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第二十章
20-11.手がかり
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戦乙女の翼が戦斧、ファムとラウル、カティアとエリーネを含む奴隷騎士の数人を引きつれてダンジョンを出て、冒険者ギルドの予定地までやってきた。
ダンジョンからほど近い場所に用意された冒険者ギルドは元々ある建物を増改築して使用する予定で、既にエクレアを中心に着々と準備が進められている。そして今回、魔石集めのために仁たちが魔物を乱獲してくることを聞いたエクレアが、魔物の解体場所として提供を申し出たのだった。
基本的に冒険者はダンジョン内で魔物を解体し、魔石と有用な素材のみを各々の運搬能力に応じて持ち帰ってくることになるが、ダンジョンの外で倒した魔物などは仁たちが初めて遭遇した合成獣のときのように街まで運んでから解体することもある。
そのため、冒険者ギルド・ラインヴェルト支部にもかなり大掛かりな解体用の施設が立てられる予定だ。今はまだギルドの建物の隣にそのための真っ新な土地が広がっているだけだが、戦乙女の翼が大物を持ち帰るだろうことを見越し、この場所で解体することになっていた。
仁の持つアイテムリングに関しては既に大勢に知られているため、今更ひた隠しにするつもりはなかったが、例えば広場のど真ん中に突然大量の魔物の骸を積み上げるよりは混乱が少ないだろうという判断もあった。
実際、仁がアイテムリングから30階層と31階層で狩ってきた魔物の骸を取り出すと、アイテムリングの効果や仁たちの実力を知るガロンたちまでもが、その量と独眼巨人の迫力に感嘆と驚愕の声を上げた。
「じゃあ、仁くん。また後で」
周囲の静かな興奮の冷めやらぬ中、玲奈がにこやかに告げ、仁は頷きを返す。
「解体、任せちゃってごめんね」
「ジンお兄ちゃん、大丈夫なの。解体はミルのお仕事なの!」
やる気を漲らせているミルの頭を、仁がポンポンと軽く叩く。量が量だけに、今回はミルだけに任せるわけではないが、玲奈とロゼッタはもちろん、他にもガロンたちやファム、ラウル、それに奴隷騎士隊の面々も手伝ってくれることになっていた。既にエリーネが他の手の空いている隊員たちを呼びに向かっている。
そのエリーネだが、仁は今日も少し言葉を交わしただけではあるものの、時間が解決してくれたのか、そのやり取りから多少はぎこちなさが消えているようだった。
先ほどこの場を離れるエリーネを見送った際、仁はホッと安堵の息を吐いた。専ら奴隷騎士隊のパワーレベリングはパジャマパーティーなどで友好を深めている玲奈が担当していたが、仁はセシルやファレス、カティアらに続いてエリーネにも自身の勇者の称号の効果が及ぶといいなと、微かな希望を抱いた。
「では、ガロンさんたちもよろしくお願いします」
「おう、兄ちゃん。任せときな! 立派にミルの嬢ちゃんの助手を務めてみせるぜ」
そう言ってニカッと笑うガロンに、ミルが喜色を浮かべる。仁はその様子を微笑ましい思いで眺めてからその場を後にし、一人ダンジョンに舞い戻った。
再び入場の受付を済ませてダンジョンに足を踏み入れるや否や、仁はマスタールームに転移する。
その目的は休憩中に見つけたあるものを確認するためだ。仁がダンジョン核に手をかざす。
「戦闘用魔導人形か……。魔導石と何か関係があったりして……?」
元の世界に戻るために必須だという魔導石。ろくに手掛かりのない中、それと似た名前を見つけたのだから、気にならないわけがない。とはいえ、その討伐報酬が魔導石ではないことは確認済みだ。
仁は100階層のボスの名前が表示されたホログラムのウインドウを見つめる。しかし、戦闘用魔導人形はマスタールームに通じるダンジョン最後のボスではない。100階層の所謂ボス部屋には別のボスがいるのだ。
31階層と異なり、どこか神殿を思わせる部屋と長い回廊の組み合わせで構成されている100階層の端の端。99階層から降りてきた者らの目が釘付けになるであろう大回廊の先の長大な門扉に向かわず、横道に逸れて入り組んだ細い回廊を進んだところに隠し扉がある。
その先には更に地下への階段が伸びていて、行き止まりの小部屋に、100階層第2のボスが設定されていたのだ。
