俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

文字の大きさ
84 / 657
第2章 学年一の美少女を巡る戦い

第84話 伊藤の突然すぎる提案!? その2

しおりを挟む
「三國君!」
「君はつもりだろうけど、私から答え言うよ!」
「何故、学年女子たちから嫌われたかを!!!」

 俺が空笑いをし終えると伊藤さんは急に、勢いの有るの表情と口調で言い始める!?
 急に答え合わせの時間がやって来た!?

「君には、最初から彩織や小鞠ちゃんと言う本命がいるのに、敢えてその二人とは関係を望む行動を起こさず、落とし所がく女性で満足しようとしたのに、学年女子たちは気付いていたのかもね!」

「!!!///」

(流石、伊藤さんだ……)
(俺の心の内を、完全に読んでいる!///)

 俺だって無謀な戦いをするぐらいなら、勝ち戦に成る戦いをしたかった。
 二村さんや小鞠ちゃんも、俺に明確な好意が有るからこそ実行出来た。
 そうでなければ、実行は出来ない。

 二村さんは学年一位・二位を争う美少女だし、小鞠ちゃんも虹心と言う、強力な護衛が居る。
 俺が正攻法で二村さんを攻めれば、松田などの陽キャラグループから絶対妨害を受けるし、小鞠ちゃんの場合も虹心から徹底的にガードされた……

「あら……図星!?」
「私が余計なことを教えなければ……良かったかな?」
「そうすれば三國君は、妹の親友さんと関係を深めた訳だし……」

 伊藤さんは『あらら』の表情で言っている。
 伊藤さんの言っている事は間違って無いが、それを知ってしまったら、やはり小鞠ちゃんより二村さんの方が良い。

「三國君……まぁ、その辺のことは彩織には秘密して置くわ!」
「彩織がそれを聞いても、良い気分はしないだろうし…!」

「そうして貰えると助かります……。伊藤さん」

 俺は伊藤さんに、お願いする口調で言う。
 伊藤さんも虹心と同じで、頭が切れる人だ。
 それだから、場の雰囲気を確実に読むことが出来る。

「しかし、三國君!」
「彩織と仮に付き合う気が有るなら、妹の親友さんに完全諦めて貰ってから、付き合いなさいよ!」
「雰囲気的に彩織が、後出しの感じがするから……///」

 伊藤さんは困った表情で言うが、こう成ったにはきちんと理由が有る。
 伊藤さんに説明する口調で、俺は言い始める。

「伊藤さん。実は、小鞠ちゃんの方が後出しなんです!(汗)」
「俺と二村さんが急に仲良く成ってしまったから、それを見た小鞠ちゃんが、恋に目覚めてしまって……」

「……本当に、三國君たちの関係は複雑だね!」
「私は関係無いと言えなく成ったし、私も彩織の背中を押した以上、彩織を応援する!」

 伊藤さんは興奮した表情で言うが、恥ずかしそうな表情に変わって言葉を続ける。

「後、さっきの……ハーレムは、無かった事にして…///」
「私と彩織がそれをすると、三國君の妹や妹の親友さんが、暴走する様な感じがするから(汗)」

(伊藤さんは、虹心や小鞠ちゃんの暴走まで予測している!?)
(虹心は別にして、小鞠ちゃんは絶対暴走するだろうな……)

「俺としても、今はその方が良いと思います」
「虹心や小鞠ちゃんも、意地が有る子ですので……」

「もしかしたら、三國君……」
「軽い気持ちで妹さんに頼ったのに、大変な事に発展するかもね!」

 伊藤さんは穏やかな表情で言う。今までだったら、無表情で返すのに……
 けど、俺は伊藤さんに、虹心たちに頼った話しはまだしていないぞ!?

(これまでの状況から、推測したのか!?)

 だとしたら……この人は本当に怖い人だ!!
 味方にするなら良いけど、敵にすると厄介では済まないだろう……

「縁起でも無い事を言わないでください。伊藤さん///」

「大丈夫よ。三國君!」
「彩織と三國君の気持ちが、本当だと判った時点で、私からも三國君の妹さんたちを説得して見るわ!!」

 俺は頬を染めて困った表情で言うと、和やかな表情で話す伊藤さん。
 俺に対しては、心を開けてくれたようで有った。
 やっぱり、二村さんの親友で、伊藤さんは心を開けてくれたのだよね?

(大分……親身的に成って来たな)
(それだけ、俺と二村さんの恋を成就させたいのだろうか?)

