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本編
76話ミトさん?荷物
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今日は久し振りにゆっくりしようかな。
朝からリルとレヴィはギルドの用事で出掛けて行った。
どっちが残るかで揉めていたがふたり仲良く行ってらっしゃいと無理やりに送り出したところだ。
き、昨日は掃除も洗濯もできなかったし、せっかくならお布団も干したい。
ふかふかのお布団で3人で寝たいけど、最近ちょっと暑くなってきた。
帰ってきたら、冷たい飲み物を出してあげたいと、洗濯を始めてからキッチンでお茶を煮出した。
いつの間にか新しいエプロンが増えていて、それを身につける。
何だかピンクのって、ちょっと恥ずかしいんだけど。
お茶を煮出すと入れ物を移して冷蔵庫に入れつつ少し多めに氷を作った。
ふたりが帰ってきたらミルクセーキでも作ろうかな。
キッチン回りやリビングを拭き掃除していると、ピンポンとチャイムが鳴った。
「はーい」
返事をすれば、獣人さんなら耳がいいから少しは待ってくれる。
パタパタとスリッパを鳴らして玄関に向かうと、そこにいたのは白く長い髪が印象的な豹の獣人さんだった。
雪…豹、かな?
「ちは、お届け物です!」
「えっ…はい、何ですか?」
まず、扉はいきなり開けるなと、ふたりに言われている。
「何だかいっぱい箱があるんです、差出人はミトさん…えーと、リルさんのお母さんです」
「えっ!?」
そうか、リルにもレヴィにも親や兄弟が居てもおかしくないのか。
「開けますので、中に運んでくれますか?」
「玄関までなら大丈夫です!」
雪豹の獣人さんは、細身に見えて力持ちなのか、木箱を2つずつ運び入れていく。
総勢10個にもなった木箱は玄関を埋めつくし、俺はどうしていいかわからなくなる。
まぁ、リルが来てから考えようかなぁなんてそのときは悠長に構えていた。
「此処にサインをお願いします!」
雪豹さんが差し出してきた紙に、俺はサインをしたが、雪豹さんはそれを見て首を傾げる。
「お兄さん、他所の人?見慣れない字を書くね…」
そう言われて俺は無意識に漢字を書いていたことに気付く。
「ごめんなさい、この国の文字わからなくて。読むのはできるんだけど…」
「大丈夫、難しいことないから。むしろ、お兄さんが受け取ってくれた証拠だから問題ないよありがとう!またご贔屓に」
そう笑いながら雪豹さんは帰っていった。
それと同じくらいに漸く洗濯が終わったブザーが鳴ったのが聞こえた。
朝からリルとレヴィはギルドの用事で出掛けて行った。
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き、昨日は掃除も洗濯もできなかったし、せっかくならお布団も干したい。
ふかふかのお布団で3人で寝たいけど、最近ちょっと暑くなってきた。
帰ってきたら、冷たい飲み物を出してあげたいと、洗濯を始めてからキッチンでお茶を煮出した。
いつの間にか新しいエプロンが増えていて、それを身につける。
何だかピンクのって、ちょっと恥ずかしいんだけど。
お茶を煮出すと入れ物を移して冷蔵庫に入れつつ少し多めに氷を作った。
ふたりが帰ってきたらミルクセーキでも作ろうかな。
キッチン回りやリビングを拭き掃除していると、ピンポンとチャイムが鳴った。
「はーい」
返事をすれば、獣人さんなら耳がいいから少しは待ってくれる。
パタパタとスリッパを鳴らして玄関に向かうと、そこにいたのは白く長い髪が印象的な豹の獣人さんだった。
雪…豹、かな?
「ちは、お届け物です!」
「えっ…はい、何ですか?」
まず、扉はいきなり開けるなと、ふたりに言われている。
「何だかいっぱい箱があるんです、差出人はミトさん…えーと、リルさんのお母さんです」
「えっ!?」
そうか、リルにもレヴィにも親や兄弟が居てもおかしくないのか。
「開けますので、中に運んでくれますか?」
「玄関までなら大丈夫です!」
雪豹の獣人さんは、細身に見えて力持ちなのか、木箱を2つずつ運び入れていく。
総勢10個にもなった木箱は玄関を埋めつくし、俺はどうしていいかわからなくなる。
まぁ、リルが来てから考えようかなぁなんてそのときは悠長に構えていた。
「此処にサインをお願いします!」
雪豹さんが差し出してきた紙に、俺はサインをしたが、雪豹さんはそれを見て首を傾げる。
「お兄さん、他所の人?見慣れない字を書くね…」
そう言われて俺は無意識に漢字を書いていたことに気付く。
「ごめんなさい、この国の文字わからなくて。読むのはできるんだけど…」
「大丈夫、難しいことないから。むしろ、お兄さんが受け取ってくれた証拠だから問題ないよありがとう!またご贔屓に」
そう笑いながら雪豹さんは帰っていった。
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