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episode S . ツグジの場合 / 性奴隷猫を飼う
Tsuguji 004 . Au guet ! Au guet !
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「あぁ…、アア」
ツグジの身体は、調教師の手拍子リズムに励まされ、昇りつめる準備に入っていた。
滑らかでうわぐすりをかけたような漆黒の髪が揺れる。
淑やかそうな前屈みの物腰の真下では、太いディルドの陰茎がアヌスの肉を押し広げ出入りしている。
「あぁ…、アーン、」
ツグジは脚の付け根から這い上がる蜥蜴の尻尾に白い背中を膨らませ鳴いた。
「アァッ、あぁ…、」
調教師は、泣きたいほど悲しい快楽を案じて、
「ツグジ、ぺニクリトリスも弄っていいよ。たっぷり出して、お風呂に入りましょうね」
やさしく言った。
「うん…ン…」
調教師の言葉に、ツグジは涙をこぼし、身体を伸ばし蝶の羽のように腕を閉じてぺニスを夢中で弄った。
「あぁ…、アアッ、いく」
快楽の電気信号が、アヌスとぺニスから十字に広がり
ツグジは飛んだ。
;
:
Au guet ! Au guet !
耳をすまして!
耳をすまして!
「もしもし」
調教師は、迎えの職員を寄越すため端末に話しかけた。
そのとき。
「アッ」
ツグジは、パンティを握りしめて、裸のままガゼボから飛び出し、雨降る庭を駆け出した。
「ツグジ!待ちなさい!」
調教師の声を振り切り、
走る
走る
射精を終えたばかりのぺニスが揺れ、濡れた芝生が素足を冷やす。少し広がったままのアヌスが変な感じ。
Au guet ! Au guet !
耳をすまして!
耳をすまして!
Mes amis, il m’en souviendrait
友よ、ぼくは覚えているよ
ツグジは、性奴隷収容所の優雅な庭で唯一おぞましい、拷問具の骨董品がふたつ並んだところで止まった。
鎮座するのは長年晒された雨風で所々腐食した木の三角木馬と晒し台。
今も雨粒を受ける薄気味の悪いオブジェ。
ツグジは膝を地面につけ屈むと、三角木馬の下に潜り込み
白色の小さな塊を拾い上げ、パンティの布地でくるんだ。
C'est gai!
やれやれ、これは参った!
ユキさん、この小さなユキさん
「薔薇色の雪」
ツグジは、呟き、ユキは、ミャアミャア鳴いた。
そこへやってきた
調教師は、雨粒がびっちりついた眼鏡で斜違に子猫を視め、ツグジの手からひったくり、マザーズバッグへ放り込んだ。
「行くわよ、ツグジ」
ツグジは、裸の身体いっぱいに雨粒と芝生とユキの温もりをくっつけて、
調教師の後をついて歩き出した。
ツグジは、調教終了後、傘とローブを持って迎えに来た職員に連れられ、
風呂場へ入れられた。
野外の空気たっぷり吸い込み、たくさん声と精液を吐き出し、裸に浴びた雨は爽快で、ツグジの頭は冴えていた。
湯船でユキのことを思う。
ここにあるものは全て何かが欠けている。正気のない真似事に過ぎないというべきだろう。そして、あの子猫は、ぼくにもの悲しく問いかける。
ツグジは、ユキのことがとても心配だったけど、
性奴隷収容所は入浴を重要視しているため、カラスの行水は叱られる。
「こら、ツグジ。髪の毛を乾かし直しなさい」
ブロンドボブの黒縁眼鏡の調教師の声が響いた。
ツグジは、いてもたってもいられず、ドライヤーもそこそこに廊下に出た途端に呼び止められた。
調教師の手にはファスナーが少し開いたトートバッグがぶら下がっている。
黄色の布地がもごもご動きミィミィ聞こえる。
ツグジは「ユキ」と、バッグに手を伸ばす。
ファスナーの隙間から複雑な青色の目が小さく光るのが見えた。
「子猫は数日、私が預かります。ワクチンやらなにやら、猫のことはよくわからないが病院へ連れて行くからね…いずれは避妊手術やら。当面の費用は私が立て替えますから、お前は施設の清掃のアルバイトを始めなさい」
調教師は、ほとんど呆れたようなため息まじりの声で提案した。
ツグジは顔を上げ、潤んだ瞳で調教師の眼鏡の奥を覗きこんだ。
「アルバイトの件は担当の職員さんに私から伝えておきます。それから、調教中に私の側から勝手に離れた罰は次の調教でたっぷり与えますからね。分かったら髪の毛を乾かしなさい」
調教師は、自分のお人好しぶりに呆れて喋り声にため息が混じるのだ。
猫と一緒に居られるならお仕置きくらいどうってことのないツグジの、溌剌とした「ハイ!」と、
バッグの中のユキの、「ミアウ」が、
同時に、廊下に響いた。
ツグジの身体は、調教師の手拍子リズムに励まされ、昇りつめる準備に入っていた。
滑らかでうわぐすりをかけたような漆黒の髪が揺れる。
淑やかそうな前屈みの物腰の真下では、太いディルドの陰茎がアヌスの肉を押し広げ出入りしている。
「あぁ…、アーン、」
ツグジは脚の付け根から這い上がる蜥蜴の尻尾に白い背中を膨らませ鳴いた。
「アァッ、あぁ…、」
調教師は、泣きたいほど悲しい快楽を案じて、
「ツグジ、ぺニクリトリスも弄っていいよ。たっぷり出して、お風呂に入りましょうね」
やさしく言った。
「うん…ン…」
調教師の言葉に、ツグジは涙をこぼし、身体を伸ばし蝶の羽のように腕を閉じてぺニスを夢中で弄った。
「あぁ…、アアッ、いく」
快楽の電気信号が、アヌスとぺニスから十字に広がり
ツグジは飛んだ。
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Au guet ! Au guet !
