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021. ちょっくら本気、出しますか
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——電子世界・天城市
「現実世界でも一段落したし、これで解決ね」
ユミとも和解し、これで再び平和が戻ってきたように思われた。
再び警報音が鳴り響く。
「今度は何っ!? また貴方たちが仕掛けたのっ!?」
ミコもユキノも違うと首を横に振る。
ドカンという爆発音と共に、宣戦布告が為される。
「地と海を統べる者、そして空の女帝に告ぐ。貴様の全ては俺が奪ってやる」
そこに現れたのは、海賊ならぬ空賊。眼帯に海賊帽を被った男。
「……誰?」
ユミがツッコミを入れたが、実際ここに居る全員が同感であった。
「俺の名はマサムネ、独眼竜と呼ばれている」
(それ、自分で名乗るもんじゃなくね?)
ミコの冷ややかな反応に「それな」となる。
「どうだ、ドラゴンを狩っているんだぞ!!!」
(あー、メーガバーロの森でドラゴン使いは見たし……)
ユキノに至ってはどう反応したら良いのか分からない顔をしている。
「おいっ、そこの男っ!!!」
3人に相手にされなかったからか、いきなり呼び付けられる。
「俺って、カッコイイよな……?」
自信満々で「(° ꈊ °)✧キラーン」じゃないのよ……
「まず自分でカッコイイと思ってる奴はどうかと思うぞ」
思わず本音を話すと、眼帯男はしょんぼりする。
「ま、まあ、正しい評価というものは時に人を傷つけうる……」
ここまでボロカスに言われてメンタルがそのままなの、地味にすげぇ。
「次はグレート最高にカッコイイ俺様を見せてやるぜっ!!!」
こう言い放って眼帯男は飛行船に戻り、飛行船ごと去っていった。
清々しいほどに自信満々なダサ男であった。
それを見てユキノが呟く。
「あの飛行船、どうやってこの高さに来たのかしら」
気にする所そこかよ。
一方、無人となったイスランダル島では異常が起きていた。
沖に放たれた謎の光線が100mの大津波を引き起こし、島が水に呑まれていたのだ。
大津波は廃都エクスラシャペルにも届き、山岳地帯以外は水に呑まれた。
リスポーン地点の水没によりリスポーンは保留され、この情報は届かなかった。
そのため、空から真っ先に気が付いたのは、奇しくも例の眼帯男であった。
「艦長、あれは……天城でしょうか?」
「天城の奴らが星をぶっ壊したりしねーよ」
「じゃあ、あれは……」
「何だか近付いちゃいけねぇもののように感じるなぁ」
「天城にはない恐怖感がありますね」
「黒騎士衛星みたいだなぁ」
「対象から信号が入電」
「ちっ、気付かれたか」
同時にロックオン警告音が鳴り響く。
「はっ!? こんなに遠いのに捕捉されたって事かよ!?」
「暫定名:黒騎士より『許可なく空を飛ぶな』だそうです」
「全艦急降下し散開、損害を最小限に抑えるっ!!!」
急降下の瞬間、閃光が降り注ぎ、飛行船の8割が消し飛んだ。
「再充填がもう進んでやがる……」
眼帯男は直前に命令を発した。
「全情報を天城に向けて送れ、あいつらに託すしかねぇ」
「御意っ!!! 全量送信開始しましたっ」
「ちょっくら本気、出しますかぁ」
そう言った眼帯男は、決めてあった台詞かのように言う。
「最終決戦兵器・艦首電磁砲発射用意、旗艦のみ急上昇!!!」
黒騎士衛星に肉薄した眼帯男は、そこで撃鉄を引いた。
「ほぉ、これが光線の正体か……」
大爆発と共に旗艦飛行船は爆散し、飛行船を貫いた閃光が地表を引き剥がす。
——現実世界・ミコの家
「おはようのチューは?」
朝からこのノリのミコ。
「今日は一日中デートの日よ!!!」
「左腕が腕枕のせいで痛くて……」
「ほらほら、そんな事言わないの!!!」
着替えも既に用意されている。かなりの浮かれ具合である。
「じゃあまずは四条通デートよっ!!!」
四条通を歩けば、嫌というほど目に入るアスタートールコーヒー。そこを指差してミコが言う。
「一緒にコーヒーでもどう?」
いざ飲むとなった時に、ミコの意外な一面が見えた。
「にがい……」
「甘さ調整できた筈でしょ?」
コーヒー店にはミコが誘ったのに、と思いながらもそう言った。ミコは「マサと同じブラックがいいの!!!」と言い張る。飲めなきゃ意味ないでしょ、と思うのだが。
最後は「飲んで」と言うものだから、仕方なく飲んであげる。
するとやけに照れた顔でミコが言う。
「よくよく考えたら間接キスじゃん……」
朝っぱらからおはようのチューを要求してきた人が何を言ってるんだ。
「チューと間接キスは違うの!!!」
どうやら(ミコにとっては)違うらしい。
「次は京都御苑に行くわよ!!!」
四条から丸太町まで地下鉄で移動し、歩いて着いたのは閑院宮邸跡。
「ここの庭には2人で座れる所があるの」
ミコに連れられ、四足門を通って左に曲がる。そこには巨大な日本庭園が広がっていた。
「ここよ」
日除け屋根の付いたバス停のような休憩所。そこから見る庭園はとても綺麗だった。
「ここで暫くゆっくりしていよ……」
ミコがそう言うので、そのまま座って風景を眺めていた。
するとミコがもたれかかってきた。
「良いでしょ……」
デレモードのミコはとても可愛い。いつまでも見ていられる。
「現実世界でも一段落したし、これで解決ね」
ユミとも和解し、これで再び平和が戻ってきたように思われた。
再び警報音が鳴り響く。
「今度は何っ!? また貴方たちが仕掛けたのっ!?」
ミコもユキノも違うと首を横に振る。
ドカンという爆発音と共に、宣戦布告が為される。
「地と海を統べる者、そして空の女帝に告ぐ。貴様の全ては俺が奪ってやる」
そこに現れたのは、海賊ならぬ空賊。眼帯に海賊帽を被った男。
「……誰?」
ユミがツッコミを入れたが、実際ここに居る全員が同感であった。
「俺の名はマサムネ、独眼竜と呼ばれている」
(それ、自分で名乗るもんじゃなくね?)
