【館】 House of Sex Slaves

館 yakata

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episode Y . エドガーの場合 / 性奴隷再生

Edgar 007. 羽の修復

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「調教師さま…!!僕にも…僕にもしてください…!!」
そして、やはり思いがけなく立ち上がりうっかりベッドへ腰を降ろしてしまった。
この瞬間、彼は殆ど恐怖に近いものを感じた。

調教師は、エドガーの行動に感動した。
こんな風に彼のことを動かしたことに心の底から感謝を込めて
フェリシアンの尻を最後に三度打ったあと、その身体をやさしくベッドの奥側に横たえた。
「あぁぁ…、ぁぁ…ん、気持ちいい…調教師さま…」
仰向けに寝転び、甘えた声で泣きながらバイブレーターオナニーに耽り出したフェリシアンの膝小僧にキスを落とし、
調教師は、
エドガーの前に立ち、自信ありげな殆どいかついくらいな眼差しで彼を見つめた。
「やりたいと口をきいたのはお前さんのほうが先で、こちとらじゃないよ」
とでも言っているようだったが、実際に唇から出た言葉は
「私に全て預けておいで、エドガー」
世界中のやさしさを全て集めたように響いた。

調教師は、恥じらうエドガーに四つん這いのポーズを命じ、先程ソファで施したのと同様のマッサージから始めた。
すぼまったアヌスからローションで濡れた指先に
エドガーの不安がじんわりと伝わってくる。そううまくはいかないか。
だけど、この子はこんなにも欲しがっている。
エドガーの喉がごくりと鳴った。喉が渇いたのではないことくらい調教師はわかっている。

「ア、ア、ア、」
エドガーは恥骨の辺りにひんやりとしたものを感じていたが、じりじりと、その場所での快楽の強烈さを思い出した。
調教室や館で味わってきた身の内が震えるほどの…
これからもずっとずっと味わい続けさせられる…
そして、
「あぁぁ…、ぁぁ…」
沸き上がる快楽の信号に面食らったように喘ぎ始めた。
ふと、隣で横たわるフェリシアンの菫色の瞳と目が合った。
「ぁぁ…、ぁぁ…ん…ん~」
じんわりと体内に血がめぐる。まるで平気ではないが、恐慌に陥るということは無さそうだ。
きっと、時間はかかるけど、自分もフェリシアンのように性奴隷の悦びを奔放に受け入れられる日がくるように思えた。

「ぁぁ…、は、ハ、ハ、」
エドガーの呼吸が酸欠にでもなったように荒くなるが、調教師は構わずに、
柔らかに濡れたアヌスに直径二センチほどの初心者用のバイブレーターを捩じ込んでいった。
「あぁぁ…、あぁぁ…、」
エドガーは背中を反らし、アヌスの肉を引き込まれる鮮烈な快感に鳴いた。
「あぁん、あぁん…」
だが、エドガーは同時に安心もしているようだった。調教師は慰めるようにゆっくりとピストンをコントロールしていたし、振動のレベルは最小に留められていたからだ。
「ぁぁ…、ぁぁ…ん~…!」
それでも、長い期間メディカルルームで大事に大事に囲われていたエドガーにとっては十分油断ならぬ刺激である。
そんな彼を怯えさせぬよう
「いつでも、好きなように射精しても良いんだからね。自由に表現してごらん」
調教師は、手を動かしながらやさしく諭した。

そのとき、隣で横たわっていたフェリシアンがしなやかに腕を伸ばし、エドガーの頬に触れた。
まるで、エドガーに残る不穏をやさしく剥ぐような仕草で撫でてくれた。
「ぁぁ…、フェリシアン…、だいすき…」
エドガーは、ついという感じで答えてしまう。
「エドガー、かわいい小鳥。僕の弟」

その光景の微笑ましさに、調教師は調教の終了を提案した。
「お前さんたち、一緒にいきなさい。思い切り。そうしたら、そこで昼寝をしたら良いし、職員さんに頼んで二人一緒にお風呂に入れるようにしておいてあげますから」
調教師の言葉にすっかり安心仕切ったエドガーは
「ぁぁ…ぁぁ…、」
と感じながらフェリシアンに寄り添うように近づき甘えた。
「あぁぁ…、エドガー…」
フェリシアンは、片手でアヌスに挿入されぱなしのバイブレーターをピストンし前立腺を苛めながら、エドガーの小ぶりなペニスをもう片方の手で愛撫した。
「フェリシアン…あぁぁ…、あぁぁ…、」
エドガーのほうも、フェリシアンのグミのように弾力のある美しい乳首を吸った。
「ぁぁ…、ぁぁ…、」
「ひ、あ、ヒィ、ぁぁ…!」
二人はまるで密約でも交わすかのように、手を握りしめ合い鳴いた。


この調教を終えてから、エドガーに穏やかな休日が数日与えられた。
フェリシアンは約束通りエドガーを孤独にしなかった。憩いの間で一人きり物思いに耽るエドガーを目敏く見つけ、何を語るわけでもなく寄り添い、食事を共にした。
フェリシアンは、美しい見た目とポジティブなオーラのために若い性奴隷の弟がたくさんいたし彼らもエドガーを歓迎したため、エドガーの周囲は一気に賑やかさを増した。

その後の調教も順調に進み
調教師は
エドガーが不貞腐れようが駄々をこねようが叱らずに愛情でもって応えた。
この子に沸き上がる好奇心を満足させない間は、この子の側から離れないと決めていたのだ。
できることが少しずつ増えてゆき、
調教は次第に過激さを増していったが、エドガーは健気に受け入れ恐れを振り払うことに成功していた。

それでも時々夜半ごろまで寝ずに、起きては収容施設を見回ってつきまとう侵入思考から逃れようともがいているようだ。
「どうすれば、この子をすっかり元気に立ち直らせて性奴隷として館に戻すことができるのだろうか…」
長らく考えていた調教師は、思い出した。
三日前の調教室で、
拘束椅子に固定して、アヌスを拡張しているエドガーの
あの声。
「ぁぁ…ぁぁ…、ぁぁ…」
彼はこみ上げる不安感を懸命に噛み殺していたが、その唇をそっと撫でてやったら
「ァー、ァ、ぁぁ…」
とガラスような声で鳴いたのだ。
いつもあの子は、必死に心の中で歌を唄っている…
ことにエドガーが胸のときめきを留めかね、歓喜の光りに満たされていたのは、
歌を歌っているときであった。

胸の中に光る空気が充満してゆき
調教師は、足早に所長室に向かった。



ある晴れた穏やかな午後に
小鳥のエドガーは、館に、性奴隷のいわゆる愛の巣に戻っていった。


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