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①父との禁断の関係-1-
しおりを挟む「雪のように白い肌、血のように赤い唇、黒檀のような黒い髪、スノーホワイトという名前。そして、何と言っても将来は約束されている可愛い顔立ち・・・」
どこからどう見ても【スノーホワイトの淫らな日常】という18禁乙女ゲームのヒロインであるスノーホワイトじゃないの!!
鏡に映る自分の顔を見てしまったと同時に柏木 鳴海(31)という日本人の会社員として生きていた前世の記憶と、友人の窪田 亜希(31)に勧められてプレイしたゲームの内容を思い出してしまったスノーホワイトは絶叫してしまう。
【スノーホワイトの淫らな日常】というのは、童話の白雪姫をベースにした育成要素もある18禁の乙女ゲームで、ヒロインは当然と言うべきかスノーホワイトだ。
そして、このゲームの攻略対象者は父王と七人の精霊である。
白雪姫という童話には王妃の命令で彼女を殺そうとした家来と、仮死状態の姫をお持ち帰りした王子が出てくるのだが、二人は攻略対象者ではない。
避ける事が出来ないイベントに出てくる、某無双系でいうところのモブ及びNPCである。
さて、この【童話の白雪姫をベースにした】というのが非常に曲者で、現代のニーズに合わせて子供向けにしたものではなく当時の世相を反映した童話がベースになっている。
つまり、スノーホワイトは実の父親と出来ていると言うべきか。
いや、この場合は父親が娘に手を出していると言うべきであろう。
王妃を失った事で嘆き悲しんでいた国王であったが、彼は立ち直る事が出来た。
何故なら彼には王妃に似た、だが亡き妻とは異なる愛らしさを持つ一人娘が居たからだ。
父と娘
そんな二人の関係が変わるのは、スノーホワイトが七歳の誕生日を迎えた時だった。
娘の姿に、何気ない仕種に大人の女にはない色香を感じてしまったイケオジな父王はスノーホワイトの寝室に侵入して寝込みを襲ってしまう。
七歳であるスノーホワイトに性的な知識など当然あるはずがない。
『お、お父様・・・?』
『今からする事は父様と姫だけの秘密だから、誰にも言ってはいけないよ』
口八丁、手八丁、無知な娘を言いくるめた父王が、寝惚けているスノーホワイトの胸の突起を舌先で転がしたり、軽く歯を立てたりするだけではなく、女の子の部分を指で撫でているムービーが流れ始める。
これは、避ける事が出来ないイベントなのだ。スノーホワイトに拒否権はない。
父王による睡姦イベントが何度か繰り返されると【父王と一緒にお風呂に入るか否か】の選択肢が出てくると同時に、父王のスノーホワイトに対する【一人の女性としての好感度】を確認出来るようになる。
【一緒にお風呂に入る】を選ぶと、父王が浴室で意識のあるスノーホワイトの胸の突起を指と舌で弄ったりするようになるだけではなく、自分を悦ばせる為の手淫と口淫、素股を仕込んでいくのだ。
それを繰り返す事でスノーホワイトの乳首と女の子の部分の感度が上がり、手淫と口淫が上達していくようになる。
と同時に、父王のスノーホワイトに対する【一人の女性としての好感度】が上がっていく。
【一緒にお風呂に入らない】を選び続けると、父王のスノーホワイトに対する【一人の女性としての好感度】、乳首と女の子の部分の感度、そして手淫と口淫は初期値のままだ。
これは即ちスノーホワイトの死亡フラグが立った事を意味する。
それを避ける意味でも、スノーホワイトは父王による調教をある程度受けて肉体の感度を上げつつ男を悦ばせる術を身に付けないといけないのだ。
(死亡フラグは一先ず置いといて・・・【一緒にお風呂に入る】を選び続けていると、父王のスノーホワイトに対する好感度のパラメーターが最大値になるし、最大値でなくてもスノーホワイトは自分の手や口を使って実の父親を悦ばせる行為は当然だと受け取っているのよね・・・)
父王のスノーホワイトに対する【一人の女性としての好感度】が最大値だと父王ルートである【禁断の果実】へと突入するのだが、これは後で説明するとして──・・・。
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