163 / 657
第3章 身近すぎる異性との関係
第163話 最後の灯火が消える時 その1
しおりを挟む
『コン、コン♪』
「兄ちゃん…。まだ起きている?」
ドア向こうから虹心が、小声で声を掛けてくる。
時間的に、もう俺が寝ていることを意識しているのだろう。
「虹心か!」
「まだ、起きて居るぞ!!」
俺はドア向こうに居る虹心に、陽気な声で返事をする。
「あっ、まだ、起きていたんだ!」
「なら、部屋に入るね♪」
『ガチャ♪』
虹心はドア向こうから元気な口調で言い終えると、ドアを開けて俺の部屋に入ってくる。
虹心は部屋のドアを閉めてから、俺の方に目線を合わせ、穏やかな表情で話し始める。
「兄ちゃん!」
「さっき、小鞠ちゃんと連絡を取ったのだけどね……」
其処まで言った所で、虹心は残念そうな表情に変わる!?
まさか……最悪の事態を迎えてしまうのか!?
「……小鞠ちゃん。兄ちゃんとの関係を一時保留したいんだって…///」
「一時保留!?」
「俺を振ったのでは無く、一時保留なの!?」
俺は虹心の言葉に、驚きながらの表情で言う!
小鞠ちゃんの中で、何かしらの問題が発生しているからこそ、俺との関係を保留にされたので有る。
「うん……」
「詳しいことは明日小鞠ちゃんが、兄ちゃんに改めて話すとは言っているけど、小鞠ちゃん。同じクラブの人に告白されたんだって!///」
少し頬を染めながら、困った微笑みの表情で言う虹心!
「本気で!?」
「それは何時なの!?」
「虹心!!」
「タイミングが良いと言うのか悪いと言うのか、丁度、兄ちゃんと縁を切った日何だって…///」
「その日のクラブ活動終了時に、クラブの男子から告白されたんだって!///」
「…………」
俺は言葉が出なかった……
最後の砦で有る、小鞠前線が意図も簡単に崩壊するとは……
俺の中では、小鞠ちゃんで巻き返しを図るつもりで有ったが、それが出来なく成ってしまった……
虹心は困った表情で俺を見つめているが、静かに話し始める。
「……まぁ、ショックを受けるよね…!」
「午前中、伊藤さんに振られて、小鞠ちゃんも兄ちゃんを選ぶか、クラブの男子を選ぶかで迷っているのだから…///」
「……小鞠ちゃんが保留しているのだから、まだ完全には振られた訳では無いよな!」
「虹心……」
俺は縋る表情で虹心に言うが、虹心は目線を反らしながら言う。
「……言葉的にはそうだけど、小鞠ちゃんは兄ちゃんとの関係を、これ以上求めていない感じで有った///」
「小鞠ちゃんが兄ちゃんと絶交宣言をした時。何故私に、相談をしなかったことも聞いて見たのだけど、兄ちゃんが小鞠ちゃんを意識していないのに、それを小鞠ちゃんが思い続けるのも辛いと言っていた……」
「…………」
(小鞠ちゃんの言い分も、非常に理解出来てしまう!///)
恋愛で一番辛いのは、勿論失恋で有るが、失恋でも色々な種類が有る。
定番の、告白失恋が一番ショックが大きいが、片思い中の相手に、彼氏や彼女が居た時を知った時が一番辛い……
特に小鞠ちゃんの場合は、俺が小鞠ちゃんを眼中にしていないことを理解しつつ、俺へ恋心を抱くのだから、心への負担は半端では無い筈だ!!
小鞠ちゃんの相手が、同じクラブ同士の人なら、ガーデニング関連でも会話が合うだろうし、お互い素性が良く理解し合えているから、直ぐに破局を迎えることも無いと思う?
「その辺の話しは明日、小鞠ちゃんが改めて言うと思うけど、厳しい状況に成っちゃったね!///」
「兄ちゃん…///」
虹心は、落ち込んだ表情で言う。
妹ながらでも、俺の将来を真剣に心配しているだろう。
俺は異性には恵まれなかったが、妹だけは恵まれたのかも知れない……
「兄ちゃん…。まだ起きている?」
ドア向こうから虹心が、小声で声を掛けてくる。
時間的に、もう俺が寝ていることを意識しているのだろう。
「虹心か!」
「まだ、起きて居るぞ!!」
俺はドア向こうに居る虹心に、陽気な声で返事をする。
「あっ、まだ、起きていたんだ!」
「なら、部屋に入るね♪」
『ガチャ♪』
虹心はドア向こうから元気な口調で言い終えると、ドアを開けて俺の部屋に入ってくる。
虹心は部屋のドアを閉めてから、俺の方に目線を合わせ、穏やかな表情で話し始める。
「兄ちゃん!」
「さっき、小鞠ちゃんと連絡を取ったのだけどね……」
其処まで言った所で、虹心は残念そうな表情に変わる!?
