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第十四魔法;フレンズ・オブ・フレンズ
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チャミスが人間界へ行ってから、一日。カルトさんやアン先輩は家の資料で、もっと詳しく調べると言っていた。よろしくお願いします~。頭の中で、二度敬礼する。これで少しでも、チャミス救出の目星が付くかも…。教室までの道のりが長く感じる。
「はぁ~。」
さっきまで不安だった気持ちが、落ち着いてきた。…にしても、カルトさんが言ってた「後悔」は、何だったんだろう?何でもない、ってカルトさんは言ってたけど…絶対何かあるよねぇ?疑問を感じた今の私は名探偵。ここで、華麗なる推理を披露するのだ!
「後悔…チャミスのことに対する後悔だということは分かる。」
良い感じよ!その調子で頑張って、リズミール!
「チャミスのことに対する後悔…”あの”魔法のこと?それとも、今回のチャミス人間界失踪事変?(TNSGとこれから略す。)」
この二つから導き出される答えは…そうか、そういうことだったのか…。探偵は、謎がすべて解けたとき悲しそうな顔をするのは宇宙の法則であり、鉄則だ。
「謎は解けた!」
人差し指で前を指しながら言う。前を通り過ぎる人が不審そうな顔を見せるが、リズミールの目には映っていなかった。私の目の前にいるイマジナリーワトソンが、興味津々な目でこちらを見ている。
「こうかい…この言葉を勝手に”後悔”という漢字に変換させていました。しかし、これは、まったく違う意味だったのです!」
フッ。決まった!さて、推理パートの第二ピークも決める!
「まず、本当にカルトさんは”こうかい”と発音していたのでしょうか?」
ここで、イマジナリー聴衆たちをチラッと見る。ザワザワし始めたら、例の探偵ポーズをとる。人差し指と親指で顎をつかむ。ここで、聴衆が一瞬にして静まり返る。
「実は、”こうかい”ではなく”とうかい”だったのです。そして、漢字に当てはめて考えてみると、韜晦という漢字になります。」
ここで、聴衆から韜晦はどういう意味なのか聞かれる。
「地位や才能を隠す、もしくは姿を隠すことに使われる言葉です。」
知的な声のトーンで言う。しかし、イマジナリーアン先輩はリズミールの手にGoogle検索済みの、人間界で言いうスマホが握られているのを見逃さなかった。(人間界には、こんな便利なやつがあるんだって。…いいなぁ)
「さて、本題に戻ろう。カルトは何故、”韜晦してないのか?”と私に聞いたのか。それは、私の青かった顔を直すためである!チャミスが人間界へ韜晦した中、焦る気持ちを落ち着けようと、世間話のつもりで聞いたのだろう。」
聴衆たちが、拍手を沢山送ってきてくれている。頭の中で、”リズミールの推理ショー”なんていうテレビ番組はどうかしら?と考えている自分がいた。そんなことを考えているリズミールの後ろで、アン先輩が”面白い漫才だった”と呟いているのは聞こえなかった。
「謎はいつも、マジックでサイエンスな物なのです!」
よく分からない決め台詞を言って推理ショーは終わった。ここで、現実世界に戻る。
「カルトさん、よく韜晦なんていう言葉知ってたなぁ。」
意外と文系なのかな?クリナミロン高校に入学してるから、魔系かと思ってたなぁ。チャミスは…まだ分からない。魔工学部だから、最初は理系かと思ってた。でも、私のイメージの理系とはまったく違う。だから、文系かと思ったんだけど、本とか魔法文の文法は苦手だと言っていた。このことから、私はどっちでもないと思う。思うだけで、正確かどうかは分からない。
「…。」
