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ポムニット家改革計画-序-
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朝。ポムニット家での生活にも慣れ、料理のレパートリーもそこそこ……いや、作れるものを1日置きに作る日々です。料理の腕が数日で上がると思うなよ!
ここ最近の朝食はパンと目玉焼きとサラダ。それを飽きもせず、嫌な顔もせず頬張る双子の元気な声から1日が始まる。
「リオン。黄身が垂れてる!」
「うわっ、ごめんっ」
そんな何気ない会話に、ヘイスが苦笑しながら手拭いを渡す。ちゃんと父親やってるなぁと思いつつ、私は焼きあがったパンを皿の上に置いた。
食卓にはシオンとリオン。そしてヘイスの三人がそろっていた。以前は仕事を理由に食卓を避けていた彼も、今では三食きちんと席に着くようになってくれている。
「アキラさん。今日も美味しい食事を
ありがとうございます」
「気にしなさんな」
そう返しながら、私は席に着く。が、ヘイスは首を振り再度言葉を続ける。
「いえ。息子たちがお腹いっぱい食べれるのは
アキラさんのおかげです
しかも氷魔導箱まで用意して下さっていたことにも気づかず…すみません」
そう。ヘイスは今の今まで私が氷魔導箱を台所に置いたことにも気づいていなかったのだ。
何度か双子が冷えた飲み物を持って行っていたけど、井戸で汲んできたのだろうと思っていたらしい。そんなある日、台所にやって来たヘイスはようやく氷魔導箱の存在に気づいたのだ。これだから厨房に入らない男は……と、女尊男卑な発言をしそうになったが堪えた。
料理ができない人間の大半が厨房に立たないからだよ。そこに男も女もないわけだ。
「タダで部屋借りる代わりの料理番でしょ?
料理番するならこれくらい用意しないとね」
物価高過ぎて毎日買い物なんて行ってられるかい。お金がある時に買って冷蔵庫に入れて少しずつ消費していくんだ。
じゃなきゃ即飯食えなくなるわよこの街。育ち盛りの子を食べさせるって大変だな…。
「なにからなにまでありがとうございます」
「お父さん!今日も僕とリオン
ベルマーさんのところに行って来るね!」
「ああ。迷惑をかけないようにな」
ベルマーさんというのは近くに住む指南役のおじいさんのことだ。前に一度会わせてもらった際の出来事は衝撃的だったーー。
あのおじいさんのことはスルーしておこう。私が今最もスルーしてはいけないこと、それは仕事についてだ!
「(ミール皿、今後どうしようかなぁ……)」
朝食を囲みながらも、頭の隅ではそればかり考えている。いくら合成鍋が優秀でも、素材がなければ意味がないし、ミール皿がなければアクセ作りも進まない。
ヘイスに頼んで最初に作ってもらったミール皿の在庫は底をついている。だからと言って新しいアイディアを形にしようとしているヘイスの邪魔をするように、ミール皿の生産を依頼するのもどうなのかと思ってる。
合成鍋でミール皿を合成するのは魔力があればできることだが、それだと経済は回らない。
私ごとき個人経営者もどきが経済を回せるのかと問われればNOだ!
私一人の力で回せる経済ならもう《ディブル》は潤っているし、街の子供も大人も困ってはいないさ。
今は麻の糸を編み編みして新商品の量産に取り掛かっているから、レジンアクセ作りはお休み中だけど……こうしている間にも、商業ギルドには依頼を受けに来る人たちが何人かはいるはずだ。
「(アキラ大丈夫?)」
「(大丈夫じゃないけど大丈夫…でもやっぱ大丈夫じゃない)」
「(どっちさ)」
「(だから大丈夫じゃないんだって)」
◇
朝食を終え、双子が自分たちの使った皿を仲良く流しに運んでいる頃、私はまだミール皿の件について模索していた。
「お婆ちゃん!
レジンアクセ、また作るの?」
ふいにシオンが声をかけてきた。
あまりに唐突な発言に目が飛び出そうになったがこれは比喩だ。よく私が仕事のことで悩んでいると気づいたものだと感心してしまう。
「うん……また納品考えててね
素材は何とかなりそうだけど
問題はミール皿の在庫なんだよね」
ぽつりと漏らすと、すぐに反応したのはリオンだった。
「父ちゃんに頼めば良いんじゃないの?」
「うん。前にお父さん作ってたよね?」
「ヘイスに頼みたいのは山々なんだけどね
ほら、朝から晩まで新商品の開発に励んでるでしょ?
