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第7話
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それからは部屋の本を読んだり、勉強してみたり(簡単過ぎてすぐにワークは埋まった)、料理したり、風呂に入ったり、そんなことを繰り返して1日1日を過ごした。
その間、学校には一度も行っていないが定期テストは配達で送られてきたのでワークと一緒にやって送り返した。
奥村さんとは案外仲良くやっている。
何か必要なものがあるときはショッピングモールに車を出してくれた。
いたずら半分で、結婚はしないの?と聞いたら、
「幼馴染が彼女なんだ。ユウ君も会ったことはあるよ。今度来るから、顔を合わせておきなよ」
と教えてくれた。
で、会ったのが婚約者の水樹アヤ。
奥村さんと同じで、芸能マネージャーをしていたらしい。
ふわふわのボブショート。
何というか、小動物みたいな可愛い女性だった。
「よろしくね、ユウ君」
奥村さんが記憶喪失だって教えてくれたので、初めから挨拶してくれた。
ちなみに2人の結婚式はもうすぐらしく、ハネムーンもその後にすぐに行ってくるそうだ。
とても、幸せそうだった。
送られてくる成績表やテスト結果はオール5。
まあ、当たり前なんだけどさ。
「ユウ君、頭いいね」
奥村さんも流石にこれは驚いてた。
学校にろくに行かずに取ってるんだから驚かれて当然か。
そんなこんなで中学3年間を過ごし、義務教育を終える3学期に入った頃、一封の手紙が届いた。
それが、雪村ユウの運命を変える事となるのはこの時は分からなかった。
〆◼️〆◼️〆◼️〆
《国立楓宮芸能学園推薦状》
大きめの茶封筒に印刷されたその文字に奥村夫婦は驚きを隠せずにいた。
目を大きく開いて、口を開けて。
漫画の驚き方とほぼ同じ。
「、、、あの」
「アァ、なんだい?」
「ここ、どこですか?」
待っていても仕方がないので思いきって聞いてみた。
「簡単に言えばすごく倍率の高い芸能専門の学校かな。高校と大学が合併してるから7年制になってる」
アヤさんは中のパンフレットを見せながら説明してくれた。
「、、、ユウ君」
「はい?」
ハルキさん(奥村さんは夫婦になったので呼び方を変える事にした)はこちらをみてきいてきた。
「理事長の楓宮孝一はユウ君が出てた9割のハリウッド映画の監督だよ」
、、、なんですと?
『あー、コー監督か』
ユキ、この楓宮孝一ってどんな人?
『優しいお爺ちゃんみたいな人。コー監督の映画はジャンルはいつもバラバラだから楽しかったし、それにほとんど外国で撮ってたからいじめもなかったから』
ふーん、そうなんだ。
「まぁ、多分推薦は来るだろうと思ってたけどね。ユウ君芸能界離れて結構経つからすっかり忘れてたよ」
「推薦ってすごい事なんですか?」
質問するとハルキさんはうなづきながら説明してくれた。
「楓宮芸能学園は一般入試ではいるものなんだ。アキの言った通り倍率は毎年10倍を超えるくらい高い。一般的な学力は勿論だけど、全員必修で面接がある。内容はわからないけど、それで入学者を決める。今芸能界にいる子役たちも殆どがここを受ける。一般人もね。だけど、本当に相応しい人しか入れないから例え子役であれ、落ちる人は落ちる」
「、、、そうなんですか」
「その中で推薦状は、理事長である楓宮孝一自ら認めた人にしか送られてこない。彼の作品で共演していなくてもね。毎年いるかいないかの存在なんだよ、推薦生っていうのは」
、、、ユキ、どんだけ凄かったの?
