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第1章
19節 信仰の在り方①
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「……我々を雇う、だと?」
アレニエさんの突然の提案に、私だけではなく男たちも驚いている。それはそうだ。さっきまでお互い命の取り合いをしていたのだから。
「〝ただ〟で情報提供するのがダメなら、〝ただ〟じゃなければいいでしょ? 情報料、というか依頼ってことにすれば、教えるのもありじゃない?」
それは……あり、なんだろうか。倫理とか、規約とか。
それに、依頼となれば必然、報酬も発生するわけで、今払えるお金というと……
「……いいんですか? それは、アレニエさんへの支度金で……」
「だって気になるでしょ?」
……はい。正直ものすごく。
「それに上手くすれば、犯人まで辿り着くかもしれないよ」
「フっ……見くびってもらっては困るな、〈黒腕〉。少々のはした金で動かされるとでも――」
「ちなみにこれが依頼料」
彼女は言葉と共に、金貨を惜しげもなくフードの男の前にちらつかせた。ちなみに、金貨一枚で下層なら一年は楽に暮らせるそうな。
「――受けよう」
えぇ……
「正直なところ、好感の持てん類の依頼人だったからな。神官のお嬢さんの肩を持つ、ちょうどいい言い訳になる」
なる、かなぁ……?
表情に疑問符を浮かべる私に、アレニエさんが補足する。
「冒険者なんて、危険を買って報酬を貰う仕事だからね。報酬さえちゃんと払えば、少しくらいの危険は買ってくれるよ。特に下層のは」
冒険者って……
いや、ちょっと引いてる場合じゃない。ともかくも情報を入手する好機なのだ。
「……本当に、いいんですね?」
情報漏洩が身の危険に繋がるとも言っていたので、念のためもう一度確認しておく。
「ああ。どのみち依頼は失敗し、契約は終了だ。ならば新たな依頼を受けても構わんだろう。そもそも、先刻はああ言ったものの、実際は口外しない義理もない。向こうも下層の人間など、使い捨て程度にしか信用していないさ」
「……分かりました」
まだ少し懸念は残るが、彼がいいと言うならその厚意に甘えることにしよう。先刻は遮られた問いを、今度は最後まで口にする。
「聞きたいのは、一つだけです。私を狙うよう依頼した人物は……総本山の、神官ではありませんでしたか?」
「リュイスちゃん、心当たりでもあるの?」
問いかけるアレニエさんに、私は晴れない顔を向けつつ質問で返す。
「……アレニエさん。今回の任務で、司祭さまが動けない理由を覚えていますか?」
「え? ……目立つから?」
「いえ、その少し後の」
「少し後……えーと、毎日忙しいって言ってたね。司教の選挙も重なってるから仕事が山積みとかなんとかちょっと待って。……忙しいってもしかして、出る側として?」
コクリと、首肯する。
「次の司教選挙の候補は、二人います。一人は、今言ったクラルテ司祭。もう一人は、〈六大家〉の一つ、アレイシア家出身の、ヴィオレ・アレイシアという――」
――――
貴族の発祥は、初代勇者の供をした、三人の人間だと言われている。
世界を救った英雄たちは人々から感謝と返礼で迎えられ、不自由なく暮らせるよう厚遇された。
まだ人という種の数自体が少なかった時代。魔物と戦える戦士や、神の力を借り受けられる神官は、さらに貴重な存在だった。手厚い歓迎は、その血が途切れぬようにと守る意味(巡り巡っていざという時に守ってもらうため)もあったらしい。
そうして守り継がれた貴重な血族は、いつしか高貴な血族に変わり、貴族と呼ばれるようになる。
初代の供をした三人に、二代目の供をした三人を加えた、六つの家系。
彼らは、アスタリアから特に強い権能を受け継いだ六柱の神々、〈六大神〉の名を冠した家名を与えられ、後に王家と共に国の中枢を担う〈六大家〉として成立する。
その一つが、アレイシア家。ヴィオレ・アレイシア司祭の生家だ。
――――
「――今でこそ、貴族以外も総本山に所属できていますが、ヴィオレ司祭が支は……纏めている保守派は、『貴き神を祀るのに相応しいのは貴き血の持ち主のみ』として、貴族以外の神官を全て排斥しようとしています。
