【館】 House of Sex Slaves

館 yakata

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episode T . ウィレムの場合 / ガストロミー・パーティー

Willem 005. we want to eat more. / 夜

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そして、
「ああ、ぼくのレモンクリームチーズケーキ」

おどろくほど美しい顔をした青年が、
ウィレムの頬を華奢な指ですりすり撫で、
廻り、漸く思う乳首を探り当て、狼狽てチュウと吸付いて、大きな両手で揉み立て揉み立て吸出す
何とも言えずお甘しいこと
溶けそうな好い心持になり、

「ンぁンぁン、ぁぁぁぁ」
ウィレムの猩々緋の唇から迸るシグナルに、別の旦那さまがフェラチオのヴォルテージをマックスまで高めた。

「ンアアアアッ!!」
今まで嚔を堪えたように、むずむずと身震いを一つすると、固くなっていたぺニスの鈴口から、がらりと体を砕いて、幾日も溜め込んでいた精液をはきだした。

「ンアぁぁ…ンぉアぁぁ…」
未だに吐精のただ中にあるウィレムのカラダを、十名ほどの旦那さま方が担ぎ上げ、御神輿のようにエッチャラオッチャラ運び出した。
「ひぃん、ぁぁ…こわい、こわいわぁ、」
ウィレムは空中に浮く感覚にはばからず怯え声を発したが、誰も聞いていない。
旦那さま方にとってウィレムは所謂天使なのだから飛びながら通るのが当然なのだ。
だが、「おろして、おろしてぇ」
という哀願は直ぐに叶えられた。

旦那さま方は、キングサイズベッドから、スナック菓子やらおつまみやら、それを食べながら肉便器とセックスしておる輩やらを蹴散らして、
ウィレムの盥のような体を壊れぬように、そぉっとやさしく降ろした。

そして、入れ替わり立ち替わり
ウィレムの手を舐め、胸を舐め、顋を舐め、頰を舐め、舐めても舐めても舐め足らないで、悪くすると、口まで舐める。
林檎の果汁を刷毛で塗って、啜る者いる。

「ぁン、ぁぁ…ンッ、ぁぁ…」
こうなって見ると、ウィレムの唇から漏れるのは、疑もなく小狗の啼き声だ。
時々咽喉でも締られるように、消魂しく唁々と啼き立てる其の声尻が、クンクンと鼻を鳴らすような時もあり、ギャオと欠びをするような時もある。
「ぁぁ…ン…ぅぅ」
オーガニックコットン100%の極上のシーツに、ウィレムの上質な筋肉の上を覆う脂肪が、どろりと溶けて波打つ。

いよいよ、アソコを味わおうじゃないかと、誰かが提案し、ウィレムの体をうつ伏せにし、顔の下に大きなクッションを差し込んであげた。
蒸したてのお饅頭のような二つの丘を開き、谷底で息づく(下のお口)を皆で観賞した。
「発情して、ひくひく動いているよ」
「ピンク色の縁取りがまだ渇いているね」
「あぁ、愛くるしい」
旦那さま方が次々言うのを、
「ぁぁ…、ぁぁ…、」
と、ウィレムはとてもとても恥ずかしがった。
クッションに真っ赤な頬を押し付け震える後頭部を、幾つかの手がやさしく撫で、
「こんなに、恥ずかしがって。なんて可憐なウィレム…、今から皆で固くすぼまったアヌスを舐めてあげるからね」
と、告げた。

ひとりの旦那さまが不思議な笑みを浮かべながら、ふと覗いたアヌスの戸口に、生クリームをたっぷり塗りつけ、
「ぁぁ…ぁぁ…、おしりがぁ…」
微風に流れる声を聞きつつ、揺れる肉に顔を沈める。
平べったく広げた舌で、アヌスの浅い皺にクリームを馴染ませ、尖らせた舌でぐりぐり擽る。
「アー!…おしり、おしりッ、」
細かい振動で、いやらしい卑猥なことをされている事実を、ウィレムの頭に結びつかせていく。

ウィレムの尻の後ろには、掌にクリームをのせた旦那さま方が列を作っている。
アヌスをクリームまみれにされては、ヌチュヌチュペチャクチャペロペロやられる。
「クゥン、うわぁん、あぁぁ…アッアッ、奥まで舌が入ってきます…、ぅぅ…」
時々、体を横向きにされ、ぺニスから溢れるジュースも啜られる。
「あーん、あぁぁ…~ン」
あまりの気持ちよさにウィレムとってキングサイズベッドは幻夢の海と化してしまった。
そんなウィレムを、旦那さま方は
「一寸好い」
「うん、凄く好き」
「如何して其様に震えるの?」
「純粋なウィレム」
と、褒めながら
指も、
入れる
耳をフッフッと吹きながら、すぺりと入れてぐらぐら揺ぶる。

