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第1章
スライム?残念!違ったよ!
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本屋のドアを開けるといきなり古い本の匂いが漂ってくる。
目線を横にずらすとドアの左右に今にも崩れそうな本の山があり、
『古本。本を買って頂いたお客様に一冊に付き一冊どうぞ』と書かれた紙が古めかしいシャンデリアで照らされていた。
多分、売れない本の処理費が勿体無いからタダ同然で置いているといったところだろう。
崩れる一歩手前のバランスを保っている本の山を通りすぎて店の奥に入ると、棚の上やテーブルまで所狭しといわんばかりの本が並べられていた。
しかし、本の数が多いな。確か前に来た時にはここまで多くは無かったはずだ。
不思議に思った私はテーブルの上に置かれた店の案内書を手に取る。
すると案内書には『この度当店では異世界で売られている小説、漫画を置くことになりました。お探しの本がある場合は当店の中央にあります検索機をお使い下さい。』と書かれていた。
案内書を読んだあと、もう一度本棚をよく見て見ると私達がよく行く現代の日本で売っているような漫画や小説が棚にびっしりと隙間なく置かれてた。
これは新月が飛びつくだろうな。そう思って漫画のコーナーを散策する。
とその時、本棚に上辺りに白いものがいた。新月か? そう思って上を見ると新月……ではなく、白いスライムのようなものだった。
気色悪い、どうやら違ったみたいだ。さっさと新月とハリスを探そう。と思った瞬間、白いスライムが目の前に落ちてきた。
「いらっしゃいませ。ここは全異世界の中でもトップ10に入る品数を誇る本屋。『鱗鳳亀竜堂』です。
私はこの鱗鳳亀竜堂にあります検索機で検索した内容を本棚から探し出すアンドロイド『とってちゃん』です。私に聞いても本をお探しすることが出来るんですよ~。お客様は何をお探しですか?」
スライムじゃなくてアンドロイドだった。何を探してるって本じゃなくて人なんだが……
そうだ。私達はまだ魔法の扱いがわかっていない。なら魔法を勉強する本があると便利だろう。なら一つ探して貰うか。
「ここよりもずっと離れた魔法が存在する世界でヴェレンボーンっていう国があるところの魔法書だか魔術書か何かないか?」
「分かりました。検索機にアクセスして登録があるか調べます。しばらくお待ちください……しばらくお待ちください……検索しました。No.36992番の世界の本であっていますか?」
No.36992番? なんだそれ。
いや待て。まさか……
「おい、その番号はまさか世界番号か?」
スライム……とってちゃんが知っているかわからないが取り敢えず聞いて見る。
すると、とってちゃんはぐにゃぐにゃとした体を曲げた。
「はい、この世界番号は時空管理会社が世界を区別する為だけに付けた番号ですがこの鱗鳳亀竜堂だけでなくこの『monde du commerce』では全店がこの世界番号を使って世界を区別しています。
つい100年前までは世界に名前など無かったので取引の時には不便でトラブルも多発しておりましたが、時空管理会社が世界に番号を付けられたおかげで異世界貿易の時や商品の説明が簡単になりました。現在では世界番号は異世界貿易の関係者では周知のものになっています」
時すでに遅し。もう定着していたらしい。
実はこの世界番号を考えたのは私だ。社員からの不満が多かったので区別が簡単に着くようにと数字で区別したもの、それがこの世界番号だ。
ちなみにこの世界番号は機密にはしていない。別に番号なんて会社以外に流出してもただの呼び名でしかないのでいいかと考えいたのだがこんな所まで活用されているとは思わなかった。
ここまで広く使われるならちゃんとした名前を考えておけば良かったかもしれない。
大体、世界番号なんて今まですっかり忘れていた。なんせ、私情で行く場所の名前なんていちいち確認なんてしない。
そんな私の考えなど露知らずとってちゃんは体をまたぐにゃぐにゃと動かして棚にへばり付くと「では、案内します。私に着いてきて下さい」と言って先に進み始めてしまったので考えるのを止めて着いて行く。
とってちゃんがぐにゃぐにゃと棚を何回か移動した後ぴったりと止まった。そのまま観察しているととってちゃんは体の一部を手の様な形にして何冊か本を取り出すと今度は本を包むように変形して本棚を転がるように降りると体を元のスライム状に戻した。
「お探しの条件に合った本はこちらになります。他にご用件はありますか?」
本を私の手の高さまで本を持ち上げたとってちゃんはそう言って待機モードらしきポーズになった。ついでに同じ世界の本を何冊か持って来るように頼んでみるか。