『、、、自分じゃわかんないよ。でもコー監督、大きくなったら私の学校に来なさいみたいなこと言ってた気がするような』
ワァオ。
「推薦状を受け取った限り、嫌でも面接は受けなきゃいけない」
「えっ」
「日にちは、、、1週間後!?急がないと大変だ!アキ!」
ハルキさんはバタバタしながらアキさんと超ピッチで話を進めてく。
僕は全くついていけなかった。
「《メイプル》行きの列車のチケットを取ってくれるか」
「勿論。それに面接用の服も用意しなきゃいけないわ」
「オーダーメイドをしてる時間はないから、、、仕方ない、ワイシャツとネクタイ、後カーディガンをスーツ屋で買ってくるか」
オーダーメイドって、金持ちの考えることがわからない。
「どんだけ気合入ってるのよ。それだったら花丸屋で揃えた方がいい感じで値段も安くなるわ」
「ありがとう!さ、ユウ君行くよ!」
「えっ」
この後、ハルキさんに連れられて入ったスーツ屋であれやこれやと着せ替え人形となってしまった。
その間、学校には一度も行っていないが定期テストは配達で送られてきたのでワークと一緒にやって送り返した。
奥村さんとは案外仲良くやっている。
何か必要なものがあるときはショッピングモールに車を出してくれた。
いたずら半分で、結婚はしないの?と聞いたら、
「幼馴染が彼女なんだ。ユウ君も会ったことはあるよ。今度来るから、顔を合わせておきなよ」
と教えてくれた。
で、会ったのが婚約者の水樹アヤ。
奥村さんと同じで、芸能マネージャーをしていたらしい。
ふわふわのボブショート。
何というか、小動物みたいな可愛い女性だった。
「よろしくね、ユウ君」
奥村さんが記憶喪失だって教えてくれたので、初めから挨拶してくれた。
ちなみに2人の結婚式はもうすぐらしく、ハネムーンもその後にすぐに行ってくるそうだ。
とても、幸せそうだった。
送られてくる成績表やテスト結果はオール5。
まあ、当たり前なんだけどさ。
「ユウ君、頭いいね」
奥村さんも流石にこれは驚いてた。
学校にろくに行かずに取ってるんだから驚かれて当然か。
そんなこんなで中学3年間を過ごし、義務教育を終える3学期に入った頃、一封の手紙が届いた。
それが、雪村ユウの運命を変える事となるのはこの時は分からなかった。
〆◼️〆◼️〆◼️〆
《国立楓宮芸能学園推薦状》
大きめの茶封筒に印刷されたその文字に奥村夫婦は驚きを隠せずにいた。
目を大きく開いて、口を開けて。
漫画の驚き方とほぼ同じ。
「、、、あの」
「アァ、なんだい?」
「ここ、どこですか?」
待っていても仕方がないので思いきって聞いてみた。
「簡単に言えばすごく倍率の高い芸能専門の学校かな。高校と大学が合併してるから7年制になってる」
アヤさんは中のパンフレットを見せながら説明してくれた。
「、、、ユウ君」
「はい?」
ハルキさん(奥村さんは夫婦になったので呼び方を変える事にした)はこちらをみてきいてきた。
「理事長の楓宮孝一はユウ君が出てた9割のハリウッド映画の監督だよ」
、、、なんですと?
『あー、コー監督か』
ユキ、この楓宮孝一ってどんな人?
『優しいお爺ちゃんみたいな人。コー監督の映画はジャンルはいつもバラバラだから楽しかったし、それにほとんど外国で撮ってたからいじめもなかったから』
ふーん、そうなんだ。
「まぁ、多分推薦は来るだろうと思ってたけどね。ユウ君芸能界離れて結構経つからすっかり忘れてたよ」
「推薦ってすごい事なんですか?」
質問するとハルキさんはうなづきながら説明してくれた。
「楓宮芸能学園は一般入試ではいるものなんだ。アキの言った通り倍率は毎年10倍を超えるくらい高い。一般的な学力は勿論だけど、全員必修で面接がある。内容はわからないけど、それで入学者を決める。今芸能界にいる子役たちも殆どがここを受ける。一般人もね。だけど、本当に相応しい人しか入れないから例え子役であれ、落ちる人は落ちる」
「、、、そうなんですか」
「その中で推薦状は、理事長である楓宮孝一自ら認めた人にしか送られてこない。彼の作品で共演していなくてもね。毎年いるかいないかの存在なんだよ、推薦生っていうのは」
、、、ユキ、どんだけ凄かったの?
『、、、自分じゃわかんないよ。でもコー監督、大きくなったら私の学校に来なさいみたいなこと言ってた気がするような』
ワァオ。
「推薦状を受け取った限り、嫌でも面接は受けなきゃいけない」
「えっ」
「日にちは、、、1週間後!?急がないと大変だ!アキ!」
ハルキさんはバタバタしながらアキさんと超ピッチで話を進めてく。
僕は全くついていけなかった。
「《メイプル》行きの列車のチケットを取ってくれるか」
「勿論。それに面接用の服も用意しなきゃいけないわ」
「オーダーメイドをしてる時間はないから、、、仕方ない、ワイシャツとネクタイ、後カーディガンをスーツ屋で買ってくるか」
オーダーメイドって、金持ちの考えることがわからない。
「どんだけ気合入ってるのよ。それだったら花丸屋で揃えた方がいい感じで値段も安くなるわ」
「ありがとう!さ、ユウ君行くよ!」
「えっ」
この後、ハルキさんに連れられて入ったスーツ屋であれやこれやと着せ替え人形となってしまった。
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