やる気を削ぐような注文は入れたくないんだよ」
双子がしゅんと肩を落とす。
なに?私が悪いの?私が悪いのか?
「でもミール皿どうにかしないとなんだよね」
腕を組みながら考える。ここ最近編み編みしながらあれやこれやと考えを形にしようと頑張っているのだが……果たしてこの日払い制の異世界でこの案を呑む奴がいるのだろうか?
「ヘイスに頼んで、工房の片隅でミール皿を作る人
時給契約で雇用しても良いか話してみるか…」
「「じきゅー?」」
「仕事をした時間数に応じて支払われる賃金のことね
例えば時給盾コイン8枚として毎日4時間働きます
働いた日数が18日としたら、時給×日数×労働時間で計算
1ヶ月で剣コイン57枚と盾コイン6枚がもらえるってわけね」
本当だったら所得税とか健康保険とか厚生年金とか諸々引かれるけど、異世界にそんなもんはないと知った私は嫉妬した。手取り増える最高かよ。なんて思ってました。
まあ、税金はあるからクソが!ってなったけどーーあれ?ヘイスってばちゃんと税金払えてるのか?
今更ながらすごく気になってきたんだが…。
「働いたその日にはもらえないの?」
「時給だからね
日払いの方がその日お金がもらえるし
働いた感はあるけど…長続きしない奴が増えるんだよね」
そう……これはミール皿を安定して供給してもらうための雇用。つまり職人を育てるための取り組みなのだ。人材育成中に“合わないんで辞めます”“思ってたのと違って”“別の企業の方が金良いんで!”なんて理由で辞められてみろ。育成時間返せ状態だわ。
散々試用期間中に大丈夫ですと言っておきながら、社員になったり契約社員になった途端来なくなる奴いるよねー。おまけに退職代行サービスで辞めようとする奴もいるよねー。
いや、自分で言いに来いよ。
辞める気なんだから最後に感情むき出しで言ってやれよ。口臭えんだよクソ上司!ワキガ臭漂ってんぞお局!とかな。
メンタルやられて来れないなら仕方がない。でも信用度は落ちていくから気をつけなよと言いたくなる。
「すぐに辞めるような奴を採用してもお金の無駄だからね…
だから日払いじゃなく時給制を取り入れようと思ってるんだけど
何日も働いてもらえるのは月末で良いっていう人材が集まるかどうか…」
苦笑しながらも私は洗い物を始めた。
雇用するにはまずヘイスの了承が必要だ。ミール皿の型はヘイスが作ったものだし、持ち出されないように管理する必要もある。そこは型に制約付きの弱体能力付与しておけばいいかなと思うが、ヘイスの工房の片隅を借りるのだから、きっちりするところはきっちりしないとな。
「それなら僕たちが作るよ!ミール皿!」
「そっか!俺たちが働けばいいんだ!」
「危ないことは大人の仕事」
双子が暴走しないように早々に案をまとめてヘイスに提案せねば……。
◇
「人を雇う?」
羊皮紙にずらりと書き記したのは雇用条件と工房の片隅使用許可書だ。
1日6時間勤務で盾コイン8枚。1時間休憩有り。社食有り。業務内容はミール皿の作成、バリ取りと仕上げ。試用期間は1週間。正式採用後は仕上がりによってボーナス支給。完全週休2日制。給料支給日25日ニコニコ現金払い。
「その日に賃金を受け取れない仕事に
人が集まりますかね?」
「そこは賭けだね
来たらラッキーってくらいにしか思ってないし
ヘイスにはミール皿作りの指導をお願いしたいんだ
もちろん指導料とミール皿の型の使用料も払うし
工房の片隅を借りる使用料も払うよ」
ヘイスは無表情かつ無言で羊皮紙の契約書に目を通している。会社立ち上げることなんてない人生だった私の雇用契約書はきっとプロから見ればザルだろう。それでも良い!とにかくミール皿が安定供給できればまずはそれで良い!
