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5話
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「……っ、は……」
ヴィンセントが舌先で触れたのは、小さく硬く尖ったフェイの突起。
自分についているものは、男なのに何の意味があるのだろうかと思ったこともあったが、こうして触れた時に相手が気持ち良いと感じるなら男にもあって良い機関なのだと認識した。
白い肌に映える薄桃色の部分がぷくりと膨れ上がるのを舌先と視覚で感じ、徐にジュッと吸い上げると、フェイの口からは細い悲鳴が上がった。
「な……ヴィンセントさん……僕……」
びくんとフェイの足が跳ねてから、少し辛そうに潤んだ目でフェイはヴィンセントを見上げる。
足の間。
敏感な部分がぞわぞわして、自ら触っていいのかヴィンセントに視線で伺いをたてる。
それに気付いてヴィンセントは大きな手をフェイの屹立に触れさせた。
「……ん」
流石に自慰を経験はしているフェイだったが、他人に触れられるのは恥ずかしい。
でも、他人の体温は触れられるだけで気持ちがいいのだ。
「一度、イっとくか」
そう言って笑ったヴィンセントはあろう事かぱくりと手で包んでいたフェイの先端を口に含んだ。
「やっ!あっん」
ぬるりとした舌の感触と口内の熱さにフェイは腰を引こうとする。
そもそも、そんな場所を口に入れる行為なんて知識では知っているが、他人のを含むなんてと思ったフェイだったがヴィンセントのなら出来るかもしれないと思い至った。
でも、自分がされることは想定していないのだ。
「あ、ん……ヴィンセント……さ、僕も、ヴィンセントさんのしたい……です」
舐めるという行為なら自分にもできる。フェイはそう思ってヴィンセントを見上げる。
良いと言ってくれるだろうか。
そう思ったのがフェイの表情に現れていたのだろう、ヴィンセントはそっとフェイの頭を撫でてから口を開いた。
「んじゃ、俺の顔の上を跨げるか? でも無理はすんなよ」
ヴィンセントが口を離し、ゆっくり寝台に寝転んだ。
その顔を跨ぐようにフェイができたのは春画でそれを見ていたからで、互いのものを舐め合う体勢だ。
「こうですか?」
ポロンとヴィンセントの口元に自分のモノが落ちるのを見ながらも、目の前に現れたそそり立つヴィンセントにそっと触れるとピクリと震えるのがわかる。
「んむ」
フェイは躊躇わずに先端を口に入れた。
嫌悪感があるかとも思ったが、薬のせいか気分は高揚しており少しも嫌だと言う気持ちは無い。
むしろ、その滑らかな舌触りを楽しむまでもあった。「ふ、ん……」
春画に描かれていたように、先端を舌で舐めながら根元までを指で包み、上下に動かしながら窪んだ部分に吸い付くと、ヴィンセントからは低くくぐもった声が漏れた。
「フェイ、待ってくれ……お前、そんな技術を何処で学んだ?」
ただでさえ口いっぱいだったヴィンセントが更に大きさを増す。
「ほん、て……」
咥えながらもごもごと喋ると、ヴィンセントが息をのむ。
「待て……フェイ……イっちまいそうだ、薬、すげぇな……こんなになるなんて」
ヴィンセントは細く息を吐き出して、フェイの口から自身を引き抜く。
「こんなに直ぐにイっちまって、終わっちまうのは勿体ねぇからなちゃんとフェイを気持ち良くしてやりてぇし」
せっかくだからなと、ヴィンセントは苦笑しながら体位を変えた。
最初の時のように、フェイが仰向けになりヴィンセントはその足を開かせてその中心へと顔を埋めた。
「あ、ヴィンセントさ!」
ヴィンセントの口が、フェイの小ぶりなそれを一気に喉奥まで咥え込み、ちゅぷちゅぷと舌を絡め吸いながら指先で付け根を揉み始めると、フェイの身体は一気に熱を上げた。
「ダメ、イっちゃう!」
自分でするのとは違う何がどう動くかわからない他人の動きに薬のせいか翻弄される。
「口、離して……」
フェイはヴィンセントの髪に指を絡めて引き離そうとするが、一瞬痛いだろうかと躊躇った瞬間チュッと窪みを吸い上げられたらもう駄目だった。
細く上がる悲鳴に似た嬌声と一緒に吐き出された白濁。
「ぁ、んぅ」
ビクンビクンと何度かフェイの肢体が跳ねて震え、やがて弛緩したがヴィンセントの口に咥えられていたものは形を変えていなかった。
「や、なんで……」
「薬のせいだろ。まだまだイケるのは若いからだな」
ヴィンセントは口内に残ったフェイの残滓を掌に吐き出すと、それを指先に絡めた。
「これも使うぞ?」
そう言って笑ったヴィンセントはフェイの足を開かせたままさっきまで舐めていた更に奥、二人が繋がる部分の準備を始めた。
「ぁ、待って……ヴィンセントさん……軟膏があり……ます」
