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第1章
幕間9 ある二人の司祭
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バンっ!!
と乱暴に、最高峰の神殿に似つかわしくない大きな音を響かせ、目の前の扉が開かれる。
開けた人物は、ここ、総本山の聖服に身を包み、輝く銀の長髪を腰のあたりまでなびかせた、一人の美しい女性司祭。
彼女こそは、数多の魔物を自身の拳で打ち倒し浄化させてきた、先代の英雄。〈聖拳〉、シスター・クラルテ・ウィスタリアその人だった。
あ、申し遅れました。
わたし、王都上層の治安維持を担う聖騎士を務めています、ティエラ・ヘラルディナと申します。
聖騎士は、貴族出身であり、総本山の神官資格も必要という狭き門で、こう見えてわたしも一応エリートだったりします。出番はここだけですが以後お見知りおきを。
そんな挨拶の間にもクラルテ司祭は歩を進めていたため、わたしも慌てて後に続きます。
「な、なんですか、貴女がた、は……せ、聖騎士!? それに、シスター・クラルテ!?」
クラルテ司祭を呼び止めようと前に進み出たのは、傍仕えと思しき神官の少女。しかし相手の正体を知ると共に硬直し、その足を止める。
「――どういった用向きですか、シスター? シスター・クラルテ・ウィスタリア」
代わりに口を開いたのは、この部屋の主、ヴィオレ・アレイシア司祭。紫紺の髪を短く切り揃えた、冷たい印象を抱かせる二十代ほどの女性。やや乱暴に開かれた扉にも動じず、手にするカップを静かに傾ける様は、場違いなほどに優雅だった。
「私がなんのために足を運んだのか、貴女なら察しがついているのではありませんか?」
「さあ。なんのことでしょう?」
ヴィオレ司祭はあくまで落ち着いた態度を崩さない。その様子にクラルテ司祭は見るからに苛立ちを深め、そして苦労して静める。
「……でしたら、単刀直入に伺います。――ヴィオレ・アレイシア司祭。貴女には、シスター・リュイス謀殺の容疑が掛かっています」
言い逃れできぬよう、はっきりと宣告するクラルテ司祭。しかし、その言葉に真っ先に反応を見せたのは告げられたヴィオレ司祭ではなく、傍仕えの少女のほうだった。
「どう、して……いえ。な、何を根拠に、そのような……?」
クラルテ司祭は少女を一瞥してから、部屋の入り口に向かって声を掛ける。
「クロエ」
「はい」
名を呼ばれ、入り口から新たな人物が進み出てくる。
一人は私と同じ、騎士団支給の鎧に身を包んだ聖騎士。名を、クロエ・テンプルトンという。
その彼女に連れられて現れたのは、動きやすそうな皮鎧を身につけた若い男だったが、今は上半身を縄によって縛られている。
「あ、なたは……」
「悪いな、姐さん。全部喋っちまった」
男は傍仕えの神官を『姐さん』と呼び、彼女はそれに絶句する。その反応を目にし、クラルテ司祭が語調を強める。
「今の言葉通り、全て調べはついています。彼を経由して下層の冒険者に依頼し、王都を出たシスター・リュイスを手にかけようとした、貴女たちの企みは」
「……なるほど。言い逃れは意味が無いようですね。ここまで迅速に調べ上げるとは、流石に予想の外でした。ですが、それがどうしたと言うのでしょう?」
「……なんですって?」
「私の望みは、総本山をあるべき姿に戻すこと。ならば平民の神官など、一人でも多く減るのに越したことはありません」
「……貴女っ……!」
「そ、そうですよ、シスター・クラルテ。この地は、世界で最も貴き神殿。本来なら、あのような得体の知れぬ平民が勤められる場所ではありません。ましてや、貴女のような英雄が相手にする価値など――」
「……っ!」
傍仕えのそれは、ヴィオレ司祭の追い風に乗ったか、あるいはなんらかのフォローのつもりだったのかもしれない。
しかし、彼女らの言葉を耳にしたクラルテ司祭は、拳を強く、血を滲ませそうなほど強く握り、静かに右腕を上げる。そうして肘を後方に、拳を前方に向け、一言、本当に一言だけ、小さく呟く。
「――《プロテクション》」
その名を唱えると共に、人一人の身長ほどもありそうな巨大な光の盾が彼女の右腕の先に現れ……流れるように突き出された右手と共に直進する。
「ひっ……!?」
ゴォっ!
