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本編
504話
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レヴィにじゃがバターを持って行こうと調理場に戻るとリオさんは居なかった。
あれ?と、思いながらもまだあたたかいじゃがいもにバターとマヨネーズ、少しの醤油を混ぜてから甲板に向かう。
すると、そこはちょっとした地獄絵図になっていた。
クルーたちが釣り上げているのは魚……以外にも見たことの無いものが転がっている。
待って……なにそれ。
「リクト、どうした?」
「いや、何それ……」
美しい女性のような上半身だが、下半身は魚。
どう見ても人魚に見えるんだけど?
「あぁ、人魚だな……」
「そんなのもいるの!?」
「セイレーンとかクラーケンとか色々いるぞ?」
しれっと言うレヴィに俺はドン引きだ。
「待って……流石にあれは料理できない……」
人型の魔物は流石に料理できない。
「あぁ、あれは暴れないように締めてあるだけだから大丈夫」
「そうなの?あ、レヴィ……おやつ。リルにも持っていったけど……食べる?」
「食う」
じゃあ、端に避けて食べようとレヴィの手を掴み甲板から少し離れた場所に座り込む。
二人で並んで座りながら、魚を釣り上げるクルーたちを見ながらじゃがバターを食べていると、一人のクルーが近付いてくる。
「あの、俺も食べたいっス。さっきからいい匂いで……」
と言われ、そんなに匂うかなと首を傾げた。
「まだ、厨房にたくさんあるけど……芋を蒸しただけのやつだよ?」
「すげーバターが良い匂いなんスよ」
俺が差し出した皿からひとつじゃがバターを手掴みすると、一口大のじゃがいもを口に頬張った。
「美味いっスねーこんなに美味い芋久し振りに食ったっスよー」
そんな会話をしていると、何だ何だと他のクルーも集まってくるとキラキラした目で見られてしまい皿はレヴィに渡すと、まだ残っているじゃがいもを取ってきた。
「ここにあるだけですから、少しずつどうぞ」
鍋ごとクルーに配るように頼むと、付ける調味料も任せた。
「待った、釣り上げた魚とかどうするの?」
「え?」
俺の言葉に手を止めたクルー達はじゃがいもを口に入れてから慌てて甲板でビチビチしている魚を締めて捌きに掛かっていた。
流石に息を吹き返したセイレーンはクルーたちの手で海に返された。
海の男たちは手早く魚を種類ごとに分けてから頭を落として開いていく。
あっという間に魚は身だけになり、甲板は汲み上げた水で洗い流した。
「凄い……夕飯はスープが出来ているけれど、こんなにたくさんお魚があるならホイル焼きとかにしてみようかなぁ……」
1人分に分けておいて焼き上がれば端から食べていってもらえるだろう。
「お魚いただいてもいいですか?」
「いいだろ、必要なだけ貰っていけよ」
そう言われ、大きめな魚の切り身を俺はバットに何枚も貰ったのだった。
あれ?と、思いながらもまだあたたかいじゃがいもにバターとマヨネーズ、少しの醤油を混ぜてから甲板に向かう。
すると、そこはちょっとした地獄絵図になっていた。
クルーたちが釣り上げているのは魚……以外にも見たことの無いものが転がっている。
待って……なにそれ。
「リクト、どうした?」
「いや、何それ……」
美しい女性のような上半身だが、下半身は魚。
どう見ても人魚に見えるんだけど?
「あぁ、人魚だな……」
「そんなのもいるの!?」
「セイレーンとかクラーケンとか色々いるぞ?」
しれっと言うレヴィに俺はドン引きだ。
「待って……流石にあれは料理できない……」
人型の魔物は流石に料理できない。
「あぁ、あれは暴れないように締めてあるだけだから大丈夫」
「そうなの?あ、レヴィ……おやつ。リルにも持っていったけど……食べる?」
「食う」
じゃあ、端に避けて食べようとレヴィの手を掴み甲板から少し離れた場所に座り込む。
二人で並んで座りながら、魚を釣り上げるクルーたちを見ながらじゃがバターを食べていると、一人のクルーが近付いてくる。
「あの、俺も食べたいっス。さっきからいい匂いで……」
と言われ、そんなに匂うかなと首を傾げた。
「まだ、厨房にたくさんあるけど……芋を蒸しただけのやつだよ?」
「すげーバターが良い匂いなんスよ」
俺が差し出した皿からひとつじゃがバターを手掴みすると、一口大のじゃがいもを口に頬張った。
「美味いっスねーこんなに美味い芋久し振りに食ったっスよー」
そんな会話をしていると、何だ何だと他のクルーも集まってくるとキラキラした目で見られてしまい皿はレヴィに渡すと、まだ残っているじゃがいもを取ってきた。
「ここにあるだけですから、少しずつどうぞ」
鍋ごとクルーに配るように頼むと、付ける調味料も任せた。
「待った、釣り上げた魚とかどうするの?」
「え?」
俺の言葉に手を止めたクルー達はじゃがいもを口に入れてから慌てて甲板でビチビチしている魚を締めて捌きに掛かっていた。
流石に息を吹き返したセイレーンはクルーたちの手で海に返された。
海の男たちは手早く魚を種類ごとに分けてから頭を落として開いていく。
あっという間に魚は身だけになり、甲板は汲み上げた水で洗い流した。
「凄い……夕飯はスープが出来ているけれど、こんなにたくさんお魚があるならホイル焼きとかにしてみようかなぁ……」
1人分に分けておいて焼き上がれば端から食べていってもらえるだろう。
「お魚いただいてもいいですか?」
「いいだろ、必要なだけ貰っていけよ」
そう言われ、大きめな魚の切り身を俺はバットに何枚も貰ったのだった。
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