隠し扉の先にあるのだから隠し部屋なのだろうと仁は考えたのだが、ダンジョンの設定では、そこにいるのは隠し部屋の主ではなく、100階層のボスとなっていた。
「裏ボスみたいなものか?」
仁は元の世界でプレイしたテレビゲームを思い出す。有名無名問わず、ロールプレイングゲームの中にはクリアした後もその世界で遊べるものが多々あり、そう言った場合、大抵は隠しボスや裏ボスなど、呼び名はともかく、より強いボスが用意されているのが定番となっていた。
扱いとしては100階層ではあるものの、実質的には101階層と言えなくもない場所に隠されたボス。元の世界のゲームと現実であるこの世界を混同するわけではないが、仁は何となくそれが正解のような気がした。
ふと、仁の脳裏に今は亡き観察者の言葉が浮かんだ。
“今はまだ無理に僕に会いに来る必要はないよ。でも、その必要ができたと思ったら、そのときは会いに来てほしい。このダンジョンの最下層で、いつでも待っているよ”
仁がラストルの姿を模したダンジョンの観察者に初めて会ったとき、別れ際に告げられた言葉だ。ここでいう最下層とは31階層以下の階層群のことではなく、おそらく文字通り最も下の階層のことだ。
てっきり、仁は魔王妃に関する件だと思っていたが、魔王妃が封印されていたのはそういう意味での最下層ではない。普通に考えれば100階層、もしくはそれに付随したマスタールームを指すのだろうが、実際にダンジョンで最も下にあるのは戦闘用魔導人形の小部屋なのだ。
「やっぱり何か関係が……?」
仁の心の中で、ムクムクと確信の芽が育ち始める。仁の知る元の世界の創作物に出てくる“ゴーレム”とは、無機物に命が宿ったものだったり、魔力などを動力として動くロボットのようなものだったり、魔法によって生み出される操り人形のようなものを指すことが多い。
この世界のゴーレムも“魔導人形”と翻訳されていることから、魔力で動く人形のようなものと推測される。だとすれば、その動力源に強大な魔力を凝縮した魔導石が利用されていてもおかしくない。
そう考えた仁は、不意に得られた手掛かりに興奮を覚えた。
もし戦闘用魔導人形を倒して魔導石を回収できれば、遠からず元の世界に戻れるかもしれない。その思いは仁に身を震わすほどの歓喜を湧き上がらせた。
“もっとも、そんな日は来ない方がいいんだけどね”
玲奈にもルーナリアにも良い報告ができるかもしれないと舞い上がった仁は、先ほど脳裏に浮かんだ観察者の言葉には続きがあったことを、すっかり忘れていたのだった。
ダンジョンからほど近い場所に用意された冒険者ギルドは元々ある建物を増改築して使用する予定で、既にエクレアを中心に着々と準備が進められている。そして今回、魔石集めのために仁たちが魔物を乱獲してくることを聞いたエクレアが、魔物の解体場所として提供を申し出たのだった。
基本的に冒険者はダンジョン内で魔物を解体し、魔石と有用な素材のみを各々の運搬能力に応じて持ち帰ってくることになるが、ダンジョンの外で倒した魔物などは仁たちが初めて遭遇した合成獣のときのように街まで運んでから解体することもある。
そのため、冒険者ギルド・ラインヴェルト支部にもかなり大掛かりな解体用の施設が立てられる予定だ。今はまだギルドの建物の隣にそのための真っ新な土地が広がっているだけだが、戦乙女の翼が大物を持ち帰るだろうことを見越し、この場所で解体することになっていた。
仁の持つアイテムリングに関しては既に大勢に知られているため、今更ひた隠しにするつもりはなかったが、例えば広場のど真ん中に突然大量の魔物の骸を積み上げるよりは混乱が少ないだろうという判断もあった。
実際、仁がアイテムリングから30階層と31階層で狩ってきた魔物の骸を取り出すと、アイテムリングの効果や仁たちの実力を知るガロンたちまでもが、その量と独眼巨人の迫力に感嘆と驚愕の声を上げた。
「じゃあ、仁くん。また後で」
周囲の静かな興奮の冷めやらぬ中、玲奈がにこやかに告げ、仁は頷きを返す。
「解体、任せちゃってごめんね」
「ジンお兄ちゃん、大丈夫なの。解体はミルのお仕事なの!」
やる気を漲らせているミルの頭を、仁がポンポンと軽く叩く。量が量だけに、今回はミルだけに任せるわけではないが、玲奈とロゼッタはもちろん、他にもガロンたちやファム、ラウル、それに奴隷騎士隊の面々も手伝ってくれることになっていた。既にエリーネが他の手の空いている隊員たちを呼びに向かっている。