「この型……が持ち出されないよう
制約付き弱体能力をつけるというのはどういう…?」
「ヘイス並びにポムニット家以外が
工房から持ち出した場合、全身麻痺で動けなくなる呪いをかけるのさ」
「……アキラさんは付与魔法士なんですか?」
「まあ、そうだね
ここだけの話で頼むよ」
ビジネスパートナーになるかもしれないヘイスが相手なのだから、ここは正直に言っておこう。と、フィルギャとも話し合って決めたことだ。裏切られたらそれは見る目がなかったとトンズラしよう。
「なるほど……それで魔核をお持ちだったんですね」
納得したように呟くヘイス。
パサっと置かれた契約書とヘイスの顔を交互に見比べてしまう。
「雇用にあたり、俺からも提案したいことが…」
ここ最近の朝食はパンと目玉焼きとサラダ。それを飽きもせず、嫌な顔もせず頬張る双子の元気な声から1日が始まる。
「リオン。黄身が垂れてる!」
「うわっ、ごめんっ」
そんな何気ない会話に、ヘイスが苦笑しながら手拭いを渡す。ちゃんと父親やってるなぁと思いつつ、私は焼きあがったパンを皿の上に置いた。
食卓にはシオンとリオン。そしてヘイスの三人がそろっていた。以前は仕事を理由に食卓を避けていた彼も、今では三食きちんと席に着くようになってくれている。
「アキラさん。今日も美味しい食事を
ありがとうございます」
「気にしなさんな」
そう返しながら、私は席に着く。が、ヘイスは首を振り再度言葉を続ける。
「いえ。息子たちがお腹いっぱい食べれるのは
アキラさんのおかげです
しかも氷魔導箱まで用意して下さっていたことにも気づかず…すみません」
そう。ヘイスは今の今まで私が氷魔導箱を台所に置いたことにも気づいていなかったのだ。
何度か双子が冷えた飲み物を持って行っていたけど、井戸で汲んできたのだろうと思っていたらしい。そんなある日、台所にやって来たヘイスはようやく氷魔導箱の存在に気づいたのだ。これだから厨房に入らない男は……と、女尊男卑な発言をしそうになったが堪えた。
料理ができない人間の大半が厨房に立たないからだよ。そこに男も女もないわけだ。
「タダで部屋借りる代わりの料理番でしょ?
料理番するならこれくらい用意しないとね」
物価高過ぎて毎日買い物なんて行ってられるかい。お金がある時に買って冷蔵庫に入れて少しずつ消費していくんだ。
じゃなきゃ即飯食えなくなるわよこの街。育ち盛りの子を食べさせるって大変だな…。
「なにからなにまでありがとうございます」
「お父さん!今日も僕とリオン
ベルマーさんのところに行って来るね!」
「ああ。迷惑をかけないようにな」
ベルマーさんというのは近くに住む指南役のおじいさんのことだ。前に一度会わせてもらった際の出来事は衝撃的だったーー。
あのおじいさんのことはスルーしておこう。私が今最もスルーしてはいけないこと、それは仕事についてだ!
「(ミール皿、今後どうしようかなぁ……)」
朝食を囲みながらも、頭の隅ではそればかり考えている。いくら合成鍋が優秀でも、素材がなければ意味がないし、ミール皿がなければアクセ作りも進まない。
ヘイスに頼んで最初に作ってもらったミール皿の在庫は底をついている。だからと言って新しいアイディアを形にしようとしているヘイスの邪魔をするように、ミール皿の生産を依頼するのもどうなのかと思ってる。
合成鍋でミール皿を合成するのは魔力があればできることだが、それだと経済は回らない。
私ごとき個人経営者もどきが経済を回せるのかと問われればNOだ!
私一人の力で回せる経済ならもう《ディブル》は潤っているし、街の子供も大人も困ってはいないさ。
今は麻の糸を編み編みして新商品の量産に取り掛かっているから、レジンアクセ作りはお休み中だけど……こうしている間にも、商業ギルドには依頼を受けに来る人たちが何人かはいるはずだ。
「(アキラ大丈夫?)」
「(大丈夫じゃないけど大丈夫…でもやっぱ大丈夫じゃない)」
「(どっちさ)」
「(だから大丈夫じゃないんだって)」
◇
朝食を終え、双子が自分たちの使った皿を仲良く流しに運んでいる頃、私はまだミール皿の件について模索していた。
「お婆ちゃん!
レジンアクセ、また作るの?」
ふいにシオンが声をかけてきた。
あまりに唐突な発言に目が飛び出そうになったがこれは比喩だ。よく私が仕事のことで悩んでいると気づいたものだと感心してしまう。
「うん……また納品考えててね
素材は何とかなりそうだけど
問題はミール皿の在庫なんだよね」
ぽつりと漏らすと、すぐに反応したのはリオンだった。
「父ちゃんに頼めば良いんじゃないの?」
「うん。前にお父さん作ってたよね?」
「ヘイスに頼みたいのは山々なんだけどね
ほら、朝から晩まで新商品の開発に励んでるでしょ?
