俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

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第3章 身近すぎる異性との関係

第175話 緊張の時間……

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 俺は席を立ち上がり、喫茶店出入り口ドアの方へ向かう。
 俺の席に伝票は置かれていなかったが、アイスコーヒーを出された以上、料金の支払いはしなければ成らない。

「あっ! 三國君!!」
「もう、帰るの!?」

 俺が出入り口の方へ移動しているのを、カウンター越しから見た真優美さんは、少し驚きながら声を掛ける。

「…はい!」
「今は試験期間中ですので、試験勉強もしないと行けないので…///」

「そう…!」
「今の仕事を終えたら、レジに向かうから少し待っていてね!」

 真優美さんは和やかな表情で言い終えると、手早く飲み物を準備をして、お客さんの方へ運んでいく。

(一人だから、色々と大変だよな……)
(顔見知りの人たちばかりだから良いけど、これが郊外のお店だと、文句を絶対に言うやからが出て来るよな!)

 しばらくすると、レジの方に真優美さんがトレイを右腰に挟んでやって来る。
 真優美さんはトレイを邪魔に成らない場所に置いて、レジの操作を始める。

「えっと……三國君が頼んだは、アイスコーヒーだけだから……どうしようね?」
「まぁ……100円引きか!」

「三國君!」
「料金は、400円に成ります!!」

「400円ですね!」

 営業スマイルで言う真優美さん。
 アイスコーヒー一杯。400円が高いか安いかは良く分からないが、俺はその料金を支払う。
 前回はおごって貰っているから、今回が初めての支払いで有る。

「はい!」
「丁度、いただきます!!」
「三國君。ありがとうございました!!」

 真優美さんは営業スマイルで言い終えると、直ぐカウンターの方へ戻って行く。
 真優美さんから一声貰えるかなと、俺は期待していたが店内はかなり賑わっている。

 俺へ声を掛けるほどの余裕は無いのだろう……
 俺は出入り口のドアを開いて、静かに喫茶店を出る。

「ありがとうございました~~♪」

 店のドアが閉まる時。真優美さんの元気な声が俺の耳へ入って来た。
 俺はその声を聞いて、何となく物寂しい気持ちに成ってしまう……

(来るタイミングを間違えたと言いたいが、思い付きで行動してしまったし、もう少し真優美さんのことや、陽葵ちゃんの存在を知りたかったな…///)

(今の時刻が……15時半を大分過ぎた時間か…!)
(俺が家に帰った時には、既に小鞠ちゃんも来て居るだろうし、小鞠ちゃんも今日どんな気分で三國家へ来たのだろうか?)

 俺には、これから大仕事が待っている!?
 三國家へ遊びに来ている小鞠ちゃんに、謝罪と親友関係回復の大仕事が!!

(真優美さんからのアドバイスは期待出来なかったが、誠意を込めて小鞠ちゃんに謝ろう!///)
(あの子は優しい子だ。きっと、何も言わずに許してくれるだろう!!)

 俺は小鞠ちゃんを信じて、真優美さんのお店から自宅へ戻った……

 ☆

(さて、まもなく家へ到着するが、虹心と小鞠ちゃんは何処に居るんだろうな?)

 自宅まで後、数十秒の距離に成った時、俺は考えてしまう。

(虹心の部屋とかなら全く問題は無いけど、これが母さんが居るリビングとかだったら、直ぐには謝れないよな!///)

 今の時刻は、17時手前で有る。
 本当はもっと早く家に戻れたが、心の整理と考えを纏める為に、少し寄り道をしていた。

(さぁ、小鞠ちゃんに謝りに行くぞ!!)

 俺は心の中で気合いの言葉を言って、自宅玄関ドアのノブを下げた!!

「ただいま~~!」

 普通に玄関へ入り帰宅挨拶をするが、特に出迎えは無いようだ。
 小鞠ちゃんが来ているから、虹心たちから出迎えが有るかなと思っていたが無さそうだ。

(靴置き場には……母さんや虹心の靴も有るし、兄の靴も有る)
(そして、問題なく小鞠ちゃんの靴も有る……)

 俺は小鞠ちゃんの靴を見て、一気に緊張感が高まってきた!!
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