なんやかんやで蘇っちゃったので異世界でアイドルになる事にしました

氷華

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第46話

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モデルごっこはしばらく続いた。
メイクも髪型も服も、一回一回変わる。
変わって、写真を撮るの繰り返し。

疲れる、非常に疲れる。

何度目かの着替えの後、写真を撮られているとトレーニングが終わってシャワーを浴びたのか少し湯気がたったシュウゴとヒビキがリビングに入ってきた。

「何して、、、うわぁ」

「女装、、、てか女じゃん、もう」

うん、反応は間違ってない。

「おい、ヒカル。これは何だ?」

「モデルごっこ」

「モデルって、、、」

「似合ってるしょ!似合いすぎてて違和感微塵も感じないしょ」

シュウゴは絶句した。

「あ」

「ん?どうかしました、ヒビキ?」

「ちょっと待て!その服脱がすなよ!」

そう言って、部屋への階段を凄いスピードで駆け抜けていった。

ちなみに、今の服は黒のシルクのフリルシャツに黒のスキニーパンツ。腰に2本の細目のベルトを巻いて、銀の指輪をしていた。

「どうしたんだ?ヒビキの奴」

再び音を立てて戻ってきたヒビキの手にはスケッチブックとペンケースが握られていた。

「ようやく見えたぜ。衣装の最終イメージ!」

そう言って、真っ白なページに描き込み始めた。

「中々、お姫様のイメージが俺らの衣装とあまり合っていなかったんだよ」

「俺らの衣装?」

「これ」

ヒビキからスケッチブックから切り離した4枚のページを受け取った。

それぞれ『シュウゴ』『ヒカル』『カズヤ』『ヒビキ』とページの上に書かれてあった。

「姫と騎士、みたいなイメージで描いてたんだよ。でも、姫となるとドレスみたいな感じで、ボーカルパフォーマンスに向いてないと思ってな。姫感出しつつ、機能的にするにはどうすればいいか悩んでたんだ」

「そうなんだ」

確かに、4人の衣装は騎士感があった。
黒ベースで、細部は違うもののしっかりと統一感のあるかっこいい衣装だった。

「1人だけ浮いちまうのも変だから、、、ここをこうして、素材を変えて」

シャシャシャッ、とペンが紙の上を滑り綺麗な音を出していく。

「こんな感じか」

「見せて」

「ダメ」

「え、何で」

「お姫様は出来てからのお楽しみだ」

何だそれ。

「んじゃ、ヒビキの為にもう少しモデルになってあげようよ!姫ちゃん!」

「え」

「それはいいですね。時間はまだまだありますし、私のメイクの腕前も上がります」

「ほーん。なら、俺はカメラマンに回ってやるよ。姫、遠慮なくお人形さんになれ」

は、腹立つ!














〆◾️〆◾️〆◾️〆


















「ねぇ、もう疲れた」

「ん?じゃあ、一回休憩にするか」

一回だけ?

「お茶入れるわね」

「ありがとうございます、アヤさん」

アヤさんがそう言ってキッチンへと引っ込むと液体になるようにソファに沈み込んだ。

「疲れた」

「似合ってんな、女物。男物よりめちゃくちゃ似合ってるぞ」

笑いながらシュウゴは写真を撮った。

白のワンピースにピンクのストールを肩にかけて、生足。
それが今の格好。
正直、キツい。

「足細いね、姫ちゃん」

「毛も少ねぇし、マジ女だよな」

「女じゃない」

「怒んなって、お姫様」

あぁ、もうこのまま寝れる。
それくらい疲れた。
てか、寝たい。
ゆっくり、どっぷり、眠りたい。

「お姫さん?」

なんか、誰か、何か、、、言っている気がする。







何だろ。 







誰だろ。







、、、眠たい。
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