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第2部 人類の反撃
第15話(1)頼れる生徒会長-四葉とすみれ-
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前回までのあらすじ
悪魔軍との戦闘を早期決着で終えるため、アカツキ国の東側から攻め上がっていく星霊隊。それに対抗するべく新たに現れた敵の前線指揮官、ポラリスは、日菜子を誘拐し、星霊隊の情報を引き出すと、星霊隊を迎撃するために動き始める。
一方、日菜子を救出できた星霊隊は、構わず悪魔軍への攻撃を続けるのだった。
6月23日 16:00 心泉府 愛賀(あいが)区
愛賀区にある、とある芸能人の大豪邸。白塗りのバルコニーに広い庭もある豪邸だったが、悪魔たちに攻撃を受け、持ち主の姿も豪邸の元の姿も見る影すらなく、悪魔の拠点にされていた。
「ギャアアアア!!!」
今、そこを占拠していた悪魔たちも、星霊隊の苛烈な攻撃を受け、最後の一体が庭の植え込みに倒れ、黒い煙となって消える。
悪魔を倒したのは、星霊隊の副隊長を務める女性、千条(せんじょう)四葉(よつば)だった。
「はぁ…はぁ…よし…!こっちは全部倒しました!!」
四葉は肩で息をしながら、握っていた剣を下ろして声を張り上げる。四葉の報告を聞いてやってきたのは、四葉の友人である、門杜(もんと)すみれだった。
「四葉、お疲れ様」
「すみれ!」
「こっちの敵も全部片付けた。今日はここに宿泊らしい。幸紀さんが作戦会議をしたいからって言って、中で待ってるよ」
「わかった、案内して!」
すみれが必要な情報を伝えると、四葉はすみれに案内されながら建物の中に入ろうとする。
そんなふたりの行く手を遮るように、正面にあった植え込みの陰から、1体の悪魔がフラフラと姿を現した。
「…コロシテヤルゥゥ!!」
「!!」
驚きで身動きの取れなくなった四葉に、悪魔は素手で首を掴もうと駆け寄ってくる。
そんな四葉と悪魔の間に、すみれが割って入ると、彼女は自分の武器である大斧(ハルバート)を振りかぶった。
「せいやぁっ!!」
裂帛の気合いと共に、すみれの一撃が悪魔の脳天に振り下ろされる。悪魔は抵抗することもできず、真っ二つになった。
「ア…ギャァ…!!」
その悪魔は小さく声を漏らすと、黒い煙に姿を変える。風が吹き抜けて黒い煙がその場からなくなると、すみれはハルバートを光の粒に戻した。
「怪我はないかい、四葉?」
「ごめんすみれ、ありがとう!」
軽くやりとりをした2人は、何事もなかったかのように建物に向けて走り始める。
「…置いていかないで」
すみれの耳に、突然少女の声が聞こえる。思わず立ち止まったすみれは、声のした方に振り向くが、そこには誰もいなかった。
「…?」
「すみれ?」
突然挙動不審になったすみれを心配して、四葉は声をかける。我に還ったすみれは、気を取り直して四葉と共に走り始めた。
「大丈夫、行こう」
数分後
「遅くなりました!」
四葉とすみれは、豪邸の中のリビングにやってくると、すでにその場にいた日菜子や焔、朋夜、そして幸紀に短く挨拶をして、その輪に加わる。一連の様子を見届けたすみれは、四葉に軽く会釈をしてから、ひとりその場を去っていくのだった。
「それでは、次の攻撃作戦の検討を始めましょう」
その場にいる女性たちの中で最年長である焔が、リビングの中央に置かれているテーブルに、アカツキ国の地図を広げる。テーブルの周りのソファーに腰掛けながら、日菜子と四葉は隣り合って地図を見た。
「我々の基本的な攻撃方針は変わりません。東部から北上し、北部にある敵本拠点を攻撃する。そのため、次の攻撃目標は、心泉府の北区に設定します。異論はありませんか?」
焔は地図を指差しながら状況を説明し、周囲の意見を確認する。誰も何も言わずに頷くと、四葉が立ち上がって話し始めた。
「では、早速偵察班のメンバーに指示を出してきます!敵の位置関係が分かり次第、作戦班と共有して作戦を立案し、攻撃できるようにしたいと思います!いいですか、日菜子さん、東雲さん!?」
四葉は自分の考えを述べると、リーダーである日菜子と、最高責任者である幸紀に確認を取る。幸紀は無言で頷き、日菜子も笑顔で頷いた。