と、唸りを上げた光の盾は、傍仕えの少女に当たる寸前でピタリと停止する。さすがに直撃させるのは思い留まってくれたようだ。しかし巨大な盾に圧された空気は風を起こし、少女だけではなく、その先にいるヴィオレ司祭の髪や服まで揺らす。
「……はっ……! ……はっ……! ……はっ……!」
傍仕えの少女は風圧に圧され、その場にペタリと座り込む。現存する英雄の怒気を間近で受けたからか、全身に冷や汗を浮かべ、呼吸を荒くしている。
「貴族に取り立てられて十年が経つというのに、貴女の野蛮さは変わりませんね。憤怒の悪魔に囁かれましたか?」
一方のヴィオレ司祭は余裕を崩さない。が、彼女の手にするカップがわずかにカタリと音を鳴らしたのに私は気づいた。
「……これは私の怒り。怒るべき時に怒ることは、断じて『憤怒』の囁きなどではありません。私は――」
盾を消失させ、改めてヴィオレ司祭に向き直った彼女の様子が、そこで一変する。
「――あたしは、娘の命を狙われて黙っていられるような親には、なりたくない」
「娘……本当に、それだけですか?」
「……他に何があるっていうのよ」
「…………まぁ、いいでしょう。素直に答えてはくれなさそうですし、これ以上貴女を怒らせるのも得策ではないようですしね。……そこの聖騎士の方」
「は、はい?」
「私たちを捕縛するのでしょう。彼女が本当に暴れ出さないうちに、どうぞお連れくださいな」
「あ、はい」
促され、私はヴィオレ司祭とその傍仕えの持ち物を簡単に検査する。ここで逃げ出せば立場がさらに悪くなると自覚しているからか、両者共に存外素直に応じる。
その様子を眺めながら、クラルテ司祭が口を開いた。
「……なんでこんなバカな真似したのよ。あんたなら、真っ当な手段でいくらでもやりようがあったでしょうに」
「何を言うかと思えば。貴女がいたからですよ、シスター・クラルテ」
「……あたしとあんたが対立してるのは、今に始まったことじゃないでしょ」
「ええ。ですが貴女がこの争いに勝利し、司教となれば、今以上に強い発言力を得ることになります。ならばいずれ、改革は成し遂げられてしまう。それを防ぐ最後の機会こそ、此度の選挙だと私は見ていました」
「だから今回みたいな強引な手段に出たって言うの? あたしを買い被りすぎてない?」
「貴女はもっと、自身の特異さを自覚すべきです。現存する英雄であり、二つの身分を持つ貴女は、それだけで人々の耳目を集める存在なのですから」
「あたしが支持されてるのは、それだけ今の総本山に不満が募ってる証拠でしょう。あたしも同じよ。アスタリアは誰の祈りも聞き入れるし、『橋』だって誰もが渡れると思ってる」
「私は、相応しいのは最上の供物のみと考えます」
「……ほんっっと、あんたとは話が合わないわ」
「ええ。その点に関してだけは、気が合いますね」
そうして悠然とした態度を崩さないヴィオレ司祭と、かなり憔悴した様子の傍仕えの少女は、連れ立って部屋の出口に向かう。が。
「あぁ、そうです。最後に、一つだけ」
外まであと数歩という位置でヴィオレ司祭が足を止め、背を向けたままでクラルテ司祭に声を掛ける。
「何よ。まだ何か――」
「……貴女の〝娘〟を手にかけようとしたこと。それだけは、謝罪します。シスター・クラルテ」
その一言だけを残すと、ヴィオレ司祭は率先して部屋を出ていってしまった。慌ててクロエが傍仕えと冒険者の男を連れ、後を追いかける。
私もそれに続こうとしたところで。
「……なんで、今さらそれだけ謝るのよ」
クラルテ司祭が複雑そうに声を漏らすのが耳に入る。それはおそらく、一代で貴族となった彼女には理解しづらい事情だろうと、代わりに補足する。
「貴族は血筋を守ることで権力を得てきましたからね。そこだけは、本当に悪いと思ったんじゃないでしょうか」
「血は繋がってないわよ、娘とは」
「知識や技術の継承も、血統を守るようなものですよ。血だけが繋がっていても、子供に全て受け継がれるとは限らないんですから。……っと、それじゃ、わたしは彼女らの護送を手伝ってきますね」
「……ええ。お願いね、ティエラ」
「任されました!」
そうして私が部屋を出る間際。