ミコの冷ややかな反応に「それな」となる。
「どうだ、ドラゴンを狩っているんだぞ!!!」
(あー、メーガバーロの森でドラゴン使いは見たし……)
ユキノに至ってはどう反応したら良いのか分からない顔をしている。
「おいっ、そこの男っ!!!」
3人に相手にされなかったからか、いきなり呼び付けられる。
「俺って、カッコイイよな……?」
自信満々で「(° ꈊ °)✧キラーン」じゃないのよ……
「まず自分でカッコイイと思ってる奴はどうかと思うぞ」
思わず本音を話すと、眼帯男はしょんぼりする。
「ま、まあ、正しい評価というものは時に人を傷つけうる……」
ここまでボロカスに言われてメンタルがそのままなの、地味にすげぇ。
「次はグレート最高にカッコイイ俺様を見せてやるぜっ!!!」
こう言い放って眼帯男は飛行船に戻り、飛行船ごと去っていった。
清々しいほどに自信満々なダサ男であった。
それを見てユキノが呟く。
「あの飛行船、どうやってこの高さに来たのかしら」
気にする所そこかよ。
一方、無人となったイスランダル島では異常が起きていた。
沖に放たれた謎の光線が100mの大津波を引き起こし、島が水に呑まれていたのだ。
大津波は廃都エクスラシャペルにも届き、山岳地帯以外は水に呑まれた。
リスポーン地点の水没によりリスポーンは保留され、この情報は届かなかった。
そのため、空から真っ先に気が付いたのは、奇しくも例の眼帯男であった。
「艦長、あれは……天城でしょうか?」
「天城の奴らが星をぶっ壊したりしねーよ」
「じゃあ、あれは……」
「何だか近付いちゃいけねぇもののように感じるなぁ」
「天城にはない恐怖感がありますね」
「黒騎士衛星みたいだなぁ」
「対象から信号が入電」
「ちっ、気付かれたか」
同時にロックオン警告音が鳴り響く。
「はっ!? こんなに遠いのに捕捉されたって事かよ!?」
「暫定名:黒騎士より『許可なく空を飛ぶな』だそうです」
「全艦急降下し散開、損害を最小限に抑えるっ!!!」
急降下の瞬間、閃光が降り注ぎ、飛行船の8割が消し飛んだ。
「再充填がもう進んでやがる……」
眼帯男は直前に命令を発した。
「全情報を天城に向けて送れ、あいつらに託すしかねぇ」
「御意っ!!! 全量送信開始しましたっ」
「ちょっくら本気、出しますかぁ」
そう言った眼帯男は、決めてあった台詞かのように言う。
「最終決戦兵器・艦首電磁砲発射用意、旗艦のみ急上昇!!!」
黒騎士衛星に肉薄した眼帯男は、そこで撃鉄を引いた。
「ほぉ、これが光線の正体か……」
大爆発と共に旗艦飛行船は爆散し、飛行船を貫いた閃光が地表を引き剥がす。
——現実世界・ミコの家
「おはようのチューは?」
朝からこのノリのミコ。
「今日は一日中デートの日よ!!!」
「左腕が腕枕のせいで痛くて……」
「ほらほら、そんな事言わないの!!!」
着替えも既に用意されている。かなりの浮かれ具合である。
「じゃあまずは四条通デートよっ!!!」
四条通を歩けば、嫌というほど目に入るアスタートールコーヒー。そこを指差してミコが言う。
「一緒にコーヒーでもどう?」
いざ飲むとなった時に、ミコの意外な一面が見えた。
「にがい……」
「甘さ調整できた筈でしょ?」
コーヒー店にはミコが誘ったのに、と思いながらもそう言った。ミコは「マサと同じブラックがいいの!!!」と言い張る。飲めなきゃ意味ないでしょ、と思うのだが。
最後は「飲んで」と言うものだから、仕方なく飲んであげる。
するとやけに照れた顔でミコが言う。
「よくよく考えたら間接キスじゃん……」
朝っぱらからおはようのチューを要求してきた人が何を言ってるんだ。
「チューと間接キスは違うの!!!」
どうやら(ミコにとっては)違うらしい。
「次は京都御苑に行くわよ!!!」
四条から丸太町まで地下鉄で移動し、歩いて着いたのは閑院宮邸跡。
「ここの庭には2人で座れる所があるの」
ミコに連れられ、四足門を通って左に曲がる。そこには巨大な日本庭園が広がっていた。
「ここよ」
日除け屋根の付いたバス停のような休憩所。そこから見る庭園はとても綺麗だった。
「ここで暫くゆっくりしていよ……」
ミコがそう言うので、そのまま座って風景を眺めていた。
するとミコがもたれかかってきた。
「良いでしょ……」
デレモードのミコはとても可愛い。いつまでも見ていられる。
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