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本編
461話
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「ねぇ、リクトちゃんたち王都に行かない?アタシたちの船を出すわよ?」
朝食を終えたミトさんがそう口にした。
「え、お母……さん?」
「お船!」
ミトさんの言葉に食い付いたのはライだった。
「船酔いとかするかしら?」
「俺はしないと思います」
「あら、リクトちゃん船には乗ったことがあるのかしら」
ミトさんは驚いたように俺を見る。
「俺の居たところは島国だったので船も何度かあります。ただあんなに大きな船ではありませんでしたが」
それを聞いてミトさんはパチンと手を鳴らした。
「ルスとライはどうかしら?あの大きいお船乗りたくない?」
「乗りたい」
「うん!」
お船!と声を上げた双子にミトさんは目を細める。
「リクトちゃんはそれで大丈夫かしら?2日くらいは船の上よ?」
「大丈夫かはわかりませんけれど、これも経験かなと」
確かに船には興味がある。
乗ってみたいけれど……と、俺はお伺いをたてるようにちらりとリルとレヴィを見ると、二人とも仕方ないなとばかりに頷いてくれた。
「お願いしますお母さん、お父さん」
「じゃあ、今日のお散歩ついでにアタシたちの船の見学に行かないかしら?」
「それはよろしいかと」
食後のお茶をラディットさんがいれてくれる。
「ラディット、あまりコーヒーは飲まないのかしら……仕入れるから今度飲んでみない?」
「かしこまりました是非」
ミトさんはコーヒーを飲みたいらしい。
確かにあの香りは俺も好きで朝から飲むとあの苦味で頭がすっきりとする。
もちろん、ラディットさんのお茶も凄く美味しいのだけれど。
「じゃあゆっくりしてから程良い時間で行きましょう。馬車をお願い出来る?」
「かしこまりました」
ラディットさんはもちろんですと笑みを浮かべてからどこかへ向かった。
「あー……親父もおふくろもミラも……昨日リクトたちと話し合ったんだけどよ、此処をレオンから譲って貰うんだけどな、親父たちも一緒に住んで欲しいんだが……」
リルが言いづらそうに切り出した。
「え、リル?」
ミトさんが驚いたように声を上げた。
「あの、今までもお父さんたちが一緒にいてくださって、俺……とても心強くて……でも、お父さんたちもお仕事とかあると思うので無理にとは言えないのですが、良かったら」
昨日の夜にリルたちに話した時には凄く良い提案な気がしたのに、いざ口にしてみると不安でしかなくなっていて。
上手く言葉にできなくなってしまう。
「ダーリン……」
「あぁ、申し出は嬉しいが……」
「俺が、至らない嫁だからですか?」
嫁姑問題は無いと思っていたのだけれど、もしかしたらミトさんは……さっと血の気が引く音が聞こえた気がした。
朝食を終えたミトさんがそう口にした。
「え、お母……さん?」
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ミトさんの言葉に食い付いたのはライだった。
「船酔いとかするかしら?」
「俺はしないと思います」
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ミトさんは驚いたように俺を見る。
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それを聞いてミトさんはパチンと手を鳴らした。
「ルスとライはどうかしら?あの大きいお船乗りたくない?」
「乗りたい」
「うん!」
お船!と声を上げた双子にミトさんは目を細める。
「リクトちゃんはそれで大丈夫かしら?2日くらいは船の上よ?」
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確かに船には興味がある。
乗ってみたいけれど……と、俺はお伺いをたてるようにちらりとリルとレヴィを見ると、二人とも仕方ないなとばかりに頷いてくれた。
「お願いしますお母さん、お父さん」
「じゃあ、今日のお散歩ついでにアタシたちの船の見学に行かないかしら?」
「それはよろしいかと」
食後のお茶をラディットさんがいれてくれる。
「ラディット、あまりコーヒーは飲まないのかしら……仕入れるから今度飲んでみない?」
「かしこまりました是非」
ミトさんはコーヒーを飲みたいらしい。
確かにあの香りは俺も好きで朝から飲むとあの苦味で頭がすっきりとする。
もちろん、ラディットさんのお茶も凄く美味しいのだけれど。
「じゃあゆっくりしてから程良い時間で行きましょう。馬車をお願い出来る?」
「かしこまりました」
ラディットさんはもちろんですと笑みを浮かべてからどこかへ向かった。
「あー……親父もおふくろもミラも……昨日リクトたちと話し合ったんだけどよ、此処をレオンから譲って貰うんだけどな、親父たちも一緒に住んで欲しいんだが……」
リルが言いづらそうに切り出した。
「え、リル?」
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