あぁぁ…、アァ…、という例の艶のある美い声が聞える。
初は地声の少し大きい位の処から、
前立腺を撫でられ、
「あーん、アァー!」
段々に甲高に競上げて行って、糸のようように細くなって、
「あぁぁ…ヒィンヒィン…」
何かを突脱けて、遠い遠い何処かへ消えて行きそうになって、
遂に大きく硬いぺニスを差し込まれてしまい
「ぁぁ…アァ…、アァー!!」
又段々競下って来て、果はパッと拡げたような太い声になって、余念がない。
ウィレムのアヌスの扉をぶち破った旦那さまが、落ち着いた様子でオーディエンスを見回し、
ウィレムの腕が力なくかかるベッドに下半身を剥き出しにしたもう一人が乗り上げる。
握力を失ったぷにゅぷにゅのお手手に、ぺニスを握らせぶちゅぶちゅしごく。
「あぁ…ぁぁ…ッ、」
本番を楽しんでおられる旦那さまは、藻搔く肉体を押さえつけ
肉棒の切っ先でウィレムのアヌスの柔肉に漢字で「愛」という文字を書き、ザーメンをたっぷり注いだ。

「あーん、あぁぁ…ッ、アァィィッ」
ウィレムは、ひとを、どんなひとをも、愛したがる傾向がある。
だが今は、四方八方四面楚歌
押取囲まれて、
たくさんの目に上から見下ろされて、
心酔され、
「ぁぁ…ぁぁ…アァッ、違うぺニスが入ってきた…ッ」
悲しい悲しい血を吐きそうな啼声を立てて、
姿が見えなくなっても啼止まない。


だんだん
ウィレムは性奴隷収容施設(家)が
恋しくなった……



━━━━ 夜

「ア~ーー!疲れたぁ…ン…」
蒼白い灯りを灯すランプが灯る蒼白い部屋の、
長椅子に、ウィレムは豊満な体をドシンと預けた。

あのあと、ウィレムは体を殲滅させられる勢いで多数のぺニスに上下の唇を犯され愛された。
「沢山の人々の最愛になるのも楽じゃないわ」
愚痴りながら、たった一人では扱いきれないぺニスから吐き出された
顔が見えなくなるほど滅茶々々かけられた旦那さま方のザーメンの匂いと、
同時に唇に押し付けられた食べ物
ほくほくの焼き芋、
伊勢海老、
握り寿司、
ビーフステーキ、
シュークリーム、
アイスクリーム、

を思いだし
ウィレムは膨らピュアレッドの唇で
「オェ」
と、えずいた。

BIRTHDAY SEX PARTY がお開きになり、ぐったりとした体を、職員たちにヨイショヨイショと運ばれ車に押し込まれ、性奴隷収容施設着くなり、
洗車みたいに洗われて、
マッサージされながら、
セラピストに頭の中を覗かれて、
漸く、荒い縞の着物に飛白の羽織姿となり、静かな自室で寛ぐことができたのだ。

時計を見れば、19:30
今頃はまだ、あの大部屋では大半の旦那さま方が居残り、二次会三次会と称して、グラマラスな肉便器と夕食を「食べている」に違いない。

「はぁ~」
ウィレムの盛大なため息が然程広くない部屋の四隅に響いた。
「次は、公開排泄プレイかぁ…、皆の目の前で、お浣腸をされてしまう…、お腹が痛くなって、そのあとは…あーん、イヤになっちゃう!!」

絶望的な近い未来から気を逸らそうと、
ウィレムは逆神(デミウルゴス)によって創造された別の世界に身を委ねる。
キュートな前髪のプラチナブロンドの頭の中で、急速に編成されつつある、彼の世紀。

ウィレムは性奴隷が本職だが、実は哲学者でもあり詩人でもある。
秘密のペンネーム使い、電子書籍で発行している、詩集や論評は文学ファンを熱狂させ、芸術家たちに刺激を与えているところだ。
画家である性奴隷収容施設の所長も彼の大ファンで、密かに、ドローイングを挿し絵として提供している。

ウィレムは部屋で独りランプを眺めて徒然としているようで、心は中々忙しかった。
「排泄プレイなんかしたら、暫く落ち込むだろうから、明日明後日のうちに沢山書いておこうッと」

白いふッくりした面を動かし
感情を抑えた静かな目で、
旦那さま方が誕生日プレゼントにくださった金刺繍の入った分厚い日記帳と瑪瑙の万年筆と烏賊墨のインクを見た。
「これを使ってみようかしら」



理智の眼を抉出して目的を見ざる処に、至味存す。
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