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本編
338話
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ざくざくっと揚がった鳥肉に包丁を入れてから、
甘酢あんを掛ける。
「あ、油淋鶏もいいけど......チキン南蛮......」
ぼそっと呟いたのがわかったのか、ルーファスさんが手をあげた。
「玉子を茹でる時間いただけますか?」
「待つが」
「俺も」
リルも話に乗る。
「はーい」
俺はゆでたまごを茹でていきながら、油淋鶏を先に運んだ。
茹で上がるまで待つ間に何か作れないか考えていたが、思いつかない。
皆、そろそろお腹いっぱいだろうかと胃を抜いたら、まだシチューを飲みたいレヴィが皿を持ってきた。
「まだ食べれる?」
「あぁ、まだまだ食えるが......もう無いのか?」
そう聞かれて俺はかたまる。
かなり作った気がするのにまだ足りないの?
「何か食べたいものがある?」
残っているものは何だろうか。
バゲットはあるから、ピザパンか、ガーリックトースト、フレンチトーストかなぁ。
作れるレパートリーは少なくて、グラタンにしたら時間がかかりすぎる。
「うーん......あ。チャーハン......」
珍しく残っていたご飯を思い出した。
おにぎりにするつもりだったがやめてしまったもので、角煮のタレもあるし、レタスやニンジン、シイタケを細かくしても良いなと思いながら、中華鍋を取り出した。
特製で作って貰ったそれは、だいぶ軽い。
良く熱してから野菜を炒め、ご飯、玉子。
味付けは塩と胡椒と角煮の煮汁を入れると、ふわっと醤油が香る。
「いーにおい」
ミラが鼻をふんふんさせている。
「ミラも少し食べる?リルに取ってもらって?」
パラパラほぐれたチャーハンは美味しそうで。
「リルでも、レヴィでもごめん!取り分け皿用意してくれないかな」
「おう」
俺のお願いに動いてくれたのはリル。
棚から人数分の皿を出してくれた。
「それも持ってくぞ?」
「お願いしていい?」
大皿に盛ったチャーハン。
「美味そう!リクトも食うか?」
「俺はいいよ。ルスとライ食べたがったら少し食べさせてあげて?」
「ん、わかった」
リルはそのままチャーハンを運びながら、取り分けてくれている。
「リクト、玉子を剥く手伝いしよう」
レヴィが並ぶように立ってくれて、俺は茹で上がった玉子を水に入れてから割る。
「レヴィ、火傷気を付けてね?俺、ピクルス刻んじゃっていいかな」
こくりと頷いたレヴィに、ありがとうとお礼を言いながら棚に置いてある瓶からピクルスを取り出して刻んでいく。
潰した玉子にピクルス、マヨネーズで味を整えてタルタルソースを作ると、油淋鶏の上に乗せてできあがり。
「レヴィ、お願い」
レヴィにチキン南蛮を託して俺はゆっくりコーヒーをドリップしながら洗い物をするのだった。
甘酢あんを掛ける。
「あ、油淋鶏もいいけど......チキン南蛮......」
ぼそっと呟いたのがわかったのか、ルーファスさんが手をあげた。
「玉子を茹でる時間いただけますか?」
「待つが」
「俺も」
リルも話に乗る。
「はーい」
俺はゆでたまごを茹でていきながら、油淋鶏を先に運んだ。
茹で上がるまで待つ間に何か作れないか考えていたが、思いつかない。
皆、そろそろお腹いっぱいだろうかと胃を抜いたら、まだシチューを飲みたいレヴィが皿を持ってきた。
「まだ食べれる?」
「あぁ、まだまだ食えるが......もう無いのか?」
そう聞かれて俺はかたまる。
かなり作った気がするのにまだ足りないの?
「何か食べたいものがある?」
残っているものは何だろうか。
バゲットはあるから、ピザパンか、ガーリックトースト、フレンチトーストかなぁ。
作れるレパートリーは少なくて、グラタンにしたら時間がかかりすぎる。
「うーん......あ。チャーハン......」
珍しく残っていたご飯を思い出した。
おにぎりにするつもりだったがやめてしまったもので、角煮のタレもあるし、レタスやニンジン、シイタケを細かくしても良いなと思いながら、中華鍋を取り出した。
特製で作って貰ったそれは、だいぶ軽い。
良く熱してから野菜を炒め、ご飯、玉子。
味付けは塩と胡椒と角煮の煮汁を入れると、ふわっと醤油が香る。
「いーにおい」
ミラが鼻をふんふんさせている。
「ミラも少し食べる?リルに取ってもらって?」
パラパラほぐれたチャーハンは美味しそうで。
「リルでも、レヴィでもごめん!取り分け皿用意してくれないかな」
「おう」
俺のお願いに動いてくれたのはリル。
棚から人数分の皿を出してくれた。
「それも持ってくぞ?」
「お願いしていい?」
大皿に盛ったチャーハン。
「美味そう!リクトも食うか?」
「俺はいいよ。ルスとライ食べたがったら少し食べさせてあげて?」
「ん、わかった」
リルはそのままチャーハンを運びながら、取り分けてくれている。
「リクト、玉子を剥く手伝いしよう」
レヴィが並ぶように立ってくれて、俺は茹で上がった玉子を水に入れてから割る。
「レヴィ、火傷気を付けてね?俺、ピクルス刻んじゃっていいかな」
こくりと頷いたレヴィに、ありがとうとお礼を言いながら棚に置いてある瓶からピクルスを取り出して刻んでいく。
潰した玉子にピクルス、マヨネーズで味を整えてタルタルソースを作ると、油淋鶏の上に乗せてできあがり。
「レヴィ、お願い」
レヴィにチキン南蛮を託して俺はゆっくりコーヒーをドリップしながら洗い物をするのだった。
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