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第1部 星霊隊結成
第6話(2)撤退作戦
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同じ頃 桜丸大学
病院から1kmしか離れていないこの大学の一室で、中世ヨーロッパ風の軍服を身につけた青い肌の悪魔、ラウムは、部下から報告用のタブレットを端末を受け取ると、デスクに置かれているパソコンのモニターとタブレット端末を見ながらアゴに手を当てた。
「…コーキらしき影の目撃情報…面倒なことになりそうだな…」
ラウムはそう呟くと、デスクの上に置いてあった固定電話に手を伸ばすと、どこかに電話をかけた。
「ラウム将軍だ。前線部隊は指示があるまで退避。退避が完了したらまた連絡を。こちらは『スパイ』の映像で状況を確認する。以上」
ラウムはそう言うとして受話器を置く。そうして再びデスクのモニターに目をやると、そこに映る映像に目をやった。
「…やはりどう見ても負傷者だらけ。楽な戦だと思ったのだがな…」
「…」
モニターから悪魔軍の『スパイ』を呼ぶ声が聞こえる。映像は負傷者の傷跡から移動して1人の医師を映すと、上下に揺れながら病室の外へと進んで行くのだった。
8:30 桜丸病院3階 第二会議室
日差しの明かりだけが差し込む薄暗い部屋で、安藤、幸紀、日菜子の3人は、机を囲んで立っていた。
「散らかってるのは許してくれ。片付ける暇もなかったんだ」
安藤はそう言って机の上のものを押し退けると、何かの紙を広げる。そうしていると、部屋の扉が開く。幸紀と日菜子が見ると、見慣れない薄紫の短髪の女性と、猫を模した帽子を被った長手袋の女性が現れた。
「お、璃子先生、麗奈ちゃんも。これで役者は揃ったな」
安藤は作業を終えると、璃子と麗奈を迎え入れる。表情を動かさない麗奈に対し、璃子は幸紀と日菜子の顔を見て警戒した。
「…安藤少佐、この2人は?」
「あぁ。こっちのハンサムは東雲幸紀、そっちのベッピンさんが桜井日菜子ちゃん。悪魔と戦う『星霊隊』の責任者たちだ」
「『星霊隊』…新聞で見た気がするわ」
璃子は小さく呟くと、白衣の裾を軽く払ってから幸紀と日菜子に話し始めた。
「緒方(おがた)璃子(りこ)。ここの医師です…実際は研修医ですが」
「悪魔軍の襲撃で医者はみんな殺されてな。生き延びたのはこの子だけ。うちの衛生兵と協力しながら、治療を一手に担ってるのさ」
璃子の自己紹介に、安藤が付け足す。日菜子が軽く会釈をする間、幸紀は短く「よろしく」と言うだけだった。
「そっちの女の子は…?」
日菜子は璃子の横にいる猫帽子の女性に尋ねる。しかし、猫帽子の女性は黙ったまま何も言おうとしない。璃子はすぐに猫帽子の女性の背中に手を置いた。
「あなたの名前よ、教えて」
璃子に言われ、ようやくその女性は口を開いた。
「A-5007」
「またか…」
「え?なんて?」
猫帽子の女性の言葉に、璃子は呆れ、日菜子は尋ね返す。すぐに璃子が話し始めた。
「私から紹介します。この子は児玉(こだま)麗奈(れいな)。おそらく悪魔軍に襲われたショックで、錯乱しているのだと思います」
「でもこの子、さっきハッキリ変な数字を…」
「あぁ、これです」
日菜子の疑問に、璃子はそう言うと、麗奈のズボンのポケットにチェーンで繋がっている何かのタグを見せる。表面には「児玉麗奈」と書かれており、裏面には「A-5007」と記されていた。
「記憶が混濁してこの数字を言っているのだと我々は判断しています」
「検査はしてないのか?」
璃子の言葉に幸紀が尋ねると、璃子は幸紀の方に向き直った。
「えぇ。本人が検査を嫌がったのと、身体的には異常がなかったので。むしろ治療の手伝いをしてもらってます。手先が器用だから」
「…なるほど」
璃子の報告に、幸紀が短く答えると、安藤が手を打ち鳴らしてから話し始めた。
「さて、アイスブレイクはここまでだ。本題に入ろう。結論から言って、ここの病院の維持は無理であると国防軍は判断した。よってここを放棄して撤退する」
安藤が言うと、璃子は安藤の方に向き直り、声をあげた。
「安藤少佐、それは不可能という話では?」
「そう。敵と戦いながら、撤退ルートを確保するのが困難である、って話だった。だが『星霊隊』が来た。国防軍が正面の敵を引きつける間、『星霊隊』が負傷者を護衛しながら撤退ルートを確保し、負傷者を福富市民病院へ退避させる。あそこなら友軍が安全を確保できているため、安全に市民の治療に専念できる」
安藤は地図を指差しながら言う。それを聞いた幸紀は頷いた。