対立するのは他の――つまり市井や他国出身の神官たち。『信仰に貴賤は無い』とする改革派で、その代表として祭り上げられているのが、私の師でもあるクラルテ司祭です。
というのも、彼女は平民出身ながら守護者に選ばれ、十年前の魔王討伐で使命を果たし、無事に帰還。その功績から貴族に封じられ、総本山に招かれた、現存する英雄の一人だからです」
信仰する神に最上の供物を、という考えは、理解できなくもない。
同時に、誰にでも自由に祈りを捧げる権利がある、というのも同様だ。少なくとも事実として、私みたいな孤児の祈りも神は聞き入れ、法術を授けて下さっている。
どちらが正しいか、人の身では判断できない。その答えを知るのはアスタリアだけであり……当の彼女は、他の神々のようには、その声を届けて下さらない。
と、そこでフードの男が珍しく大きな声を上げた。
「あの〈聖拳〉クラルテ・ウィスタリアか……! なるほど、君は彼女に師事していたのだな。奴の陥没した鎧に得心がいったよ」
私が戦った斧槍使い、そのひしゃげた鎧を指して、男は納得したように頷いている。……なんだか、改めて指摘されるとちょっと……恥ずかしい……
頬の熱を感じつつ、気を取り直して説明を続ける。
「……改革派は今言ったように、主に平民出身者で構成されていますが、一部の貴族もそれを支持しています。
多くは、クラルテ司祭の名声や才覚、〝平民でありながら貴族でもある〟という特異な立場によるものですが……別の理由として、彼女が改革の主軸に『聖典の再解釈』を挙げていることが大きいと思われます。
具体的には、寄進による善行蓄積の撤廃。生涯を通じての三徳の追及。『選別者の橋』の資格の改訂、等を――」
「「「……???」」」
周囲の男たちが、頭に疑問符を浮かべ始めた。
「え、と……簡単に言えば、今までは寄進を納めれば地位も名誉も、それどころか死後の安寧さえも保証されていましたが、それを廃止して……今後は、純粋に善悪の量だけで資格を判別し、善行が上回れば誰でも『橋』を渡り切れる、という新しい取り決めに改訂する、と約束したんです」
「資格を廃止して、誰でも……?」
にわかに、襲撃者たちがざわつき始める。
「な、なぁ……そいつはひょっとして……オレらみたいな下層の奴でも、『橋』を渡れる、ってことか……?」
「そうです。加えて、今までどれだけ寄進を納めていようと優れた血筋であろうと、悪行のほうが多ければ例外なくアスティマの元に引き落とされる、という一文がつきます。これは、信仰から離れていた人たちに死後の希望を、善行を怠っていた者には努力を促すためのもので――」
初めはなんらかの期待を浮かべていた彼らの表情は、説明が進むごとに段々と沈んだものになっていく。……あれ?
「仮にそれが施行されたとして、悪行を重ねて生きてきた我々には縁遠い話だからな」
フードの男の補足で、その理由を理解する。とはいえそれは、これからの努力次第でなんとかなる、と思うのは……私が世間知らずだから、だろうか。
「その、再解釈? っていうのが正しいかも分かんないし、あんまり気にしてもしょうがないと思うけどね」
次に聞こえた声はアレニエさんだった。こちらは割り切りすぎだと思う。
「でさ、リュイスちゃん。さっき言ってた、一部の貴族っていうのは?」
「主に、金銭的に余裕のない層です。寄進額で善行を積み上げる今の取り決めでは、裕福な貴族しか資格を得られませんが……そこから弾き出された家も、少なくありませんでしたから」
年々要求額が上がっている寄進による資格。六大家のような大貴族はともかく、血筋の末席に当たる家(しかも割合で言えばこちらのほうが遥かに多い)などは、その条件を満たせない例も増えている。
クラルテ司祭の改革が成功すれば、そうした金品で閉ざされていたアスタリアへの道が、大きく開けることになる。彼女に希望を見出した人々は多く、さらにそれは、現教主さまも同様だった。
最善の女神の神官でありながら、多くの者が徳ではなく金品ばかりを積み上げる現状を、以前から教主さまは憂えていたという。だからこそ、改革の助力と自身の後任を期待し、クラルテ司祭を招いたのだと。
