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第4話 不思議な時間……
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「この町は、静かで良い所だね!」
「ねぇ、小学校は楽しい?♪」
俺は笑顔で、女の子に話し掛ける。
『コク!』
「……」
けど、女の子は遠慮気味の表情で頷くだけで有る。
だが、小学生の女の子が、見知らぬ大人男性と普通に会話が出来たら、それはそれでおかしいだろう!
(名前は……栗野 七瀬か…)
(良い名前だな。七瀬ちゃん!!)
女の子は制服姿で有るため、当然名札を下げている。
警戒心が緩い地域なのか、名札を裏返しにはしていない。
名札のお陰で、名前を敢えて聞かなくても、その子の名前(七瀬)を知ることが出来るが、冷静に考えればよろしくない行為だよな!?///
俺はその子(七瀬)の名前を知ることが出来たが、敢えてその名前では呼ばないことにする。
女の子も教えていない名前で、俺に呼ばれても困惑するだけだろう。
「―――」
『コク!』
「……」
俺は女の子に会話を続けてみるが、女の子は頷く以外の行為をしない。
俺を当然、警戒しているのだろう。
俺は普通の会話をするのを諦めて、手持ちバックから、とある観光施設のパンフレットを取り出す。
今日、行って来た場所の観光パンフレットで有る。
『俺さぁ……今日。こんな所を行ってきたんだ!!』
「……」
俺は陽キャラ口調で女の子に言いながら、パンフレットを広げて見せる。
すると……女の子は覗き込むようにパンフレットを見始めるが、相変わらず無言のままだ。
だが、さっきより、女の子の表情は和らいだ感じがする。
俺は観光してきた場所を、指で指し示しながら説明して見ると、女の子は頷きながら聞いてくれる!
……
説明を終えた俺は少しでも良いから、女の子のことを知りたくなってしまう!///
些細なことで良い。
家族構成や好きな食べ物。趣味とかでも良いから、俺は女の子のことを知りたく成っていた。
パンフレットを手持ちのカバンに仕舞ってから、俺は少し女の子のプライベートを聞こうと思った時……
「七瀬ちゃん~~!」
「お母さんが、お迎えに来たよ~~!!」
ロビーの端から、女の子(七瀬)を呼ぶ女性が居る。
その女性は、私服姿にエプロンを着けている。
年代は……俺と同じぐらいだろうか?
言葉と姿を見て、その人が七瀬の母親では無いことは一目瞭然で有る。
そして、その人の横には、七瀬の母親らしき人がいた。
「!」
「……お母さんが迎えに来た!」
七瀬は『あっ!』の表情を一瞬見せてから、可愛らしい声で呟く。
俺は穏やかな表情で、七瀬に話し掛ける。
「お母さんが迎え来たの…?」
「うん……」
「じゃあ、お別れだね…」
七瀬が少し困った表情で返事をした後、俺は落ち着いた口調で言う。
あっという間に、七瀬との別れの時間が来てしまった……
「ねぇ、小学校は楽しい?♪」
俺は笑顔で、女の子に話し掛ける。
『コク!』
「……」
けど、女の子は遠慮気味の表情で頷くだけで有る。
だが、小学生の女の子が、見知らぬ大人男性と普通に会話が出来たら、それはそれでおかしいだろう!
(名前は……栗野 七瀬か…)
(良い名前だな。七瀬ちゃん!!)
女の子は制服姿で有るため、当然名札を下げている。
警戒心が緩い地域なのか、名札を裏返しにはしていない。
名札のお陰で、名前を敢えて聞かなくても、その子の名前(七瀬)を知ることが出来るが、冷静に考えればよろしくない行為だよな!?///
俺はその子(七瀬)の名前を知ることが出来たが、敢えてその名前では呼ばないことにする。
女の子も教えていない名前で、俺に呼ばれても困惑するだけだろう。
「―――」
『コク!』
「……」
俺は女の子に会話を続けてみるが、女の子は頷く以外の行為をしない。
俺を当然、警戒しているのだろう。
俺は普通の会話をするのを諦めて、手持ちバックから、とある観光施設のパンフレットを取り出す。
今日、行って来た場所の観光パンフレットで有る。
『俺さぁ……今日。こんな所を行ってきたんだ!!』
「……」
俺は陽キャラ口調で女の子に言いながら、パンフレットを広げて見せる。
すると……女の子は覗き込むようにパンフレットを見始めるが、相変わらず無言のままだ。
だが、さっきより、女の子の表情は和らいだ感じがする。
俺は観光してきた場所を、指で指し示しながら説明して見ると、女の子は頷きながら聞いてくれる!
……
説明を終えた俺は少しでも良いから、女の子のことを知りたくなってしまう!///
些細なことで良い。
家族構成や好きな食べ物。趣味とかでも良いから、俺は女の子のことを知りたく成っていた。
パンフレットを手持ちのカバンに仕舞ってから、俺は少し女の子のプライベートを聞こうと思った時……
「七瀬ちゃん~~!」
「お母さんが、お迎えに来たよ~~!!」
ロビーの端から、女の子(七瀬)を呼ぶ女性が居る。
その女性は、私服姿にエプロンを着けている。
年代は……俺と同じぐらいだろうか?
言葉と姿を見て、その人が七瀬の母親では無いことは一目瞭然で有る。
そして、その人の横には、七瀬の母親らしき人がいた。
「!」
「……お母さんが迎えに来た!」
七瀬は『あっ!』の表情を一瞬見せてから、可愛らしい声で呟く。
俺は穏やかな表情で、七瀬に話し掛ける。
「お母さんが迎え来たの…?」
「うん……」
「じゃあ、お別れだね…」
七瀬が少し困った表情で返事をした後、俺は落ち着いた口調で言う。
あっという間に、七瀬との別れの時間が来てしまった……
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