「簡単だな」
「何を言っているの?ここの患者は50名以上、車両は大量にあるとはいえ、そこに運び込むのにも数分かかる。何時間もあの悪魔の大群を迎え撃たなきゃならないのよ?」
幸紀の呟きに、璃子はやや感情的になって言う。しかし、幸紀は変わらず冷静なまま答えた。
「何度もやってきたことだ」
「はぁ?そんなことあり得るわけ」
「璃子さん!とりあえず、信じてください!幸紀さんは強いですから」
「医者がとりあえずで患者の命を預けられるわけがないでしょう」
日菜子も璃子を説得しようとするが、璃子は却って反発する。そんな璃子を、安藤は片手で制した。
「璃子先生、こいつらは信じて大丈夫だ」
「何を根拠に?」
「散々負けといてナンだが、俺たちは戦闘のプロだ。それがコイツらを信用してる。それじゃあダメかい?俺たちは医療のプロであるアンタを信じた。だから今度は戦闘のプロである俺たちを信じてほしい」
「…」
安藤に言われて、璃子は幸紀の方を見る。璃子は、幸紀の顔の傷に気づくと、考えを巡らせた。
(悪魔との白兵戦での古傷に見える…どうやら、戦ってきたっていうのは嘘じゃなさそうね…)
璃子は自分の中で結論を下すと、頷いた。
「承知しました。あなた方に命を預けます」
「よく決意してくれた、璃子先生。その信頼には必ず応える」
安藤はそう言って璃子に頭を下げると、幸紀と日菜子の方にも向き直った。
「東雲、日菜子ちゃん、着いたばかりで悪いが、お前たちにも働いてもらう。よろしく頼む」
「はい!任せてください!璃子さんも、麗奈ちゃんも、一緒に頑張りましょう!」
日菜子は安藤に言うと、璃子と麗奈の方にも向けて言う。幸紀は眉ひとつ動かさないまま安藤に尋ねた。
「安藤、決行はいつだ」
「今からかかる。璃子先生、民間人の患者から優先して地下駐車場へ移してくれ」
「了解しました。『星霊隊』の皆さんも手伝ってくれるかしら」
「もちろんです!なんでも言ってください!」
安藤の指示に璃子が応えると、日菜子も声を上げる。それを見た安藤は背筋を正して声を張った。
「よし。これより桜丸病院からの撤退作戦を開始する。各位、健闘を祈る。解散!」
安藤が言うと、璃子は麗奈と日菜子を呼んで会議室を出る。安藤はすぐに部屋にあった館内連絡用のマイクを手に取ると、院内にいる全員への放送を始めた。
「建物内にいる皆さん、国防軍の安藤です。これよりこの病院からの退避を開始します。関係者の指示に従い、落ち着いて行動してください。繰り返します…」
病院から1kmしか離れていないこの大学の一室で、中世ヨーロッパ風の軍服を身につけた青い肌の悪魔、ラウムは、部下から報告用のタブレットを端末を受け取ると、デスクに置かれているパソコンのモニターとタブレット端末を見ながらアゴに手を当てた。
「…コーキらしき影の目撃情報…面倒なことになりそうだな…」
ラウムはそう呟くと、デスクの上に置いてあった固定電話に手を伸ばすと、どこかに電話をかけた。
「ラウム将軍だ。前線部隊は指示があるまで退避。退避が完了したらまた連絡を。こちらは『スパイ』の映像で状況を確認する。以上」
ラウムはそう言うとして受話器を置く。そうして再びデスクのモニターに目をやると、そこに映る映像に目をやった。
「…やはりどう見ても負傷者だらけ。楽な戦だと思ったのだがな…」
「…」
モニターから悪魔軍の『スパイ』を呼ぶ声が聞こえる。映像は負傷者の傷跡から移動して1人の医師を映すと、上下に揺れながら病室の外へと進んで行くのだった。
8:30 桜丸病院3階 第二会議室
日差しの明かりだけが差し込む薄暗い部屋で、安藤、幸紀、日菜子の3人は、机を囲んで立っていた。
「散らかってるのは許してくれ。片付ける暇もなかったんだ」
安藤はそう言って机の上のものを押し退けると、何かの紙を広げる。そうしていると、部屋の扉が開く。幸紀と日菜子が見ると、見慣れない薄紫の短髪の女性と、猫を模した帽子を被った長手袋の女性が現れた。
「お、璃子先生、麗奈ちゃんも。これで役者は揃ったな」
安藤は作業を終えると、璃子と麗奈を迎え入れる。表情を動かさない麗奈に対し、璃子は幸紀と日菜子の顔を見て警戒した。
「…安藤少佐、この2人は?」
「あぁ。こっちのハンサムは東雲幸紀、そっちのベッピンさんが桜井日菜子ちゃん。悪魔と戦う『星霊隊』の責任者たちだ」
「『星霊隊』…新聞で見た気がするわ」
璃子は小さく呟くと、白衣の裾を軽く払ってから幸紀と日菜子に話し始めた。
「緒方(おがた)璃子(りこ)。ここの医師です…実際は研修医ですが」
「悪魔軍の襲撃で医者はみんな殺されてな。生き延びたのはこの子だけ。うちの衛生兵と協力しながら、治療を一手に担ってるのさ」