「亜紀~~。それと三國君!!」
「待たせてごめんね~~(汗)」

 廊下の向こうから、陽気な声を掛けながら二村さんがやって来る。

「三國君…。この話しはここまでね!」

「はっ、はい……///」

 伊藤さんは微笑みながら呟き、俺は頬を染めて短く返事をする。
 短い時間の間に、俺は伊藤さんとも関わりを深くしてしまう。
 本当に急展開の状態ばかりで有る!?
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

S級ハッカーの俺がSNSで炎上する完璧ヒロインを助けたら、俺にだけめちゃくちゃ甘えてくる秘密の関係になったんだが…

senko
恋愛
「一緒に、しよ?」完璧ヒロインが俺にだけベタ甘えしてくる。 地味高校生の俺は裏ではS級ハッカー。炎上するクラスの完璧ヒロインを救ったら、秘密のイチャラブ共闘関係が始まってしまった!リアルではただのモブなのに…。 クラスの隅でPCを触るだけが生きがいの陰キャプログラマー、黒瀬和人。 彼にとってクラスの中心で太陽のように笑う完璧ヒロイン・天野光は決して交わることのない別世界の住人だった。 しかしある日、和人は光を襲う匿名の「裏アカウント」を発見してしまう。 悪意に満ちた誹謗中傷で完璧な彼女がひとり涙を流していることを知り彼は決意する。 ――正体を隠したまま彼女を救い出す、と。 謎の天才ハッカー『null』として光に接触した和人。 ネットでは唯一頼れる相棒として彼女に甘えられる一方、現実では目も合わせられないただのクラスメイト。 この秘密の二重生活はもどかしくて、だけど最高に甘い。 陰キャ男子と完璧ヒロインの秘密の二重生活ラブコメ、ここに開幕!

この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった! ……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。 なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ! 秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。 「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」 クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない! 秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!

クラスで3番目に可愛い無口なあの子が実は手話で話しているのを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
俺のクラスにいる月宮雫は、誰も寄せ付けないクールな美少女。そのミステリアスな雰囲気から『クラスで3番目に可愛い子』と呼ばれているが、いつも一人で、誰とも話さない。 ある放課後、俺は彼女が指先で言葉を紡ぐ――手話で話している姿を目撃してしまう。好奇心から手話を覚えた俺が、勇気を出して話しかけた瞬間、二人だけの秘密の世界が始まった。 無口でクール? とんでもない。本当の彼女は、よく笑い、よく拗ねる、最高に可愛いおしゃべりな女の子だったのだ。 クールな君の本当の姿と甘える仕草は、俺だけが知っている。これは、世界一甘くて尊い、静かな恋の物語。

隣の席のクールな銀髪美少女、俺にだけデレるどころか未来の嫁だと宣言してきた

夏見ナイ
恋愛
平凡な高校生、相沢優斗。彼の隣の席は『氷の女王』と噂のクールな銀髪美少女、雪城冬花。住む世界が違うと思っていたが、ある日彼女から「私はあなたの未来の妻です」と衝撃の告白を受ける。 その日から、学校では鉄壁の彼女が、二人きりになると「未来では当然です」と腕を組み、手作り弁当で「あーん」を迫る超絶甘々なデレモードに! 戸惑いながらも、彼女の献身的なアプローチに心惹かれていく優斗。これは未来で結ばれる運命の二人が、最高の未来を掴むため、最高の恋をする糖度MAXの青春ラブコメディ。

友達の妹が、入浴してる。

つきのはい
恋愛
 「交換してみない?」  冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。  それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。  鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。  冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。  そんなラブコメディです。

バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件

沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」 高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。 そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。 見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。 意外な共通点から意気投合する二人。 だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは―― > 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」 一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。 ……翌日、学校で再会するまでは。 実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!? オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。

距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる

歩く魚
恋愛
 かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。  だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。  それは気にしてない。俺は深入りする気はない。  人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。  だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。  ――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。

恋人、はじめました。

桜庭かなめ
恋愛
 紙透明斗のクラスには、青山氷織という女子生徒がいる。才色兼備な氷織は男子中心にたくさん告白されているが、全て断っている。クールで笑顔を全然見せないことや銀髪であること。「氷織」という名前から『絶対零嬢』と呼ぶ人も。  明斗は半年ほど前に一目惚れしてから、氷織に恋心を抱き続けている。しかし、フラれるかもしれないと恐れ、告白できずにいた。  ある春の日の放課後。ゴミを散らしてしまう氷織を見つけ、明斗は彼女のことを助ける。その際、明斗は勇気を出して氷織に告白する。 「これまでの告白とは違い、胸がほんのり温かくなりました。好意からかは分かりませんが。断る気にはなれません」 「……それなら、俺とお試しで付き合ってみるのはどうだろう?」  明斗からのそんな提案を氷織が受け入れ、2人のお試しの恋人関係が始まった。  一緒にお昼ご飯を食べたり、放課後デートしたり、氷織が明斗のバイト先に来たり、お互いの家に行ったり。そんな日々を重ねるうちに、距離が縮み、氷織の表情も少しずつ豊かになっていく。告白、そして、お試しの恋人関係から始まる甘くて爽やかな学園青春ラブコメディ!  ※夏休み小話編2が完結しました!(2025.10.16)  ※小説家になろう(N6867GW)、カクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、感想などお待ちしています。

処理中です...