まさか……最悪の事態を迎えてしまうのか!?
「……小鞠ちゃん。兄ちゃんとの関係を一時保留したいんだって…///」
「一時保留!?」
「俺を振ったのでは無く、一時保留なの!?」
俺は虹心の言葉に、驚きながらの表情で言う!
小鞠ちゃんの中で、何かしらの問題が発生しているからこそ、俺との関係を保留にされたので有る。
「うん……」
「詳しいことは明日小鞠ちゃんが、兄ちゃんに改めて話すとは言っているけど、小鞠ちゃん。同じクラブの人に告白されたんだって!///」
少し頬を染めながら、困った微笑みの表情で言う虹心!
「本気で!?」
「それは何時なの!?」
「虹心!!」
「タイミングが良いと言うのか悪いと言うのか、丁度、兄ちゃんと縁を切った日何だって…///」
「その日のクラブ活動終了時に、クラブの男子から告白されたんだって!///」
「…………」
俺は言葉が出なかった……
最後の砦で有る、小鞠前線が意図も簡単に崩壊するとは……
俺の中では、小鞠ちゃんで巻き返しを図るつもりで有ったが、それが出来なく成ってしまった……
虹心は困った表情で俺を見つめているが、静かに話し始める。
「……まぁ、ショックを受けるよね…!」
「午前中、伊藤さんに振られて、小鞠ちゃんも兄ちゃんを選ぶか、クラブの男子を選ぶかで迷っているのだから…///」
「……小鞠ちゃんが保留しているのだから、まだ完全には振られた訳では無いよな!」
「虹心……」
俺は縋る表情で虹心に言うが、虹心は目線を反らしながら言う。
「……言葉的にはそうだけど、小鞠ちゃんは兄ちゃんとの関係を、これ以上求めていない感じで有った///」
「小鞠ちゃんが兄ちゃんと絶交宣言をした時。何故私に、相談をしなかったことも聞いて見たのだけど、兄ちゃんが小鞠ちゃんを意識していないのに、それを小鞠ちゃんが思い続けるのも辛いと言っていた……」
「…………」
(小鞠ちゃんの言い分も、非常に理解出来てしまう!///)
恋愛で一番辛いのは、勿論失恋で有るが、失恋でも色々な種類が有る。
定番の、告白失恋が一番ショックが大きいが、片思い中の相手に、彼氏や彼女が居た時を知った時が一番辛い……
特に小鞠ちゃんの場合は、俺が小鞠ちゃんを眼中にしていないことを理解しつつ、俺へ恋心を抱くのだから、心への負担は半端では無い筈だ!!
小鞠ちゃんの相手が、同じクラブ同士の人なら、ガーデニング関連でも会話が合うだろうし、お互い素性が良く理解し合えているから、直ぐに破局を迎えることも無いと思う?
「その辺の話しは明日、小鞠ちゃんが改めて言うと思うけど、厳しい状況に成っちゃったね!///」
「兄ちゃん…///」
虹心は、落ち込んだ表情で言う。
妹ながらでも、俺の将来を真剣に心配しているだろう。
俺は異性には恵まれなかったが、妹だけは恵まれたのかも知れない……
0
あなたにおすすめの小説
陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件
暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!
春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる
釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。
他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。
そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。
三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。
新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。
バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件
沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」
高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。
そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。
見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。
意外な共通点から意気投合する二人。
だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは――
> 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」
一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。
……翌日、学校で再会するまでは。
実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!?
オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。
彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。
遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。
彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。
……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。
でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!?
もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー!
ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。)
略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)
この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている
夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった!
……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。
なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ!
秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。
「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」
クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない!
秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!
クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。
桜庭かなめ
恋愛
高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。
とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。
ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。
お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!
※特別編4が完結しました!(2026.2.22)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。
距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる
歩く魚
恋愛
かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。
だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。
それは気にしてない。俺は深入りする気はない。
人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。
だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。
――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる