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71話★
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「あっ…ん」
レヴィの手が胸の辺りを撫でていく。
ぞわぞわした感触に声が漏れた。
くすぐったい。
リルはゆっくりと俺の下肢を撫でていた。
「不思議だよな…耳が此処なんて」
かぷりとリルの手が唇が耳朶を噛む。
「だな…俺達とは違う…尻尾も無い」
レヴィの手が確かめるように背中から尻の間を撫でる。
「あぅ…」
俺は恥ずかしさを耐えるのにリルの腕をギュッと掴んでしまうが、痛さは感じていない表情で、リルは優しく耳を嬲ってくる。
低く甘やかな声と息、舌の感触に身震いした。
「こっちも、だいぶ感度がいい」
レヴィの指が捏ね回す胸の突起は形を変えて赤く色づいている。
その変化が恥ずかしくて俺は目を伏せた。
「んっ…ビリビリする」
レヴィの指が動く度に電流のようなものが走る気がして身体が小さく痙攣する。
「気持ちいいか?」
レヴィの問い掛けにこくりと頷く。
他人に触られる経験など無くて、どのタイミングで指が動くかわからない。
くすぐったいような痛いようなもどかしいような何とも形容しがたい感覚。
それに、気を許したふたりにされる行為だからか恐怖感は全くない。
傷つけられる事はないとわかっているからだろう。
「なら、他も触ってみるか?」
リルの指が太股を這って俺の中心、頭をもたげ始めている中心をするりと撫でていくと、胸や耳とは比べ物にならない強さの快楽に襲われた。
「ひうっ…ん、リル…」
「リクト大丈夫、怖くない…初めてだろ?リルが優しくしてくれるから…」
レヴィになだめられて俺は掴んでいたリル手を離した。
「でも、そんなとこ…」
触る、舐めるという行為は知っている。
知識として。
いつか、恋人ができたらしたいと思っていた行為がされる側になるとは思っていなかった。
「いいから、任せろ」
くるりとリルの指が絡まるのを見て、少しの期待が膨らんでいく。
自分でしたことがないなんて、この年齢で無いわけか無いけれど、俺は他人よりそう言う欲求が薄い方だと思っていた。
それに、同性とこんな関係になれるなんて夢のまた夢。
そう思っていたのに…。
「んっ…ふ…」
上下に動き始めるリルの手と、身体を撫でるレヴィの手が全身のありとあらゆる部分に触れることで俺に快楽が与えられる。
身悶えするくらい鋭い感覚に俺は声を上げて涙を溢した。
「リル…レヴィ…こんなの初めて…」
触れられる場所に集まる熱。
開いた足の指先に力が入るのがわかった。
レヴィの手が胸の辺りを撫でていく。
ぞわぞわした感触に声が漏れた。
くすぐったい。
リルはゆっくりと俺の下肢を撫でていた。
「不思議だよな…耳が此処なんて」
かぷりとリルの手が唇が耳朶を噛む。
「だな…俺達とは違う…尻尾も無い」
レヴィの手が確かめるように背中から尻の間を撫でる。
「あぅ…」
俺は恥ずかしさを耐えるのにリルの腕をギュッと掴んでしまうが、痛さは感じていない表情で、リルは優しく耳を嬲ってくる。
低く甘やかな声と息、舌の感触に身震いした。
「こっちも、だいぶ感度がいい」
レヴィの指が捏ね回す胸の突起は形を変えて赤く色づいている。
その変化が恥ずかしくて俺は目を伏せた。
「んっ…ビリビリする」
レヴィの指が動く度に電流のようなものが走る気がして身体が小さく痙攣する。
「気持ちいいか?」
レヴィの問い掛けにこくりと頷く。
他人に触られる経験など無くて、どのタイミングで指が動くかわからない。
くすぐったいような痛いようなもどかしいような何とも形容しがたい感覚。
それに、気を許したふたりにされる行為だからか恐怖感は全くない。
傷つけられる事はないとわかっているからだろう。
「なら、他も触ってみるか?」
リルの指が太股を這って俺の中心、頭をもたげ始めている中心をするりと撫でていくと、胸や耳とは比べ物にならない強さの快楽に襲われた。
「ひうっ…ん、リル…」
「リクト大丈夫、怖くない…初めてだろ?リルが優しくしてくれるから…」
レヴィになだめられて俺は掴んでいたリル手を離した。
「でも、そんなとこ…」
触る、舐めるという行為は知っている。
知識として。
いつか、恋人ができたらしたいと思っていた行為がされる側になるとは思っていなかった。
「いいから、任せろ」
くるりとリルの指が絡まるのを見て、少しの期待が膨らんでいく。
自分でしたことがないなんて、この年齢で無いわけか無いけれど、俺は他人よりそう言う欲求が薄い方だと思っていた。
それに、同性とこんな関係になれるなんて夢のまた夢。
そう思っていたのに…。
「んっ…ふ…」
上下に動き始めるリルの手と、身体を撫でるレヴィの手が全身のありとあらゆる部分に触れることで俺に快楽が与えられる。
身悶えするくらい鋭い感覚に俺は声を上げて涙を溢した。
「リル…レヴィ…こんなの初めて…」
触れられる場所に集まる熱。
開いた足の指先に力が入るのがわかった。
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