すり傷切り傷用の軟膏があるので、それをとフェイが春画の入った上の引出しを引くと中には二枚貝を器にした入れ物が入っていた。
ヴィンセントが舌先で触れたのは、小さく硬く尖ったフェイの突起。
自分についているものは、男なのに何の意味があるのだろうかと思ったこともあったが、こうして触れた時に相手が気持ち良いと感じるなら男にもあって良い機関なのだと認識した。
白い肌に映える薄桃色の部分がぷくりと膨れ上がるのを舌先と視覚で感じ、徐にジュッと吸い上げると、フェイの口からは細い悲鳴が上がった。
「な……ヴィンセントさん……僕……」
びくんとフェイの足が跳ねてから、少し辛そうに潤んだ目でフェイはヴィンセントを見上げる。
足の間。
敏感な部分がぞわぞわして、自ら触っていいのかヴィンセントに視線で伺いをたてる。
それに気付いてヴィンセントは大きな手をフェイの屹立に触れさせた。
「……ん」
流石に自慰を経験はしているフェイだったが、他人に触れられるのは恥ずかしい。
でも、他人の体温は触れられるだけで気持ちがいいのだ。
「一度、イっとくか」
そう言って笑ったヴィンセントはあろう事かぱくりと手で包んでいたフェイの先端を口に含んだ。
「やっ!あっん」
ぬるりとした舌の感触と口内の熱さにフェイは腰を引こうとする。
そもそも、そんな場所を口に入れる行為なんて知識では知っているが、他人のを含むなんてと思ったフェイだったがヴィンセントのなら出来るかもしれないと思い至った。
でも、自分がされることは想定していないのだ。
「あ、ん……ヴィンセント……さ、僕も、ヴィンセントさんのしたい……です」
舐めるという行為なら自分にもできる。フェイはそう思ってヴィンセントを見上げる。
良いと言ってくれるだろうか。
そう思ったのがフェイの表情に現れていたのだろう、ヴィンセントはそっとフェイの頭を撫でてから口を開いた。
「んじゃ、俺の顔の上を跨げるか? でも無理はすんなよ」
ヴィンセントが口を離し、ゆっくり寝台に寝転んだ。
その顔を跨ぐようにフェイができたのは春画でそれを見ていたからで、互いのものを舐め合う体勢だ。
「こうですか?」
ポロンとヴィンセントの口元に自分のモノが落ちるのを見ながらも、目の前に現れたそそり立つヴィンセントにそっと触れるとピクリと震えるのがわかる。
「んむ」
フェイは躊躇わずに先端を口に入れた。
嫌悪感があるかとも思ったが、薬のせいか気分は高揚しており少しも嫌だと言う気持ちは無い。
むしろ、その滑らかな舌触りを楽しむまでもあった。「ふ、ん……」
春画に描かれていたように、先端を舌で舐めながら根元までを指で包み、上下に動かしながら窪んだ部分に吸い付くと、ヴィンセントからは低くくぐもった声が漏れた。
「フェイ、待ってくれ……お前、そんな技術を何処で学んだ?」
ただでさえ口いっぱいだったヴィンセントが更に大きさを増す。
「ほん、て……」
咥えながらもごもごと喋ると、ヴィンセントが息をのむ。
「待て……フェイ……イっちまいそうだ、薬、すげぇな……こんなになるなんて」
ヴィンセントは細く息を吐き出して、フェイの口から自身を引き抜く。
「こんなに直ぐにイっちまって、終わっちまうのは勿体ねぇからなちゃんとフェイを気持ち良くしてやりてぇし」
せっかくだからなと、ヴィンセントは苦笑しながら体位を変えた。
最初の時のように、フェイが仰向けになりヴィンセントはその足を開かせてその中心へと顔を埋めた。
「あ、ヴィンセントさ!」
ヴィンセントの口が、フェイの小ぶりなそれを一気に喉奥まで咥え込み、ちゅぷちゅぷと舌を絡め吸いながら指先で付け根を揉み始めると、フェイの身体は一気に熱を上げた。
「ダメ、イっちゃう!」
自分でするのとは違う何がどう動くかわからない他人の動きに薬のせいか翻弄される。
「口、離して……」
フェイはヴィンセントの髪に指を絡めて引き離そうとするが、一瞬痛いだろうかと躊躇った瞬間チュッと窪みを吸い上げられたらもう駄目だった。
細く上がる悲鳴に似た嬌声と一緒に吐き出された白濁。
「ぁ、んぅ」
ビクンビクンと何度かフェイの肢体が跳ねて震え、やがて弛緩したがヴィンセントの口に咥えられていたものは形を変えていなかった。
「や、なんで……」
「薬のせいだろ。まだまだイケるのは若いからだな」
ヴィンセントは口内に残ったフェイの残滓を掌に吐き出すと、それを指先に絡めた。
「これも使うぞ?」
そう言って笑ったヴィンセントはフェイの足を開かせたままさっきまで舐めていた更に奥、二人が繋がる部分の準備を始めた。
「ぁ、待って……ヴィンセントさん……軟膏があり……ます」
すり傷切り傷用の軟膏があるので、それをとフェイが春画の入った上の引出しを引くと中には二枚貝を器にした入れ物が入っていた。
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