まだ三日しかいっしょに過ごしてないのに、もう全部分かった気でいた。チャミスが人間界へ行った理由も、思い付きはする。でも、正確には分からない。記憶を探って、人間界へ行きそうな動機を探すが、思い当たる節が無い。
「…?」
分からないとか、モヤモヤした感じって気持ち悪い…。別に、チャミスの全てが知りたい訳じゃない。でも、自分が頼りにしていた記憶力が使えないなんて…勉強したのに、テストで得意な教科の点が取れなかった気分。
「?」
あぁ~もぅ、気になってしょうがない。チャミスを救出してから聞けばいいと皆言うだろう。しかし、私は今知りたい。ほら、君だって食物を、食べたいときに食らいつきたいでしょ?私も同じく、答えが欲しい時に答えを知りたいの。…よし、ここは探偵リズミールを再び呼び起こそう。
「今回の疑問、チャミスは何故人間界へ行ったのか…。」
目の前を通り過ぎる先生が心配そうな目を向けるが、リズミールには効かない。頭では、推理ショーの真っ最中なのだよ。
「情報がないので、さらば!」
探偵リズミールが頭から突如失踪してしまった。な、何!?……まいったなぁ。誰か探偵リズミールが知らない情報を持っている人は…。
「あっ!」
思いついた!そのとき、探偵リズミールが懲りずに入場してくる。
「リズミール以外に、もう一人チャミスと親しい人物がいます。それは…。」
カルトさんだ!と、大きな声で探偵より早く言う。探偵リズミールの「ケッ!」という悔しそうな声を聞き逃さないようにしながら…。まぁ、とにかく何か知ってないか、早速聞きにいこう!(カルトさん、何学部なんだ?)
_____________________________________
二回ぐらい同じ道を通って、やっとカルトさんの学部…魔学教育学部の教室に着く。まったく、なんでこの高校はこんなに広いのよ…。息切れしながら、カルトを発見する。手招きをして、呼び寄せる。
「リズミールさん?どうしたの?」
ハァ…ハァ…。息切れしながらも、質問をする。
「ハァ…チャミスが人間界へ、ハァ…行った理由について、ハァ…何か知ってる?」
いつから体力がこんなに無くなったのかな…。しんど……。
「チャミスが人間界へ行った理由……分からない…。」
カルトさんは、申し訳なさそうな顔をして言う。あぁ~体力の~無駄遣い、した日々を~♪私の頭が、変なメロディーを奏でる。
「でも、チャミスは…僕たちが嫌いで人間界へ行ったわけじゃないよ!絶対!むしろ、人間界へ行く直前も、今も、僕たちのことを考えてるんじゃないかな……?」
変な風に誤解された。自分たちのせいでチャミスが人間界へ行く可能性など、ゼロに等しいのに、こんな風に誤解するなんて。もしや、この可能性が高いと思ってるのかな?もしそうなら、とても面白い。
「アハハ、ハハハ!」
カルトさんが、心配そうな顔でこちらを見る。まぁ、突然笑いだしたらそうなるか。
「大丈夫だって!チャミスが私たちのことが嫌いになるなんて、ゼロに限りなく近い可能性なんだから。」
カルトさんは、まだ不思議そうな顔をしている。それもまた、面白かった。
「カルトさん、面白いね。おかげで、気になってたこと忘れたよ。」
もちろん、記憶力が良い私は、当初の疑問をしっかり覚えている。しかし、そんな疑問よりも大事なことを見つけた。面白い仲間…チャミスやカルトさんと話す時間が、疑問の答えを見つけることより、輝いて見えた。答えを知りたい気分が、面白い仲間の話によって、変化した感じかな?
「ありがとね、カルトさん。」
「別に、呼び捨てでいいよ。チャミスからはもう呼び捨てされてるし。」
……チャミス以外に、もう一人呼び捨て仲間ができるとは…。では、早速呼び捨てしようじゃないか!
