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㊿アイスクリームの大福-2-
しおりを挟む「という訳で、アイスクレープとアイス大福を作る事になったの」
「サユキさん、アイスクレープとアイスダイフクとは一体・・・?」
製菓用の小麦粉、牛乳、砂糖を混ぜて薄く焼いたクレープ生地で、それにアイスクリームを巻いたお菓子がアイスクレープ、白玉粉で作った求肥で包んだお菓子がアイス大福なのだと紗雪が料理人達に教える。
「製菓用の小麦粉で焼いたクレープ生地ですが・・・おそらくガレットの生地だというのは分かります」
キルシュブリューテ王国の主食は麦で作ったパンだ。
彼等は小麦粉で主一家の為にパスタやケーキのスポンジのみならずクッキーやビスケットを作る事がある。当然、デザートにして軽食とでも言うべきガレットという料理の生地だって作れたりする。
紗雪の話を聞く限り、呼び方が違うだけでクレープはガレットの事を指していると思った料理人達はアイスクレープに必要な生地作りを二つ返事で承諾した。
「その・・・アイスダイフク、ですか?シラタマコとギュウヒが何なのか分かりませんけど、それでアイスクリームを包むなんて・・・」
異世界には面白い菓子があるのだと、紗雪の話を聞いたロードクロイツ家の料理人達は興味津々だ。
「大福の皮は白玉粉で作るのだけど、今回は片栗粉?ジャガイモ澱粉?で私とレイモンドが作るから、皆はクレープ・・・ガレットの生地を作って欲しいの」
紗雪の言葉を合図に料理人達は、製菓用の小麦粉、牛乳、卵、砂糖でクレープ生地を作り始める。
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