「うん、四葉の言う通りでいいよ!情報を手に入れてから動こう」
「分かりました!じゃあ、風音さんたちに指示を伝えてきます!」
「菜々子たちは私が呼んでおくよ」
四葉と日菜子がやりとりすると、四葉はリビングを出る。日菜子がその間にスマホを操作していると、一連のやり取りを横で見ていた朋夜は、感心したように焔に話し始めた。
「焔さん。星霊隊は、とても手際の良い組織ですね。皆さまの役目が割り振られていて、何を誰に任せるかがわかりやすく、動きやすいです」
「そうですね。尤も、私はそういった組織づくりの方には関わっていないので…きっとリーダーの日菜子さんが工夫をされたんでしょう」
焔がそう言って日菜子の方を見ると、日菜子は驚いた表情をしながら首を横に振った。
「いえ!私も全然、何もしてないです!むしろ、ちゃんと星霊隊が組織っぽくなったのは、四葉のおかげなんですよ」
「そうなのですか?」
「うん!侯爵のお屋敷を奪還した後、四葉が色々アイディアを出してくれたんです!『いろんな班を作って、各個人の長所を活かせるようにしましょう』って。彼女のアイディアに従って班を作って、メンバーを割り振ったんです」
日菜子はこれまでの状況を説明する。初めて知る事実に、焔も顎に手を当てた。
「ふむ…合理的な考えね。私もメイド長として、彼女の組織論に学ぶ部分があるわ」
「聞けば、学校で生徒会長をやっていらしたとか。そういった経験も、ここに活きているのでしょう」
「いや、本当に、正直、私なんかよりもよっぽどリーダーに向いてると思っちゃいますね」
3人は口々に四葉のリーダーとしての素養を褒める。幸紀は特にその会話の輪には加わらなかったが、ソファーに背中を預け、ぼんやりとその3人の会話を聞き流していた。
そうしているうちに、再びリビングの扉が開き、四葉が戻ってくる。彼女の周りには、菜々子や麗奈などの、作戦立案を担当する班員たちもいた。
「日菜子さん、偵察班に指示を出して戻りました!作戦班の皆さんも一緒です」
「お疲れ様!じゃあ、偵察班が戻ってくるまで、今後の全体の作戦を考えようか!」
四葉が戻ってきたのを理由に、日菜子が場を取り仕切って進める。星霊隊の女性たちは、机を囲みながら作戦会議を始めるのだった。
悪魔軍との戦闘を早期決着で終えるため、アカツキ国の東側から攻め上がっていく星霊隊。それに対抗するべく新たに現れた敵の前線指揮官、ポラリスは、日菜子を誘拐し、星霊隊の情報を引き出すと、星霊隊を迎撃するために動き始める。
一方、日菜子を救出できた星霊隊は、構わず悪魔軍への攻撃を続けるのだった。
6月23日 16:00 心泉府 愛賀(あいが)区
愛賀区にある、とある芸能人の大豪邸。白塗りのバルコニーに広い庭もある豪邸だったが、悪魔たちに攻撃を受け、持ち主の姿も豪邸の元の姿も見る影すらなく、悪魔の拠点にされていた。
「ギャアアアア!!!」
今、そこを占拠していた悪魔たちも、星霊隊の苛烈な攻撃を受け、最後の一体が庭の植え込みに倒れ、黒い煙となって消える。
悪魔を倒したのは、星霊隊の副隊長を務める女性、千条(せんじょう)四葉(よつば)だった。
「はぁ…はぁ…よし…!こっちは全部倒しました!!」
四葉は肩で息をしながら、握っていた剣を下ろして声を張り上げる。四葉の報告を聞いてやってきたのは、四葉の友人である、門杜(もんと)すみれだった。
「四葉、お疲れ様」
「すみれ!」
「こっちの敵も全部片付けた。今日はここに宿泊らしい。幸紀さんが作戦会議をしたいからって言って、中で待ってるよ」
「わかった、案内して!」
すみれが必要な情報を伝えると、四葉はすみれに案内されながら建物の中に入ろうとする。
そんなふたりの行く手を遮るように、正面にあった植え込みの陰から、1体の悪魔がフラフラと姿を現した。
「…コロシテヤルゥゥ!!」
「!!」
驚きで身動きの取れなくなった四葉に、悪魔は素手で首を掴もうと駆け寄ってくる。
そんな四葉と悪魔の間に、すみれが割って入ると、彼女は自分の武器である大斧(ハルバート)を振りかぶった。
「せいやぁっ!!」
裂帛の気合いと共に、すみれの一撃が悪魔の脳天に振り下ろされる。悪魔は抵抗することもできず、真っ二つになった。
「ア…ギャァ…!!」
