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第24 ばってん
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魔王から出される条件って、どんなものなのでしょうか?
@「 我のものとなれ」
@ ゆりりんな関係。
@いや、でこちゃんと ももちゃんはとっくに仲間だろ。
@ じゃあ、悪事を手伝わされるんだね。
そげにゃ!?
何とかならんとね!?
............。
こほん。
何とかならないんですか?
@ 憶測の域を出ないだろ。
@ そうね。条件を聞いてから考えましょ。
わかりました。ももちゃんから条件を聞いてみます。
「 私にどうして欲しいんですか?」
「 簡単なことよ。何があっても私の友達でいてね」
「えっ?」
「でこちゃんが亜方使い じゃなければ......。
ううん。
むしろ、これでよかったのかもしれないね」
ももちゃんは何かを悟ったような、達観したような表情をしています。私は何が何やら、さっぱりわかりませんでした。
「 一人で納得してないで、ちゃんと教えてくださいよ!」
「 ごめん。
今は上手く話せる状態じゃないから、きゅーと君に聞いてくれる?」
「 みんなして、私に隠し事をしていたんですか......?」
ショックですよ。
私だけ蚊帳の外だったんですね。
きゅーと君は 言い訳をしました。
「でこちゃんに とって辛い事実だから、みんなには黙ってもらってたんだよ」
「 また私のためですか。
でも。
私にも知る権利があるはずです!」
「 そうだね。
ちゃんと話すよ」
私の問いに、今度こそ答えてくれるようです。
昔、あるところに心優しき少女がいました。邪神の瘴気に犯される大地。
動物たち。
そんな中で少女は、浄化の旅をしていました。
一人で全てを救済することは不可能だとしても。
苦しみに終わりが訪れなくても。
少しでも人々が生きる希望を持てるように。
少女はやがて、聖女様と呼ばれるようになりました。
勇者の仲間となり邪神を打ち倒す落とします。
ところが。
邪神は小さな女の子でした。
邪気に支配され、暴走していただけに過ぎなかったのです。
しかも。
邪神の 正体は女神様でした。
少女と勇者は女神を助けようとします。
しかし。
女神は本来の力を失っていて、邪神の力がなければ 存在を維持することができませんでした。
少女は自分自身を器として、邪神の 魔力をコントロールすることにします。
そうすると。
女神は安全な魔力が確保できるけれど。
少女は邪気にあてられ、何度も魔力暴走を起こしそうになりました。
個人の力ではどうすることもできません。
少女は王家の血筋だと明かし、国家レベルで対処にあたります。
正体を隠していれば。
力を隠していれば。
普通の町娘として平穏に暮らせたはずなのに。
命を狙われながら。
悪の国王と王弟を倒し。
魔王と謗られようとも。
ただただまっすぐに。
少女は人々のために尽力しました。
その少女の予言が残っています。
少女の血を引く魔王の邪気が高まりすぎて暴走する時。
一人の亜方使いの少女が魔王を消滅させます。
やがて。
亜方使いの少女は目覚めた邪神と戦い。
そして。
邪神は完全に消え去るというのです。
つまり。
私がももちゃんを殺すってことですよね。
そんなの嫌ですよ。
ももちゃんはまともです。
とても暴走しているようには見えません。
「 何かの間違いじゃないですか?」
「 それだとよかったんだけど......」
私の問いを、ももちゃんは否定しました。
「 すでに邪気が 侵食しているのよ。
だから。
友達でいられる家にでこちゃんが私を殺して」
「 そげんかこつ、無理やけんにゃ!!」
方言なんて気にしていられません。
どうして友達に手をかけなければいけないんですか!
そんな悲しいさよならは受け入れられませんよ。
私は。
ずっと。
ももちゃんと友達でいたいんです。
「 残される者の気持ちも考えんね!!」
「 ごめんね。辛い役目を押し付けちゃってごめん......」
「 謝らなくていいです。
ただ、生きたいと言ってください」
「 そんな、困らせるようなこと言えないよ」
「 既に困っていますから、今更ですよ。さあ、一緒に学校に戻りましょう」
私は右手を差し伸べます。
ももちゃんは迷いながらも、私の手をとってくれました。
「 生きたい......」
「 わかりました。
一緒に人生を楽しみましょう」
「 いや、私は魔族だから人生とは呼べないと思うよ」
「 細かいことは別にいいじゃないですか」
「 それもそうね」
にっこり。
私とももちゃんは、仲直りすることができました。
@ 問題は何も解決してないけどな。
@ ももちゃんの邪気をどうにかしないとね。
@ それを言うなら、『とげんかせんといけんにゃ』 だろ。
@「「「とげんかせんといけんにゃ」」」
あほまほでを使えってことですか!
あまり変身したくないんですけど......。
それにあほまほで、どうやってももちゃんを助けられるって言うんですか?
@ 気合いでカバー。
@まあ、 頑張れ。
皆さん。
他人事だと思って!