虚偽を嫌い、公正さを旨とする最高峰の神殿。その責任者が一方に肩入れしているなど公表できないため、あくまで陰からのわずかな支援に止まっているが。
アレニエさんの突然の提案に、私だけではなく男たちも驚いている。それはそうだ。さっきまでお互い命の取り合いをしていたのだから。
「〝ただ〟で情報提供するのがダメなら、〝ただ〟じゃなければいいでしょ? 情報料、というか依頼ってことにすれば、教えるのもありじゃない?」
それは……あり、なんだろうか。倫理とか、規約とか。
それに、依頼となれば必然、報酬も発生するわけで、今払えるお金というと……
「……いいんですか? それは、アレニエさんへの支度金で……」
「だって気になるでしょ?」
……はい。正直ものすごく。
「それに上手くすれば、犯人まで辿り着くかもしれないよ」
「フっ……見くびってもらっては困るな、〈黒腕〉。少々のはした金で動かされるとでも――」
「ちなみにこれが依頼料」
彼女は言葉と共に、金貨を惜しげもなくフードの男の前にちらつかせた。ちなみに、金貨一枚で下層なら一年は楽に暮らせるそうな。
「――受けよう」
えぇ……
「正直なところ、好感の持てん類の依頼人だったからな。神官のお嬢さんの肩を持つ、ちょうどいい言い訳になる」
なる、かなぁ……?
表情に疑問符を浮かべる私に、アレニエさんが補足する。
「冒険者なんて、危険を買って報酬を貰う仕事だからね。報酬さえちゃんと払えば、少しくらいの危険は買ってくれるよ。特に下層のは」
冒険者って……
いや、ちょっと引いてる場合じゃない。ともかくも情報を入手する好機なのだ。
「……本当に、いいんですね?」
情報漏洩が身の危険に繋がるとも言っていたので、念のためもう一度確認しておく。
「ああ。どのみち依頼は失敗し、契約は終了だ。ならば新たな依頼を受けても構わんだろう。そもそも、先刻はああ言ったものの、実際は口外しない義理もない。向こうも下層の人間など、使い捨て程度にしか信用していないさ」
「……分かりました」
まだ少し懸念は残るが、彼がいいと言うならその厚意に甘えることにしよう。先刻は遮られた問いを、今度は最後まで口にする。
「聞きたいのは、一つだけです。私を狙うよう依頼した人物は……総本山の、神官ではありませんでしたか?」
「リュイスちゃん、心当たりでもあるの?」
問いかけるアレニエさんに、私は晴れない顔を向けつつ質問で返す。
「……アレニエさん。今回の任務で、司祭さまが動けない理由を覚えていますか?」
「え? ……目立つから?」
「いえ、その少し後の」
「少し後……えーと、毎日忙しいって言ってたね。司教の選挙も重なってるから仕事が山積みとかなんとかちょっと待って。……忙しいってもしかして、出る側として?」
コクリと、首肯する。
「次の司教選挙の候補は、二人います。一人は、今言ったクラルテ司祭。もう一人は、〈六大家〉の一つ、アレイシア家出身の、ヴィオレ・アレイシアという――」
――――
貴族の発祥は、初代勇者の供をした、三人の人間だと言われている。
世界を救った英雄たちは人々から感謝と返礼で迎えられ、不自由なく暮らせるよう厚遇された。
まだ人という種の数自体が少なかった時代。魔物と戦える戦士や、神の力を借り受けられる神官は、さらに貴重な存在だった。手厚い歓迎は、その血が途切れぬようにと守る意味(巡り巡っていざという時に守ってもらうため)もあったらしい。
そうして守り継がれた貴重な血族は、いつしか高貴な血族に変わり、貴族と呼ばれるようになる。
初代の供をした三人に、二代目の供をした三人を加えた、六つの家系。
彼らは、アスタリアから特に強い権能を受け継いだ六柱の神々、〈六大神〉の名を冠した家名を与えられ、後に王家と共に国の中枢を担う〈六大家〉として成立する。
その一つが、アレイシア家。ヴィオレ・アレイシア司祭の生家だ。
――――
「――今でこそ、貴族以外も総本山に所属できていますが、ヴィオレ司祭が支は……纏めている保守派は、『貴き神を祀るのに相応しいのは貴き血の持ち主のみ』として、貴族以外の神官を全て排斥しようとしています。
