仕方がないことだった。そこには、有紗の中での正当性があった。

 だが、自分で仕組んだことで梨花が狼狽える様子を見るのは、妙に気持ちが良かった。友人たちと皆で目配せをしてクスクスと笑ってみせるのが、ひどく楽しかったのだ。

 奇妙なことに、有紗と友人たちの仲は以前よりもずっと良くなり、有紗は今までになく充実した学校生活を送ることができた。母親から言われた心無いセリフに心がささくれた日も、友人から恋人がいないことを揶揄われた日も、優馬から冷たくされて寂しかった日も、梨花に嫌がらせをする時の高揚感が癒してくれた。

 あからさますぎる有紗の行為は当然のことながら目立ったが、担任であり恋人の優馬は見て見ぬふりを貫いてくれる。

 そうして、半年近く歪んだ最高の日々を送っていた有紗は、ついに、見知らぬ中年男性とドリームパレスの中へと入っていく梨花の姿を目撃する。

 梨花が体を売っているという信憑性の乏しい噂は聞いたことがあったが、現場を目の当たりにするのは別格の衝撃があった。有紗が梨花に対して最大級の嫌悪感を抱いた決定打は、ドリームパレスから出てきた梨花の客である中年男性を問い詰め、露悪的な写真を手に入れてしまったことだ。


 卑猥なインスタント写真を手に、夢の中の有紗は弾むような足取りで歩き出す。

「有紗、どこへ行くんだい?」

 有紗の自意識の変化に応じ、呼び方を変えたエンに声をかけられる。

「学校ー」

「今度は学校で何をするんだ?」

 続いてロミにも尋ねられたが、今度は返事をしなかった。

 アパートから逃げ出した時とは打って変わった楽しげな様子で、有紗は学校へと向かう。昇降口では迷うことなく『佐々木有紗』と名札が入れられた下駄箱から上履きを取り出した。

 階段を上って教室に入ると、引き寄せられるように教室の前の大きな黒板の前に立った。

 手にしていた卑猥なインスタント写真をマグネットで貼り付けると、黄色いチョークでギザギザと線を書いて、写真が注目を集めるように囲っていく。有紗の唇からは、流行りの曲の鼻歌が漏れる。

「自分が何をしてるか、わかってんのか?」

 首元から、ひどく低い声でロミが問いかけてきた。

「だって、梨花が隠れてやってること、みんなに知らせないとさ。大事件だよ?」

 書き込みを終えチョークを置くと、今度は白い桔梗の活けられた花瓶が乗る机へと向かった。

 有紗が自身のスカートのポケットを探ると、そこには小さな鍵が入っていた。先ほどまで自分が何者であるかさえもわかっていなかったのに、今では、自分がポケットにその鍵を入れていることを確信していた。

 屋上と書かれたタグが付く鍵を、机の中から取り出したノートに挟んで戻す。素晴らしい善行を終えたような、清々しい気持ちがした。

 低い声のまま、ロミが語りかけてくる。

「高浜梨花が抱えていたものの一端を、お前も身をもって知っただろう。自分が高浜梨花だと思ってたとき、有紗、お前も言ってたじゃねぇか。『何でこんな目にあわないといけないの、悪いことしてないよ』って」

「いや、援交? パパ活? 売春? よくわかんないけど、十分いけないことでしょ。私はそんなこと、絶対しないもん。だからあんなに辛かったんだよ」

 有紗は吐き捨てるように言った。

「あんな最低な家に住んで、気持ち悪い男に体売るんだったら、断然死んだほうがマシだね。あー、本当、自分が梨花かもしれないなんて思ってたの、最悪の気分だった」

 悩む素振りの一つも見せずにロミに返事をし、有紗は窓際の自分の席に腰かけた。口元を隠すように両手で頬杖をつく。

 それから間もなく、がらんとしていた教室の中に、人の形をした半透明の影が次々と姿を表す。影は意味のある言葉さえ発しないものもの、お互いにざわめき合い、インスタント写真が掲示された前の黒板に集まっていく。

 自分の席について遠巻きにその姿を眺めながら、セーターの袖で半分ほどまで覆った掌の下で、有紗は口角を静かに上げる。

 それは紛れもない、愉悦の表情だった。


「佐々木有紗」

 不意にフルネームを呼ばれ、有紗は、声がした方へと視線を向ける。

「なぁに?」

 いつの間にか机の横に立っていたのは、エンだ。彼の耳を飾るピアスについた丸い鏡が揺れ、そこに下卑た笑いを噛み殺す有紗の姿が反射している。

 有紗を見下ろす無表情のエンは、今までの彼とはどこか違う荘厳な雰囲気を漂わせていた。『自分は絶対的な正義である』という高揚の中にいた有紗も、エンの違和感に気づく。

「エン?」

「君に沙汰を下す」

「沙汰って、どういう意味?」

 有紗からの返事に答えぬまま、エンは有紗の右手を取り、その白い手の甲に自身の掌を重ねた。

「待って、どうしたの……っ痛い!」

 期待混じりの甘い表情を浮かべかけた有紗だが、次の瞬間には痛みから鋭い声を上げ、エンの手を振り払う。

 エンが触れていた有紗の手の甲には『罪人』という重々しい文字が焼印を押されたかのように刻まれていた。

「何これ、酷い!」

 すぐさま抗議の声を上げた有紗だが、手の甲に刻まれた文字は、次に目を瞬けば消えていく。ただ、肌を焼かれた鈍痛は、そこに確かに刻印があるのだということを伝えるようにいつまでも残り続けていた。

 エンは有紗の声が聞こえていないかのように一切の反応をしない。ロミも沈黙した。

「ちょっと、何とか……」

 再度文句を言おうと口を開きかけた有紗は、エンの金色の瞳自体が淡く光っていることに気づく。

 元々不思議な雰囲気を纏っていたエンだが、発光する瞳を見れば、彼が怪力乱神の類であることは明らかである。その耳に揺れる鏡の中では、有紗が十七年という短い人生の中で行ってきた行為の全てが、走馬灯のように映し出されていた。

「目が覚めたら、君はこの夢の内容を忘れるだろう。しかし君の右手に与えた判決刻印が消えることはない」

「は? 訳わかんないんだけど」

「君のこれからの長い残りの人生、耐え難い苦しみの日々が待ち受けている」

「だからさあ……」

「それは君に課せられた試練ではなく、あくまで君の犯した悪行に対する報いだ。苦行を乗り越えたところで救いも成長もない」

「ねえエン、さっきから何を言ってるの?」

 合間合間に有紗が質問を投げかけるが、一切反応することなく、エンは話し続ける。それは会話ではなく、一方的な通告だった。有紗の理解も承認も必要ない。

「与えられた命を全うするか、自ら終わらせることを選ぶかはわからないが、君が一生を終えた時に、また会おう」

 その別れの言葉を最後に、ついには有紗の姿が教室から消える。その間際、有紗の顔が急に大人びた上、腹部が丸く膨らんだように見えたが、残像を確かめる間もなく、姿は忽然と消え去った。

 有紗は、死んだわけではない。あくまでここは有紗の夢の中。はじめから告げられていた、彼女の七日間の夢が終わっただけなのだ。

 全てを忘れ去ろうとするように短く息を漏らしたエンは、椅子の上に唯一残されたヘッドホンを拾い上げ、首にかけた。

「ロミ、次の裁きをはじめよう」
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