そのエリーネだが、仁は今日も少し言葉を交わしただけではあるものの、時間が解決してくれたのか、そのやり取りから多少はぎこちなさが消えているようだった。
先ほどこの場を離れるエリーネを見送った際、仁はホッと安堵の息を吐いた。専ら奴隷騎士隊のパワーレベリングはパジャマパーティーなどで友好を深めている玲奈が担当していたが、仁はセシルやファレス、カティアらに続いてエリーネにも自身の勇者の称号の効果が及ぶといいなと、微かな希望を抱いた。
「では、ガロンさんたちもよろしくお願いします」
「おう、兄ちゃん。任せときな! 立派にミルの嬢ちゃんの助手を務めてみせるぜ」
そう言ってニカッと笑うガロンに、ミルが喜色を浮かべる。仁はその様子を微笑ましい思いで眺めてからその場を後にし、一人ダンジョンに舞い戻った。
再び入場の受付を済ませてダンジョンに足を踏み入れるや否や、仁はマスタールームに転移する。
その目的は休憩中に見つけたあるものを確認するためだ。仁がダンジョン核に手をかざす。
「戦闘用魔導人形か……。魔導石と何か関係があったりして……?」
元の世界に戻るために必須だという魔導石。ろくに手掛かりのない中、それと似た名前を見つけたのだから、気にならないわけがない。とはいえ、その討伐報酬が魔導石ではないことは確認済みだ。
仁は100階層のボスの名前が表示されたホログラムのウインドウを見つめる。しかし、戦闘用魔導人形はマスタールームに通じるダンジョン最後のボスではない。100階層の所謂ボス部屋には別のボスがいるのだ。
31階層と異なり、どこか神殿を思わせる部屋と長い回廊の組み合わせで構成されている100階層の端の端。99階層から降りてきた者らの目が釘付けになるであろう大回廊の先の長大な門扉に向かわず、横道に逸れて入り組んだ細い回廊を進んだところに隠し扉がある。
その先には更に地下への階段が伸びていて、行き止まりの小部屋に、100階層第2のボスが設定されていたのだ。
隠し扉の先にあるのだから隠し部屋なのだろうと仁は考えたのだが、ダンジョンの設定では、そこにいるのは隠し部屋の主ではなく、100階層のボスとなっていた。
「裏ボスみたいなものか?」
仁は元の世界でプレイしたテレビゲームを思い出す。有名無名問わず、ロールプレイングゲームの中にはクリアした後もその世界で遊べるものが多々あり、そう言った場合、大抵は隠しボスや裏ボスなど、呼び名はともかく、より強いボスが用意されているのが定番となっていた。
扱いとしては100階層ではあるものの、実質的には101階層と言えなくもない場所に隠されたボス。元の世界のゲームと現実であるこの世界を混同するわけではないが、仁は何となくそれが正解のような気がした。
ふと、仁の脳裏に今は亡き観察者の言葉が浮かんだ。
“今はまだ無理に僕に会いに来る必要はないよ。でも、その必要ができたと思ったら、そのときは会いに来てほしい。このダンジョンの最下層で、いつでも待っているよ”
仁がラストルの姿を模したダンジョンの観察者に初めて会ったとき、別れ際に告げられた言葉だ。ここでいう最下層とは31階層以下の階層群のことではなく、おそらく文字通り最も下の階層のことだ。
てっきり、仁は魔王妃に関する件だと思っていたが、魔王妃が封印されていたのはそういう意味での最下層ではない。普通に考えれば100階層、もしくはそれに付随したマスタールームを指すのだろうが、実際にダンジョンで最も下にあるのは戦闘用魔導人形の小部屋なのだ。
「やっぱり何か関係が……?」
仁の心の中で、ムクムクと確信の芽が育ち始める。仁の知る元の世界の創作物に出てくる“ゴーレム”とは、無機物に命が宿ったものだったり、魔力などを動力として動くロボットのようなものだったり、魔法によって生み出される操り人形のようなものを指すことが多い。
この世界のゴーレムも“魔導人形”と翻訳されていることから、魔力で動く人形のようなものと推測される。だとすれば、その動力源に強大な魔力を凝縮した魔導石が利用されていてもおかしくない。
そう考えた仁は、不意に得られた手掛かりに興奮を覚えた。
もし戦闘用魔導人形を倒して魔導石を回収できれば、遠からず元の世界に戻れるかもしれない。その思いは仁に身を震わすほどの歓喜を湧き上がらせた。
“もっとも、そんな日は来ない方がいいんだけどね”
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