「……ュイス……無事で……」
漏れ聞こえたクラルテ司祭の呟きは扉を閉める音に重なり、やがて総本山の静謐さに溶け込み、消えていった。
と乱暴に、最高峰の神殿に似つかわしくない大きな音を響かせ、目の前の扉が開かれる。
開けた人物は、ここ、総本山の聖服に身を包み、輝く銀の長髪を腰のあたりまでなびかせた、一人の美しい女性司祭。
彼女こそは、数多の魔物を自身の拳で打ち倒し浄化させてきた、先代の英雄。〈聖拳〉、シスター・クラルテ・ウィスタリアその人だった。
あ、申し遅れました。
わたし、王都上層の治安維持を担う聖騎士を務めています、ティエラ・ヘラルディナと申します。
聖騎士は、貴族出身であり、総本山の神官資格も必要という狭き門で、こう見えてわたしも一応エリートだったりします。出番はここだけですが以後お見知りおきを。
そんな挨拶の間にもクラルテ司祭は歩を進めていたため、わたしも慌てて後に続きます。
「な、なんですか、貴女がた、は……せ、聖騎士!? それに、シスター・クラルテ!?」
クラルテ司祭を呼び止めようと前に進み出たのは、傍仕えと思しき神官の少女。しかし相手の正体を知ると共に硬直し、その足を止める。
「――どういった用向きですか、シスター? シスター・クラルテ・ウィスタリア」
代わりに口を開いたのは、この部屋の主、ヴィオレ・アレイシア司祭。紫紺の髪を短く切り揃えた、冷たい印象を抱かせる二十代ほどの女性。やや乱暴に開かれた扉にも動じず、手にするカップを静かに傾ける様は、場違いなほどに優雅だった。
「私がなんのために足を運んだのか、貴女なら察しがついているのではありませんか?」
「さあ。なんのことでしょう?」
ヴィオレ司祭はあくまで落ち着いた態度を崩さない。その様子にクラルテ司祭は見るからに苛立ちを深め、そして苦労して静める。
「……でしたら、単刀直入に伺います。――ヴィオレ・アレイシア司祭。貴女には、シスター・リュイス謀殺の容疑が掛かっています」
言い逃れできぬよう、はっきりと宣告するクラルテ司祭。しかし、その言葉に真っ先に反応を見せたのは告げられたヴィオレ司祭ではなく、傍仕えの少女のほうだった。
「どう、して……いえ。な、何を根拠に、そのような……?」
クラルテ司祭は少女を一瞥してから、部屋の入り口に向かって声を掛ける。
「クロエ」
「はい」
名を呼ばれ、入り口から新たな人物が進み出てくる。
一人は私と同じ、騎士団支給の鎧に身を包んだ聖騎士。名を、クロエ・テンプルトンという。
その彼女に連れられて現れたのは、動きやすそうな皮鎧を身につけた若い男だったが、今は上半身を縄によって縛られている。
「あ、なたは……」
「悪いな、姐さん。全部喋っちまった」
男は傍仕えの神官を『姐さん』と呼び、彼女はそれに絶句する。その反応を目にし、クラルテ司祭が語調を強める。
「今の言葉通り、全て調べはついています。彼を経由して下層の冒険者に依頼し、王都を出たシスター・リュイスを手にかけようとした、貴女たちの企みは」
「……なるほど。言い逃れは意味が無いようですね。ここまで迅速に調べ上げるとは、流石に予想の外でした。ですが、それがどうしたと言うのでしょう?」
「……なんですって?」
「私の望みは、総本山をあるべき姿に戻すこと。ならば平民の神官など、一人でも多く減るのに越したことはありません」
「……貴女っ……!」
「そ、そうですよ、シスター・クラルテ。この地は、世界で最も貴き神殿。本来なら、あのような得体の知れぬ平民が勤められる場所ではありません。ましてや、貴女のような英雄が相手にする価値など――」
「……っ!」
傍仕えのそれは、ヴィオレ司祭の追い風に乗ったか、あるいはなんらかのフォローのつもりだったのかもしれない。
しかし、彼女らの言葉を耳にしたクラルテ司祭は、拳を強く、血を滲ませそうなほど強く握り、静かに右腕を上げる。そうして肘を後方に、拳を前方に向け、一言、本当に一言だけ、小さく呟く。
「――《プロテクション》」
その名を唱えると共に、人一人の身長ほどもありそうな巨大な光の盾が彼女の右腕の先に現れ……流れるように突き出された右手と共に直進する。
「ひっ……!?」
ゴォっ!