やる気を削ぐような注文は入れたくないんだよ」
双子がしゅんと肩を落とす。
なに?私が悪いの?私が悪いのか?
「でもミール皿どうにかしないとなんだよね」
腕を組みながら考える。ここ最近編み編みしながらあれやこれやと考えを形にしようと頑張っているのだが……果たしてこの日払い制の異世界でこの案を呑む奴がいるのだろうか?
「ヘイスに頼んで、工房の片隅でミール皿を作る人
時給契約で雇用しても良いか話してみるか…」
「「じきゅー?」」
「仕事をした時間数に応じて支払われる賃金のことね
例えば時給盾コイン8枚として毎日4時間働きます
働いた日数が18日としたら、時給×日数×労働時間で計算
1ヶ月で剣コイン57枚と盾コイン6枚がもらえるってわけね」
本当だったら所得税とか健康保険とか厚生年金とか諸々引かれるけど、異世界にそんなもんはないと知った私は嫉妬した。手取り増える最高かよ。なんて思ってました。
まあ、税金はあるからクソが!ってなったけどーーあれ?ヘイスってばちゃんと税金払えてるのか?
今更ながらすごく気になってきたんだが…。
「働いたその日にはもらえないの?」
「時給だからね
日払いの方がその日お金がもらえるし
働いた感はあるけど…長続きしない奴が増えるんだよね」
そう……これはミール皿を安定して供給してもらうための雇用。つまり職人を育てるための取り組みなのだ。人材育成中に“合わないんで辞めます”“思ってたのと違って”“別の企業の方が金良いんで!”なんて理由で辞められてみろ。育成時間返せ状態だわ。
散々試用期間中に大丈夫ですと言っておきながら、社員になったり契約社員になった途端来なくなる奴いるよねー。おまけに退職代行サービスで辞めようとする奴もいるよねー。
いや、自分で言いに来いよ。
辞める気なんだから最後に感情むき出しで言ってやれよ。口臭えんだよクソ上司!ワキガ臭漂ってんぞお局!とかな。
メンタルやられて来れないなら仕方がない。でも信用度は落ちていくから気をつけなよと言いたくなる。
「すぐに辞めるような奴を採用してもお金の無駄だからね…
だから日払いじゃなく時給制を取り入れようと思ってるんだけど
何日も働いてもらえるのは月末で良いっていう人材が集まるかどうか…」
苦笑しながらも私は洗い物を始めた。
雇用するにはまずヘイスの了承が必要だ。ミール皿の型はヘイスが作ったものだし、持ち出されないように管理する必要もある。そこは型に制約付きの弱体能力付与しておけばいいかなと思うが、ヘイスの工房の片隅を借りるのだから、きっちりするところはきっちりしないとな。
「それなら僕たちが作るよ!ミール皿!」
「そっか!俺たちが働けばいいんだ!」
「危ないことは大人の仕事」
双子が暴走しないように早々に案をまとめてヘイスに提案せねば……。
◇
「人を雇う?」
羊皮紙にずらりと書き記したのは雇用条件と工房の片隅使用許可書だ。
1日6時間勤務で盾コイン8枚。1時間休憩有り。社食有り。業務内容はミール皿の作成、バリ取りと仕上げ。試用期間は1週間。正式採用後は仕上がりによってボーナス支給。完全週休2日制。給料支給日25日ニコニコ現金払い。
「その日に賃金を受け取れない仕事に
人が集まりますかね?」
「そこは賭けだね
来たらラッキーってくらいにしか思ってないし
ヘイスにはミール皿作りの指導をお願いしたいんだ
もちろん指導料とミール皿の型の使用料も払うし
工房の片隅を借りる使用料も払うよ」
ヘイスは無表情かつ無言で羊皮紙の契約書に目を通している。会社立ち上げることなんてない人生だった私の雇用契約書はきっとプロから見ればザルだろう。それでも良い!とにかくミール皿が安定供給できればまずはそれで良い!
「この型……が持ち出されないよう
制約付き弱体能力をつけるというのはどういう…?」
「ヘイス並びにポムニット家以外が
工房から持ち出した場合、全身麻痺で動けなくなる呪いをかけるのさ」
「……アキラさんは付与魔法士なんですか?」
「まあ、そうだね
ここだけの話で頼むよ」
ビジネスパートナーになるかもしれないヘイスが相手なのだから、ここは正直に言っておこう。と、フィルギャとも話し合って決めたことだ。裏切られたらそれは見る目がなかったとトンズラしよう。
「なるほど……それで魔核をお持ちだったんですね」
納得したように呟くヘイス。
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