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episode T . ウィレムの場合 / ガストロミー・パーティー
Willem 004. EAT!
しおりを挟む最後に贈られた鮮麗な、紅入友染の羽織にウィレムの頬が歓喜で高潮した。
それを見た旦那さま方は、
さて今後は如何するという愈胸の轟く。
若し然うなったら……愛し子を味わいつくそう。
クリームが溢れかえるケーキを片手に二人の旦那さまが近づいてきた。
眼の色を異えて、ウィレムに逼り、
其々に澄んだ瞳を狂信の光で覗き込む。
奇麗な頬が燦然と眼へ入って、一寸目眩しいような気がする其処に、ケーキごとクリームを両側から塗りたくっていった。
「んふぅんふぅ」と愉快そうにされるがままのウィレムの頬に、旦那さまが食らいつく。
煌めくブロンドの後頭部を手で押さえつけ、二重顎から目尻まで、平べったい舌でじっとり舐めあげた。
あまりのくすぐったさに
「あぁぁン」
と甘たれた嬌態をする唇にクリームを舌で運ぶ。
「んふぅ、ふぅ、」
ディープキッスでにゅちゅにゅちゅと。
この面舐めの一儀が済むと、旦那さまも漸と是で気が済んだという形で、広い部屋をうろうろし、食べる。
濃厚な接吻に思考を霧の海に飛ばしたウィレムのもとに、三人の旦那さま方が近づいてきた。
「豆や、煎豆、煎立豆や、柔い豆や。」
合唱しながら、ウィレムの羅紗の服の釦を開けていく。
お豆はどこだ、お豆さん…、見つけた。
未だ乾いて柔らかい乳首を中指の腹で弾く。
ウィレムの分厚い体が甘酸っぱい擽ったさに波打つ。
ぁンぁンと堪らなそうに噴飯したれば、うンふンと鼻で鳴いた。
「あ、あ、」 と、むらむらと白い息を吹出すと、筒抜けた大声で、 「あぁ…ッ。あ、あ、もっと食べたいなッ」
素直なおねだりで旦那さま方の庇護欲をそそる。
「大福を……ほほほ、」
お餅が唇に押し付けられ、粉がつき、ウィレムは
「ふふふ、」 と寂しく笑う。
「ウィレムちゃん、水菓子もいかが」
と、お口に運ばれるのと同時に乳首を人差し指と親指で強くひねり潰された。
「あぁぁ…~ンッ、」
咀嚼混じりの喘ぎ声が、旦那さま方の官能の鉄管を躍り抜けそうな響きで、響く。
これはたまらないと、旦那さまはガウンの会わせ目から茶褐色のぺニスを取り出し、
ウィレムのおっぱいの間に挟めた。
燻った肉の棒を縦通り横通りをぐいぐいつつく。
みずみずしい白い肉の谷間は鶏卵の裡のように、渾沌として、旦那さまを固く逞しい雄に育ててしまう。
「ぁぁ…ぁぁ…、旦那さま、いけない、いけない…ぁぁ」
長い睫毛を震わせ恥じ入る唇に別の肉棒が押し付けられた。
「んほ、むちゅ…、むちゅぅん…」
肉厚のチャーミングな唇の中にはみずみずしい唾液が常にたまっており、旦那さま方のぺニスをとろけさせる。
ディープキスも人気だ。
大きな尻の間のアヌスは、天国への入り口。
それは、まだまだ先のお楽しみ。
今は未だ、
「大福餅、暖い!」「大福餅、暖い!」
ウィレムのパイズリに夢中の旦那さまの叫び声が大部屋に響いている。
そこへ、
銘仙縞の羽織姿の粋な旦那さまがやって来た。
テーブルでズワイガニの甲羅と格闘していたキッチン鋏でチョキチョキと、ウィレムのシルクのショーツを切り刻んでしまった。
唇にぺニスを咥えていなかったら、ウィレムは恐怖で絶叫していたかも知れない。
パツンと弾ける真っ白な腹の下には、綿菓子のようなブロンドの陰毛、そして、杏色の小ぶりなぺニス。
旦那さまは、好い物を看附けたと言いそうな面をして、其を咥え出して来て、
一色に血眼になって……鵜の真似をやる、丸呑に呑込めるだけ無暗に呑込む。
「キャアぁン」
と、ウィレムの甲高い声を聞きながら
ゴウというかとすれば、スウと、或は高く或は低く、単調ながら拍子を取って、
一吸の鈴口から生ずる多量の幸福感をもって混濁した、恐るべき液体を、吸いに吸った。
華やかな若い艶のある美い声で
「あぁぁ…~ンッ、アアア、たまらない…ンぁン」
鳴く
ウィレムは総ての存在を一にす。
ウィレムは味うべくして知るべからず。
肥った体に住すれば人生に意義あり、其処から離るれば、人生は無意義なり。
他の旦那さま方も、
「抜け駆けはよせやい」
「独り占めさせてなるものか」
と、テーブルからウィレムの好みそうな食べ物を小皿によそい、
ウィレムの側に群がった。
数の子のお醤油漬け、
おでんの鍋から煮込を一串、
ココナッツシロップがたっぷりかかった冷しパイン、
胡麻をまぶしたお団子、
雲丹の入った茶碗蒸し、
海月のサラダ、
固めに蒸されたプリン、
オリーブと生ハム、
ホットドックから引っこ抜いたマスタードたっぷりのソーセージ、
ルネ・マグリットの林檎、
青カビのチーズ、
ローストビーフ、
季節外れのクリスマスケーキ、
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