と、唸りを上げた光の盾は、傍仕えの少女に当たる寸前でピタリと停止する。さすがに直撃させるのは思い留まってくれたようだ。しかし巨大な盾に圧された空気は風を起こし、少女だけではなく、その先にいるヴィオレ司祭の髪や服まで揺らす。
「……はっ……! ……はっ……! ……はっ……!」
傍仕えの少女は風圧に圧され、その場にペタリと座り込む。現存する英雄の怒気を間近で受けたからか、全身に冷や汗を浮かべ、呼吸を荒くしている。
「貴族に取り立てられて十年が経つというのに、貴女の野蛮さは変わりませんね。憤怒の悪魔に囁かれましたか?」
一方のヴィオレ司祭は余裕を崩さない。が、彼女の手にするカップがわずかにカタリと音を鳴らしたのに私は気づいた。
「……これは私の怒り。怒るべき時に怒ることは、断じて『憤怒』の囁きなどではありません。私は――」
盾を消失させ、改めてヴィオレ司祭に向き直った彼女の様子が、そこで一変する。
「――あたしは、娘の命を狙われて黙っていられるような親には、なりたくない」
「娘……本当に、それだけですか?」
「……他に何があるっていうのよ」
「…………まぁ、いいでしょう。素直に答えてはくれなさそうですし、これ以上貴女を怒らせるのも得策ではないようですしね。……そこの聖騎士の方」
「は、はい?」
「私たちを捕縛するのでしょう。彼女が本当に暴れ出さないうちに、どうぞお連れくださいな」
「あ、はい」
促され、私はヴィオレ司祭とその傍仕えの持ち物を簡単に検査する。ここで逃げ出せば立場がさらに悪くなると自覚しているからか、両者共に存外素直に応じる。
その様子を眺めながら、クラルテ司祭が口を開いた。
「……なんでこんなバカな真似したのよ。あんたなら、真っ当な手段でいくらでもやりようがあったでしょうに」
「何を言うかと思えば。貴女がいたからですよ、シスター・クラルテ」
「……あたしとあんたが対立してるのは、今に始まったことじゃないでしょ」
「ええ。ですが貴女がこの争いに勝利し、司教となれば、今以上に強い発言力を得ることになります。ならばいずれ、改革は成し遂げられてしまう。それを防ぐ最後の機会こそ、此度の選挙だと私は見ていました」
「だから今回みたいな強引な手段に出たって言うの? あたしを買い被りすぎてない?」
「貴女はもっと、自身の特異さを自覚すべきです。現存する英雄であり、二つの身分を持つ貴女は、それだけで人々の耳目を集める存在なのですから」
「あたしが支持されてるのは、それだけ今の総本山に不満が募ってる証拠でしょう。あたしも同じよ。アスタリアは誰の祈りも聞き入れるし、『橋』だって誰もが渡れると思ってる」
「私は、相応しいのは最上の供物のみと考えます」
「……ほんっっと、あんたとは話が合わないわ」
「ええ。その点に関してだけは、気が合いますね」
そうして悠然とした態度を崩さないヴィオレ司祭と、かなり憔悴した様子の傍仕えの少女は、連れ立って部屋の出口に向かう。が。
「あぁ、そうです。最後に、一つだけ」
外まであと数歩という位置でヴィオレ司祭が足を止め、背を向けたままでクラルテ司祭に声を掛ける。
「何よ。まだ何か――」
「……貴女の〝娘〟を手にかけようとしたこと。それだけは、謝罪します。シスター・クラルテ」
その一言だけを残すと、ヴィオレ司祭は率先して部屋を出ていってしまった。慌ててクロエが傍仕えと冒険者の男を連れ、後を追いかける。
私もそれに続こうとしたところで。
「……なんで、今さらそれだけ謝るのよ」
クラルテ司祭が複雑そうに声を漏らすのが耳に入る。それはおそらく、一代で貴族となった彼女には理解しづらい事情だろうと、代わりに補足する。
「貴族は血筋を守ることで権力を得てきましたからね。そこだけは、本当に悪いと思ったんじゃないでしょうか」
「血は繋がってないわよ、娘とは」
「知識や技術の継承も、血統を守るようなものですよ。血だけが繋がっていても、子供に全て受け継がれるとは限らないんですから。……っと、それじゃ、わたしは彼女らの護送を手伝ってきますね」
「……ええ。お願いね、ティエラ」
「任されました!」
そうして私が部屋を出る間際。
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