璃子の自己紹介に、安藤が付け足す。日菜子が軽く会釈をする間、幸紀は短く「よろしく」と言うだけだった。
「そっちの女の子は…?」
日菜子は璃子の横にいる猫帽子の女性に尋ねる。しかし、猫帽子の女性は黙ったまま何も言おうとしない。璃子はすぐに猫帽子の女性の背中に手を置いた。
「あなたの名前よ、教えて」
璃子に言われ、ようやくその女性は口を開いた。
「A-5007」
「またか…」
「え?なんて?」
猫帽子の女性の言葉に、璃子は呆れ、日菜子は尋ね返す。すぐに璃子が話し始めた。
「私から紹介します。この子は児玉(こだま)麗奈(れいな)。おそらく悪魔軍に襲われたショックで、錯乱しているのだと思います」
「でもこの子、さっきハッキリ変な数字を…」
「あぁ、これです」
日菜子の疑問に、璃子はそう言うと、麗奈のズボンのポケットにチェーンで繋がっている何かのタグを見せる。表面には「児玉麗奈」と書かれており、裏面には「A-5007」と記されていた。
「記憶が混濁してこの数字を言っているのだと我々は判断しています」
「検査はしてないのか?」
璃子の言葉に幸紀が尋ねると、璃子は幸紀の方に向き直った。
「えぇ。本人が検査を嫌がったのと、身体的には異常がなかったので。むしろ治療の手伝いをしてもらってます。手先が器用だから」
「…なるほど」
璃子の報告に、幸紀が短く答えると、安藤が手を打ち鳴らしてから話し始めた。
「さて、アイスブレイクはここまでだ。本題に入ろう。結論から言って、ここの病院の維持は無理であると国防軍は判断した。よってここを放棄して撤退する」
安藤が言うと、璃子は安藤の方に向き直り、声をあげた。
「安藤少佐、それは不可能という話では?」
「そう。敵と戦いながら、撤退ルートを確保するのが困難である、って話だった。だが『星霊隊』が来た。国防軍が正面の敵を引きつける間、『星霊隊』が負傷者を護衛しながら撤退ルートを確保し、負傷者を福富市民病院へ退避させる。あそこなら友軍が安全を確保できているため、安全に市民の治療に専念できる」
安藤は地図を指差しながら言う。それを聞いた幸紀は頷いた。
「簡単だな」
「何を言っているの?ここの患者は50名以上、車両は大量にあるとはいえ、そこに運び込むのにも数分かかる。何時間もあの悪魔の大群を迎え撃たなきゃならないのよ?」
幸紀の呟きに、璃子はやや感情的になって言う。しかし、幸紀は変わらず冷静なまま答えた。
「何度もやってきたことだ」
「はぁ?そんなことあり得るわけ」
「璃子さん!とりあえず、信じてください!幸紀さんは強いですから」
「医者がとりあえずで患者の命を預けられるわけがないでしょう」
日菜子も璃子を説得しようとするが、璃子は却って反発する。そんな璃子を、安藤は片手で制した。
「璃子先生、こいつらは信じて大丈夫だ」
「何を根拠に?」
「散々負けといてナンだが、俺たちは戦闘のプロだ。それがコイツらを信用してる。それじゃあダメかい?俺たちは医療のプロであるアンタを信じた。だから今度は戦闘のプロである俺たちを信じてほしい」
「…」
安藤に言われて、璃子は幸紀の方を見る。璃子は、幸紀の顔の傷に気づくと、考えを巡らせた。
(悪魔との白兵戦での古傷に見える…どうやら、戦ってきたっていうのは嘘じゃなさそうね…)
璃子は自分の中で結論を下すと、頷いた。
「承知しました。あなた方に命を預けます」
「よく決意してくれた、璃子先生。その信頼には必ず応える」
安藤はそう言って璃子に頭を下げると、幸紀と日菜子の方にも向き直った。
「東雲、日菜子ちゃん、着いたばかりで悪いが、お前たちにも働いてもらう。よろしく頼む」
「はい!任せてください!璃子さんも、麗奈ちゃんも、一緒に頑張りましょう!」
日菜子は安藤に言うと、璃子と麗奈の方にも向けて言う。幸紀は眉ひとつ動かさないまま安藤に尋ねた。
「安藤、決行はいつだ」
「今からかかる。璃子先生、民間人の患者から優先して地下駐車場へ移してくれ」
「了解しました。『星霊隊』の皆さんも手伝ってくれるかしら」
「もちろんです!なんでも言ってください!」
安藤の指示に璃子が応えると、日菜子も声を上げる。それを見た安藤は背筋を正して声を張った。
「よし。これより桜丸病院からの撤退作戦を開始する。各位、健闘を祈る。解散!」
安藤が言うと、璃子は麗奈と日菜子を呼んで会議室を出る。安藤はすぐに部屋にあった館内連絡用のマイクを手に取ると、院内にいる全員への放送を始めた。
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