「では頼んだ」と言った途端、とってちゃんは今度は同じ棚をぐるぐると動き出したので私はとってちゃんが持って来た本を読むことにした。
ペラペラと呼んでいるととってちゃんが新しい本を持って来たのでついでに買わない本を戻して貰う。
それを何回か続けていると声を掛けられた。
振り向くと、ハリスと黒いとってちゃんが何冊もの本で両手が塞がった状態で立っていた。
とってちゃんって色違いが居るんだ……じゃなかった、新月とハリスのことを忘れてた。
「クロス様、新月さんを見ませんでしたか?」
「は? あいつはお前と一緒だったはずだろ。なんで一緒じゃないんだ」
ハリスは新月を探しているようだったが私だって知らない。あいつどこに行ったんだ。
「それが、新月さんは本を選んだあと、ちょっと隣の店見て来ると言ってそのままなんです」
あいつ何のためにハリスと一緒にしたんだと思っているんだ。しかしこの場合悪いのはハリスじゃない。あいつだ。
本の代金を払ったあと、目ぼしい古本を何冊か貰って店から出る。
えーと、確か隣の店だったな。
本屋の隣はゲーム屋だった。(ハリスはガラス製の自動ドアにまた驚いていた)入ってすぐ店の中を見渡す。
いない、あの白と青の頭髪がいない。
駄目元でレジがあったので店員にこんな客は来なかったかと聞いてみる。覚えていないと思うがな。
「すみません、ここに白っぽい青色の髪の小さい女が来なかったか?」
そう聞くと店員はすぐに察した顔をした。
「あぁ、そのお客様でしたら当店で商品を何点か買われたあと、『背が高くて白目が黒い男が来たらこれを』 と言われておられました。こちらになります」
そう言って店員は裏に何か書かれたレシートを差し出される。多分このレシートは新月が買ったもののレシートだろう。
あいつ勝手に買うだけ買ってどこ行きやがったんだ。
「えーと、『クロへ、ゲーム機とソフトを何個か買いましたー! 俺は斜め向いの紅茶と菓子が売ってる店にいます。
では、( ゜д゜)ノシ サラバジャーby、新月』……」
「………」
「らしいですね」
あの、馬鹿は……読み上げた文字の遊び具合があいつの文字だと証明しているのもあって固まるには十分な素材だったのが余計に馬鹿さ加減に輪を掛けていた。
「ありがとう、もうこれは捨てて結構だ」
「わかりました。他に何か御用は?」
「ない。邪魔したな」
数分間誰も来なかったとはいえレジを独占してしまったことに謝罪を入れたあとハリスを連れて店を出る。後ろでありがとうございました~と聞こえたがそれどころじゃない。あいつまた勝手にウロウロと……あとで説教だ。
と思っていたがそう上手くは行かなかった。
「そのお客様でしたら隣の店に……」
「そのお客様は斜め向いの店に……」
「そのお客様でしたら……」
……………………
…………
あいつ……あとで〆る。
行く先々でゲーム屋と同じような伝言が何度かあったあと何個目かの雑貨屋で新月の伝言は無くなっていた。
もうどこを探せばいいのかわからなくなったところで通路に設置されたソファーに座りこむ。
「新月さんどこに行ったんですかね……もう疲れましたよ」
と言ってハリスも隣に座って下を向いてしまった、全くだ。あいつは元から名前が性格を物語っていた神だが今回は状況が状況なだけに輪を掛けて酷く思えた。新月は放置してもう帰るか、そう思った時だった。
『ピンポンパンポーン♪ 迷子のお知らせを致します。No、36992からお越しのクロス様。
お連れ様のレモーネ様が迷子センターにてお待ちでございます。至急迷子センターまでお越し下さいませ。繰り返します。
No、36992からお越しのクロス様。お連れ様のレモーネ様が迷子センターにてお待ちでございます。
至急迷子センターまでお越し下さいませ。ピンポンパンポーン♪」
****
「おう! 二人とも遅かったな。見ろよ、このケーキ! すっごく美味しいらしいんだ~。帰ったら食おう……イダダダダ!!!」
何人かの子供に混じって遊んでいた新月が私とハリスに気づくと呑気にケーキバッグやら箱などを持ってくる。
新月からケーキバッグをひったくって他の荷物と一緒に【無限の胃袋】に入れると力任せに拳と拳で米神を挟んで梅干し。
なにが遅かっただ。お前のせいだぞ、子供に混じって呑気に遊んでるんじゃない。馬鹿なのか? 馬鹿だよな。
「ごめんなさいぃ! 悪うございました! もう許してぇぇぇ。ひはい! (痛い!訳)」
暴れるアホを今度は頰を抓りそのまま伸ばす。うん、よく伸びる。
「ありがとうございました。このアホはこっちで回収してくので、それでは」
「俺、足の方運びますね」
「わふかっはっへぇぇ! (悪かったってぇぇ!訳)」
暴れるアホを二人掛かりで引きずりながら迷子センターを出る。
