転生者の物語

omot

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異世界

異世界へ

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ここは?
ふと我に帰ると、そこは学校だった。
「大丈夫か?」
「あ、うん。」
ふと、我にかえった。
今、声を掛けてくれたのは友達のルーク。
「この魔方陣上手く書けないな。教えてよ。」
「え、あ、うん。」
たしか、今僕がいるこの学校は田舎の魔法学校。
そうだ。
全て思い出した。
僕は転生してきたんだ。
前の世界で母親に殺されて、神様が情けで転生させてくれたんだ。
僕はこの世界で、ある農家の息子として生を授かった。
そういえば、転生探知と記憶操作のスキルを貰ったな。
「あ!」
「どうした?大丈夫か?」
僕は一番重要なことを思い出した。
大地。
僕は大地を殺すために、この世界に転生したのだ。
こんな所でもたもたしている場合ではなかった。
「ごめん。僕、行かなくちゃ。」
僕は学校を飛び出し、家に帰った。
急いで荷造りを始める。
「あれ?学校はどうしたの?」
母さんの声が聞こえた。
「ごめん母さん。僕行かないと。」
「どこに行くの?待ちなさい。」
僕は母さんに腕を捕まれた。
すぐに腕を振り払おうとしたが、あることを思い付いた。
そうだ、記憶操作を使おう。
「記憶操作!」
僕に関する記憶を全て消そう。 
僕は母さんの手を離した。
「あれ?あなた誰?」
うまくいったようだ。
これで、心置き無く旅に出られる。
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