対立するのは他の――つまり市井や他国出身の神官たち。『信仰に貴賤は無い』とする改革派で、その代表として祭り上げられているのが、私の師でもあるクラルテ司祭です。
というのも、彼女は平民出身ながら守護者に選ばれ、十年前の魔王討伐で使命を果たし、無事に帰還。その功績から貴族に封じられ、総本山に招かれた、現存する英雄の一人だからです」
信仰する神に最上の供物を、という考えは、理解できなくもない。
同時に、誰にでも自由に祈りを捧げる権利がある、というのも同様だ。少なくとも事実として、私みたいな孤児の祈りも神は聞き入れ、法術を授けて下さっている。
どちらが正しいか、人の身では判断できない。その答えを知るのはアスタリアだけであり……当の彼女は、他の神々のようには、その声を届けて下さらない。
と、そこでフードの男が珍しく大きな声を上げた。
「あの〈聖拳〉クラルテ・ウィスタリアか……! なるほど、君は彼女に師事していたのだな。奴の陥没した鎧に得心がいったよ」
私が戦った斧槍使い、そのひしゃげた鎧を指して、男は納得したように頷いている。……なんだか、改めて指摘されるとちょっと……恥ずかしい……
頬の熱を感じつつ、気を取り直して説明を続ける。
「……改革派は今言ったように、主に平民出身者で構成されていますが、一部の貴族もそれを支持しています。
多くは、クラルテ司祭の名声や才覚、〝平民でありながら貴族でもある〟という特異な立場によるものですが……別の理由として、彼女が改革の主軸に『聖典の再解釈』を挙げていることが大きいと思われます。
具体的には、寄進による善行蓄積の撤廃。生涯を通じての三徳の追及。『選別者の橋』の資格の改訂、等を――」
「「「……???」」」
周囲の男たちが、頭に疑問符を浮かべ始めた。
「え、と……簡単に言えば、今までは寄進を納めれば地位も名誉も、それどころか死後の安寧さえも保証されていましたが、それを廃止して……今後は、純粋に善悪の量だけで資格を判別し、善行が上回れば誰でも『橋』を渡り切れる、という新しい取り決めに改訂する、と約束したんです」
「資格を廃止して、誰でも……?」
にわかに、襲撃者たちがざわつき始める。
「な、なぁ……そいつはひょっとして……オレらみたいな下層の奴でも、『橋』を渡れる、ってことか……?」
「そうです。加えて、今までどれだけ寄進を納めていようと優れた血筋であろうと、悪行のほうが多ければ例外なくアスティマの元に引き落とされる、という一文がつきます。これは、信仰から離れていた人たちに死後の希望を、善行を怠っていた者には努力を促すためのもので――」
初めはなんらかの期待を浮かべていた彼らの表情は、説明が進むごとに段々と沈んだものになっていく。……あれ?
「仮にそれが施行されたとして、悪行を重ねて生きてきた我々には縁遠い話だからな」
フードの男の補足で、その理由を理解する。とはいえそれは、これからの努力次第でなんとかなる、と思うのは……私が世間知らずだから、だろうか。
「その、再解釈? っていうのが正しいかも分かんないし、あんまり気にしてもしょうがないと思うけどね」
次に聞こえた声はアレニエさんだった。こちらは割り切りすぎだと思う。
「でさ、リュイスちゃん。さっき言ってた、一部の貴族っていうのは?」
「主に、金銭的に余裕のない層です。寄進額で善行を積み上げる今の取り決めでは、裕福な貴族しか資格を得られませんが……そこから弾き出された家も、少なくありませんでしたから」
年々要求額が上がっている寄進による資格。六大家のような大貴族はともかく、血筋の末席に当たる家(しかも割合で言えばこちらのほうが遥かに多い)などは、その条件を満たせない例も増えている。
クラルテ司祭の改革が成功すれば、そうした金品で閉ざされていたアスタリアへの道が、大きく開けることになる。彼女に希望を見出した人々は多く、さらにそれは、現教主さまも同様だった。
最善の女神の神官でありながら、多くの者が徳ではなく金品ばかりを積み上げる現状を、以前から教主さまは憂えていたという。だからこそ、改革の助力と自身の後任を期待し、クラルテ司祭を招いたのだと。
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