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唐突マリッジ
ロリっ子魔女、呪文を唱える
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皆さんこんにちは、自称この世界の神に勝手に賭け代にされた挙句オモチャ宣言され、幼女戦記の主人公のごとく自称神を思いっきりボッコボコのメッタメタにしてやろうとケツイした前世・如月更紗、今世パトリシア・アイヒベルク侯爵令嬢です。
愛称はパティです。お父さん(前世の方)の実家で飼ってたお猫様(チンチラシルバー)と同じ名前です。
そして齢2歳で魔女であることが判明しました。
え、原因?……強いて言うなら……止められない生理現象?
だって仕方なく無い?2歳にくしゃみ止めろと?無理じゃね?
んで何があったか、ざっくり説明すると……くしゃみ2発でお家の壁が焦げて壁のそばにいたメイドがびしょ濡れになった。
1発目のくしゃみで火の魔法が暴発して壁を焼いて、2発目のくしゃみで水魔法が出て壁の消火をしたはいいものの水の勢いが強すぎてそばにいたメイドが水引っ被った結果壁焦げてメイドびしょ濡れ。
反省はしてますよ……?くしゃみを止める方法は知ってはいたんですけどね?咄嗟にできるかできないかって言われると、どっちかと言えば2歳には難しい芸当って言うか……
んで、お屋敷を焦がして危うくメイドまで巻き込んでの大惨事を引き起こしかけた私にはパパン(侯爵)のコネでとんでもない家庭教師が付くことになりました。
「アルフォンス~!来・た・わ・よ~!さぁ、お屋敷焦がしてメイドびしょ濡れにした悪い子はどこかしらぁ?」
バァンとお屋敷のドアを半ば蹴破るように凄まじい勢いで入って来たその人物は、さぞやゴッテゴテの格好をしているのだろうと思いきや、存外シンプルなファッションに身を包んでいた。
「相変わらず騒がしいな、フラン。お前が王室付筆頭魔道士なのが未だに信じられないよ……」
「ヤダもう、アルったら相変わらず手厳しいんだから……そんなんだから第一王子サマの雑用係みたいなことしかさせてもらえないんじゃな~い?」
「肩書きだけ立派なお前にそんなことを言ってもらえるとは光栄だな、元問題児クン」
「あら、立派なのは肩書きだけじゃないわよ?アナタと違ってね、元生徒会長サマ?」
2人「フフフフフフ/ハハハハハハ」
(何この2人……笑顔で握手してるけどその手はめっちゃギリギリ言ってる……大丈夫?血管めっちゃ浮いてるけど、お互いの手破壊せんばかりだけど……)
そう、この騒がしいお方こそパパンの学生時代からの親友(パパン否定)らしい王室付筆頭魔道士フランソワ・カロン(男性)後で本人に聞いたところによると口調は姉とお師匠に合わせてたらそうなってて飽くまで恋愛対象は女性なのだそう。
まぁでも、無駄にプライドだけ高くて使えない人が家庭教師になるよかマシだし、口調がどうであれ、魔法の使い方さえ教えてもらえりゃいいや……
みたいな顔をしながらしばらくパパとお師匠(予定)の笑顔の殴り合いを観察させてもらってたけども、長くない?さすがに長くない?2時間はやってるよ?よく話題尽きないね?
そろそろ飽きてきたな……よし、せっかく2歳のTheロリっ子なんだからあの方法を試すか……
2歳のTheロリっ子特有のおぼつかない足取りで未だにうだうだやり合ってるパパンと未来のお師匠の足元に忍び寄り、古よりロリのみに許される禁断の魔法を繰り出した。
「パパ、お友達とケンカ、ッめ!!お友達とケンカするパパなんか、嫌い!!」
そうロリっ子奥義(男親のみに作用する)"パパなんか嫌い"だ。
ロリっ子のパパを現役でやってる人はわかるだろう、大体の男親と言うのは娘にいつか"お父さん臭い"だの"お父さんのパンツと私のパンツ一緒に洗わないで汚いから"だの"お父さん、キモイ"だのと言われるのをことさらに恐れる生き物なのである。
いずれ来る思春期に備えるためにはロリっ子の頃になるべく多く"パパ大好き"という言葉を聞きたがるもの……
つまり、ロリっ子からの"パパなんか嫌い"という言葉はめちゃくちゃ堪える。
実際はめちゃくちゃ舌足らずだし、大声出すだけでヒイヒイ言うぐらいに体力持ってかれたし、散々だった訳だけど、まあ現役でロリっ子のパパやってるお父上には相当堪えたようで……
従者が心配で駆け寄るぐらいに仰け反って精神的ダメージを全身全霊で表現して大の大人の男の大号泣をみせる程だった。
流石にこれには私もドン引きしたよね。
未来のお師匠も流石にハンカチを差し出してたよ、その後パパンとガッチリ握手してた、まるでタイマン張って芝生か何かの上に寝転んだ不良達が"「お前、強いな……」「お前もな……」"的な感じで謎に友情生まれる謎展開を見せられてる気分だ、何がどうなればそうなる……?