「よろしくね、カルト。」
「こちらこそ、リズミールさ…リズミール。」
チャミスがいないと、会話が弾まなかった相手のはずなのに、今日は弾んだ。チャミスの話題で会話が弾んだ。チャミスに、救出したら感謝しよう。そう思った。
__リズミールは、自身が大変な誤解をしていることに気が付いていなかった。それに加え、チャミスがリズミールたちのことを忘れているとは、二人は知る余地もなかった__
「はぁ~。」
さっきまで不安だった気持ちが、落ち着いてきた。…にしても、カルトさんが言ってた「後悔」は、何だったんだろう?何でもない、ってカルトさんは言ってたけど…絶対何かあるよねぇ?疑問を感じた今の私は名探偵。ここで、華麗なる推理を披露するのだ!
「後悔…チャミスのことに対する後悔だということは分かる。」
良い感じよ!その調子で頑張って、リズミール!
「チャミスのことに対する後悔…”あの”魔法のこと?それとも、今回のチャミス人間界失踪事変?(TNSGとこれから略す。)」
この二つから導き出される答えは…そうか、そういうことだったのか…。探偵は、謎がすべて解けたとき悲しそうな顔をするのは宇宙の法則であり、鉄則だ。
「謎は解けた!」
人差し指で前を指しながら言う。前を通り過ぎる人が不審そうな顔を見せるが、リズミールの目には映っていなかった。私の目の前にいるイマジナリーワトソンが、興味津々な目でこちらを見ている。
「こうかい…この言葉を勝手に”後悔”という漢字に変換させていました。しかし、これは、まったく違う意味だったのです!」
フッ。決まった!さて、推理パートの第二ピークも決める!
「まず、本当にカルトさんは”こうかい”と発音していたのでしょうか?」
ここで、イマジナリー聴衆たちをチラッと見る。ザワザワし始めたら、例の探偵ポーズをとる。人差し指と親指で顎をつかむ。ここで、聴衆が一瞬にして静まり返る。
「実は、”こうかい”ではなく”とうかい”だったのです。そして、漢字に当てはめて考えてみると、韜晦という漢字になります。」
ここで、聴衆から韜晦はどういう意味なのか聞かれる。
「地位や才能を隠す、もしくは姿を隠すことに使われる言葉です。」
知的な声のトーンで言う。しかし、イマジナリーアン先輩はリズミールの手にGoogle検索済みの、人間界で言いうスマホが握られているのを見逃さなかった。(人間界には、こんな便利なやつがあるんだって。…いいなぁ)
「さて、本題に戻ろう。カルトは何故、”韜晦してないのか?”と私に聞いたのか。それは、私の青かった顔を直すためである!チャミスが人間界へ韜晦した中、焦る気持ちを落ち着けようと、世間話のつもりで聞いたのだろう。」
聴衆たちが、拍手を沢山送ってきてくれている。頭の中で、”リズミールの推理ショー”なんていうテレビ番組はどうかしら?と考えている自分がいた。そんなことを考えているリズミールの後ろで、アン先輩が”面白い漫才だった”と呟いているのは聞こえなかった。
「謎はいつも、マジックでサイエンスな物なのです!」
よく分からない決め台詞を言って推理ショーは終わった。ここで、現実世界に戻る。
「カルトさん、よく韜晦なんていう言葉知ってたなぁ。」
意外と文系なのかな?クリナミロン高校に入学してるから、魔系かと思ってたなぁ。チャミスは…まだ分からない。魔工学部だから、最初は理系かと思ってた。でも、私のイメージの理系とはまったく違う。だから、文系かと思ったんだけど、本とか魔法文の文法は苦手だと言っていた。このことから、私はどっちでもないと思う。思うだけで、正確かどうかは分からない。
「…。」
まだ三日しかいっしょに過ごしてないのに、もう全部分かった気でいた。チャミスが人間界へ行った理由も、思い付きはする。でも、正確には分からない。記憶を探って、人間界へ行きそうな動機を探すが、思い当たる節が無い。
「…?」