その悪魔は小さく声を漏らすと、黒い煙に姿を変える。風が吹き抜けて黒い煙がその場からなくなると、すみれはハルバートを光の粒に戻した。
「怪我はないかい、四葉?」
「ごめんすみれ、ありがとう!」
軽くやりとりをした2人は、何事もなかったかのように建物に向けて走り始める。
「…置いていかないで」
すみれの耳に、突然少女の声が聞こえる。思わず立ち止まったすみれは、声のした方に振り向くが、そこには誰もいなかった。
「…?」
「すみれ?」
突然挙動不審になったすみれを心配して、四葉は声をかける。我に還ったすみれは、気を取り直して四葉と共に走り始めた。
「大丈夫、行こう」
数分後
「遅くなりました!」
四葉とすみれは、豪邸の中のリビングにやってくると、すでにその場にいた日菜子や焔、朋夜、そして幸紀に短く挨拶をして、その輪に加わる。一連の様子を見届けたすみれは、四葉に軽く会釈をしてから、ひとりその場を去っていくのだった。
「それでは、次の攻撃作戦の検討を始めましょう」
その場にいる女性たちの中で最年長である焔が、リビングの中央に置かれているテーブルに、アカツキ国の地図を広げる。テーブルの周りのソファーに腰掛けながら、日菜子と四葉は隣り合って地図を見た。
「我々の基本的な攻撃方針は変わりません。東部から北上し、北部にある敵本拠点を攻撃する。そのため、次の攻撃目標は、心泉府の北区に設定します。異論はありませんか?」
焔は地図を指差しながら状況を説明し、周囲の意見を確認する。誰も何も言わずに頷くと、四葉が立ち上がって話し始めた。
「では、早速偵察班のメンバーに指示を出してきます!敵の位置関係が分かり次第、作戦班と共有して作戦を立案し、攻撃できるようにしたいと思います!いいですか、日菜子さん、東雲さん!?」
四葉は自分の考えを述べると、リーダーである日菜子と、最高責任者である幸紀に確認を取る。幸紀は無言で頷き、日菜子も笑顔で頷いた。
「うん、四葉の言う通りでいいよ!情報を手に入れてから動こう」
「分かりました!じゃあ、風音さんたちに指示を伝えてきます!」
「菜々子たちは私が呼んでおくよ」
四葉と日菜子がやりとりすると、四葉はリビングを出る。日菜子がその間にスマホを操作していると、一連のやり取りを横で見ていた朋夜は、感心したように焔に話し始めた。
「焔さん。星霊隊は、とても手際の良い組織ですね。皆さまの役目が割り振られていて、何を誰に任せるかがわかりやすく、動きやすいです」
「そうですね。尤も、私はそういった組織づくりの方には関わっていないので…きっとリーダーの日菜子さんが工夫をされたんでしょう」
焔がそう言って日菜子の方を見ると、日菜子は驚いた表情をしながら首を横に振った。
「いえ!私も全然、何もしてないです!むしろ、ちゃんと星霊隊が組織っぽくなったのは、四葉のおかげなんですよ」
「そうなのですか?」
「うん!侯爵のお屋敷を奪還した後、四葉が色々アイディアを出してくれたんです!『いろんな班を作って、各個人の長所を活かせるようにしましょう』って。彼女のアイディアに従って班を作って、メンバーを割り振ったんです」
日菜子はこれまでの状況を説明する。初めて知る事実に、焔も顎に手を当てた。
「ふむ…合理的な考えね。私もメイド長として、彼女の組織論に学ぶ部分があるわ」
「聞けば、学校で生徒会長をやっていらしたとか。そういった経験も、ここに活きているのでしょう」
「いや、本当に、正直、私なんかよりもよっぽどリーダーに向いてると思っちゃいますね」
3人は口々に四葉のリーダーとしての素養を褒める。幸紀は特にその会話の輪には加わらなかったが、ソファーに背中を預け、ぼんやりとその3人の会話を聞き流していた。
そうしているうちに、再びリビングの扉が開き、四葉が戻ってくる。彼女の周りには、菜々子や麗奈などの、作戦立案を担当する班員たちもいた。
「日菜子さん、偵察班に指示を出して戻りました!作戦班の皆さんも一緒です」
「お疲れ様!じゃあ、偵察班が戻ってくるまで、今後の全体の作戦を考えようか!」
四葉が戻ってきたのを理由に、日菜子が場を取り仕切って進める。星霊隊の女性たちは、机を囲みながら作戦会議を始めるのだった。
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