もう少し、真剣に意見を述べてくださいよ......。
@「 我のものとなれ」
@ ゆりりんな関係。
@いや、でこちゃんと ももちゃんはとっくに仲間だろ。
@ じゃあ、悪事を手伝わされるんだね。
そげにゃ!?
何とかならんとね!?
............。
こほん。
何とかならないんですか?
@ 憶測の域を出ないだろ。
@ そうね。条件を聞いてから考えましょ。
わかりました。ももちゃんから条件を聞いてみます。
「 私にどうして欲しいんですか?」
「 簡単なことよ。何があっても私の友達でいてね」
「えっ?」
「でこちゃんが亜方使い じゃなければ......。
ううん。
むしろ、これでよかったのかもしれないね」
ももちゃんは何かを悟ったような、達観したような表情をしています。私は何が何やら、さっぱりわかりませんでした。
「 一人で納得してないで、ちゃんと教えてくださいよ!」
「 ごめん。
今は上手く話せる状態じゃないから、きゅーと君に聞いてくれる?」
「 みんなして、私に隠し事をしていたんですか......?」
ショックですよ。
私だけ蚊帳の外だったんですね。
きゅーと君は 言い訳をしました。
「でこちゃんに とって辛い事実だから、みんなには黙ってもらってたんだよ」
「 また私のためですか。
でも。
私にも知る権利があるはずです!」
「 そうだね。
ちゃんと話すよ」
私の問いに、今度こそ答えてくれるようです。
昔、あるところに心優しき少女がいました。邪神の瘴気に犯される大地。
動物たち。
そんな中で少女は、浄化の旅をしていました。
一人で全てを救済することは不可能だとしても。
苦しみに終わりが訪れなくても。
少しでも人々が生きる希望を持てるように。
少女はやがて、聖女様と呼ばれるようになりました。
勇者の仲間となり邪神を打ち倒す落とします。
ところが。
邪神は小さな女の子でした。
邪気に支配され、暴走していただけに過ぎなかったのです。
しかも。
邪神の 正体は女神様でした。
少女と勇者は女神を助けようとします。
しかし。
女神は本来の力を失っていて、邪神の力がなければ 存在を維持することができませんでした。
少女は自分自身を器として、邪神の 魔力をコントロールすることにします。
そうすると。
女神は安全な魔力が確保できるけれど。
少女は邪気にあてられ、何度も魔力暴走を起こしそうになりました。
個人の力ではどうすることもできません。
少女は王家の血筋だと明かし、国家レベルで対処にあたります。
正体を隠していれば。
力を隠していれば。
普通の町娘として平穏に暮らせたはずなのに。
命を狙われながら。
悪の国王と王弟を倒し。
魔王と謗られようとも。
ただただまっすぐに。
少女は人々のために尽力しました。
その少女の予言が残っています。
少女の血を引く魔王の邪気が高まりすぎて暴走する時。
一人の亜方使いの少女が魔王を消滅させます。
やがて。
亜方使いの少女は目覚めた邪神と戦い。
そして。
邪神は完全に消え去るというのです。
つまり。
私がももちゃんを殺すってことですよね。
そんなの嫌ですよ。
ももちゃんはまともです。
とても暴走しているようには見えません。
「 何かの間違いじゃないですか?」
「 それだとよかったんだけど......」
私の問いを、ももちゃんは否定しました。
「 すでに邪気が 侵食しているのよ。
だから。
友達でいられる家にでこちゃんが私を殺して」
「 そげんかこつ、無理やけんにゃ!!」
方言なんて気にしていられません。
どうして友達に手をかけなければいけないんですか!
そんな悲しいさよならは受け入れられませんよ。
私は。
ずっと。
ももちゃんと友達でいたいんです。
「 残される者の気持ちも考えんね!!」
「 ごめんね。辛い役目を押し付けちゃってごめん......」
「 謝らなくていいです。
ただ、生きたいと言ってください」
「 そんな、困らせるようなこと言えないよ」
「 既に困っていますから、今更ですよ。さあ、一緒に学校に戻りましょう」
私は右手を差し伸べます。
ももちゃんは迷いながらも、私の手をとってくれました。
「 生きたい......」
「 わかりました。
一緒に人生を楽しみましょう」
「 いや、私は魔族だから人生とは呼べないと思うよ」
「 細かいことは別にいいじゃないですか」
「 それもそうね」
にっこり。
私とももちゃんは、仲直りすることができました。
@ 問題は何も解決してないけどな。
@ ももちゃんの邪気をどうにかしないとね。
@ それを言うなら、『とげんかせんといけんにゃ』 だろ。
@「「「とげんかせんといけんにゃ」」」
あほまほでを使えってことですか!
あまり変身したくないんですけど......。
それにあほまほで、どうやってももちゃんを助けられるって言うんですか?
@ 気合いでカバー。
@まあ、 頑張れ。
皆さん。
他人事だと思って!
もう少し、真剣に意見を述べてくださいよ......。
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