分からないとか、モヤモヤした感じって気持ち悪い…。別に、チャミスの全てが知りたい訳じゃない。でも、自分が頼りにしていた記憶力が使えないなんて…勉強したのに、テストで得意な教科の点が取れなかった気分。
「?」
あぁ~もぅ、気になってしょうがない。チャミスを救出してから聞けばいいと皆言うだろう。しかし、私は今知りたい。ほら、君だって食物を、食べたいときに食らいつきたいでしょ?私も同じく、答えが欲しい時に答えを知りたいの。…よし、ここは探偵リズミールを再び呼び起こそう。
「今回の疑問、チャミスは何故人間界へ行ったのか…。」
目の前を通り過ぎる先生が心配そうな目を向けるが、リズミールには効かない。頭では、推理ショーの真っ最中なのだよ。
「情報がないので、さらば!」
探偵リズミールが頭から突如失踪してしまった。な、何!?……まいったなぁ。誰か探偵リズミールが知らない情報を持っている人は…。
「あっ!」
思いついた!そのとき、探偵リズミールが懲りずに入場してくる。
「リズミール以外に、もう一人チャミスと親しい人物がいます。それは…。」
カルトさんだ!と、大きな声で探偵より早く言う。探偵リズミールの「ケッ!」という悔しそうな声を聞き逃さないようにしながら…。まぁ、とにかく何か知ってないか、早速聞きにいこう!(カルトさん、何学部なんだ?)
_____________________________________
二回ぐらい同じ道を通って、やっとカルトさんの学部…魔学教育学部の教室に着く。まったく、なんでこの高校はこんなに広いのよ…。息切れしながら、カルトを発見する。手招きをして、呼び寄せる。
「リズミールさん?どうしたの?」
ハァ…ハァ…。息切れしながらも、質問をする。
「ハァ…チャミスが人間界へ、ハァ…行った理由について、ハァ…何か知ってる?」
いつから体力がこんなに無くなったのかな…。しんど……。
「チャミスが人間界へ行った理由……分からない…。」
カルトさんは、申し訳なさそうな顔をして言う。あぁ~体力の~無駄遣い、した日々を~♪私の頭が、変なメロディーを奏でる。
「でも、チャミスは…僕たちが嫌いで人間界へ行ったわけじゃないよ!絶対!むしろ、人間界へ行く直前も、今も、僕たちのことを考えてるんじゃないかな……?」
変な風に誤解された。自分たちのせいでチャミスが人間界へ行く可能性など、ゼロに等しいのに、こんな風に誤解するなんて。もしや、この可能性が高いと思ってるのかな?もしそうなら、とても面白い。
「アハハ、ハハハ!」
カルトさんが、心配そうな顔でこちらを見る。まぁ、突然笑いだしたらそうなるか。
「大丈夫だって!チャミスが私たちのことが嫌いになるなんて、ゼロに限りなく近い可能性なんだから。」
カルトさんは、まだ不思議そうな顔をしている。それもまた、面白かった。
「カルトさん、面白いね。おかげで、気になってたこと忘れたよ。」
もちろん、記憶力が良い私は、当初の疑問をしっかり覚えている。しかし、そんな疑問よりも大事なことを見つけた。面白い仲間…チャミスやカルトさんと話す時間が、疑問の答えを見つけることより、輝いて見えた。答えを知りたい気分が、面白い仲間の話によって、変化した感じかな?
「ありがとね、カルトさん。」
「別に、呼び捨てでいいよ。チャミスからはもう呼び捨てされてるし。」
……チャミス以外に、もう一人呼び捨て仲間ができるとは…。では、早速呼び捨てしようじゃないか!
「よろしくね、カルト。」
「こちらこそ、リズミールさ…リズミール。」
チャミスがいないと、会話が弾まなかった相手のはずなのに、今日は弾んだ。チャミスの話題で会話が弾んだ。チャミスに、救出したら感謝しよう。そう思った。
__リズミールは、自身が大変な誤解をしていることに気が付いていなかった。それに加え、チャミスがリズミールたちのことを忘れているとは、二人は知る余地もなかった__
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