迷子センターの係全員が何を察したのか全員でありがとうございました~と呑気な声を発しながらこっちを見ていたがここは放っておいて欲しかった。
目線を横にずらすとドアの左右に今にも崩れそうな本の山があり、
『古本。本を買って頂いたお客様に一冊に付き一冊どうぞ』と書かれた紙が古めかしいシャンデリアで照らされていた。
多分、売れない本の処理費が勿体無いからタダ同然で置いているといったところだろう。
崩れる一歩手前のバランスを保っている本の山を通りすぎて店の奥に入ると、棚の上やテーブルまで所狭しといわんばかりの本が並べられていた。
しかし、本の数が多いな。確か前に来た時にはここまで多くは無かったはずだ。
不思議に思った私はテーブルの上に置かれた店の案内書を手に取る。
すると案内書には『この度当店では異世界で売られている小説、漫画を置くことになりました。お探しの本がある場合は当店の中央にあります検索機をお使い下さい。』と書かれていた。
案内書を読んだあと、もう一度本棚をよく見て見ると私達がよく行く現代の日本で売っているような漫画や小説が棚にびっしりと隙間なく置かれてた。
これは新月が飛びつくだろうな。そう思って漫画のコーナーを散策する。
とその時、本棚に上辺りに白いものがいた。新月か? そう思って上を見ると新月……ではなく、白いスライムのようなものだった。
気色悪い、どうやら違ったみたいだ。さっさと新月とハリスを探そう。と思った瞬間、白いスライムが目の前に落ちてきた。
「いらっしゃいませ。ここは全異世界の中でもトップ10に入る品数を誇る本屋。『鱗鳳亀竜堂』です。
私はこの鱗鳳亀竜堂にあります検索機で検索した内容を本棚から探し出すアンドロイド『とってちゃん』です。私に聞いても本をお探しすることが出来るんですよ~。お客様は何をお探しですか?」
スライムじゃなくてアンドロイドだった。何を探してるって本じゃなくて人なんだが……
そうだ。私達はまだ魔法の扱いがわかっていない。なら魔法を勉強する本があると便利だろう。なら一つ探して貰うか。
「ここよりもずっと離れた魔法が存在する世界でヴェレンボーンっていう国があるところの魔法書だか魔術書か何かないか?」
「分かりました。検索機にアクセスして登録があるか調べます。しばらくお待ちください……しばらくお待ちください……検索しました。No.36992番の世界の本であっていますか?」
No.36992番? なんだそれ。
いや待て。まさか……
「おい、その番号はまさか世界番号か?」
スライム……とってちゃんが知っているかわからないが取り敢えず聞いて見る。
すると、とってちゃんはぐにゃぐにゃとした体を曲げた。
「はい、この世界番号は時空管理会社が世界を区別する為だけに付けた番号ですがこの鱗鳳亀竜堂だけでなくこの『monde du commerce』では全店がこの世界番号を使って世界を区別しています。
つい100年前までは世界に名前など無かったので取引の時には不便でトラブルも多発しておりましたが、時空管理会社が世界に番号を付けられたおかげで異世界貿易の時や商品の説明が簡単になりました。現在では世界番号は異世界貿易の関係者では周知のものになっています」
時すでに遅し。もう定着していたらしい。
実はこの世界番号を考えたのは私だ。社員からの不満が多かったので区別が簡単に着くようにと数字で区別したもの、それがこの世界番号だ。
ちなみにこの世界番号は機密にはしていない。別に番号なんて会社以外に流出してもただの呼び名でしかないのでいいかと考えいたのだがこんな所まで活用されているとは思わなかった。
ここまで広く使われるならちゃんとした名前を考えておけば良かったかもしれない。
大体、世界番号なんて今まですっかり忘れていた。なんせ、私情で行く場所の名前なんていちいち確認なんてしない。
そんな私の考えなど露知らずとってちゃんは体をまたぐにゃぐにゃと動かして棚にへばり付くと「では、案内します。私に着いてきて下さい」と言って先に進み始めてしまったので考えるのを止めて着いて行く。
とってちゃんがぐにゃぐにゃと棚を何回か移動した後ぴったりと止まった。そのまま観察しているととってちゃんは体の一部を手の様な形にして何冊か本を取り出すと今度は本を包むように変形して本棚を転がるように降りると体を元のスライム状に戻した。
「お探しの条件に合った本はこちらになります。他にご用件はありますか?」
本を私の手の高さまで本を持ち上げたとってちゃんはそう言って待機モードらしきポーズになった。ついでに同じ世界の本を何冊か持って来るように頼んでみるか。
「では頼んだ」と言った途端、とってちゃんは今度は同じ棚をぐるぐると動き出したので私はとってちゃんが持って来た本を読むことにした。
