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本編
233話
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「ねぇ、ベビーベッドの脇にもう1台寝台置けないかな、ここじゃ泣いても直ぐに行けないかも」
自分達の寝台からは数歩の距離だから大丈夫かもしれないが様子を見るには少し距離がある。
「どのくらいの距離がいいんだ?」
「できればベッドサイドで、俺が端に寝られれば……」
「「リクトは真ん中だ」」
リルとレヴィのイケボが重なる。
困った。どちらかのサイドに置けば、どちらかを跨いで子供たちを見なければならないのだ。
「じゃあ、足元にベビーベッドを」
「了解」
レヴィが子供たちが中に入ったままそっと寝台の足元にベビーベッドを設置する。不都合があれはその都度変えていけばいいだろう。
「んじゃ、寝るか灯りは少し点けておくか?」
獣人のふたりは夜目がきくが、俺は人並みだからと、いつもフットライトと間接照明だけは点けておいてくれるが、今回もそれでいいかと言われて頷いた。
ルスとライはまたうとうとと夢の中らしい。
まだ、産まれて数時間なのだが人間と比べるとどうだろうか。
弟や妹がいなかったし、ましてや子供なんか望めない世界だったから知識がなくて比べることなんてできない。
「あ、もしかして産まれて直ぐに歩き出す子とかもいるの?」
昔、テレビで見たシマウマやインパラの子は、生まれ落ちた瞬間から立とうとする映像を思い出す。
「良く知ってるな、種族にもよるが草食系は比較的早いかもしれねぇな」
「やっぱり。俺たち人は俺の世界だとどんな種族よりも立つのが遅くてさ……」
そんな話をしながらも、俺たちはゆっくり寝台に寝転んだ。
「おやすみ」
「あぁ、おやすみ」
「おぅ」
寄り添いなから目を閉じると、そっと左右の頬にキスをされた。
「リル、レヴィ」
目を開けてキスを返すとリルの手がガウンの紐を引いてくる。
「なぁ、リクト……エロい事はしねぇからさ、ちょっとだけ肌を触れあわせて寝てぇんだけど」
眠るときはほぼ全裸のふたりのため、それは慣れっこなのだが。
「俺も、リクトの吸い付くような肌を感じたいな……」
レヴィの言葉にも熱を感じて仕方ないとリルの手に手を重ねる。
「いいけど、今度ふたりのモフモフの間で眠らせてね?」
ブラッシングをしたふかふかのお腹に顔を埋めるのが幸せなのだ。
ミラの獣化した姿はミルクの甘い匂いがしてそれも凄く触っていて幸せなのだが、このふたりの伴侶の獣化した姿は格別なのだ。
肉食獣の腹部なんてよほどの事が無ければ触れないし、それに包まれて眠るなんて至極。
「なんだそんなこと。いつでもいいのによぉ」
「言ってくれ」
「うん、じゃあ今度ね」
ガウンを脱ぐと、レヴィの丸太のような腕とリルの尻尾がするりと肌を撫でていく。
他人のぬくもりと肌の感触が気持ちいいのはふたりが教えてくれたこと。
暫くは三人で他愛もない会話をしていたが、いつの間にか俺は寝落ちてしまっていた。
自分達の寝台からは数歩の距離だから大丈夫かもしれないが様子を見るには少し距離がある。
「どのくらいの距離がいいんだ?」
「できればベッドサイドで、俺が端に寝られれば……」
「「リクトは真ん中だ」」
リルとレヴィのイケボが重なる。
困った。どちらかのサイドに置けば、どちらかを跨いで子供たちを見なければならないのだ。
「じゃあ、足元にベビーベッドを」
「了解」
レヴィが子供たちが中に入ったままそっと寝台の足元にベビーベッドを設置する。不都合があれはその都度変えていけばいいだろう。
「んじゃ、寝るか灯りは少し点けておくか?」
獣人のふたりは夜目がきくが、俺は人並みだからと、いつもフットライトと間接照明だけは点けておいてくれるが、今回もそれでいいかと言われて頷いた。
ルスとライはまたうとうとと夢の中らしい。
まだ、産まれて数時間なのだが人間と比べるとどうだろうか。
弟や妹がいなかったし、ましてや子供なんか望めない世界だったから知識がなくて比べることなんてできない。
「あ、もしかして産まれて直ぐに歩き出す子とかもいるの?」
昔、テレビで見たシマウマやインパラの子は、生まれ落ちた瞬間から立とうとする映像を思い出す。
「良く知ってるな、種族にもよるが草食系は比較的早いかもしれねぇな」
「やっぱり。俺たち人は俺の世界だとどんな種族よりも立つのが遅くてさ……」
そんな話をしながらも、俺たちはゆっくり寝台に寝転んだ。
「おやすみ」
「あぁ、おやすみ」
「おぅ」
寄り添いなから目を閉じると、そっと左右の頬にキスをされた。
「リル、レヴィ」
目を開けてキスを返すとリルの手がガウンの紐を引いてくる。
「なぁ、リクト……エロい事はしねぇからさ、ちょっとだけ肌を触れあわせて寝てぇんだけど」
眠るときはほぼ全裸のふたりのため、それは慣れっこなのだが。
「俺も、リクトの吸い付くような肌を感じたいな……」
レヴィの言葉にも熱を感じて仕方ないとリルの手に手を重ねる。
「いいけど、今度ふたりのモフモフの間で眠らせてね?」
ブラッシングをしたふかふかのお腹に顔を埋めるのが幸せなのだ。
ミラの獣化した姿はミルクの甘い匂いがしてそれも凄く触っていて幸せなのだが、このふたりの伴侶の獣化した姿は格別なのだ。
肉食獣の腹部なんてよほどの事が無ければ触れないし、それに包まれて眠るなんて至極。
「なんだそんなこと。いつでもいいのによぉ」
「言ってくれ」
「うん、じゃあ今度ね」
ガウンを脱ぐと、レヴィの丸太のような腕とリルの尻尾がするりと肌を撫でていく。
他人のぬくもりと肌の感触が気持ちいいのはふたりが教えてくれたこと。
暫くは三人で他愛もない会話をしていたが、いつの間にか俺は寝落ちてしまっていた。
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