後で聞いたところによると、お師匠も同世代の姪っ子ちゃんがいるらしく、"おじたんなんか嫌い"を言われてめちゃくちゃ堪えた経験があったそうな……
ちなみにこの魔法の副作用としては、事ある毎にパパンが思い出して引っ付いてきたり、"パパ大好き"を何がなんでも引き出そうとしてくることぐらいだろう。
正直とてつもなくウザイ。
後でお師匠に愚痴ったら、絶対に本人には言うなと言われた、解せぬ。
愛称はパティです。お父さん(前世の方)の実家で飼ってたお猫様(チンチラシルバー)と同じ名前です。
そして齢2歳で魔女であることが判明しました。
え、原因?……強いて言うなら……止められない生理現象?
だって仕方なく無い?2歳にくしゃみ止めろと?無理じゃね?
んで何があったか、ざっくり説明すると……くしゃみ2発でお家の壁が焦げて壁のそばにいたメイドがびしょ濡れになった。
1発目のくしゃみで火の魔法が暴発して壁を焼いて、2発目のくしゃみで水魔法が出て壁の消火をしたはいいものの水の勢いが強すぎてそばにいたメイドが水引っ被った結果壁焦げてメイドびしょ濡れ。
反省はしてますよ……?くしゃみを止める方法は知ってはいたんですけどね?咄嗟にできるかできないかって言われると、どっちかと言えば2歳には難しい芸当って言うか……
んで、お屋敷を焦がして危うくメイドまで巻き込んでの大惨事を引き起こしかけた私にはパパン(侯爵)のコネでとんでもない家庭教師が付くことになりました。
「アルフォンス~!来・た・わ・よ~!さぁ、お屋敷焦がしてメイドびしょ濡れにした悪い子はどこかしらぁ?」
バァンとお屋敷のドアを半ば蹴破るように凄まじい勢いで入って来たその人物は、さぞやゴッテゴテの格好をしているのだろうと思いきや、存外シンプルなファッションに身を包んでいた。
「相変わらず騒がしいな、フラン。お前が王室付筆頭魔道士なのが未だに信じられないよ……」
「ヤダもう、アルったら相変わらず手厳しいんだから……そんなんだから第一王子サマの雑用係みたいなことしかさせてもらえないんじゃな~い?」
「肩書きだけ立派なお前にそんなことを言ってもらえるとは光栄だな、元問題児クン」
「あら、立派なのは肩書きだけじゃないわよ?アナタと違ってね、元生徒会長サマ?」
2人「フフフフフフ/ハハハハハハ」
(何この2人……笑顔で握手してるけどその手はめっちゃギリギリ言ってる……大丈夫?血管めっちゃ浮いてるけど、お互いの手破壊せんばかりだけど……)
そう、この騒がしいお方こそパパンの学生時代からの親友(パパン否定)らしい王室付筆頭魔道士フランソワ・カロン(男性)後で本人に聞いたところによると口調は姉とお師匠に合わせてたらそうなってて飽くまで恋愛対象は女性なのだそう。
まぁでも、無駄にプライドだけ高くて使えない人が家庭教師になるよかマシだし、口調がどうであれ、魔法の使い方さえ教えてもらえりゃいいや……
みたいな顔をしながらしばらくパパとお師匠(予定)の笑顔の殴り合いを観察させてもらってたけども、長くない?さすがに長くない?2時間はやってるよ?よく話題尽きないね?
そろそろ飽きてきたな……よし、せっかく2歳のTheロリっ子なんだからあの方法を試すか……
2歳のTheロリっ子特有のおぼつかない足取りで未だにうだうだやり合ってるパパンと未来のお師匠の足元に忍び寄り、古よりロリのみに許される禁断の魔法を繰り出した。
「パパ、お友達とケンカ、ッめ!!お友達とケンカするパパなんか、嫌い!!」
そうロリっ子奥義(男親のみに作用する)"パパなんか嫌い"だ。
ロリっ子のパパを現役でやってる人はわかるだろう、大体の男親と言うのは娘にいつか"お父さん臭い"だの"お父さんのパンツと私のパンツ一緒に洗わないで汚いから"だの"お父さん、キモイ"だのと言われるのをことさらに恐れる生き物なのである。
いずれ来る思春期に備えるためにはロリっ子の頃になるべく多く"パパ大好き"という言葉を聞きたがるもの……
つまり、ロリっ子からの"パパなんか嫌い"という言葉はめちゃくちゃ堪える。
実際はめちゃくちゃ舌足らずだし、大声出すだけでヒイヒイ言うぐらいに体力持ってかれたし、散々だった訳だけど、まあ現役でロリっ子のパパやってるお父上には相当堪えたようで……
従者が心配で駆け寄るぐらいに仰け反って精神的ダメージを全身全霊で表現して大の大人の男の大号泣をみせる程だった。
流石にこれには私もドン引きしたよね。
未来のお師匠も流石にハンカチを差し出してたよ、その後パパンとガッチリ握手してた、まるでタイマン張って芝生か何かの上に寝転んだ不良達が"「お前、強いな……」「お前もな……」"的な感じで謎に友情生まれる謎展開を見せられてる気分だ、何がどうなればそうなる……?
後で聞いたところによると、お師匠も同世代の姪っ子ちゃんがいるらしく、"おじたんなんか嫌い"を言われてめちゃくちゃ堪えた経験があったそうな……
ちなみにこの魔法の副作用としては、事ある毎にパパンが思い出して引っ付いてきたり、"パパ大好き"を何がなんでも引き出そうとしてくることぐらいだろう。
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