ペラペラと呼んでいるととってちゃんが新しい本を持って来たのでついでに買わない本を戻して貰う。
それを何回か続けていると声を掛けられた。
振り向くと、ハリスと黒いとってちゃんが何冊もの本で両手が塞がった状態で立っていた。
とってちゃんって色違いが居るんだ……じゃなかった、新月とハリスのことを忘れてた。
「クロス様、新月さんを見ませんでしたか?」
「は? あいつはお前と一緒だったはずだろ。なんで一緒じゃないんだ」
ハリスは新月を探しているようだったが私だって知らない。あいつどこに行ったんだ。
「それが、新月さんは本を選んだあと、ちょっと隣の店見て来ると言ってそのままなんです」
あいつ何のためにハリスと一緒にしたんだと思っているんだ。しかしこの場合悪いのはハリスじゃない。あいつだ。
本の代金を払ったあと、目ぼしい古本を何冊か貰って店から出る。
えーと、確か隣の店だったな。
本屋の隣はゲーム屋だった。(ハリスはガラス製の自動ドアにまた驚いていた)入ってすぐ店の中を見渡す。
いない、あの白と青の頭髪がいない。
駄目元でレジがあったので店員にこんな客は来なかったかと聞いてみる。覚えていないと思うがな。
「すみません、ここに白っぽい青色の髪の小さい女が来なかったか?」
そう聞くと店員はすぐに察した顔をした。
「あぁ、そのお客様でしたら当店で商品を何点か買われたあと、『背が高くて白目が黒い男が来たらこれを』 と言われておられました。こちらになります」
そう言って店員は裏に何か書かれたレシートを差し出される。多分このレシートは新月が買ったもののレシートだろう。
あいつ勝手に買うだけ買ってどこ行きやがったんだ。
「えーと、『クロへ、ゲーム機とソフトを何個か買いましたー! 俺は斜め向いの紅茶と菓子が売ってる店にいます。
では、( ゜д゜)ノシ サラバジャーby、新月』……」
「………」
「らしいですね」
あの、馬鹿は……読み上げた文字の遊び具合があいつの文字だと証明しているのもあって固まるには十分な素材だったのが余計に馬鹿さ加減に輪を掛けていた。
「ありがとう、もうこれは捨てて結構だ」
「わかりました。他に何か御用は?」
「ない。邪魔したな」
数分間誰も来なかったとはいえレジを独占してしまったことに謝罪を入れたあとハリスを連れて店を出る。後ろでありがとうございました~と聞こえたがそれどころじゃない。あいつまた勝手にウロウロと……あとで説教だ。
と思っていたがそう上手くは行かなかった。
「そのお客様でしたら隣の店に……」
「そのお客様は斜め向いの店に……」
「そのお客様でしたら……」
……………………
…………
あいつ……あとで〆る。
行く先々でゲーム屋と同じような伝言が何度かあったあと何個目かの雑貨屋で新月の伝言は無くなっていた。
もうどこを探せばいいのかわからなくなったところで通路に設置されたソファーに座りこむ。
「新月さんどこに行ったんですかね……もう疲れましたよ」
と言ってハリスも隣に座って下を向いてしまった、全くだ。あいつは元から名前が性格を物語っていた神だが今回は状況が状況なだけに輪を掛けて酷く思えた。新月は放置してもう帰るか、そう思った時だった。
『ピンポンパンポーン♪ 迷子のお知らせを致します。No、36992からお越しのクロス様。
お連れ様のレモーネ様が迷子センターにてお待ちでございます。至急迷子センターまでお越し下さいませ。繰り返します。
No、36992からお越しのクロス様。お連れ様のレモーネ様が迷子センターにてお待ちでございます。
至急迷子センターまでお越し下さいませ。ピンポンパンポーン♪」
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「おう! 二人とも遅かったな。見ろよ、このケーキ! すっごく美味しいらしいんだ~。帰ったら食おう……イダダダダ!!!」
何人かの子供に混じって遊んでいた新月が私とハリスに気づくと呑気にケーキバッグやら箱などを持ってくる。
新月からケーキバッグをひったくって他の荷物と一緒に【無限の胃袋】に入れると力任せに拳と拳で米神を挟んで梅干し。
なにが遅かっただ。お前のせいだぞ、子供に混じって呑気に遊んでるんじゃない。馬鹿なのか? 馬鹿だよな。
「ごめんなさいぃ! 悪うございました! もう許してぇぇぇ。ひはい! (痛い!訳)」
暴れるアホを今度は頰を抓りそのまま伸ばす。うん、よく伸びる。
「ありがとうございました。このアホはこっちで回収してくので、それでは」
「俺、足の方運びますね」
「わふかっはっへぇぇ! (悪かったってぇぇ!訳)」
暴れるアホを二人掛かりで引きずりながら迷子センターを出る。
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