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本編
518話
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レヴィはこくりと頷き、膝のライを俺の膝に乗せると立ち上がり、やんわりとリルを連れて出て行った。
あまり怒ることをしないリルとレヴィ。
子供たちが危険なことをした時には流石に怒るけれど、それ以外で声を荒らげたことは……俺関係だけかもしれない。
俺が悪いことをしたんじゃなく、俺に悪いことをしようとしたときに相手に吠えた。
「ままぁ、ぱぱたちどうしたの?」
ルスがくりくりのおめめで見上げてくるのを誤魔化すように前髪をかきあげて額にキスをしてやると、くすぐったかったのか、きゃっきゃとはしゃいだ。
「ままー……」
ルスばっかり狡いと言わんばかりに抱きついてくるライにもチュッとキスをすると、満面の笑顔だ。
「ふたりとも、もうすぐお兄ちゃんになるかな?楽しみだね」
そんな言葉が口をつく。
「どんな子かなぁ?」
「かわいーこがいい」
「うん。でもね、どんな子でもきっと可愛いよ?ルスはリルパパ、ライはレヴィパパに似てるけど、今度はどっちに似るかなぁ?」
左右に双子を抱きながら、ゆらゆら揺れてやる。
「ままにはにないの?」
「ん?俺?」
「だって、ままはじぃじとかみのいろ、いっしょだよ?」
「おめめもいっしょ、まっくろねぇ」
語彙力の増えた双子が手をのばして俺の顔に触れてくる。
「うん、でもねぇママはルスやライみたくお耳のついてるとことか、姿を変えることは出来ないんだ」
「どぉして?」
こてんと首を倒した双子を抱き締めると、不思議そうに俺の耳と自分達の耳を触り始めた。
「ママはちょっとふたりと違うからね……でも、ふたりのママだからね」
軟らかな頬に頬を寄せて抱き締めていると、漸く伴侶ふたりが戻ってきた。
「悪い」
リルが謝ると、レヴィがリルの頭を後ろからポンポンと叩く。
「もう大丈夫?」
「おう」
その返事に良かったと俺は微笑み、甲板に出ようかと促し双子を立たせる。
「じぃじ、ばぁばの所に行く?」
「うん」
ライが頷くと、レヴィがおいでと手招きした。
「結局俺が見てるところじゃルスもライも玩具で遊んでないかも」
俺は部屋の端に置きっぱなしの玩具に気付いてあまり子供たちに構ってやれていないのだろうかとちょっと反省する。
「ままーはやく、はやく!」
先に駆け出しそれぞれの父親の足に抱きつく双子が可愛らしく、双子の頭を撫でてからひょいと抱き上げるまでがセットのようで、高ーいとはしゃぐ姿はいつもの光景だった。
あまり怒ることをしないリルとレヴィ。
子供たちが危険なことをした時には流石に怒るけれど、それ以外で声を荒らげたことは……俺関係だけかもしれない。
俺が悪いことをしたんじゃなく、俺に悪いことをしようとしたときに相手に吠えた。
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ルスがくりくりのおめめで見上げてくるのを誤魔化すように前髪をかきあげて額にキスをしてやると、くすぐったかったのか、きゃっきゃとはしゃいだ。
「ままー……」
ルスばっかり狡いと言わんばかりに抱きついてくるライにもチュッとキスをすると、満面の笑顔だ。
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そんな言葉が口をつく。
「どんな子かなぁ?」
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「うん。でもね、どんな子でもきっと可愛いよ?ルスはリルパパ、ライはレヴィパパに似てるけど、今度はどっちに似るかなぁ?」
左右に双子を抱きながら、ゆらゆら揺れてやる。
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「ん?俺?」
「だって、ままはじぃじとかみのいろ、いっしょだよ?」
「おめめもいっしょ、まっくろねぇ」
語彙力の増えた双子が手をのばして俺の顔に触れてくる。
「うん、でもねぇママはルスやライみたくお耳のついてるとことか、姿を変えることは出来ないんだ」
「どぉして?」
こてんと首を倒した双子を抱き締めると、不思議そうに俺の耳と自分達の耳を触り始めた。
「ママはちょっとふたりと違うからね……でも、ふたりのママだからね」
軟らかな頬に頬を寄せて抱き締めていると、漸く伴侶ふたりが戻ってきた。
「悪い」
リルが謝ると、レヴィがリルの頭を後ろからポンポンと叩く。
「もう大丈夫?」
「おう」
その返事に良かったと俺は微笑み、甲板に出ようかと促し双子を立たせる。
「じぃじ、ばぁばの所に行く?」
「うん」
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「結局俺が見てるところじゃルスもライも玩具で遊んでないかも」
俺は部屋の端に置きっぱなしの玩具に気付いてあまり子供たちに構ってやれていないのだろうかとちょっと反省する。
「ままーはやく、はやく!」
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