耳をすまして!
耳をすまして!
「もしもし」
調教師は、迎えの職員を寄越すため端末に話しかけた。
そのとき。
「アッ」
ツグジは、パンティを握りしめて、裸のままガゼボから飛び出し、雨降る庭を駆け出した。
「ツグジ!待ちなさい!」
調教師の声を振り切り、
走る
走る
射精を終えたばかりのぺニスが揺れ、濡れた芝生が素足を冷やす。少し広がったままのアヌスが変な感じ。
Au guet ! Au guet !
耳をすまして!
耳をすまして!
Mes amis, il m’en souviendrait
友よ、ぼくは覚えているよ
ツグジは、性奴隷収容所の優雅な庭で唯一おぞましい、拷問具の骨董品がふたつ並んだところで止まった。
鎮座するのは長年晒された雨風で所々腐食した木の三角木馬と晒し台。
今も雨粒を受ける薄気味の悪いオブジェ。
ツグジは膝を地面につけ屈むと、三角木馬の下に潜り込み
白色の小さな塊を拾い上げ、パンティの布地でくるんだ。
C'est gai!
やれやれ、これは参った!
ユキさん、この小さなユキさん
「薔薇色の雪」
ツグジは、呟き、ユキは、ミャアミャア鳴いた。
そこへやってきた
調教師は、雨粒がびっちりついた眼鏡で斜違に子猫を視め、ツグジの手からひったくり、マザーズバッグへ放り込んだ。
「行くわよ、ツグジ」
ツグジは、裸の身体いっぱいに雨粒と芝生とユキの温もりをくっつけて、
調教師の後をついて歩き出した。
ツグジは、調教終了後、傘とローブを持って迎えに来た職員に連れられ、
風呂場へ入れられた。
野外の空気たっぷり吸い込み、たくさん声と精液を吐き出し、裸に浴びた雨は爽快で、ツグジの頭は冴えていた。
湯船でユキのことを思う。
ここにあるものは全て何かが欠けている。正気のない真似事に過ぎないというべきだろう。そして、あの子猫は、ぼくにもの悲しく問いかける。
ツグジは、ユキのことがとても心配だったけど、
性奴隷収容所は入浴を重要視しているため、カラスの行水は叱られる。
「こら、ツグジ。髪の毛を乾かし直しなさい」
ブロンドボブの黒縁眼鏡の調教師の声が響いた。
ツグジは、いてもたってもいられず、ドライヤーもそこそこに廊下に出た途端に呼び止められた。
調教師の手にはファスナーが少し開いたトートバッグがぶら下がっている。
黄色の布地がもごもご動きミィミィ聞こえる。
ツグジは「ユキ」と、バッグに手を伸ばす。
ファスナーの隙間から複雑な青色の目が小さく光るのが見えた。
「子猫は数日、私が預かります。ワクチンやらなにやら、猫のことはよくわからないが病院へ連れて行くからね…いずれは避妊手術やら。当面の費用は私が立て替えますから、お前は施設の清掃のアルバイトを始めなさい」
調教師は、ほとんど呆れたようなため息まじりの声で提案した。
ツグジは顔を上げ、潤んだ瞳で調教師の眼鏡の奥を覗きこんだ。
「アルバイトの件は担当の職員さんに私から伝えておきます。それから、調教中に私の側から勝手に離れた罰は次の調教でたっぷり与えますからね。分かったら髪の毛を乾かしなさい」
調教師は、自分のお人好しぶりに呆れて喋り声にため息が混じるのだ。
猫と一緒に居られるならお仕置きくらいどうってことのないツグジの、溌剌とした「ハイ!」と、
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同時に、廊下に響いた。
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